歯の定期健診もとい、定期クリーニングの方向性が若干変わって、日常のブラッシングについても指導が入るようになった。どうもブラッシングが上手ではないようで、ブラッシング後の汚れの付着具合をチェックすると、磨き残しがけっこう目立っている。
この汚れの残り具合を調べる方法が、薬剤を口に含んで、一旦水で濯ぐ。すると、薬剤は汚れだけに反応し、色が変わって目でチェックできるというもの。担当技師に「小学生以来ですよこれ」と告げると「そうですよねー」なんて返答で、確かに久しぶりかもしれない。
小学生のときに使った薬剤はピンク色だったが、この歯科では青色。磨き残しのある歯に反応した薬剤は青く染めるので、口の中がとてもハロウィーン状態。口に含んだ水がいちいち真っ青になるので、青い血は不気味だなと妄想したり、ちょっとしたメイクを施せば、お化けのコスプレが仕上がるかも?と技師と笑いあっていた。
さて、日ごろのブラッシングの指導としては、隙間を重点的に磨ける歯ブラシを使えとのことだった。既に電動歯ブラシによるブラッシングを行っているので、補佐するように先端が三角錐になっている歯ブラシや、歯周ポケット向けの歯ブラシが揃い、ついでに歯間ブラシ、スケーラーと、ずいぶん道具が揃っていた。まるで、小さな機械のメンテナンスキットのような。
おかげで、一回のブラッシング時間が15分は掛かるようになり、コップに水を溜めて節水なんてことも心掛ける必要が出てきた。ただねぇ、10歳前後で永久歯に生え変わり、そして一生、その歯で過ごさなければならぬとは、人体における欠陥構造にも思える。既に親知らずを四本失い、ある意味ではバックアップが無くなった。こう考えると、日々のブラッシングがとても重要になってくる。気を抜くことはできない。









