ステンレスのタンクローリー

街中を走るタンクローリーは珍しい存在ではない。それでも目を引くのは、ステンレスで構成されたタンクローリーだろう。ピカピカに磨き上げられてステンレス特有の輝きがあり、鏡のように周囲の風景を映す。輸送物としては、牛乳や水といった口に入る食品系、品質を保たなければならない化学薬品が主体となるそうだ。

その反射具合から、道路条件がいいところでパスすると、自分が乗っている車を自分自身の目で確認することができる。他の人からはこう見えるのかーと、客観的にイメージすることができる。

ステンレス製のタンクローリー

ステンレス製のタンクローリーにシビックRが映っている。お互いに一定速度で走っていて、タンクローリーは80kmh、こちらは90kmhに届かない程度。なぜか後方からの車もおらず、ペースを乱すことなくゆったりとした追い越しとなった。リフトアクスル機能が動作しており、空荷状態での回送モードだろうか。

見るといっても、1秒以下の一瞬。まずは前方を注視しなければならず、いつまでもタンク部分を見ていると完全にわき見運転になってしまい、安全運転からは程遠くなる。ちらっと見たら、それでOK。

前回交換日不明につき

EK9シビックRの雨漏りといえば、テンパータイヤ置き場が池になって「金魚が飼えるくらいの水が溜まる」。浸水ポイントは数多くあるが、テールランプのガスケットの劣化が雨漏りの原因の一つとなっている。

レポートとして公開しているものは、2012年4月15日にアップしたもので、当時の走行距離は157,131km。それから再度交換している記憶はあるのだが、それがどのタイミングで交換したのかは把握できず、現在に至る。

経歴としては1998年5月製造、2012年4月15日に1回目の交換、2010年代後半に2回目の交換を行ったと思われるが、その2回目の交換日が不明となっている以上は、3回目の交換を行って状況をリセットするほうがいいと判断した。

33503-S03-003 ガスケット,ベース

そこでガスケットを買ってきて、次の整備日に備えておく。

本質としては、ウレタンスポンジ。形状を型紙に切り出して、適当なウレタンスポンジを使って『コピー』することはそこまで難しい工作ではない。廃番となった場合は、このコピーで対処することになるだろうが、純正部品が入手できるならそちらを優先すべきだろう。

近いうちに買うか…と思っていた部品は、いざその機会が訪れると欠品になっているオチは珍しくはない。

370,000

時間軸としては昨日27日のことになるが、EK9シビックRの総走行距離が370,000kmになった。

今回のポストもありがたいことに、多数の反応を頂くことができた。月まで残り14,400kmで、現状のペースでは来年が目途になるだろうか。

時には過剰整備と言われ、確かに神経質過ぎる場面はあったかもしれない。しかし、昨今の部品供給状況からすれば、片っ端からリフレッシュを繰り返し続けて大正解だった。過去よりも現在の方が調子が良く、部品のストックも万全で状況は悪くはない。

あれ左右差?

どうせすぐ汚れるし…と洗車をサボる。銀色ボディの最大のメリットはここで、本当に汚れが目立たない。私のようになモノグサ野郎にはピッタリな色で、次期主力車両(F-X)についても、当然のようにボディカラーはシルバーを予定している。一週間に一度のホイール拭き掃除についても、少し間が空いた。

拭き掃除をしなくなると、ホイールはこうなる。

ブレーキダストによる汚れ

右(運転席)側のフロントホイール。ブレーキパッドはホンダHAMP(純正)、ブレーキローターはSEEKER HI CARBON BRAKE ROTOR SDで逆回転装着という組み合わせ。スリットローター特有の、ブレーキダストが増加する弱点そのもの。制動力確保と片押し式ブレーキキャリパーを補正する意味では、こうなることは想定済み。

