使おうとしたらダメだった

仕事中、配線加工ではんだ付けすることになり、はんだごてを別部署から借りてくる。通電して熱くなるまではよかったが、こて先のメンテナンスが一切されていない散々な状態で、限られた時間枠の中でクリーニング作業に時間が奪われてしまった。

二度も同じミスをするわけにはいかず、私物のはんだごてを持参して作業に臨む。使い慣れた100Vの有線はんだごてを持っていくつもりだったが、電源ケーブルで余計にかさばってしまい、通勤時は必要最低限しか持ち歩きたくないことを考えると、こちらは無理。というわけで、ケーブルのないガス式はんだごてを選ぶ。

ガス式はんだごては電源が要らないため、車の整備方面で使い込んでいた。作業環境の良くないところで使い続けて、思った以上にストレスが溜まっていたらしい。まず燃焼用のガスが注入しにくくなっており、少し使っただけですぐにガス欠、火も消えてしまう。燃焼部分も傷んでいるのか、火の広がり方も悪い。ガスの注入口と燃焼部分、重要なところが傷んでいる。燃焼部分となるこて先は交換できるが、ガスの注入口が調子悪いと、どうすることもできない。結局、会社のはんだごて、私物のはんだごて共に不調を抱えている結果に。

会社で私物の不調が分かったことで、次の車整備に向けてガス式はんだごてを買い替えるきっかけになった。現在はgoot(太洋電機)のGP-101Sを使っているが、もう一つのガス式はんだごてとして、宝商株式会社から出ているコテライザーがある。こちらは会社自動車部のY氏が持っており、はんだ付けだけでなく熱風バーナー機能もあり、熱収縮チューブの加工にちょうどよかったりする。

次はコテライザーシリーズを買うとして、ひとまずGP-101Sが使えないので仕事にならず、Y氏からコテライザーを借りなければ。

蜂とか

先週の記事にも少々書いたが、昼過ぎの暖かい時間帯になると、どこからともなくミツバチが飛び交う。シビックRのダンパーの手入れをやっていて、小さな虫がやたらとブンブンと飛び回るので、ええい鬱陶しい!とその場にあった箒を使って、ハエ叩きのように叩き落す。飛んでいた虫は箒にヒットし落下。脳震盪を起こしたかのようにピクピクしていた。

先ほどから周囲を飛び回っていたヤツの正体はいったい…?と、叩き落した虫をよく見てみると、ミツバチ。ハエかと思っていたら蜂かよ!という具合に驚くのと同時に、すぐに二匹目、三匹目と飛び回っている姿を次々に発見する。この近くで誰かが養蜂でもやっているのかは不明だが、確実に巣があることは確か。叩き落したミツバチは、パーツクリーナーで駆除しておき、この時点で作業中断。後日気温の低い早朝に、作業の続きとなった。

蜂が出ることは初めてではない。過去には近所にクロスズメバチの巣ができてしまい、働きバチが洗濯物に紛れていたことがある。発見時は入浴前、脱衣所で素っ裸になっていたとき。刺激しないよう、慎重に下着を履き直して、このときも殺虫剤代わりにパーツクリーナーで対処していた。これが二度三度と続くと、ああまたかと慣れてしまい、何も考えずパーツクリーナーを持ってきて駆除していたりするが。

蜂だけでなく様々な虫たち、カエル、カメ、爬虫類、季節に応じた野鳥…いろいろな生物が出没する環境。突然現れるので、長期的な観察には向かないが、意外とすぐ近くに何かしらの動物類はいるようだ。

どこをベースにしたのか?

太陽光は暖かくとも、風が冷たい。そんな環境で、入手した純正ダンパーを磨いていた。ふと思い出したのが、現車のエナペタルEB5CNについて。

EK9におけるエナペタルEB5CNの購入にあたっては、『リア純正ショック下取り必要』が条件となっていて、外された純正ダンパーを返送したことはレポートと当blogの記事にしている。

下取りしたということは、純正ダンパーを構成する何かしらのパーツが検査された後、再使用されていると考えるのが自然だが。純正ダンパーとEB5CNは姿かたちが全く異なり、いったいどこを?とけっこう不思議。

EK9用エナペタル製ビルシュタインEB5CN

現車のリアショックアブソーバASSYを撮影するための、毎度お馴染み(お気に入り)の構図。Cリングによる車高調整機能もあり、5mm間隔で溝が彫られている。この機能のため、スプリングシートは自由に動くアルミ製となっている。

EK9純正リアダンパー スプリングシート

こちらは純正ダンパーで、スプリングシートはアウターシェルの膨らんだ部分に圧入されている。この膨らんだ形状とEB5CNのスマートな円筒形状の違いから、アウターシェル部分は再使用ではない?

