速度は一定に

大勢の女子高生に混ざっての、ホテルの朝食。朝からキンキン声を張り上げるようなことはなく、マナー良く食事を続けていた。

「あの女子高生の中に、座敷童子いたんじゃね?」「いや、座敷童子はもっと小さいはず」

というわけで、座敷童子伝説のある岩手県の遠野から関東に向かって南下を開始。

道中は殆どをクルコンに頼っていた。ハンドルに装備されているクルコン用のレバースイッチを使いながら速度調整を行い、アクセル操作から解放される点は疲労低減に大いに役立っていた。

クルコンを使ったGPSログ

クルコンの速度設定は85kmhに設定しており、GPSログを見返すと84kmh付近を一定に保っていることが判明。設定と実速度の誤差は1kmhに収まっており、さらには速度幅の振れが殆ど無い。正直なところ、ここまで精度よく制御しているとは思っていなかった。

では、人間クルコンと称して、アクセルペダルで速度を維持して走り続けているEK9シビックRではどうなっていたか。計測区間は、先のクルコン使用車とほぼ同じ。

アクセルペダルによる速度制御

こうなる。高速道路を走る際は、スピードメーターの針は90kmhを目標にして制御しているが、やはり振れ幅は大きい。グラフのスケールがクルコン計測時と異なるので、参考程度にしかならないが、速度制御の観点では人間の足よりもクルコンによる電子制御の方が優れていることは明白。

過去には、機械式/ワイヤー式のスロットルでもクルコンを後付けできるキットが販売されていた。現在は販売元が閉店しており、当然製品情報も失われている(SERIOUS リニアクルーズLC210)。もし引き続き存在していたら、導入の検討を行っていたかもしれない。

機械式とはいえ、クルコンが付いたEK9シビックRなんてのも、より怪しさが増すだろう。

大鰐線、再び。

弘南鉄道は2028年3月を以って、大鰐線全線を休止、事実上の廃止を発表。

それならばもう一度乗っておくか!というわけで、青森に向かう。今回の青森往復ドライブでは、EK9シビックRは出すことはなく、相乗りでの行動になった。

弘南鉄道7000系

折り返し地点の中央弘前駅で一休み中。元を辿れば東急7000系で、運用期間は東急時代よりも弘南鉄道のほうが長くなった。寒冷地での過酷な運用が続いており、さすがに劣化は隠せていない。乗務員室の天井には雨漏りに対処するためかビニールシートが張られていたり、ネジ穴がまともに機能していないのかカバーが固定できてない等、職業柄補修したくなる要素があり過ぎる。

色褪せた圧力計

電磁直通ブレーキ仕様なので、圧力計も賑やか。回生ブレーキはキャンセルされており、最初から空制のみの制動となるため、締切電磁弁による圧力計の動きは見ることができなくなっている。

長年に渡って紫外線を浴び続けた影響からか、本来は表記されているはずの赤い文字や赤い帯が消えてしまっている。圧力が分かればOKと割り切っているのかもしれないが、一方で補修する予算が充てられていないのだろうと思ってしまう。

弘南鉄道の安全方針

中央弘前駅に掲げられていた、弘南鉄道の安全方針。そのベースになっている規定は、どう考えても国鉄の安全綱領だろう。

一、安全は輸送業務の最大の使命である。
二、安全の確保は規程の遵守及び執務の厳正から始まり不断の修練によって築き上げられる。
三、確認の励行と連絡の徹底は安全の確保に最も大切である。
四、安全の確保のためには職責をこえて一致協力しなければならない。
五、疑わしい時は手落ちなく考えて最も安全と認められるみちを採らなければならない。

2023年8月には大鰐駅-宿川原駅間で脱線事故を起こしている。事故の4ヶ月前となる2023年4月に一度目の乗り鉄訪問を行っているが、同区間は明らかにおかしいと感じる揺れが続いていた。線路のコンディションが極めて悪いという、地方ローカル線特有の事情もあったかもしれないが、脱線事故の一報を聞いてやはり起きたか…と納得していた。

その脱線事故の影響かどうかは不明だが、こうして安全方針が掲げられて乗客の目につくところに掲載されているあたり、輸送業としての本質を徹底しようという意気込みなのかもしれない。

大鰐線を往復し終えたら、早くも関東に向かって南下を開始。今回は青森駅と八甲田丸に向かうことはせず、予め関東までの距離を縮めておくことになった。

BGM代わりに動画?

