見慣れぬ封書が届いており、開封してみるとマイナンバーカードの有効期限通知書だった。新型コロナウイルスの感染拡大に対する特別給付金の申請で、ようやく役に立ったあのカードだ。もう更新?と真っ先に思ったところだが、まずは落ち着いて収められている書類を読む。確かに更新のようだがカード本体ではなく、カード内に書き込まれている電子証明書の有効期限切れが近づいており、その通知書と更新手続き書が正体だった。
この手続きでアホかと思ったのが、各種手続きをオンライン上で迅速に行うために電子証明書という仕組みを持たせたのに、更新のためにいちいち役場の有人窓口に直接出向いて、オフラインで行わなければならない点。書類にはスマホやパソコンでの申請は不可と書いてあり、何かのギャグか、バカバカしい。
しかもタイミングが極めて悪く、9月からはマイナンバーカードを使用し、キャッシュレス決済でポイントを還元する「マイナポイント」と称する施策がスタートする。となれば、このポイント還元策のゴタゴタで役所が混雑する可能性があり、それだけ待たされる時間も長くなるかもしれない。このご時世、狭い室内に人が留まり続けるような環境に身を置くのは、なるべく避けたいところだが。
プラスして、マイナポイントのことを調べてみる。これが煩雑な手続きで、途中で調べるのを止めたほど。マイナンバーカードとスマホと連携させて、ポイント用IDを取得。キャッシュレスサービス事業者を選び、決済サービスIDやセキュリティコードを得てまた入力、マイナポイントがようやく成立。
慣れているか否かで、難易度が大きく変わる。本当は、国民に対する還元策をやりたくない、だから手間だらけの面倒な処理にしたのでは?と訝しむレベル。この還元策でおいしい思いをしているのは、実際は事業者や各団体だろう。
そんな不満だらけの電子証明書を更新するとなれば、役所が開いている平日しかない。このあたりもまた別の不満が出てくるわけで。












