もうひとつのオイル交換

2012年7月を最後にエンジンRCカーの走行は止まっていて、その後シャーシ本体は清掃を兼ねたオーバーホールを行っている。エンジン本体については、去年7月の走行後の簡易メンテナンスだけで、以後ノータッチとなっているらしい。そこでシャーシよりエンジンを外して、内部のチェックを行ってみることにした。

分解してみたところ、最も錆びやすいクランクシャフトに異常は見られず一安心。ベアリング、コンロッド、ピストン、シリンダーの各部品も潤滑油まみれになっており、相変わらずスムーズな動きを保っている。このことから、廃油を十分に清掃し潤滑油をたっぷり注入しておけば、一年以上放置しても大丈夫ということが分かった。錆はともかく、長期放置後の再始動に関しては、実際に試してみるまでは不明だったりするが…。未使用の予備エンジンも分解し、異常がないことを確認。二機のエンジン内の潤滑油を入れ替えて、再び眠りについてもらうことなった。

12クラス グローエンジン

久しぶりのエンジン分解組立作業となり、かなり楽しんでいた。模型用エンジンだけでなく、いつかは実車のエンジンにも手をつけてみたいところだ。

手のひらサイズエンジンのくせに、30,000rpm前後までは軽く回り、四輪のイメージで見るとけっこうな数字。2.1ccの12クラスエンジンだと、ボアxストロークは13.8mmx14mm(OS製12TGシリーズの場合)となる。そこで平均ピストンスピードを求めてみる。

[公式]
rpm(毎分回転数)÷60(1分間の秒数)xストローク(行程)x2(クランク1回転で1往復)=平均ピストンスピード(m/s)

公式に当てはめて、30,000÷60×0.014×2=14…ということで、平均ピストンスピードは14m/sとなる。ホビーユースなエンジンで、この数値だから立派りっぱ。これがレース用エンジンだと、20m/s以上と四輪の高回転型エンジン並みの数値に達する。模型と割り切らず、『内燃機関』の勉強ネタとして扱うと、多くの知識が得られる格好の材料となっていた。