部品選択中につき

東名高速のリニューアル工事で、秦野中井IC~御殿場ICの右ルート左ルート区間が渋滞しやすくなっている。これで遠出しにくくなっており、年末に計画していた300,000km到達は達成できなくなった。

この延期は悪いものではなく、むしろ好都合か。シビックRの維持整備に必要な部品の手配、作業日の設定を余裕を持って行うことができる。300,000kmといえば、100,000km毎に訪れるタイミングベルトの交換作業が控えている。

部品選定中

今のところはDIYでのタイミングベルト交換作業を考えており、それに向けて部品を選んでいるところ。ボルトやシールパッキン類も交換することができるので、それらを含めていくと部品点数が大量になっていく。

部品価格を抑えるなら、タイミングベルトセットと称して、タイミングベルト本体だけでなくウォーターポンプやアイドラープーリーを含めたセットパーツを使うのがベストか。ただし純正互換品となり、純正部品の最新価格だけでなく、サプライヤーの詳細やメーカー製造コードといったデータが得られなくなる。よって、今のところはホンダ純正品を使う予定。

手元にある標準作業点数表では、タイミングベルトの交換が2.8に対し、ウォーターポンプの交換のほうが3.3と高く設定されている。素人のDIY整備となり、こんな短時間で作業が終わるわけがない。

冬の収入、ちょっぴり減…?

強烈に冷えた朝。いよいよ初冬シーズンの防寒着を着て出勤。今までは秋用の薄手ばかりを着ていたが、さすがに寒すぎ。冬本番の季節に入れば今度はダウンを着ることになり、身や心だけでなく、『財布も』寒くなるシーズンはすぐそこだ。

財布。

この時期になってくると、冬のボーナスの支給月数が確定してくる。基本給や支給月数、それに業務における(マイナス?)査定を勘定し、想定される支給額を試算する。そこから真っ先に貯金プランを組み立てて、それから用途を考えていく。上司から繰り返し言われた「ボーナスは無いものと思え」が基本方針なので、このルールの再遵守をする意味も兼ねている。

株式投資の中間配当に関する報告書が届くのも、今の時期だった。レポートが届いてああそういえば…と思い出すレベルで、すっかり日常的なものとなっている。保有している企業のうち、ある一社は開いた封筒からは「中間配当実施見送り」の紙切れが入っていた。今年に入ってから特別損失が計上することが告知され、配当は無いだろうと踏んでいたことから、想定内の出来事。

この無配当で、冬場の収入額そのものは減少という結果が出た。財布も寒くなると書いた理由はここにある。上昇続きの中、一時的に下がったところで、着実に取り戻していけばいいだけのこと。あくまで余剰の金を使った、社会勉強としての投資なので、実生活には全く影響が無かったりする。

サラリーマンのことを「社畜」と蔑称し、フリーランスをはじめとして会社組織に依存しない自営業的な働き方がいかに素晴らしいか。これらの魅力を伝えるブログは、決して少なくはない。それら記事を俯瞰してみると、フリーランスで働いているであろうブログ管理者の収入状況や、フリーランスで働くとどのような経費が発生するのか、そういった本当に知りたい情報(※1)を伝えているブログは限りなく少なく、いや、見たことがない。収入状況の記事があっても、数百万、数千万円が入ったという記事等、簡単に人が羨みそうなものばかり。

こと、夏と冬のボーナスシーズンになると、まるで社畜を会社の奴隷のように揶揄している記事に勢いがなくなって、国がダメとか格差は金持ちの支配だとか、そういった目に見えていない敵を叩く内容が続いたりする。

正社員のボーナス

社畜が羨むようなことは大好きなのに、その社畜がいい思い(ここではボーナス)をしているのが、実は強烈に羨ましくて許せず、または憧れだったりするのかもしれない。

そして結局は、セミナーや転職サイトへのアフィリエイトリンクが張られている。耳障りのいい御託を並べて、いかに広告やリンクを踏ませるか(※2)。本当においしい話は、誰にも言わないし、記事にもされない。この法則、昔から変わらず。

※1
フリーランスとして生きる上で必要な支出(成果を出すために掛かった経費、営業費、税金等)のことを一切記事にしない点で、経費から目を背けているか、本当はフリーランスではないと感じてしまう。そういった経費を会社が負担してくれるのが、社畜の有利な点。

※2
日本であれば、Googleの検索順位が彼ら彼女らの生命線の一つなので、定期的に行われる検索アルゴリズムのアップデートの影響を受けて、ネットの海に轟沈することも。

その後のfavicon.icoは?

