レポート内写真、仕様変更について

先日公開した、『S2000用マスターパワーチューブを流用装着する』では、レポート内に掲載している写真は、若干の仕様変更を加えた。

S2000用46402-S2A-013 チューブASSY.,マスターパワー

この写真。

純正部品については、撮影領域をできる限りフルで使い、部品単体をハッキリ分かるような構図(背景や色具合)を素人なりに考えて撮影している。写真を語れるほどのウデはないので、工夫してできることをやっているだけ。

よくX(ツイッタ)でネタとして取り上げているが、この必死こいて撮影した写真を無断転載し、さらに転売というカタチでYahoo!オークションでの出品写真に使われていることが本当に増えた。出品者に対する僅かばかりの嫌がらせと、フォロワーさんや閲覧者への警告を兼ねてこれから先もX上で取り上げることになるだろうが、それにしても…という感じ。

そこで先の写真だ。まず部品番号の近くにwww.hinata.jpというクレジットを追加した。傷だらけの作業用デスクで撮影するにしても、基本は白い紙を敷くといった下準備を行うが、あえてそのまま。しかも少し高めの圧縮率にして、なんとか見られるレベルまで劣化させている。おかげですっかり見栄えが悪く、編集の手間が大幅に増える悪い写真になった。

どうせ転売する輩は、部品番号とクレジットにモザイクを掛けて出品するだろうが。

だいたいのリフレッシュは終了しており、月面到着となる384,400kmまでは淡々と走り続けることが主体になると思われる。そのまま定常運用終了となれば、レポートの公開数は残り数本といった具合か。旅路の終盤で、見栄えが悪くなる仕様変更とは、完全に想定外。いや、レポート数が減るという点では、割り切ることになりそう。

対面相談

昨日、ディーラーから車検に関する電話があったが、営業担当氏がネオクラ車のことを理解するのは難しい。そこで改めて店舗に向かっての打ち合わせとなった。

打ち合わせの前に、ディーラーに登録してある車両データの修正からスタート。車検満了日が車検証の記載よりも10日ほど早く登録されており、これが昨日のやけに早い電話連絡の直接原因だったりする。

登録上では12月中旬に車検が切れるので、11月中旬から車検が受けられるのが本来のパターン。しかし、ディーラーでは12月上旬と間違って登録されており、しかも予約に余裕がないので受け入れできなくなるかも…と心配した営業担当氏が電話をしてきたという流れ。

「あっ、ホントにミスって登録されてますねー」と修正を行っておき、Honda Total Careでも全く同じ誤登録が見つかったので、こちらも併せて修正しておく。一通りの修正が済んでから、ようやく整備内容の打ち合わせとなる。

事前に用意されていた連絡票には『ローター交換』とだけ記載されており、「ローター交換?」「これデスビのローターっすわ」と伝え直し、こんなところで対面相談の重要性を再認識。部品は持ち込みで?なんて聞かれたが、こう認識されているあたり、ディーラー内での顧客としての立場が相当怪しくなっていることは間違いない。

作業依頼項目を見直して、整備に必要な部品はディーラー側で発注してもらい、手元にあるストック部品はあえて使わない。12月中旬に使う部品を今から発注して、一ヶ月以上保管しておくのもアレなので、入庫日前までに揃えてもらうように手配。こうして発行された見積書には、総計金額も記載されており…。

2023年車検の見積書

15万円少々。事前に想定していた金額ピッタリで、大規模整備が落ち着いている現状では、2年毎の車検費用になってくるのかもしれない。

また、冬休み期間中にはエアコン周りのリフレッシュ作業を行う。この後始末作業についても予約しておく。2024年1月早々での入庫となり「予定表がらっがら」「来年の予定入れるなんて、鬼が笑うっすよ」として、こちらも下準備よし。必要な部品に関しては、11月下旬に発注すればいい。

手渡された見積書をよく見ると、タイヤローテーションやウインドウォッシャー液の補充が記載されている。これらは不要な作業になるので、赤ペンでチェックを入れておき、別の日に実施不要という再連絡となる。この見積書の有効期限は一ヶ月だが、問題はないだろう。

どうする車検

来客や次々に来る問い合わせメール対応が続き、オフながら事務作業状態の日となった。そんな中でスマホから小糸21号の通りゃんせ(音響式信号機のメロディ)が鳴り響き、ディーラーからの着信。