右側のフロントホイールから見るわけで、あちゃーサボるとすぐこれだーと今度は左(助手席)側に移動すると。

ダスト量が多い左側フロントホイール

明らかに右側と比べても、ダスト量が多い。写真では分かりにくくなっているが、タイヤのショルダー部分もブレーキダストで茶色くなっている。

今思えば、ホイールが熱くなっていないか、触って確認するのをすっかり忘れていた。ブレーキダストは指紋の溝の間に入ってしまい、石鹸でよく擦らないと落ちず、最初に気づいたときは外出中の小休止だった場面。石鹸がない場面では、触るのを躊躇するもの。

一旦洗車して、改めてダスト量に差があるか、次はホイールの熱さに差が出ていなかチェックする。かつてのようにサーキットは走っておらず、ブレーキキャリパーのオーバーホールは去年12月に依頼したばかり。変なトラブルの前兆でなければいいが。

互換品でもよろし?

夏の時期に高速道路を走ると、フロントバンパーは小さな虫の死骸だらけになる。フロントバンパーのグリルには異物の突入を防止するためメッシュを装着しており、こちらも虫の死骸が大量に絡みつく。

ドライブ後はフロントバンパーを外し、グリル内やメッシュに付着した虫の死骸を洗い落とし、ついでにラジエターやコンデンサのフィンも掃除しておくのが定例パターンとなっている。

リアバンパーについても、路面からの粉塵や枯れ葉が内側に積もることがあって定期清掃を行い、補強バーや各パネルの点検といった理由から、すぐに外す。

頻繁な脱着で、固定しているクリップはすっかりボロボロ。そこでパーツリストから部品番号を見つけて、フロントバンパーとリアバンパーで必要な個数を注文したのだが。

91503-SP0-003

91503-SP0-003、クリップA,バンパー。一個あたり286円で、フロントバンパー(7個)とリアバンパー(7個)の固定に合計14個必要になり、合計金額は4,004円という、恐ろしい価格になっていた。

いや待てよ…と受け取った後に思い出したのが、互換品の存在。91503-SP0-003で検索を掛けると、互換品が大量にヒットする。30個入りで1,300円弱、10個でも576円。ホンダ純正品とは比べ物にならない安さ。次からは互換品を使うことにして、今回の大出費は別口で取り戻すことにしよう。

…ニモマケズ

錆にも負けず
ご相談部品にも負けず
塩カルにも夏の水温にも負けぬ
丈夫なエンジンを持ち
燃費は良く
決して壊さぬように
いつも静かに走っている
一日にパーツリストとサービスマニュアルを眺め
次のストックパーツと今後のリフレッシュプランを考え
あらゆることを
レポートのネタと割り切って
よく内容を考えたつもりで疲労困憊
そして忘れる
家のクローゼットの陰の
部品倉庫と化した室内にいて
東に純正部品があるとの情報あれば
ディーラーに行って購入してやり
西に廃番情報あれば
海外通販サイトから国内数倍の値段で購入し
南に転売ヤーがあれば
情報提供名目で晒し者にして
北にレアな中古部品があれば
札束引っ提げて真正面から競争し
代替部品がないときは血の涙を流し
入手手段を探しながらオロオロ走り
「次の車ネタはやめろ」と言われ
SNSではない個人サイトをぼちぼち書き
htmlのタグを間違えて描写不良を発生させ
そういう学習能力不足の者に
私は既になっているのかもしれない

作業は冬で

ディーラーの夏休みが終わり、先日注文していた部品を受け取りにひとっ走り。

レシーバタンクのサイトグラスが汚れで完全に曇ってしまい、内部を流れる冷媒の状況が見えなくなっている。今のところ冷えてはいるので、冷媒の量は問題ないと判断している。汚れて見えなくなっているなら、交換してしまえばいいということで、レシーバタンクを先に購入しておいた。

EK9用レシーバタンク

EK9用純正レシーバタンク、80351-S04-003。今となっては懐かしい株式会社ケーヒンのエンブレムが残っている。発注した8月時点での価格は12,320円。圧力スイッチも組み込まれている。