Googleの検索結果の画面が変わり始めていることに気づいたのが、14日のこと。単純に検索結果が表示されているだけでなく、Webサイトに設定されているfavicon.ico、ファビコンの画像も同時に表示されるようになった。

そのことは14日付けの記事で書いており、各htmlのタグをシンプルなものに書き換え、ついでに『サーバのルートディレクトリにfavicon.icoを置いておけば、タグの有無に関わらずブラウザが勝手に読み込む』というありがたい機能まで知ったことを記述している。

変化に気づいた14日から二週間が経過しようとしているタイミングで、改めて検索してみると、無事にファビコンが読み込まれ、赤いRマークが表示されていることに気づいた。

favicon.icoは読み込まれていない

14日の時点では、URLの左側は丸いマークだった。それが

Yahoo!での検索結果

赤いRマークのファビコンが表示されている検索結果に変化した。ちなみにYahoo!での検索結果であり、提携元となるGoogleでもしっかりとファビコンが表示されていることを確認した。

Googleでの検索結果

こちらはGoogleでの検索結果。パズルの欠けているピースが埋まり、整ったデザインとして成り立ったような印象だった。セッティングしているものが反映されたことで、一安心といった感じ。

このGoogleの変化に応じてか、あらゆるSEO対策を解説している世間のWebサイトでは、ファビコンを設定して検索結果からアクセスしやすくしてもらおう…といった趣旨のページが目に付くようになった。読んでいけば、検索順位を上げるためのセミナーの紹介、ネット副業の勧誘だったりするオチが少なくないが。

検索順位ばかり気にしたところで、中身が伴っていなければ、アクセス数は増えにくいとは昔の考えか。検索でヒットした→とりあえず記事を読んだ→サイト内の他のページも読んでみよう…という動きをさせてこそ、総アクセス数を増やしていく手段だったと思う。

そんな時間の掛かる手段は採らず、検索順位で高いところを素早く狙い、そのページへのアクセスによって一撃離脱式に広告表示やクリック広告を踏ませ、収入に繋げていくことが主流なのかもしれない。

よくあるバグ

当ブログはWordPressを使っている。機能追加や不具合の修正等で、定期的にバージョンアップが行われる。…のだが、配布されたパッケージの中にバグが含まれているやんちゃな部分があり、これを食らって復旧に時間を要したことは一度や二度ではない。よって、アップデート通知が来てもすぐには実行せず、Twitterや開発ブログをチェックし、整った状態になっていることを確認してから、更新するのがマイルールとなっている。

最新版のWordPressは5.3。今月中旬にアップデートされて、サーバ上のデータベースの対応状況を見て、いつもどおりネット上でのWordPress5.3に関する情報をチェック。インストールしても大丈夫そうなので、アップデートを実行。今のところ不具合はなく、少なくとも閲覧については大きな問題は起きていないようだ。

その裏側、投稿設定画面では「またかよ…」と思ってしまった、小さな小さなバグが見つかった。

WordPressの小さなバグ

公開日設定の日付表示が、月月となっていたりする。WordPressに限らず、設定画面における文字のダブりは妙に気になってしまう性質があり、これが地味に気持ち悪い。今回が初めての発生ではなく、過去のアップデートにおいても『月月』表示と出ていたことがあって、小規模な更新でいつの間にか修正されていた。今のところ、公開日の設定がおかしくなるような不具合は起きていないので、直るまではこのまま放置としておく。

投稿月の余計な案内表示?