車で長距離を走るときは、ペース配分を作るために特定の音楽を聴くことが多い。アルバムを二つ連続で流せば、だいたい1時間半から2時間になるので、そこで休憩を取ればちょうど良くなる。

そこを発展させて、例えば1時間半から2時間程度の動画をUSBメモリに保存しておき、ナビの画面で流しておくのはどうだろう。知らない動画だと意識がそちら側に集中してしまうので、見たことのある動画がいい。

実際、映画を上映しながらドライブしたことがある。ダッシュボードにスマホを置いて、そこに流された映画はコマンドー。カルト的な人気を誇る、あの作品。次から次に出てくる名言に笑いが止まらず、まともな運転には程遠くなってしまう危険性もあった。しかし、知っているからこそ、セリフだけでも楽しめてしまうあたり、BGM代わりにはちょうど良かった。

ナビはUSBメモリを接続できるようになっているので、スマホを置かなくていい点は助かる。せっかくの動画再生機能なのだから、使わないともったいない気がする。

AVIC-CZ901

2018年5月6日登録で、7年が経過。マップデータの更新サービスが続いており、本体にも不調が起きていないので使用継続中。

オイル交換前のチェック

エンジンオイル交換規定距離まで、残り150km程度。日々の運用がシビアコンディションに該当するので、説明書に従って5,000km毎の交換を継続中。では4,850kmを使ったエンジンオイルはどうなるか。

オイル交換間近

そこそこ色は濃くなってくるが、墨汁のような黒さには至らない。その他、エンジンはまだまだ使えるな?と判断できる材料として、オイルの残量。上限近くの量を保っている。一晩放置して、翌朝の運用開始前の日常点検時でのチェックでこの量。

今のところ、エンジン始動時に白煙を吹くとか、加速時に煙幕の如く白煙が広がるといったネガティブな要素は起きていない。もう暫くは、現状維持で大丈夫だろう。

貴重な北風

曇りがちで気温が低く、しかも北北東の弱い風。天気が崩れる兆候でもあるが、運動しやすい条件が全て揃っていることに気付き、それならばと自転車に跨ってせっせと走り始める。この時期としては数少ない好条件の日なので、不意にするのは勿体ない。

いつものように、多摩川サイクリングロードを走っていく。世間は平日なので、人が少なめで走りやすい。

多摩川橋梁

毎度お馴染み多摩川橋梁を折り返し地点として、今度は河口側へ走り出す。

この折り畳み自転車はリア10速。普段の通勤で使っている自転車がリア8速なので、脚に対する負荷の観点では、8速より10速のほうが明らかにラク。道路状況や風向き、全身のコンディションによって細かくギアを入れ替えることができるため、疲労を溜め込まずに済む。多段化が進んだ背景もある程度は納得できるというもの。

気温が低いとはいえ、冬とは全く異なった熱気があり、次第に汗だくになってくる。それでも北風で乾燥が早く、体力の消耗は抑えられている点はうれしい。想定よりも発汗は激しいようで、水分補給を意識し続けることは忘れずに。

30kmを走って、計算上の消費カロリーは500kcal以上に達する。昼食のカロリー調整に失敗し、今日の走り込みはプラマイゼロにする意味も兼ねていた。

ドクダミいっぱい

根が張り過ぎたという理由からクスノキが撤去され、さらに根を枯らすために薬剤を注入。植えられていた区画は、ペンペン草が生えないという例え通りに、死んだ土になっていた。