EK9純正リアダンパー 取付部

もしかして?と思ったのが、このロアアームと連結する取付部。プレス加工した鋼板をアウターシェルに溶接してある。EB5CNと純正ダンパーを並べた写真はあっても、取付部が同じ向きに揃った写真はなく、唯一あったのがこれ。

リアダンパー取付部

太陽光の当たり方からしても、プレス加工が施されている部分は同じに見える。純正ダンパーから切り離して状態チェック、OKならばEB5CN用のアウターシェルに溶接して仕上げるといった流れだろうか。将来、オーバーホール依頼で車体から外したときに、改めて比べるつもり。

要定期交換の消耗品といえば

期限があることを意外と忘れがちな発炎筒のこと。いや、私だけか。

車検が近づき、つまらないことで指摘を受けないようにチェックを繰り返していたところ、タイミングよく期限切れを迎えた発炎筒の存在に気づいた。仕事上では安全保護具の有効期限に神経質になっているのだから、プライベートでの車趣味でも同じく神経質にならないとダメ。いつどこで使うか分からないのだから。

国際化工製サンフレヤー自動車用緊急保安炎筒

それじゃ買いに行くべーと近所のホームセンターまでひとっ走りしたが、そこに置いてあったのは『サンフレヤー・ACE』という細いタイプの製品のみ。これではブラケットに装着できず、欲しいのは太いタイプ。確かオートバックスに置いてあって、過去にもそこで買って交換したことを思い出し、再び移動。目的のブツを見つけて、交換完了したときの写真。

陳列されていた発炎筒は期限が全てバラバラで、なるべく4年後の車検に近いものを選ぶ。そうして見つけたのが2025年10月に期限切れを迎えるもの。さて、2025年の総走行距離はどこまで伸びているのだろう…。

過去に一度期限切れのまま車検に出して、24ヶ月定期点検整備記録簿にはその旨を書かれたことがある。車検では発炎筒が搭載されていることを確認するのみで、期限切れでも合格してしまうことまで分かったが。

有効期限が切れた発炎筒も一応使えるので、グローブボックス内に引き続き放り込んでおき、万一に備えておく。というのも、一本の燃焼時間は5分程度で、緊急時は全く足りないからだ。事故発生から警察に連絡し現場に到着するまで、だいたい20分は掛かる。高速道路上であれば、高速道路(黄色い)パトロールカーが先にやってくるが、こちらも15分は要する。発炎筒一本では足りず、複数本搭載して燃焼時間を稼ぐことで、二次災害を防ぐというわけ。

11月恒例

過去ログを参照しても、11月は毎日が「早く帰りたいモード」が出る。少しでもスムーズに帰れないと分かれば、躊躇せず徒歩で数キロ離れた駅に向かって歩き始めるとか、迅速に会社環境から離れるように心掛けている。

本格的に寒くなる一歩手前で、朝は冷え込む。とはいえ、日中はまだ暖かく動きやすい気温になるので、どうしても体には負担が掛かる。一日を通して寒くなってしまえばそれはそれで順応するが、そうではない今の季節は疲れやすく、それが11月恒例の早く帰りたいモードに至っているのかもしれない。

いつもの週末であれば、さて明日の夜明け前ドライブはどこへ行こうか?とGoogle Mapを開くところだが、ここで出かけてしまうと、体力の回復が追い付かない。たまには早く寝て、ゆっくり起きる日を設定しようという意味で、明日はダラダラ過ごすことにする。