公開日設定部分の月数メニューバーにおいて、11、12と数字だけを表示すればいいものを括弧書きで11月、12月と併記しており、数字を消しつつも『月』という文字を消去する設定や構文が無いとか?WordPress本体と使用中のテーマ(デザイン用テンプレート)が完全に合致していない可能性もある。

外に出れなかった理由

先日の旧北陸本線トンネル群の道中、休憩のために敦賀港へ立ち寄った。そこには新日本海フェリーの敦賀フェリーターミナルがあって、普段なら船はいない時間帯ながら、そこにはすずらんがいた。海が荒れて、欠航で停泊していた影響だった。

欠航により停泊中

こうしてフェリーを見ていると、また車を載せてウロウロしたいなと思ってくる。今まで散々シビックRを各地のフェリーに載せてきたところで、この先どれだけ載せることができるか。フェリーに載せた回数がやたらと多いEK9なんて自負もあったりする。

新日本海フェリーは、港を出港してしばらくすると、左右のデッキに通ずる出入り口が基本的には閉鎖される。乗船客が外に出れる場所は後部デッキぐらいで、そこでも上層デッキには行けないようにチェーンが掛けられることがあり、船内での散策行動は制限されている。

フェリーあざれあのデッキ

▲2010年9月に乗船したフェリーあざれあのデッキ。同船は2017年3月に退役済み。

基本的には…という表現は、完全に閉鎖されているわけではなく、極一部の出入り口だけは通行可能になっていることから。黙認なのか船員の忘れなのかは分からないが、その事情を聞いてしまえば乗船客側の負けになるので、あえて黙っていたりするが。

新日本海フェリーを使うときは、苫小牧→秋田→新潟の寄港便だった。毎回、出入り口には「強風のため閉鎖します」という味気ない看板と共に鎖が掛けられて閉鎖されている。この寄港便だけの措置かと思っていたら、他の航路でも閉鎖されていることが分かってきた。

「強風のため」とは、低気圧や前線といった天候による強風ではなく、高い航行速度からの「航行風」による影響だった。新日本海フェリーの船たちはどれも高速性重視で、例えば舞鶴~小樽に就航している、はまなす/あかしあ姉妹で30.5ノット。

1ノットは1時間に1海里を進むスピードで、1海里は1.852km。簡単に覚えるならテンパチこと1.8倍、正確に出すなら1.852倍すればいい。

従って、30.5ノットで航行する船をkm/hに換算すると、56.486km/hの速度と出る。この速度で走る車から手や顔を出せば、それなりの風の強さと圧力を受けることが実感できる。今度は船上で考えると、揺れるデッキで強い風と圧力を食らい、不意の転倒や海への転落の可能性を考えれば、安全確保でデッキを閉鎖することは仕方がない。

敦賀~新潟~秋田~苫小牧東を結ぶ、らいらっく/ゆうかり姉妹で22.7ノット。新日本海フェリーの船の中では最も遅い足となるが、それでも42.04km/hは出ている。

船の航行速度は15~20ノット前後が多いとされ、その速度からすれば、いかに新日本海フェリーの船たちが速いか。かつては『海の新幹線』と呼ばれたフェリーまでいたそうなので、昔からスピードがウリの一つとなっているようだ。

濃霧の朝

二日続けて8時間近くの睡眠時間を確保して、慢性的な背中や腰の痛みも落ち着いている。さて一週間がんばんべぇと出勤のために外に出たら、真っ白な世界が広がっていた。ここ都会でも霧が出ることは年に一度や二度はあるが、周囲が真っ白になっていて、徒歩ですら危機感を抱くほどの視界不良は初めて。

街灯や車のヘッドライトの光の筋からしても、霧は相当濃いようだ。よく見れば、空気の流れに沿って霧を構成する水分が漂うのが分かり、雲の中の状態を地上にいながら知ることができる。ただ、汚染された大気に接した水分なので、高原での朝に見れるような、美しさを伴う霧とは全く違う。

普段なら鬱陶しさしか感じないフォグランプも、今朝のような濃霧であれば積極的に使うべき装備になるのだが、どうも点灯させていない車が多いように感じるのは私だけか。バックフォグも濃霧には有効装備だが、使っている車は一台も見なかった。フォグランプの正しい使い方を知らない人間は、安全のためにもう一度教習所へ通ったほうがいい。必要の無いところで点灯している人間は、多くの場合はエレクトリカルパレードのような、飾りとしか思っていないことだろう。

