今日は京急の久里浜工場の一般公開、『京急ファミリー鉄道フェスタ2018』が行われるそうで、取締役から「行くぞ」とお声が掛けられた。振り返ってみれば、以前の一般公開でも訪れており、今から18年前の2000年。このときは2000形2扉車の引退イベントで同工場に足を運んでおり、今年は2000形の引退となったので、それじゃ行くぜ!となった。二回とも2000形絡みで行くことを決めており、妙に感慨深いものがある。

今年3月に運転を終了した2000形。この2011編成はトップバッターかつ、最後まで残った編成で、過去には御乗用列車として運転された歴史まで持つ。今上天皇・皇后が皇太子・同妃時代に、浦賀へ向かわれる際にお乗りになられている。

普段の現場だからこそ、工場全景は見ておきたいもの。天井の高さや車載機器の配置の具合から、浜松工場に近い雰囲気があった。天井の高さがあるためか、内部はあまり暑くなかったのが印象的。

電車のディスクブレーキ。車輪の内側にブレーキライニングがあることから、交換はどうしても狭い空間での作業になってしまうようだ。高頻度でブレーキを掛けるためか、ブレーキライニングがやたらと厚い。

先に掲載した工場全景写真の反対側から見る。手前にある車両では空ノッチ体験が行われており、ノッチを入れる(車で例えるとアクセルを踏む)と、車体に搭載されている制御機器がガシャガシャと音を立てて動く様子が公開されていた。

規則正しく並べられた車輪、見た感じでは廃棄品に思える。車輪は使ううちに、レールと接する車輪の踏面がダメージを受けて一部が削れてしまい、酷いものになると回転に併せてタンタン…ダンダン…ダダダダダ…と大きな音と振動を発することがある。このフラットと呼ばれる現象は、騒音や乗り心地に悪影響が出るので、研削して正しい円形に戻す。削れば車輪径が小さくなってしまうので、車輪を交換することは珍しいことではない。
次第に小さくなっていく車輪を「タイヤがなくなりそう」、踏面が薄くなった車輪は「タイヤが薄い」と言ったりするのは、車と似たようなもの。こんな表現方法は、どの会社も似たようなものだろうか。

おっと、何か近いものを感じる。さて、明日から頑張るか…。

帰りの電車から、久里浜工場のイベント会場が見えた。時間の経過と共に、来場者が増加。場内を歩き回るのも困難になってきて、満足のうちに退散することになった。
お声を掛けていただき、ありがとうございました。次は定期サミットでよろしくです。お大事に。>取締役