ストックといえば車載ジャッキも

シビックRのスペアタイヤ置き場に放り込んである車載ジャッキは、既に3個目だったりする。

初代ジャッキは使用中にネジが焼き付いてしまい、格納不能になって廃棄。次に入手したジャッキは廃棄品を譲ってもらったもの。これも使用中のネジ部の不具合により上昇しにくくなって、壊れてしまう前に使用中止。そして現在の3個目となり、解体屋で買ってきたもの。4個目のジャッキも、当然のようにストックしている。

ここまで車載ジャッキ数が増えた理由として、使用頻度の高さが要因となっている。タイヤローテーションは最短二ヶ月に一度で、その度にせっせと車載ジャッキのハンドルバーを回している。それ以外にも、下回りの目視点検のためにすぐに車載ジャッキを引っ張り出して車体を傾かせる、ショックアブソーバの交換では1G環境を疑似的に作り出すために、ディスクローターを持ち上げるために車載ジャッキを使う…といった場面で本当に多用している。

例えば、タイヤローテーションのときは、車載ジャッキとストックジャッキの二つを使って、前後同時に持ち上げるようにしている。右側のフロントとリア側の両方で支えて前後のタイヤを入れ替えたら、今度は左側も同様の作業を行う。最後にフロント側を左右同時に持ち上げて、右タイヤと左タイヤを入れ替えたら、FF車のクロスローテーションは終了となる。こうした使い方のために、車載ジャッキと同じ応荷重品を常にストックしており、必要に応じて持ち出すようにしている。

ストックしているジャッキは、車載ジャッキが壊れたらすぐに交換するための控えにもなる。使用頻度の高さから、ジャッキが壊れる感触、そろそろだな…という違和感が分かるようになってきており、現行の3個目の車載ジャッキはそう長くは持たないと感じ始めているタイミング。

4個目のジャッキと入れ替え、及び5個目を手配して交換準備完了。

ホンダ純正ジャッキ

ホンダのジャッキは応荷重さえ気を付けていれば、車種問わず使えることが多い。EK9純正ジャッキは700kgなので、それ以上の応荷重品であることが絶対条件で、2個目のジャッキが850kg品だった。もう一つ、車高が高い車種用、アクティやバモスといった台座が長いタイプは床下に入らないと思われるので使えない。

久しぶりの長尺モノ

部品倉庫となっているクローゼット内は、過去にはカウルトップやフレーム補強用のパフォーマンスロッド、シフトレバー用のエクステンションロッドといった全長のある部品が収められていた。それらストックパーツはリフレッシュの一環で交換して、在庫としては無くなっている。

長い部品の収納は意外と面倒で、縦に長いことから収納方法をうまく考えないと限られた空間に収まらない。何度も書いているが、テトリス感覚に近いものがあり、うまく入ったときはけっこうな感動もの。そんな長物部品はしばらく無かったところに、久しぶりに長さのあるパーツを手配、ストックとして入手することになった。

燃料タンク用バンド

車体に燃料タンクをぶら下げておくための金属製バンド。左右で異なる部品が使われており、2本で1セットとなる。

使用部品は左右で異なる

パーツリスト上でもこのとおり。5番が17521-SR3-000、6番が17522-SR3-000となっていて、それぞれ1,350円と良心的価格。

現物は全長80cmにギリギリ届かない、弾性のある金属バンド。このまま糸を張れば、演劇用小道具としての弓になるのでは?というくらいのサイズ。クローゼット内の隙間を利用して、バンド部分にダメージを与えないように余裕を持たせてストックすることになった。

サーキットをガンガンに走り回っている最中に破断した報告が上がっていて、まさに参考事例になる。こちらは街乗りオンリー、一方で酷道や林道を走るわけで、サーキットとは違った揺さぶられ方により、少なからずストレスが入っていてもおかしくないかも…?という万一に備えたストック。簡単に点検できる位置にあるので、少しでも以上があれば、速やかに交換する。

ねじ山修正

到着した純正ダンパーは、入念な清掃とチェックを行う。キレイに保管されていたとはいえ、車の足回りに使われていた部品だけに、細かい砂粒や油汚れに覆われている。ブラシで砂粒を払い落としたら、パーツクリーナーで油汚れを洗い落とし、シリコンスプレーを塗布したウェスで拭き上げると艶が戻ってくる。

