2014北海道一周ドライブその5

  • 最終日・船内→新潟→関東
  • なんだかんだで、最終日を迎えた。船酔いを我慢する傍ら、大間崎と立待岬を越えるまで夜更かしとなり、朝起きてみれば秋田港入港前。いくらか揺れは続いているものの、日本海側の波は穏やかで、酔い止め薬の追加服用はしなくて大丈夫のようだ。

    フェリーしらかば

    今回乗船したのは、フェリーしらかば。前回はフェリーあざれあだったことから、新日本海フェリーの敦賀苫小牧間(寄港便)に就航している姉妹を制覇することができた。これで前回のような、揺れが一切なければ完璧だったけど、自然現象だし我慢するしかないか。

    出港直前

    朝食を終えると、ちょうど出港直前。港から係留索を取り外している真っ最中。今回の船旅は、船首が見渡せるギリギリまで出ることができた。

    秋田港出港中

    秋田港を出て、少しずつ加速していく。相変わらずの雨模様が続く。

    いよいよ港外へ

    防波堤を出る直前。十分に加速しており、走行風ならぬ航行風がかなり強い。しかも天候の悪さも影響して、この直後に外へ出歩くことは禁じられてしまうことになった。

    フォワードサロン

    冬季・荒天ではないので、フォワードサロンでは展望も楽しめる。

    前方

    目標になるものが見当たらないので速度感は覚えにくいが、なかなかの快足ぶりを発揮しており、21ノット、40km/hの速度で航行中。二度寝たっぷり、日本海を眺めながら大浴場で半身浴、ひたすら食う…。どんどん堕落しているのは確か。

    新潟港接岸直前

    到着一時間前になると、部屋の鍵を回収される。部屋を片付け、荷物をまとめていれば、もう港は目前まで迫っている。下船ゲートが見えて、後進と横移動が開始されれば「お車にてお待ち下さい」と車両甲板への入場が許可される。

    車両甲板

    接岸までしばしの待機。荷物をトランクに放り込み、無線機ON、カーナビをセットし、車内を再びツーリング形態にセッティング。後方に控えるトラックがシャコタン気味なのは、エアサスをパンクさせて、動揺に備えているため。揺れがピッタリと収まったら、いよいよ下船。15時半、定刻到着。新潟の空気は蒸し暑かった。

    北陸自動車道

    新潟中央ICより北陸自動車道に入り、家路に着く。

    東京まで310km

    北海道という島を連日、長距離走行を繰り返していた身にとって、東京まで310kmという距離は短いもの。大型トラックは90km/hの速度を維持しているし、左側通行が基本…車の量が多いのに、どこか走りやすさを感じていた。

    群馬

    関越トンネルを抜けて、群馬県渋川市。雨は本降りになり、前方の視界が一気に失われていく。走行ペースは若干落ちるものの、乱すことなく一定の休憩間隔を取りながら、都心を目指していく。ホームコースとなる首都高5号線に入ったのが20時50分、自宅近くの首都高出口に出たのが21時半、22時になる前に帰宅することができた。


    旅費グラフ

    今回のドライブ旅行に掛った費用をグラフにまとめてみた。船はステートルーム、夕食は基本四桁、過去最高量の土産代により、旅費は総計149,759円。当初の旅費見積もりは15万円ジャストだったし、想定内ピッタリに収めることができた。

    総走行距離は2,716kmとなり、総給油量は174.62L、総合燃費は15.5km/L、給油回数は6回だった。この中で、一度もカタログ値の燃費(13.6km/L)を割ることは無く、悪くても14.1km/Lという成績だった。もう少しいい数値が出るかと期待したし、せめて16km/L台には突入させたかったが、走行条件が悪すぎた。

    ・濡れた路面による走行抵抗の増大。
    ・雨に伴う窓ガラスの曇り取りで、エアコンを何度も使用。
    ・街中での買出しドライブは全てシビックRが担当。

    燃費が伸びなかった理由は、この三点。もし、天候が万全だったならば、数値はさらに変わっていただろう。最高燃費は羽幌町から宗谷岬を巡り、網走市までの468.7km、16.5km/L。最低燃費は東北道岩手山SAから道央道有珠山SAまでの432.4km、14.1km/L。

    4年ぶりの北海道ドライブ旅行。本当は2013年の夏に行うつもりでいたが、シビックRの錆が酷かったため、一年延期。この時間を利用して出来る限りの防錆対策を行った。同時に、旅費を十分に貯めることもできたし、結果的に全ていい結果を生むことになった。前回のドライブ旅行を一部踏襲するコースで、またもや天候に恵まれなかったが、天気のいい場所=目的地だったことで十分に満足できた。

