ゴミ袋

出先では、洗剤や歯磨き等の生活用品を買うことがしばしある。地方に行けば大きなショッピングモールがあり、そういえば足りないものがあったな?と思い出して、買い物をしてくるという流れ。そこで売られている現地自治体の指定ゴミ袋は、ちょっとした土産モノになったりする。

キャンプに行って、現地自治体の指定ゴミ袋を使えば、キャップ場で処理してくれることがある。ゴミ処理のご厄介になるのだから、燃えるゴミ、燃えないゴミ、ペットボトルや缶類は、現地自治体の指定分別方法に従い、迷惑を掛けないでおくのがルール、キャンパーとしてのマナー。

指定ゴミ袋は最低10枚パック入りで売られていることが多く、キャンプで使って細かく分別しても必ず余るので、自宅に持ち帰って引き続き通常のゴミ袋として使われていく。土産モノになる他自治体の指定ゴミ袋は、居住地の環境部によって使えないことがあるようで、例えば千葉県四街道市では収集できないそうだ。土産モノとして使うには見極めが必要。当居住地ではそのあたりが極めて緩いので、半透明のゴミ袋を使ってさえいれば、収集されていく。

東京都23区推奨のゴミ袋は、炭酸カルシウム入りのもので、厚みがあって少し硬い袋だった。ゴミ袋には、緑色の印字でデカデカと『東京23区推奨』と表記されていたが、今はすっかり見かけない。どこへ消えたのかと調べてみたら、平成21年3月末で制度が廃止されていて、あのゴミ袋の流通も終了したそう。10年以上前の記憶を今も引き摺っていたことにびっくり。

気温が高くなってきて

だいたい6月あたりから夏場、そのまま秋の中ごろに掛けての、高気温が続くシーズンになると、シビックRは下回りから「ブーン…ブーン…」と一定周期で唸り音を立てるようになる。毎年恒例だ。

暑い中を走り回り、車体全体が熱せられた状態になって、駐車場に止めてエンジンを停止する。しばらくすると、左リアタイヤあたりの下回りから、5~10秒周期で「ブーン…ブーン…」と唸り音が聞こえてきて、しばらく鳴り続ける。山奥の静かなところや、郊外の夜間であれば車内にいても聞こえるほどで、車中泊ではテールゲート側に頭が向くために、これがけっこう耳障り。寒くなる冬場になると、鳴っているのかもしれないが、夏ほど気になるものではない。

かつてDC2インテRでも鳴っていたと記憶しているので、1990年代のホンダ車ならこういうものだろうと、放置し続けていた。

たまたまサービスマニュアル(構造編)を読んでいて、燃料蒸発ガス排出抑止装置の項目を開いていたところと、唸り音の原因と思わしきパーツを発見。2ウェイバルブなるパーツだ。ガソリンタンク内の圧力を逃がし、またタンクが潰れないように大気圧を取り込む部分なので、2ウェイ。

バルブと名前がついているだけに弁そのもの。圧力で弁が振動することで、唸り音がなっているのでは?と考えて、クローゼット内を探してみたら、チャコールキャニスターと共に発見。

チャコールキャニスターと2ウェイバルブ

2ウェイバルブとチャコールキャニスターは、サービスマニュアル上でも、点検方法が並んで記載されているので、ペアとして取り扱うのがよさそうか。点検は、バキュームポンプによる負圧と加圧の両方が必要なので、リフレッシュと在庫減らしの両方の目的で、一気に交換してしまうのもありか。

2ウェイバルブを交換して唸り音が止まったら、原因は弁の振動音だったことになるのか。チャコールキャニスター内にも弁があって、それぞれ20年以上、圧力を受け続けていたことになり、スプリングやダイヤフラムが劣化していることも考えられる。

落下

久しぶりにベッドから落ちて、一日中体が痛かった。

ベッドといっても板張りタイプで、極普通の敷布団をセットするもの。もともと寝相が悪く、使い始めた当初は寝返りをうった拍子に落下し、衝撃と痛みで起きてしまうことがあったが、次第に落ち着いてきた。それが久しぶりの落下となって、マジか…と痛みに耐えながらの二度寝となった。