交通網にも若干の影響が出ていて、電車にも僅かばかりの遅延が発生していた。新幹線なら前方を注視する義務はないが、在来線だとそうもいかず。あんな視界不良で真っ白な世界において、ダイヤを守れというほうが無理だ。

時間の経過と共に、霧が晴れて少しずつクリアになっていく視界。中途半端に高い気温と湿度が100%という朝で、昼過ぎになれば太陽が出てきて、さらに気温は上昇。一日中、季節はずれの暑さに苦しむことになった。

今度は青を

エンジンのプラグコードは赤いものを使用中。いったいなんだこれは?と現品を調べてみると、永井電子のウルトラシリコーンパワープラグコードという社外品のようだ。

ようだ…と表現した理由は、納車した時点で装着されていたものだから。初代オーナーが交換していたプラグコードを継続使用中で、2007年12月以前に交換していることになり、単純計算でも12年、200,000km以上は使っている。中古車屋でボンネットを開いたときに「プラグコードが赤くて」「汚いから長く使っているっぽい」と認識しつつも、現在まで未交換。

ウルトラシリコーンパワープラグコード

現状で目立った不調はないが、経過年数と後々のことを考えて交換しておくかと、NGKのパワーケーブルを購入。定価は16,000円のようだが、購入価格は8,000円ほど。

NGKパワーケーブル

青いコードは、赤い印象のンジンルーム内のアクセントになるかもしれない。製品のパッケージ見本には、大きなエンブレムステッカーが同封されているが、届いたものには含まれていなかった。実はこういうところで、コスト削減していたりして?

NGKパワーケーブルと比較対象にされる、永井電子のブルーポイントパワープラグコードを調べようと同社のWebサイトにアクセスしたら『プラグコードを除く電子用品を2019年11月20日をもって生産を終了し製品在庫のみの販売と致します』という一文が目に入った。新着情報をよく読めば、生産終了の告知ばかりが続いている。問い合わせフォームを削除して電話対応になり、事業を縮小しているようにしか見えない。

かつては個別に制御していた電子機器系が、車一括での制御システム化が進み、社外品が入り込める余地が減っている事情だろうか。

EK9の燃費記録大幅更新!

現在までの、EK9シビックRで出した最高燃費は20.6km/L

主に高速道路での長距離走行においては、リッター20が繰り返し出せるようになってきた。そうすると、どこまで低燃費が追求できるか、ドライブでの楽しみの一つとなってくる。

今庄駅近くのガソリンスタンド(サカエ設備今庄SS)で給油して、街乗り走行を極力抑えて北陸道今庄ICから帰宅経路に入る。名神高速、新東名と勾配が少ないルートを選ぶ。平日夕方の帰宅ラッシュを考慮し、名古屋周辺は16時までに突破すればいい。渋滞に巻き込まれたのは一回だけで、新東名内で発生した故障車撤去の後始末渋滞のみ。東名の大和トンネルや首都高内もスムーズに通過。

リッター21.9km/L

これまでの最高記録を1.3km/Lも塗り替える、21.9km/L達成!

20年以上前の車で、総走行距離が30万キロ目前とは思えないほどの、超低燃費性能。午前3時過ぎの起床だったことで、眠気と腰痛防止で一時間毎、だいたい80kmほど走ると小休止を取って、その度にゼロ発進を繰り返していた。ついでに雨に見舞われて、窓ガラスの曇り除去目的で、何回かコンプレッサーを動作させている。この記録、まだまだ更新できる余地がある。

低燃費を狙うからといって、交通の流れを無視したダラダラした加速や必要以上に遅く走る行為は、エゴドライブでしかない。公道かつ周囲の交通事情に沿った、メリハリのある運転を行ってこそ。

過去のリッター20達成走行においても、燃費に悪くなりそうな運転(エアコン、長時間のアイドリング、ハイカムまでの急加速)を行いながら、その数値が出ている。つまり、本当に低燃費を意識した運転を心がければ、燃費はまだ伸びるということ。