はて?このタイミングで入電なら救援要請?部品案内?と考えながら電話に出てみると、車検のご案内だという。車検が切れるのは12月中旬であり、連絡してくるとは少々早い感じもあるが、今年もディーラーでお世話になることを伝えておく。

当日預かって、翌日には返却できる…とは営業担当氏の弁。しかし、ネオクラ車でそんな短時間で終わるわけがなく「細々とした作業依頼するんで、そんな早く終わらないですよ?」とツッコミを入れる。どのような作業を考えているのか伝えてみる。

●ブレーキフルード、クラッチフルードの交換
基本は2年毎の交換となっているが、毎日運用につき大事を取って毎年交換としている。

●デスビキャップ、ローターの交換
4年毎の定期交換部品に設定しており、前回は2019年の車検で交換していた。

この時点で、営業担当氏の理解の範疇を超えたらしい。普段は営業ではなくメカニック氏が対応しており、ましてネオクラ車を知らないと分からない分野なのかもしれない。「確かに2~3日は欲しい内容ですね」。

プラスして、冬休み期間中に行うであろうエアコン周りのリフレッシュの下準備等も連絡しておく。ここまでくると、電話口で完了するものではなく、後日改めて店舗で打ち合わせることになった。

車検のことをすっかり忘れていた。法定費用と整備費用を含めて、予算は15万円くらいだろうか。

まともに走らず二ヶ月経過

昨晩は20時を少々回ったころに寝ていて、今朝の起床は6時。8月下旬以来、土日の休みは二輪の教習に行っていることが多く、慢性的な疲労が続く原因ここにあったようだ。休日における気絶と同等の睡眠状態は、しばらく続くかもしれない。

どこかへ行こうと考える前に、教習を優先。夜明け前にサクッと出かける朝練ドライブについても、炎天下でバイクに乗る体力を温存するために控えていた。おかげでシビックRの総走行距離は全く伸びていない。8月28日に370,000kmに到達してから、今日になってようやく1,000kmを走り、371,000kmを上回る。

本日のオドメーター

1,000kmといえば、東京→大阪→名阪国道→名古屋→東京とちょっと気合いを入れて走るドライブだとか、青森にリンゴパイを買いに行き、翌日に備えて250kmほど南下しておくとか、そういったレベル。走ろうと思えば、一日で走ってしまう距離だったりする。それが56日も掛けて1,000kmだから、毎日がチョイノリ運用だったことを示す。

日常的なメンテナンスに関しても、殆ど放置。例えばタイヤの空気圧は、ローテーション後に調整を行って以来、完全にノータッチ。久しぶりにエアゲージを当ててみると220kPaまで落ちていて、すぐに再調整したほど。

維持サイクルがめちゃくちゃになっていることは間違いなく、元に戻さなければならない。

経年による経過観察事項

なんの変哲もない、エアフロチューブ…17228-P7J-000。

17228-P7J-000 チューブ,エアーフロー

2016年5月21日に交換してから、現在まで7年少々を継続使用中。先日の点検では蛇腹部分に浅いながらも、細かいヒビが全周に渡って入っていることが確認された。

エアフロチューブの蛇腹部分

この部分。作業で脱着の際に握るようにすると亀裂が見えてくるが、何もしなければこのとおり健全な状態に見える。振動や熱のストレスが加わり続けることで、どのタイミングで本格的にヒビが見えてくるか、経過観察事項の一つとなる。

ヘッドカバーの結晶塗装に亀裂

次にヘッドカバー…12310-P73-J00。2017年12月の車検で交換したが、6年に満たないうちに結晶塗装が割れ始めた。走れば熱が加わり、一晩で冷めていくとなれば、膨張と収縮を繰り返すことになり、毎日の運用で塗装が割れることは仕方がない。爪でカリカリと擦ると間違いなく広範囲に渡って塗装が剥がれていくので、むやみに触らないように気を付けている。こちらもどのタイミングで、アルミ地が見えてくるのか、経過観察事項としている。

共に新品が出るなら予備を購入手配しているだろうが、残念ながらそうもいかず。とはいえ、経年によりどうなっていくのかという貴重なデータ収集の機会となるので、当面はこのまま継続使用となる。

前期後期の違いはここにも?