しかも、頭と足の位置が完全に入れ替わっており、顔の目の前には扇風機の土台部分があった。扇風機は足側に置いているので、ゴロゴロと横に転がるように寝返りをうつだけでなく、どこかのタイミングで一旦起き上がって、逆向きになって寝てしまったのかもしれない。

となれば、正常な睡眠位置なら右方向に転がれば壁があるが、逆方向の睡眠、つまり頭と足の位置が入れ替わった状態で右方向に転がれば、その先は壁ではなくベッドの縁。大きく転がれば、落下することになる。

ベッドは50cm程度の高さだが、寝ている中での落下は、打ちどころが悪ければ重傷を負うこともあるそうだ。今回は体を打って痛いだけで済んでいるが、これが指先や手首の捻挫、曲がり方が悪ければ骨折など、実際に起きている。寝相を良くする努力、寝ている以上はなかなか難しいものがある。

停電

電力の使いすぎやコンセントに金属モノを突っ込んでショートさせる等、家庭内に原因があってブレーカーが落ちてしまうことは何度もあるが、電力会社側に何かしらの原因があって、電力供給が止まってしまう完全な意味での『停電』は、今の居住地で一度だけ起きた。生まれてから現在まで、停電はこれ一回だけ。

ある秋の日の夜中、2時を回ったところ。ふとトイレに行きたくなって目覚めて、半分寝たままトイレの照明を点けようとした。トイレの扉の横のスイッチは、照明と換気扇となっている。換気扇用スイッチはLEDが内蔵されたタイプで、ONにするとLEDが光るタイプだ。24時間換気の都合から基本はONのままとなっているが、今は赤いLEDが消えており、照明を消すのと同時にOFFにしたのかもしれない。

そこで照明と換気扇のスイッチをON側に動かしてみるが、照明は点灯せず、換気扇のスイッチはON側になったまま。そういえば、換気扇の動作音が聞こえず、よく見ると全ての部屋の常夜灯も消えている。半分寝ている脳でも、停電?と察して、まずはベッドの横に常に置いてある懐中電灯を片手に、トイレの用事を済ます。マンションやビルといった高層建築物では、停電になると給水が止まることがあるそうだが、こちらは特に影響なし。

外に出てみると、近隣の家だけでなく、道路やビルの照明が全て消えており、やはり停電らしい。都会にいながら、本物の暗い夜をいきなり実感することになった。異変に気づいて、外に出てきた人と「停電ですねこれ」と確認しあう。中には警察署に行ってみると言い残して懐中電灯片手に出かけた人もいたが、警察官も困っているだろうに。

なぜかスマホは圏外になっておらず、すぐに状況確認がスタートする。東京電力パワーグリッドのWebサイトから情報収集を行うと、居住地の住所を中心として停電していることをが表示されていた。

これで東京電力側に異常が認識されていることになり、あとは復旧を待つだけ。電力供給はあちこちの変電所がお互いにバックアップする仕組みになっていて、停電時は複数の変電所を使うことで、停電原因エリアの特定、異常個所の発見、復旧が順次行われるからだ。

眠かったこともあって、停電していることが分かっただけで安心してしまい、再び布団にもぐる。スマホの画面で目がギラギラして寝にくいが、意識が飛ぶ直前になってトイレの換気扇が回り始める音が響き始め、常夜灯が点灯。外の街灯も点灯して、停電状態から復旧したことを感じ取っていた。

翌朝、再び東京電力パワーグリッドのWebサイトを閲覧し、停電ログを調べる。一時間程度の停電で、停電理由として「弊社設備のトラブル」とだけ記載されていた。なにが異常になって、停電に至ったまでは分からず。

日本の電気料金は高いと言われることがあるが、裏を返せば停電しにくい電力供給や停電復旧までの時間が短い事実があり、先進国の中でもトップクラスの成績を誇るようだ。他国では、年に数回は停電が発生し、復旧まで長いというから、そんな突然の不自由に見舞われるくらいなら、少々高いほうがマシだと思う。