旧北陸本線トンネル群を走る

秋口は台風15号と19号の上陸で、ドライブを計画していた地点が被災してしまい、遠出は青森往復と黒部ダムだけ。このまま気温が下がれば、積雪や路面凍結で遠くに行くことが難しくなってしまう。そこで雪に降られる前に、今シーズン最後の遠出として、福井県敦賀市の旧北陸本線トンネル群まで出かけてきた。片道500kmなら、十分に日帰り圏内だ。

今回もまた、週末に雨が降られる天気予報だ。出先の北陸地方なら曇り予報で、むしろ好都合。午前4時、出発。行きは、カーブや勾配の連続で緊張感が保てる中央道経由で、のんびりと。

夜明けの八ヶ岳

中央道から見えた、八ヶ岳。今回のドライブで唯一の晴れ間となった。

琵琶湖の霧

遠くに見える雲の筋。あれは一体何事か?とナビの画面をチラリと見ると、遠く前方にあったのは琵琶湖。琵琶湖の暖かい水に向かって冷えた空気が接し、水蒸気として霧が広がっているのかもしれない。

働く車

某業務車にパスされる瞬間。今日は平日だったことをここで思い出す。お疲れ様です。

R365から側道のr140へ

北陸道木之本ICから降りてR365をしばらく北上していくと、側道のr140への標識が見えてくる。このあたりから、旧北陸線のトンネル巡りがスタートする。

柳ヶ瀬トンネル

旧北陸線トンネル一本目、柳ヶ瀬トンネル。旧北陸本線トンネル群には属していないが、このトンネルもかつては鉄道用トンネルだった。すれ違いのできない単線トンネルで、最長6分30秒の信号待ちとなる。新疋田駅方面への最短ルート、抜け道としての現役バリバリで使われているため、信号待ちであっという間に車列が出来上がる。長居は難しい。

柳ヶ瀬トンネルの説明板

信号待ちの間に片っ端から写真撮影して、後々見直すことができるようにしておく。こちらは柳ヶ瀬トンネルの説明板。

伊藤博文による「萬世永頼」の額

伊藤博文による「萬世永頼」の額。

柳ヶ瀬トンネル入口

柳ヶ瀬トンネル入口。信号機の左側に残り待ち時間を表示バーがあるが、まだ数本の表示が残っている段階でいきなり0になって青信号に変わる、油断できない信号。

後方に車列が出来上がっていて、トンネル出口側(新疋田側)に止めて撮影するような余裕はなく、柳ヶ瀬トンネルは通過するだけとなった。遺構探しはまた別の機会の宿題とした。

敦賀市に出て、まず向かったのは敦賀港。新日本海フェリーのターミナルで一休みするべと向かってみたら、見覚えのある船体が見えてきて、あれ?

欠航により停泊中

すずらんが停泊している。これは海上荒天の残影響で欠航になっていたため。ちょうど逆光で、まともな写真は撮れなかった。

欠航によるトラブルとはいえ、数年ぶりに新日本海フェリーの船を見ることができた。高速航行(27.5ノット=50km/h)を踏まえたスマートな船体が本当に美しい。

一休みしたら、本命である旧北陸本線トンネル群に向かって出発。R8を北上してr207の万葉の道へ入るが、交差点に標識があるわけではなく、かなり分かりづらい。ナビが無かったら見逃していたかもしれない。

旧北陸本線トンネル群スタート

r207をしばらく走ると、目的の鉄道トンネルが出てくる。一方通行ではないので、トンネル内で対向車が出てきたら突入口寄りがバックすることになる。酷道険道ランナーなら、躊躇せずバックして相手に道を譲れるくらいのスキルがないとね。