透明なサイトグラス

新品だけに、サイトグラスもしっかり透明。レシーバタンクを交換すれば、この透明なサイトグラスで冷媒の管理もしやすくなるか。

内部は乾燥材が入っていて、下手に解放すると大気の湿気で、余計なストレスを与える可能性もある。装着するギリギリまで、乾燥した冷暗所に保管しておくことになる。

実際に作業する場合、一旦冷媒を抜いて交換すべきパーツを一気に交換。真空引きして漏れがないかチェックし、それから冷媒を再チャージする。この一連の流れをディーラーの担当メカニック氏に話したところ、冷媒の回収と再チャージのみもOK、部品交換はDIY作業でも構わないとの了解を得る。

この先も残暑が厳しく、高温な秋という予報だ。エアコン関係のリフレッシュは、冬の作業として計画。状況によっては、新年の挨拶訪問のときに冷媒チャージなんてこともありうる。

養生テープで穴塞ぎ?

雨が降ったり止んだりの一日。

今日はサクッとサイドスカートを外して、下回りのアンダーコートの定着状況をチェック。次の雨雲が近づいてきており、早く終わるよう作業ペースを上げていく。

ナゾの穴と養生テープで塞がれた穴

まずは左側。黄色の丸で囲ったナゾの穴が真っ先に視界に入った。ぱっと見た感じでは錆びている様子はないが、次の作業日にでも防錆剤を流し込んで穴を埋めてしまい、経過観察部分とする。

それ以上に「ん?」と思ったのが、赤い矢印の部分。養生テープが貼られており、マスキングしているような印象。ここは製造時のドブ漬け塗装(電着塗装)を行った後に、防錆塗料を排出するための穴。

マスキングを行うための養生テープは、ダイヤテックスのパイオランテープ(緑)、スリオンテックのプロテックテープ(水色)を使っている。これらは色が目立ちやすく、剥がし忘れや養生部分を一目で判別できるため、典型的なミス防止策となっている。ところが、この黒い養生テープは所有しておらず、少なくともプライベート作業によるものではない。

こちらにも養生テープで塞がれた穴がある

右側についても、やはり黒い養生テープを発見。ナゾの穴は見つからず。

現状では、穴を塞いでいることは間違いない。この養生テープを剥がしてしまうと、穴を通じて路面から巻き上げた水分がサイドシル内部に入り込んでしまう恐れがあり、何もせずにサイドスカートを装着して元に戻す。このあたりのパネルをいじるとなれば、真っ先に思い浮かぶのが6月のフロアパネルの錆修理。

作業中に撮影された写真を見直してみる。

養生されていない

養生されていない。アンダーコートを塗るときのマスキング?いや、作業前の時点でグロメット(ゴムキャップ)が失われており、ヨコバン側が浸水を防ぐために養生テープを貼って、穴を塞いでいたのかもしれない。

EK9シビックRのグロメットは、これだけ使われている。

EK9シビックRのグロメット類

残念ながら全種類は揃わない。いくつか廃番になっているグロメットがある。

問題の部分のグロメットは赤い丸で囲った16番、91613-SR3-003だろうか。これならストックがあるので、次の機会に対応できる。些細な部分とはいえ、錆で苦労したからにはどうしても神経質になるもの。気づいたのが冬の塩カルシーズン前で助かった。

液モノ点検

本格的な夏季休業シーズンに突入。

出先で車がトラブルを起こすと、レッカー会社に救援を求めても「早くても90分は掛かります」とかザラ。自走不能になった場合は収容先を見つけるのも一苦労で、場所によっては仮置き代、駐車代を別途請求されることもある。修理するにも部品商や整備工場が開かないと対応できないので、8月後半まで動けないという、最悪の夏休みを過ごすことになる。