受け取った時の動作チェックでは、ピストンロッドの伸縮には異常はなく、曲がり等のダメージは無さそう。ところが、アッパーマウントに繋がるピストンロッド先端のねじ部分について、4本全てのねじ山に少なからず潰れがあって、このままナットを締め込むとカジってしまう可能性があった。

潰れているねじ山は、ダイスで修正するしかない。ホームセンターに買いに行こうかと思ったが、サイズと精度を求めると安くはなく、頻繁に使うものではないとなれば、どうしても買いにくい。そこで、工具管理主任に「ちょいとダイス借りていくわ」と断りを入れて、ダイスとハンドルのセットをお借りする。

昼過ぎの暖かい時間帯になると、ミツバチが飛び交う自然豊かな環境柄ゆえ、万一の事態を考えて朝7時前からダイス作業に没頭。教科書通りに、270°回したら180°の逆回転を繰り返して、ねじ山を修正する。仕上げはダイスを裏返して、もう一度同じ作業を行い、ねじ山を整えていく。

ピストンロッドのねじ山修正はダイスで

全ピストンロッドのねじ山が無事に修正され、ナットをスムーズに締められることを確認。代えが一切効かないパーツの修正作業だけに、仕事と全く同じ意識になって没頭していた。刃物でねじ山を修正したため、表面のメッキが剥がれてしまい、錆びやすくなってしまう。防錆油代わりにKURE 5-56を薄く塗っておく。

バラしたまま保管すると、余計にスペースを要してしまうことが分かり、早めにASSY化したほうがよさそう。アッパーマウントに使われるゴム類は、エナペタル用のストックを含めて3セットくらいは購入することになりそうか。

灯油ストーブ

職場や店先の事務所に暖房用の灯油ストーブが置かれるようになり、動作していると温まろうとして、早くも場所取りするようになった。冷え性持ちなので足先は冷たく、短時間でも温めておけば全身の保温状態や体調まで全く変わってくる。

灯油ストーブの点火は時間がかかる。このちょっとした待ち時間がじれったいが、悪いものではない。しばらくすると、灯油が気化器内で液体からガスに変わって着火。独特のニオイを漂わせながら、一気に炎が広がる。このニオイと炎の広がり方は、昔から好きなもの。炎を見ていると落ち着く感じがするのは、火を扱う哺乳類としての本能か。そして灯油の燃焼のニオイ。昔は家でも灯油ストーブが活躍しており、ニオイによって当時の記憶が蘇るためだろう。

灯油ストーブに関する昔話や出来事はいろいろ聞かされてきた。空き時間に鍋焼きうどんを作っていた、ジェットエンジンのような外観のスポットヒーターの吹き出し口で、スルメイカとサツマイモが焼かれていた、夜間に他部署から灯油の奪い合いなんてのも。今となってはどれも説教モノで、古い時代のエピソードの類といったところ。

灯油の価格は18Lで1,000円前後というイメージがあった。現状はどれくらいの価格なのか調べてみると倍近く、2,000円に届きそうな勢いで、異様に高くなっている。1シーズンの暖房費が家計に直撃…というのがようやく理解できた。

峠道ドライブが楽しい

足回りの調子がいいので、とにかくドライブに出かけたい。そこで近所の峠道に行く。

ハイビームで右カーブへ

昔ならタコメーターはレッドゾーン近く、スピードも出していただろうが、今は大人しく大人しく。というのも、先ほど道路横断中のイノシシを見つけてしまい、動物が出るかもしれないと警戒しながらの走行をしていたため。事実、今度はフクロウと思わしき鳥が道路にいて、またもや驚かされることになった。

ストレートを流す

山間の峠道だけに、基本は真っ暗。ハイビームとロービームを積極的に切り替えて、前方の視界をできる限り確保する。カーブに設置されている街灯がありがたい。

デリネーターの反射光が頼り

谷や橋部分ではデリネーターがあり、こういった設備は本当に頼りになる。ゆったりとした峠道ドライブながら、ハンドリングが軽快で、不快なロールがなくなって走りやすくなっている。

三枚目の写真から分かるように、空が明るくなり始めた。日の出前には帰巣し、眠たい一日がスタート。