3分待ちの信号

伊良谷トンネルに限っては、トンネル内にカーブがあって見通しが悪く、3分待ちの信号機が設置されている。

トンネルに次ぐトンネル

トンネルに次ぐトンネル。かつては鉄路だったルートをゆっくりと走っていく。

山中スイッチバックの広場

山中トンネルを抜けると、やけに広い場所に出る。貨物列車の輸送力増強策として、この山中スイッチバックが設置されたそうだ。

山中スイッチバックの説明板

設置されている説明板。写真のディーゼル機関車はDF50形。旧北陸本線トンネル群はここで終わる。

山中信号場の広場

山中スイッチバックを出ると、今度は山中信号場の跡地だ。道路左手にある藪地が信号場の待避線。待避線が水平となって、旧鉄道線の道路が25‰の勾配となっている。そこで勾配のある本線から、水平の待避線に入り、そこで勢いをつけて勾配に挑むという運転になっていたようだ。

山中信号場の説明板

山中信号場にも説明板が設置されている。勢いをつけて坂を上っていくにしても、蒸気機関車の加速力や貨物列車の重量を考えれば、本当にゆっくりとした速度で登坂していたのかもしれない。

旧大桐駅跡

いくぶん広い道になってしばらくすると、大桐駅跡に出る。かつてのホーム上には、D51形蒸気機関車が走っていたことを伝える案内板や、D51の動輪と従輪が設置されている。

現北陸線南今庄駅

南今庄駅付近で、現在の北陸線と合流してゴール。北陸トンネルの開通によって、旧北陸本線トンネル群を含む旧線跡地は道路に転用されているが、管理状況は極めて良好と感じた。GoogleマップのストリートビューやWikipediaに掲載されている写真よりも道路状況がよくなっており、鉄道の歴史を伝えるように敷地が拡張されている点も見逃せない。

帰ってきてから、鉄道遺構はまだまだたくさんあることに知った。このルートはもう一度訪れることになりそうで、次に来るとすれば、来年の秋口だろうか。

今庄駅近くで給油し、北陸道今庄ICから帰宅開始。帰りは新東名を使い、少しでも疲れにくくする。総走行距離は1,005km、総合燃費は18.6km/L。

保存食に保存水

台風15号で被災した千葉県富津市では、ペットボトル水が配られた。その中で1,800本あまりが賞味期限が切れていることが判明、市民から指摘さた行政側が謝罪。

この報道を発端として、賞味期限と消費期限の違い、賞味期限切れの水の扱いについての補足報道も出てきたようだが、熱しやすくて冷めやすく、こと食に関しては極めて神経質な日本ゆえ、必ず忘れる。そして賞味期限切れの水が配られれば、再び「賞味期限切れの水を配布」という報道が出て、配布側は一斉に叩かれ、賞味期限と消費期限の使い分けを解説する記事がまた出てくることになる。

賞味期限が切れても大丈夫と言っても、備蓄在庫の総入れ替えして保管状況の入念なチェック、なるべく鮮度を保つ意味では、賞味期限が切れる前に配布して、万一のために実際食べておき、味や腹持ちの具合を体験しておくことは悪いことではないと思う。一斉廃棄するよりは、はるかにマシだろう。

そんなことから賞味期限切れが近づいてきた保存水と保存食が配られて、実際に食べてみる。保存食はビスケット状なのだが、腹持ちとエネルギーの補給を最優先にするため、4本入り計50gで、268.5kcalというけっこうな高カロリー。その原材料は、バターや植物油脂、砂糖からカカオマスといったカロリーをとにかく高めるもの、各種食品添加物てんこ盛りと、常食はツラいものがある。

保存水。国内で採水したもので、7年保存できるもの。単純に飲んでみてもただの水だが、これを使ってコーヒーをドリップしてみると、味が極めてまろやかになることが分かり、毎朝のコーヒーに使う水はこの保存水を使って消費するようになった。

Ph値は8.2、硬度は50mg/Lで軟水。居住地で供給されている水道水よりも、硬度が低い。コーヒーで軟水を使うと、軟水特有の甘みが出てきて、口当たりがよくなるとのこと。保存水に比べれば水道水のほうが硬度が高くなり、これがコーヒー特有の苦味が強調されるように変化する。甘党ゆえ、軟水コーヒーの甘さのほうが好み。

こうして何年かに一度、保存食と保存水が配られることになり、その度にどう消費しようか悩むことが多かった。水についてはコーヒーで使えばいいとして、食は難しいものがある。