先日、後期型EK9シビックRに乗られているMさんから、スマホにブブッと着信。「ドライブシャフトに装着されているゴムに亀裂が入っているが、大丈夫なのか?」というメッセージと写真が送られてきた。

ダイナミックダンパー付きのドライブシャフト

この写真。「このゴムはダイナミックダンパーですね」と返信したが、あれ?EK9のドラシャにダイナミックダンパーは装着されていたっけ?と、改めて自分のシビックRをチェックしてみると。

ダイナミックダンパー無しのドライブシャフト

このとおり、ダイナミックダンパーはない。

ドライブシャフトにおけるダイナミックダンパーは、重りとしてのゴムが共振することで振動エネルギーを吸収、騒音や振動を抑える部品とされる。

EK系シビックにおいて、ダイナミックダンパー付きのドライブシャフトは、EK4SiRシリーズに装着されているようだ。ドライブシャフトの交換レポートが二件見つかり、それらを読んでみるとドライブシャフト全体像がよく分かる。

走りを追求しつつ、ある程度の快適性、静寂性を求められていたEK4SiRなら、ダイナミックダンパー付きのドライブシャフトになっている理由は何となく理解できる。しかし、軽量化のために騒音関連は切り捨てていたEK9において、ダイナミックダンパー付きのドライブシャフトというのは謎だ。

電子パーツカタログを立ち上げて、前期型と後期型のドライブシャフトを調べてみると、イラストの時点で大きな違いがあった。

前期型用ドライブシャフトパーツ図面

見慣れた前期型用のパーツ図面。ここから必要な部品をリストアップして、ディーラーに駆け込んだこと数知れず。

一方で、後期型用のパーツ図面になると、大幅に変更されている。

後期型型用ドライブシャフトパーツ図面

ASSY化されている部分が分かりやすくなっている。ちなみに、ダイナミックダンパーも描かれており、この後期型用図面では右側用で16番、左側用で17番が該当する。しかし、番号をクリックすると『該当部品なし』として選択できない。んん!?該当部品なしで、現車に装着されているとなれば、過去の交換歴も調査する必要あり。

ドライブシャフト本体の部品番号も前期型、後期型で全く違うものが出力される。部品番号の違いは、製造当時のサプライヤーの都合による可能性だろうか。フロントセクションや内装といった、見た目や形状等の分かりやすい部分の違いだけでなく、こうした駆動系も前期型と後期型で分かれていることが判明。

リビルト品や強化品と称するドライブシャフトも多数ある。だいたいはEK9用として一緒くたにされているが、一方で「ABS無し用を送ってきた」とか、そんなトラブルを見たことがあり、業者との事前確認(初度登録年月、車台番号、型式指定番号、類別区分番号)は重要になってくる。

先の「ゴムに亀裂は大丈夫?」という問いに、私は「ゴムが無くても問題ないと考えます」と返答した。ふと、機会があればダイナミックダンパーを装着して、より静かな駆動系というのも興味深い…と変な流用ネタを思い付いていた。

とある一日の流れ

早朝、東北道上り線の中間地点の看板。

東北道上り線の中間地点

ここから関東都心部まで、ダラダラ走って4時間少々、5時間に満たないくらいだろうか。渋滞や混雑を回避するための時間配分を考えると、どうしても世間一般とは大きくズレた活動開始時刻になることが多々ある。起きるのは午前2時とかザラ。

Google Mapでの走行位置

カーナビだけでなく、スマホのGoogle Mapも活用して渋滞状況をリアルタイムに把握していく。上り線はスイスイ走れる一方で、下り線は事故渋滞が発生、そうでなくても行楽地へ向かう車の多さで殆ど混雑気味、接続する首都高まで影響が出ていた。特に問題なく昼前には帰着。さて午後からは。

ブロア点検

ブロアモーターの緊急点検を行う。朝、エアコンを使おうとファンを回し始めたら「キュルルルル…!」と大きな金属音が鳴り響き、異物が挟まっていないか調べるため、ブロアを外して目視点検となった。特に異常はなく、金属音も鳴らなくなっていた。交換したのが2015年7月19日で、8年は経過している。タイミング的に、不調の一発目が出てもおかしくはないあたりか。

そんな流れで、早朝は仙台あたり、昼には家にいて、午後からはシビックRの点検作業をやっているという、なかなか変化の激しい一日となった。「朝から500km近く走って、よくそんな体力があるよな」とツッコミがあったが、あまり珍しいことではなかったりする。

アブラ交換のついでに

さて370,000kmに到達したので、エンジンオイルとミッションオイルの定期交換となる。

エンジンオイルについてはMobil1 5W-40、そこにホンダ純正のオイルエレメントという、5,000km毎の定例パターン。純正オイルエレメントは15400-RTA-003、ドレンプラグワッシャーは94109-14000として、それぞれの部品番号も見ておく。

