飛行機でも乗りに空港まで行くべーという軽い気持ちは、シビックRを乗りにどこかドライブへ行く、フェリーを乗りに港へ行く…といった感覚と全く同じ。今回は岡山空港に設定して、搭乗券を買って座席指定はいつも通り、主翼のちょっと後ろ側。

今回は初のボーイング737-800、JA322J。地方空港へのフライトは旧日本エアシステムから引き継いだMD-80シリーズ、MD-90シリーズが多かったが、時代の流れであちこちにボーイング737‐800が設定されるようになっていた。
いつもなら晴れでのフライトになるが、搭乗時点の羽田は大雨。事前に自前で天気図を見ても、雲の様子はあまり良くない。こりゃ揺れるぞー?と思っていたら、機内でも「揺れが予想されます」と、ある意味では当たり。

時間になっても動く様子はなく、遅れ気味にプッシュバック開始。

朝ラッシュ時間帯だけに、前方の便ではすぐに離陸許可が出なかったらしく、しばし待機を強いられる。ようやく離陸許可が出て、待機中にすっかり水浸しになった滑走路上の雨水を派手に巻き上げながら、一気に加速していった。
次いで、こちらの便も離陸に向けて滑走路に入る。

軽やかに加速して、羽田から出発。上空の風は乱れ気味で、浮いた途端によく揺れる。

東京湾アクアラインの風の塔を見ながら、岡山空港のある西方面へ進路を変えていく。この後、視界は長らく雲に覆われることになり、ようやく晴れて視界が広がったのは、名古屋付近に近づいてから。

ちょうど視界が広がったあたりで、現在地を判定しようと地上を見ていると、着陸のために高度を下げている飛行機を発見。カラーリングからしてANAで、ここまで高度を下げているということは。

中部国際空港、セントレアが見えてきた。先ほどのANA機は、この空港に向けて最終段階だった。これでフライトしている位置を掴むことができて、乗っている身としても楽しくなってくる。

伊勢湾岸道上空をパス。前日からの大雨で、濁った川の水が湾内に流れ込んでいるらしく、茶色の海に変わっていた。

坂越湾を遠くに見る。やはり大雨が川に流れ込んだ影響から、海の色が茶色になっていた。

岡山空港が近づいてきて、高度を下げつつ段階的にフラップダウン。しかし視界に広がるのは山や丘ばかりで、それどころかゴルフ場がすぐ下に広がってくる。岡山空港はすぐ近くにあるが、山と丘、ゴルフ場といった空港周辺環境とは似つかわしくない風景に「どういうこと?」と疑問ばかり。

するといきなり滑走路が真下にあって、そのままドスンと着陸。いつもの緩やかな減速…とは全く大違いで、まるでフルブレーキを掛けたかのような急減速。スラストリバーサーは必要最小限に抑えつつ、車輪側のブレーキを強めに掛けての減速だった。
後に調べてみると、岡山空港は山林を切り開いて建設されたそうで、着陸ギリギリまで視界に広がる森林具合はこの都合によるものだった。空港のすぐ隣には『岡山空港ゴルフコース』があり、着陸寸前だけあってコース内に止められているゴルフカートの状況が一目で分かるくらいの高度で、ゴルフコース上空を飛んでいたことになる。
これでボーイング737シリーズに乗ることができた。このテの小型機は、エアバスA320シリーズのほうがラクかな?という印象を抱く。山中にある空港だけあって、市街地までのリムジンバスは基本的に下り坂が続く。
