2011年3月11日の東日本大震災直後の、輪番停電(計画停電)地域には該当しなかった。このために、初めての停電を食らった先の状況が、今なおハッキリと覚えている。

夜中に大きな地震が発生し、同時に停電も起きて周囲の状況が分からなくなったときに備え、ベッドの横には懐中電灯を置いており、週に一度は点灯をして、異常がないことを確認している。地震の備えは停電の備えと殆ど共通で、今回の突然のトラブルにも慌てることは全くなかった。

真っ暗の中で動き回ることは危険を伴い、パニックに陥ってより危険な状態へ陥ってしまうことがある。小さなペンライトでさえ十分な備えになり、その明かりがあれば冷静になって、落ち着いた行動に繋がっていく。厄介ごとは、いつも忘れたころに突如やってくるのだから。

列車の真空厠

特急から普通まで、それなりの距離と時間を走る電車や列車にはトイレが装備されていて、使うことは多々ある。あって助かったと安堵する場面があれば、中でスマホか何かに熱中し、なかなか出てこないことによる緊迫した場面にもなる列車便所。

そんなトイレに入ると、見た目は家庭用のトイレと大きく異なる。便器の中には水は殆ど溜まっておらず、しかも流れていく穴もやけに小さい。動作させればプシュー、ズゴッ、バシューと大きな音が次々と鳴り、中川家が得意とする新幹線のトイレのコントそのままだ。さらには、出てくる洗浄用の水もずいぶん少ない。

列車用真空式トイレ

車両に搭載している水タンクは限られた量しかなく、床下の汚物タンクも限度がある。少ない水による洗浄、中川家のネタにされるほど大きな音を発するのも、これらの制約をクリアするための仕組みだ。

トイレでの用事を済ませて、洗浄スイッチを動作させると、洗浄プロセスがスタートする。一回の洗浄で使われる水量は1リットル未満。そんな少ない水で洗浄するために、便器の背後には真空圧に設定できる小型タンク(床下の汚物タンクとは別モノ)が備わっており、水が出てくるのと同時に真空圧を作り出すためにプシュー…と鳴る。

真空になった小型タンクの弁を開くと、大気圧との圧力差で洗浄用の水、小便やウンコ、トイレットペーパー、便座クリーナーがズゴッという大きな音と共に一気に吸い込まれる。中川家のコントでは礼二が「ゴッ!!」と喉を鳴らし、同時に剛が目を大きく見開いて驚く様子を演じながら「あれホンマ怖いわ、心臓が止まりそうになる」と言うところ。

これで排便後、人間の目に見える洗浄プロセスは終了。引き続き、便器マシンが行う後処理として、先ほどまで真空圧だった小型タンクを今度は大気圧以上に加圧して、床下の汚物タンクに向かって圧送するため、バシューとまた違う大きな音が鳴る。これで小型タンク内が空に戻り、次の利用に備えた待機状態に戻る。

家庭用トイレのように、一回の洗浄で10リットル前後を使うようでは、在来線では数百リットル程度しかない汚物タンクはあっという間に満タンになってオーバーフローしてしまう。そこで大気圧と真空圧の圧力差を利用し、1リットルにも満たない水で洗い流すことで、汚物タンクが満タンになりにくくなるようにしている。この仕組みを持ったトイレは、真空式汚物処理装置と名付けられている。

便器の底にある排出用の穴、小型タンクまでのパイプ内径は、40mm程度。ここを先述したウンコやトイレットペーパー類が通過するわけで、本当に一発で通過し切っているのか、いつも疑問に思う。

まず便座クリーナーを使って便器に投げ捨て、実際にウンコする。それからトイレットペーパーでケツを拭けば、そりゃもう便器ボウルの中はいろいろなモノでけっこうな量になっている。そこに洗浄プロセスが始まれば、水も出てきてウンコがかき回され、地獄絵図に近くなる。真空式の列車便所において、ウンコをしたことは記憶の限りでは片手で数えられる程度だが、いつもトイレットペーパーの切れ端やウンコのカケラが穴の奥からコンニチハをしたりして、吸い残しがあったような思い出があり、通過し切れていないのでは?という疑問に至る。結果、再洗浄するハメになり、せっかくの超節水システムを無駄にしている気がしてならない。