ニュースの報道特集コーナーでは、JAFに密着した取材が行われることがある。救援を求めた人の車のトラブルといったら、どれも日常点検、簡単なチェックで防げるトラブルばかり。最近はテンパータイヤを搭載していないことが多く、タイヤがバーストしたことによるパンクはともかく。無知を晒す恥ずかしい取材対象にならないよう、他山の石としたい。

リザーブタンク内の冷却水を点検中

ボンネットを開けて、まずは冷却水の量を見る。ラジエター付近にあるリザーブタンク内に、MAXラインまで冷却水が入っていることを確認する。

エンジンオイル量チェック

エンジンオイルのレベルゲージからエンジンオイル量をチェックし、Fマーク付近にあればOK。しかしこのエンジンはナゾだ。一時期はオイルが減りやすくなったな?と思わせつつ、少しずつ近づく38.4万キロの定常運用終了を嫌がっているのか、以前のような減少事象は落ち着いている。

クラッチフルードチェック

続いて、クラッチフルードをチェック。タンク外からでは入っているように見えて、フルードの変色がタンク内側に付着しているだけで、実際は空になっていた…というオチを先輩から聞かされており、必ず中身を確認する。

クラッチフルードが無くなればクラッチペダルの操作ができなくなる。先の先輩は、クラッチペダルが戻らないことに苦労しながら、ノンストップで帰ってきたそうな。ちなみに、クラッチを切らずともエンジンの回転を合わせれば、シフトチェンジは不可能ではない。

ブレーキフルードチェック

ブレーキフルードもキャップを開けて中身を確認する。

パワステフルードチェック

パワステフルードは、液面がタンク側面のUPPER LEVEL付近にあることを確認する。パワステの油圧機能が突然失われると、ハンドルの重さに慌ててしまい、二次災害になりかねない。

その他、ウインドウォッシャー液の量もチェック。以上、液モノ点検の結果は全て異常なし。写真撮影せずにこなせば、1分程度の確認作業だ。この簡単ながらも奥が深いチェックが、車のコンディションを保つ基礎となる。

この1998年製のシビックRより新しい年式の車が路上で動けなくなり、救援を待っている様子を見たことは数知れず。

ロール巻きが減った?

走行中の振動を受け続けた影響か、ドラレコのコントロールユニットが外れてしまった。

コントロールユニットは台座裏の両面テープを介して内装パーツに貼り付けている。この手の固定方法ではいつか剥がれるだろうと捉えており、ある意味では予定通り。2018年2月の装着から数えて5年少々も持ったのだから、想定以上の耐久性となった。

ドラレコのコントロールユニット

2018年2月に行われた、装着作業当時の写真より。フロアカーペットが純正の赤だったり、ダッシュボード内のフレームを交換していなかったため、完全な2DIN化が終わっていない等々、懐かしささえあったりする。

剥がれてしまった両面テープは粘着力が失われおり、さてどうしようかね。メーカーに問い合わせて、台座に沿うようにカット済みの両面テープを手配するか?と考えたものの、面倒かつ時間が掛かることから却下。近所のホームセンターまで走り、使えそうな両面テープを探してみると。

エーモン 3906超強力両面テープ(車内用)

エーモンから発売されている、車内用の両面テープを発見。久しぶりにエーモンの両面テープシリーズを眺めたが、大量にあったロール巻きの両面テープは少数派になっていて、このような長方形にカット済みの製品が多数派になっていた。両面テープのサイズからすれば少々高価だが、ドラレコのコントロールユニットの再装着を優先するべく、ここは割り切ってお買い上げ。

中身は3MのVHBシリーズで、製品に同封されている両面テープではよく見かける製品だったりする。かつてのロール巻きでは、カールするクセを直すのに一苦労させられ、大量に余って後日使おうとしたら劣化していた…なんてオチが多かった。それに比べれば、この長方形仕様はありがたい。

両面テープのカットは台座のサイズに合せるだけで、切り欠きの再現といった細かい加工は行わず。炎天下での作業につき、なるべく早く終わらせることだけを考えており、休みの日まで熱中症の心配はしたくはない。