が、自然というのは蘇るようで、死んでいた土と思われていたが、まずクローバーが生えてくる。次になぜかキノコが生えてくる。年月が経過するうちに、枯れた草やキノコが土の上に被さっていくサイクルを繰り返すことで、少しずつ復活してきているらしい。

さて今年はどうだろう?と思っていたら、ドクダミに覆われていた。ここまでくれば、土としては生き返った。

ドクダミ

狭い区画でドクダミが繁茂。独特のニオイから敬遠されがちだが。

遠い過去に住んでいたところが、丘に囲まれた場所。小高い山から下りてきたリスが電線を伝って走り回り、アオダイショウがトグロを巻き、モグラが地面を穴だらけにするような自然環境。あちこちにドクダミが当たり前のように生えており、特有のニオイを嗅ぎながら駆けずり回っていた。久しぶりに立派なドクダミゾーンを見て、ふと過去を思い出すことになった。そんなドクダミの花言葉は、白い追憶。

世の中にはいろいろな茶があり、このドクダミの葉を使った茶は好みの一つ。

花火を計算で楽しんでみる

休日出勤の日。悪条件でしかない雨天ライドによるチャリ通となったが、世間は休日なので交通量は少なく、いくらか気楽に走ることができて助かった。

そんな一日が終わり、日が暮れた夜。外から雷鳴のような音が聞こえてくるので、まずは落雷レーダーを参照してみるが、この時間に置いて落雷が検出されたのはロシアの街中だけで、近々で雨雲はない。さらに調べてみるとお台場での花火大会によるもので、雷鳴ではなく花火の音だった。ズドン…ドン…と景気よく聞こえてくる。

ここで思い出すのが、目の高さから見える水平線までの距離。基本は4kmで、高度が高くなれば見通し距離は増えていく。実際、高度を少し上げて花火大会が行われているお台場方面に視線を向けると、花火がよく見える。そこで現在の高度を加味して、地上の見える範囲を再計算。すると見通し距離は、観測地点からの直線距離よりも長い数値が出ることになって、こんな都心部であっても地球が丸いことが実感できたりする。

今日は比較的冷えていて、昼過ぎから少しだけ気温が上がったとしても、夜になって再び冷えた。すると、上空には暖かい空気が残ることになって、花火の音は上空に逃げることなく水平寄りで広がることになり、地響きのような音が夜空に轟くことになった。

昨今は除夜の鐘が苦情のネタになり、この花火大会の音も騒音として扱われることが少なからずあるそうで。

任務終了

現在、EK9シビックRは通勤や買い出し用の足車として日々の生活に使ってきたが、6月末を目途にその任務を終えることになった。長距離ドライブを主体とした、本来の用途に戻ることになる。いつ以来かと振り返ってみると、どうやらEK4シビックSiRII以来。酷道や林道への遠征はもちろんのこと、長期休暇を申請してのドライブも悪くなさそうだ。

製造から27年、距離にして38.9万キロに達している。これまで多数のリフレッシュを繰り返してきて、同世代の車よりもコンディションはいいのかもしれないが、この先も乗り続けることを考えると、毎日のシビアコンディション運用から離脱することは悪いことではない。精密機械ゆえに、動かし続けることが本来の使い方とも言えるが、それがシビアコンディション扱いでは疑問が残る。

近距離移動では自転車が大活躍中で、これは小回りの効く小径の折り畳み自転車であることが大きい。次に中距離移動目的ではバイクの導入が計画されており、機械趣味の延長線上で考えると、バイク沼にハマっていく可能性は極めて大きい。長距離では当然シビックRになってくるだろうが、今後は動態保存も兼ねてくるものと思われる。

動態保存とはいえ、良好なコンディションを維持するためには、暇さえあればリフレッシュをし続ける必要があり、将来に備えて純正部品のストックも行っていく必要がある。運用方法が元に戻るだけで、車いじりの観点ではこれまでと全く変わらず。