列車便所でのウンコとなれば、例外なく旅行中。旅行中のウンコは、それまでの食事事情と体調を振り返り、これから先の行動を決め直す指数の一つ。ウンコついでに列車便所の動きまで見てしまう、機械いじり趣味ゆえの悲しいサガというか、職業病。

チャリメンテ

ふと自転車を見ると、フレームやホイールがずいぶん薄汚れていることに気づく。久しぶりに拭き清掃することにして、目立つのがフレームのあちこちに入った小さな傷。1998年9月に購入して20年オーバー、それなりのダメージを受けている。

拭き掃除をするだけでなく、車用のタッチアップペンで小キズを埋めつつ、フレームの地が露出している部分は黒錆に転換させたりと、EK9シビックRでやってきた作業の応用となった。

タッチアップペンをホームセンターで買うとして、フレームはメタリックブルー、そして陳列されている商品はソフト99コーポレーション製。メタリックな青系塗料でも、メーカーによって色調が異なり、色見本を見比べてコレだ!と決めたのが、トヨタ用の8K4 ブライトブルーメタリック。さっそく塗ってみると、ほぼぴったり。

8K4 ブライトブルーM

タッチアップペンだけに塗り斑は激しくなるが、小キズや下塗りを隠すには好都合。ソフト99のタッチアップペンは一旦開封すると、あっという間に粘性と滑らかさが失われ、最後まで使い切れないのが昔から変わらない難点。

露出したフレームの肌には、黒錆転換剤としてホルツのラストコートを使った。スプレー後、一週間ほど放置して完全乾燥してから、先述したタッチアップペンで上塗りしていくという工程となった。同時に裏面、つまりフレーム内部の防錆も行っており、こちらはノックスドール700が大活躍。

クリア層の引っかき傷はコンパウンドで消す。油汚れはブレーキクリーナーとウエスで除去。最後の拭き掃除はフクピカを使って、WAXの塗り込みも兼ねておく。振り返ってみれば、シビックRでやっている日常的な作業と全く同じ。

次はチャリの近代化改修として、コンポのアップグレードを計画。現行のコンポが、20年前のランドナーに使えるのかは不明だが。

電池交換とクリーニング

今日『も』午前3時半起きとなった。こう表現したのは理由があって、近所の家の火災報知機が誤作動したらしく、大きな音で響き渡る警報音に起こされてしまった。その後、警備会社がドタドタと走り回る音が聞こえ続け、完全に眠りを妨げられての夜明けとなった。

「使おうと思ったら止まってるしさ、電池交換できる?」と持ち込まれたのは、カシオ G-SHOCK、GA-200RG-1AJF/5229。2010年代のモデルになるので、ケースやバンドには経年による加水分解の症状はなし。連休中なので、翌日返却はできないことを告げてから、作業に入ることになった。

GA-200RG-1AJF

GA-200RG-1AJF/5229はビッグケースシリーズに分類されるそうだ。ケースサイズは50mmオーバーで、装着すれば手首回りの存在感はかなりのものになる。

汚れが溜まっている

いきなり裏蓋を開けるのではなく、まずは外装面…ケースやバンドのコンディションを入念にチェックする。

ケースやバンドの溝になっている部分には垢、タバコのヤニ、ホコリが由来の、凄まじい汚れが溜まっている。これに限らず、G-SHOCKはこの溝部分に汚れが溜まりやすい。過去の経験上、一週間も使えば白い汚れが溜まり始める。電池交換よりも、この汚れのクリーニングが主体になりそうか。

裏蓋を開ける

溜まっている汚れをケース内やムーブメントに落とさないよう、慎重に裏蓋を開け、緩衝材やムーブメントを取り出していく。

分解してクリーニング

ケースとバンドを分解して、こちらはクリーニング待ち。

GA-200RG-1AJFの電池はCR1220

GA-200RG-1AJF/5229の使用電池は、CR1220。公称電池寿命は約3年とのこと。デジアナムーブメントで3年程使えるならば、かなりの省電力設計になっているのかもしれない。その他、ムーブメントにはトリマコンデンサが内蔵されていて、精度の微調整ができるようになっていた。

