「確か乗船手続きって10時過ぎだったよな?それを目途に行こうかね」
という具合で、見送りで新潟港までひとっ走り。居住地から新潟港は350km弱で、大したことはない距離。ところが、一般の人からすれば極端らしく「200km以上は未知、ここから新潟は大旅行レベル」「見送りして?それで終わり?うっそ…」というツッコミが。
5月からは遠出を控えており、6月上旬から中旬にかけては、錆の補修で車に乗れず。その反動もあったのだろう、今日の総走行距離は920kmとなっていた。

「乗船ですかー?」「いえ、見送りです」「ではそちらへどうぞ!」と、毎度変わらぬこの流れ。あいにくの雨…どころではなく、警報級の大雨が続く。この雨のおかげか、私のように見送り目的でウロウロする人は出航時刻ギリギリまで少なかった。
12時前からローブが解かれていく。作業をじっくり眺めていると、ロープを解く前からサイドスラスターを動作させ、岸壁に接したままにしているのが印象的だった。万一、ロープが千切れ飛んでも吹き飛ばされない位置でスタンバイしているとか、確実に意思が伝達されていることを確認してから、次の作業へ入る等、見習うべき行動がとても多い。

離岸して十分な距離を確保できたら、ゴンゴンと鳴っていたサイドスラスターの音が静かになり、本格的に加速し始める。見ている方はゆっくり動いているように見えるが、乗っているとけっこうな加速力を実感できる。
船が視界から消えたら、こちらも新潟港を後にする。真っ直ぐ帰っても面白くはないし、久しぶりの遠出だ。信州方面に進路を取り、先述したように900kmを走り回っていた。殆どの行程で雨で、カメラを出す気が起きず、撮影は5枚だった。