6月を節目に、いろいろと変わってくるだろうが、今からあれこれ考えても仕方がない。明日は明日の風が吹くとのことだ。

次期PCに向けてその1

相変わらずスマホよりもパソコン重視であり、Windows10のサポート終了まで残り5ヶ月を切っているため、新しいパソコンを用意しなければならない。

引き続き自作PCを踏襲するとして、問題になるのはその構成。CPUを物理的に2つ使用するDual CPUを継続してきたところだが、ATX規格のマザーボードとなると、さすがに見当たらず。ATXよりもさらに大きな、Extended ATXをチョイスすれば問題は解決できるものの、今度はケースの選定から行わなければならず、彼方立てればこちらが立たぬ。

今回はシングルCPUで組むことが決まる。久しぶり、というかシングルCPUの構成で組むとは、いつ以来になるだろう。自作PCで遊ぶようになってからというもの、Dual CPU構成のマシンのほうが使用歴が長い。早くはないものの遅くなりにくい、コンシューマ向けよりも3世代から4世代先の性能になるので、長く使える…といったメリットがある。

シングルCPUとはいえ、選ぶマザーボードはサーバやワークステーション向けの安定志向モデルとなる。メインメモリについては、ここ最近のアプリケーションのメモリ使用状況を鑑みて、将来的に困らないように配慮すると、最低でも128GB、予算に余裕があれば256GBは積んでおきたい。

最後にグラフィックボード。ここが一番面倒で、旧世代ケースに収まるように、毎回Mini-ITX規格の小型グラフィックボードを選んでいる。ミドルクラスに比べて一段階控えめの性能になり、いわゆるエントリークラスの性能となることが多いが、ゲームをするわけではないので間に合うことが殆ど。僅かとはいえ、今も小型グラフィックボードは新しく出ているので、初期不良やドライバの問題をクリアしたモデルから選べばいい。

怪しいスペックのPCで遊んでいる人間と見られることが多々あるが、私からすればゲーム用途に組んだPCのほうが、立派に怪しいと思っている。

実例

下手なアニメでは、キャラクターが電撃を食らうとレントゲン写真の如く、体内の骨格描写になってしまうという、どこかコミカルに描かれることが多い。

実際の感電となれば、電気抵抗がある人体に電気が流れてしまうことでジュール熱が発生し、火傷に至ってしまう。通電した部分は細胞組織が破壊されることがあり、体内側から壊死が進行する原因にもなる。他に思いつくものでは、筋肉の急激な収縮による骨折や脱臼。体に対して、電気がどう流れるかで、損傷具合は大きく変わってくる。

感電に注意と言っても、なぜ避けなければならないのかが分からないと、防ぎようがない部分はあるのではないか。実体験として感電するとしてもなかなか難しく、それなら感電による負傷例を見せるのもありか。公開されている医療系の論文、医学書を参照すれば、イヤというほど見つけることができる。

それらを引用しつつ、感電の負傷一つで、生涯に渡って後遺症に苦しむ可能性はゼロではないため、感電に注意せぇよ…とは、大げさすぎるか。いや、症例を知っておくだけでも、気をつけるきっかけにはなるだろう。血管や神経が集中するちんちんは、電気抵抗値が低いため感電によるダメージを受けやすいことも知っておけば、より注意することが可能。

商用電源たる交流100Vでは、本当にビリビリとする感覚。カメラのフラッシュ部(電解コンデンサ)に触れると、一瞬でバチンッという強い衝撃が手先から肩に掛けて広がり、一日は痺れが残る。車のバッテリーは表皮がゾワゾワすることで感電していることが分かり、鉄道模型のレールに触るとピリッとした鋭い痛みが走る。

なんでもそうだが、対象を知っているからこそ、真の対応策を実践することができるもの。知識だけでなく経験がものを言うが、今の時代はこの「経験」が鬱陶しいと感じる場面が多いそうで。