今回は10,000km毎のミッションオイル交換も同時施工だ。こちらはウルトラMTF-IIIを継続使用中。フィラープラグとドレンプラグの各ワッシャーは94109-14000と94109-20000の二種類となっている。

この370,000kmで排出したミッションオイルについては、XADO リヴァイタリザント EX120を添加していた。添加時の走行距離は362,676kmで、7,400km少々の使用歴となった。特にフィーリングが悪化したような感触はなく、相変わらず各ギアにスコンと入る。

このまま具合がいい状態を保ちたいわけで、もう一度XADO REVITALIZANT EX120を添加することにした。362,676km当時と異なり、ディーラーでミッションオイルを交換したその日のうちに添加するという、新油と添加剤の組み合わせの再スタートだ。

XADO EX120を添加中

スピードセンサーを外し、その穴からXADO REVITALIZANT EX120を注入。ミッションオイル量が2.2Lなので、EX120は2本使用する。やはりニオイが強烈で、ミッションケースの上に少し垂らしてしまい、エンジンルーム内に独特のケミカル臭が漂ってくる。

緑色の添加剤が光る

本来なら金色に輝いている内部も、EX120の緑色で混ぜ物感がアップ。

添加してから1,500km、もしく50時間稼働が、一種の慣らし運転、修復過程が進む距離となっている。以前は東京青森間を往復することで一気に稼いだところだが、ただ単に回し続けるよりは、街乗りと渋滞メインでシフトチェンジを繰り返して馴染ませるほうがよさそうか。

外した部品は

中古車買い取り販売でお馴染み、某大型電動機…もとい、ビッグモーターの不正事件の数々。

中でも、おっ?と興味を引いたのが、部品ネタ。本来なら交換する必要のない部品を見積もりに計上し、実際にはその部品を交換せずに車を客に返却。使わずに余った新品の部品は転売する等で、金だけを得るというもの。

交換したとしておきながら、実際には交換していない。この不正を防ぐ手段は、「外した部品は捨てず、一旦見せろ」と作業依頼時に忠告しておくこと。そして作業後は、外された部品を前にして説明を受けて、それから部品処分について会話を進めればいい。もしも無断で部品を処分したならば、廃品置き場から探させるとか、面倒な事態になることを覚悟してもらう。

私自身も、一応は整備業界の端くれにいる立場だ。交換した部品については全て説明責任があり、作業を請け負ったからには証拠を示さなければならず、これが整備する側の義務みたいなもの。ところが自動車整備業界に関しては店に任せっぱなし、客は無関心というのが殆どなのだろう。どうせ客は素人だからと、舐め腐った店舗側の不正は許されることではないが、一方でこちら客側も本来はそれなりの関心を持たないといけない。

関心を持つといっても、お客様はカミサマだとか、そういった間違った認識を持ってはならない。このあたりはコミュニケーション能力が求められる部分で、素直に「ブログのネタにするから見せて」と言うし、もしレポートが無くても「旧い車で、どんな劣化具合か説明がほしいから、ちょっと見せてくれる?」と言うだろう。お互いに関心を持つ、会話を成り立たせることにより、信頼とコミュニケーションは出来上がっていくものと思っているが、どうだろうか。

クリップ交換とか

今日は、昨日中断したシビックRいじりの残りを片付けていく。と言っても残っているのは簡単な作業で、ドアバイザーとバンパーのクリップ交換。前後のバンパー用クリップはともかくとして、ドアバイザーのクリップについて。

X(ツイッタ)でもポストしたが、芋芋研究所さんのレポートを読んでいたところ、ドアバイザーのクリップの部品番号が08R04-S04-00027となっていることを知る。この番号でディーラーにて注文を出してみると、普段と変わらずに純正部品と同じ括りで処理され到着。ホンダアクセスの部品でも、番号が分かっていれば受け付けてくれるようだ。

08R04-S04-00027、新品のクリップと割れたクリップ

このように、クリップのツメが割れており、ドアバイザーの固定が甘くなっていた。全てのクリップを交換したことで、ドアバイザーはガッチリとした固定状態に復旧。クリップ交換前は、随分とユルユルになっていたことを改めて認識させられた。また一つ、経年による不安部分を解消することができた。

ドアバイザーの色褪せと、新品クリップの黒々とした艶の差が激しいが、こればかりは仕方がない。