シビックRが整備工場へ入庫するための準備は、もう少し続く。今日はリアシート、トリム(内装)を外しておく。

トリムとリアシートが外された光景は、ある意味では見慣れたもの。特に難しい作業ではなく、こうなるまで15分も掛かっていない。本来なら徹底的に清掃するチャンスでもあるので、部屋に持ち込みたい。しかしこれらの大きなパーツは、部屋ではさらに巨大化、スペースを大きく占有してしまう。
清掃はどこかの機会にやればいいと諦めて、リアセクションに放り投げておき、車内に仮置き。整備工場内でも、簡単に運び出せるように積んでおく。

サイドシルからECUカバーに掛けてのトリムも取り外す。こちらは細いパーツに分類できることから、室内保管とする。これで事前準備は一通り完了だろう。
以前、記事にしたリアバンパーの傷修復なら、リアシートやトリムを外す必要はない。こうして外しておく最大の理由は、錆びたフロアパネルの本格的な修理に入るため。

今から10年前、2013年に行ったフロアパネルの応急修理レポートより。レポートの表題は応急修理としていて、さらにレポート内でも姑息的手段、根本的修理までの時間稼ぎと書いている。
レポート内でも記述しているが、姑息的とは卑怯、ずる賢いといった間違った意味ではない。一時的な間に合わせ、その場しのぎとしての、本来の意味で用いた。あの応急修理から10年が経過、資金面にある程度の余裕ができたこと、月面到着(=384,400km)がどんどん近づき、応急修理状態から脱してレポートを完結しなければならないことから、リアバンパーの修理に併せて錆びたパネルの修復も同時に依頼することにした。
あの応急修理から10年が経過するうちに、生活環境が大きく変わった。プライベート方面での予定が立てにくくなり、腰を据えて車をいじる機会はほぼ失われている。もう一つ、体力の消耗が激しく「平日は勤務、休日は車いじりなんて、いつ休むの?過労で死ぬよ?」と真顔でされたあの警告が、本当に冗談ではなくなってきている。こうなると、もう整備工場に任せてしまおうとなるわけで。
トリムはボロボロになっており、コンディションを知らない整備工場側が取り外し作業を行うと、最悪割れてしまう可能性がある。そこでトリムとリアシートは事前に外しておくことを連絡しており、その一環だったりする。
整備工場の入庫をシャブ(会社自動車部)のメンツに告げたところ、「あれ?この前やった錆止めのところっすよね?」と。「そう。10年前にやったやつ」と、経過年数を告げると、この前のつもりが10年も経過していた恐ろしい現実を突きつけられ、唖然とした表情を浮かべていた。
10年といえば、車の乗り換えの一つのタイミングとも言えるだろうか。それだけの年数が経過する中で、自前の応急修理はどれだけ効果があったか。答えが出るかもしれない。