クリーニングと乾燥が終わったケースとバンドを組み直し、ムーブメントをセットしていたところ、突然ドスンッ!という地響きと共にユサユサと揺さぶられる。千葉県南部を震源とする最大震度5弱の地震だった。揺れで手元がブレてしまい時計の組み立て作業どころではなく、完全に落ち着くまで作業中断。

クリーニング完了

作業再開し、ムーブメントをセット、裏蓋を閉じて出来栄えをチェック。作業前と比べ、非常に美しくなった。

カシオは10時8分37秒

新しい電池によるムーブメントの正常動作を確認して、検査良好。返却日までチェックし続けることになった。しばらくお待ちください。>所有者

作業完了後の時計写真に関して。カシオのアナログ時計は10時8分37秒が正規表現となっており、そこにデジタル画面があれば6月30日の日曜日という日付設定が基本となっている。時計の印象が良くなり、ハッキリとした表情になることから、当ブログで掲載してる時計についても、できるだけ各メーカーの設定時刻にセッティングしている。素人撮影ゆえに、どうしてもズレが生じることはあるが。

草生水献上場へ行く

新潟県柏崎市にある『草生水献上場(くそうずおんじょうば)』では、現在でも石油が湧いているそうだ。片道300km程度ならすぐなので、ドライブがてらひとっ走りして、日本産の石油を見に行くことにした。

北陸道西山ICから降りて、西山町妙法寺方面、r393を走るとすぐに出てくる青い看板。

草生水献上場の案内看板

草生水献上場への案内看板は、古印字フォントで迫力が増している。

隘路を往く

石油街道とは立派な名前だが、実際は集落の裏道という雰囲気。

草生水献上場まで1kmの看板有

さらに進むと、草生水献上場まで1kmという看板が出てくる。すれ違いスペースが殆ど無く、崖に面した道でガードレールすらないのにKAIDO。酷道や険道を走り慣れている人なら、どうってことのない道だ。

酷道っぽさが楽しい

短い距離ながらも、今年一発目の酷道走行となり、狭く荒れた道を楽しむ。帰り際に、地元住民の農作業と思わしき軽トラが来てしまい、すれ違いが極めて困難な場所で対向車と出くわす運のよさに唖然。

草生水献上場の駐車スペース

草生水献上場前には、小さいながらも駐車場のような広場がある。ここから先は、徒歩…といっても、一分程度で現地に着く。

草生水献上場の歴史案内

草生水献上場の歴史案内を見る。天智天皇の時代、つまり飛鳥時代まで遡る。案内では『「越の燃土、燃水とを献ず」と日本書紀に書いてある。』と記されている。

燃土(もゆるつち、ねんどではない)は天然アスファルト、燃水(もゆるみず)は石油。正体が分からないナゾの黒くて臭い水が湧いており、くさいみず、臭い水。これが転じて、くさみず、くそうずと変化していき「草生水」という当て字になって、今に伝わるそうだ。

そして、天智天皇へ天然アスファルトと石油が献上される…という流れ。灯火用の燃料や防腐剤としての使われ、また時代によっては、採掘権を巡って争いがあったようだ。

草生水献上場の東屋

草生水献上場に到着。東屋があって、休憩もできる。くさいみずのイメージから、石油のニオイがあるかな?と期待したが、微かにニオイがある程度。むしろ、自分で発した屁のほうが臭い。

草生水献上場の池を見る

東屋の反対側から見ると、池というか沼というか。足元は黒と茶色のドロドロした液体が溜まっており、これが湧き出ている石油らしい。触ってみると、ベタベタした油そのもの。

草生水献上場の沼地

第一印象は、ドラクエに出てくる毒の沼地。池の底のあちこちからポコポコと泡が出ていて、これは石油ガスのようだ。

湧き出る日本産の原油

黒い物体はタール状になった石油か。写真右下では、ガスと石油が現在進行形で湧き出ている。

虹色に輝く油

水面では、虹色に輝く石油が光る。以前、シビックRがオイル漏れが続いていたころ、雨の日に走ると路面にこんな色の輝きがずっと続いていた。

石油だけに足元はとても滑りやすく、靴の裏に付着してしまえば車の運転にも支障が出る。なるべく油気のないところを選びつつ、噴出池の周りをうろうろして探索終了。

妙法寺採取基地

草生水献上場の麓部分、r393沿いには石油資源開発株式会社所有の妙法寺採収基地(妙法寺B基地)もある。新潟県は国産天然ガスの生産拠点であり、この妙法寺採収基地の地下にはパイプラインが設置されているとのことだ。

パイプライン輸送は中東地域やロシアのイメージが強いが、日本にも設置されている。新潟県や宮城県が有名どころだが、新潟県から首都圏へ送り込んでいたり、火力発電用に神奈川県川崎市と千葉県富津市が東京湾の海底で接続されている等、探せばけっこうある。

総走行距離は630km、総合燃費は18.8km/L。北陸道西山IC近くのガソリンスタンドから、自宅近くの定例給油スタンドまでの区間燃費では、リッター20を再び達成。しかもエアコン使用、渋滞、眠気を飛ばすためにアイドリングしたまま15分程度の仮眠を行って、この成績。29万キロ目前とは思えないコンディションで、更なる低燃費を出せる可能性を秘めている。以前出した20km/Lは、まぐれではない。

待ち望んでいたアップデート

新名神高速道路の新四日市JCT-亀山西JCT間が開通したのが、2019年3月17日のこと。この区間のデータが追加収録された、ナビの地図データがようやく配信され、次の休日にでも更新作業を行えるよう、さっそく準備を行うことになった。

都心側から(新)東名高速道路を使って西日本方面へ行くとなると、今まではそのまま名神高速道路に入るルートが殆どだった。名古屋市街地を避けるようにして、内陸側をぐるりと迂回しつつ、京都へ向かうことになるので、距離と時間が余計にかかってしまう。伊勢湾岸道経由では東名阪道から名阪国道となるが、四日市JCT-亀山JCT間は渋滞の名所だけに、これだけでも行く気が無くなる。

新名神高速道路の新四日市JCT-亀山西JCT間が使えるようになり、新東名から伊勢湾岸道、そして新名神とスムーズなコースを組み立てることが可能になり、西日本方面へのアクセスが良くなったことが見えてくる。亀山西JCTは現在はハーフジャンクションで、伊勢方面の開通は今年度が目標とのこと。これが使えるようになれば、紀伊半島巡りもラクになるかもしれない。

マップデータの圧縮ファイルをダウンロードするのに20分、その圧縮ファイルの解凍に60分程度。解凍したファイルをSDカードへのコピーが終わるまで約45分。アップデート用のSDカードが出来上がるまで、だいたい二時間は掛かることが分かった。これらの処理は別PCで行っていたが、この時間で終わるなら、メインPCで間に合う。

原油サンプル

以前、モノ集め趣味の一環で、石集めをやっていることを記事にした。このときに取り上げたのが石炭で、いくらでも集めたいことを書いた。

化石燃料といえば石炭のような固体系だけでなく、液体系もある。原油由来のガソリンやオイル等、車趣味なら身近なもの。これらも石集めの一環として集めようにも、ものがものだけに爆発性のある危険物であり、なかなか厄介な性質を持つ。

そんな原油ベースの各種精製品のサンプルを運よく入手することができて、石集めコレクションの派生品として含めることになった。

原油サンプル

小瓶に収められた、原油からの各種精製品。殆ど写っていないが、右側の二本が重質原油と軽質原油。原油は普通なら見ることはなく、これが最も貴重か。特に重質原油は半固体のような粘性のある物質で、室温程度では瓶を振っても動く様子はない。

瓶は完全な密封状態ではなく、僅かばかり気化して漏れ続けているらしい。ケースを開くと油の香りが感じられる。