    今回のドライブ旅行において、渋滞に一切巻き込まれることはなく、事故は一度も目撃していないという奇跡が起きていた。どこかに出かければ必ず事故を目撃していた身としては、これはとてもうれしい出来事。他人の事故を目撃してしまうとイヤな気分になってしまうし、見物渋滞に巻き込まれれば時間を失い、不注意による事故の可能性が出る。そういったネガティブな要素が一つもなく、無事に帰宅できたことは、本当に良かったと思う。

    2014北海道一周ドライブその4

  • 四日目・旭川→苫小牧→船内
  • 旭川市のホテルを出発しようとしたところ、車内にナゾのニオイが漂っている。腐敗臭とは違うが、吐き気を催すニオイだ。変なものを買った記憶はないし、度重なる沿岸走行でエアコンのフィルターやエバポレーターにニオイが付着したとか?とりあえず、窓と送風機を全開にして出発することに。吹き出し口から出てくる風も臭いな…。

    旭川空港

    まず立ち寄るのは、旭川空港。ここで土産を大量に購入していく。当初は苫小牧あたりで買えばいいか…と思っていたが、旅立ちの拠点となる空港なら、イヤというほど土産が揃う。車という輸送手段が活かせることもあって、過去最高量の土産を購入。さすがの店員も、まだ買うのか!という視線だった。

    ADO737

    タイミングよく羽田からの便が到着。久しぶりに航空機の着陸からスポットインを見届けた気がする。朝7時前に羽田を出発して、8時半ごろにはココに到着しているわけだから、改めて航空機の早さを実感することになった。

    NERVの芳香剤

    土産と航空機見物で満足して車に戻れば、やっぱり気分が悪くなる悪臭を食らう。ファブリーズを噴霧し、同行者が使っていなかった芳香剤(NERV仕様)でカバーしておく。芳香剤と悪臭のダブルで、車内環境は一気に悪化…。

    自衛隊

    富良野へ向けて国道237号線を南下する。近くに陸上自衛隊の上富良野駐屯地があるためか、自衛隊の車が多く見れる。自衛隊アレルギーを持つ人にアレコレ言われないようにするためか、交通ルールをガッチリ遵守し、50km/hの制限速度なら50km/hできっちり走る。おかげで流れのいい道路においてペースメーカーになってしまうが、道外から訪れたこちらとしては、実はそのほうがありがたい。どこに警察が潜んでいるか分からないし、飛ばしてガスを消費したところで、到着時間には大差ないと分かっているためだ。

    実際のところ、写真のように背後にピッタリくっつく クソ 市民がいるわけだ。こういう輩は、自衛隊側が交通ルールを守らなければ「自衛隊は法定速度を無視する」と言い、守ったところで「自衛隊は遅い」と文句を垂れる。災害などが発生すれば、真っ先に助けを求め、救援が遅ければそれはそれで文句を言うに決まっている。どんなバカでも守らなければいけない自衛隊、本当にお疲れさまという感じだ。

    十勝岳周辺

    目の前に広がる山々、十勝岳だろうか。よく見ると、まだ雪が残っている。涼しい風とちょうどいい日光で、とても過ごしやすい気候だ。

    先頭に

    自衛隊の車がいなくなって、先頭に踊り出る。国道237号線から一本それた、生活道路を経由する。下り坂の一直線が長らく続き、ようやく富良野市へ突入。まずは富良野駅で休憩。

    キハ40

    富良野駅で待機するキハ40。一両だと模型みたい。都会で聞く「短い10両編成」というのは、実は長い編成だったらしい。

    朝から車内が臭かった原因が、ここ富良野で判明。前日まで、塩分まみれのリアガラスをこまめに拭き続けていたタオルが、一晩で急激に熟したらしい。ニオイの正体は磯の香りにとても近いもので、若干の腐敗臭も併せ持っていた。タオルを捨てた途端、普段のマリンスカッシュな車内に戻った。沿岸で使ったものは、早く捨てるか洗わないとダメのようだ…。

    富良野駅を出発して、三笠市に突入すると案内標識に三笠鉄道記念館なる表示を発見。立ち寄ってみることになった。

    三笠鉄道記念館

    入場は無料(有料ゾーン有)か。誰もいなかったので適当に車を停めて、中に入ってみる。

    ソ80形貨車

    TOMIXで鉄道模型化された、ソ80形貨車の実車があった。

    DE10形ディーゼル機関車

    自宅の近所でよく見る馴染み深いディーゼル機関車も、乗って触れる。駅のホームの高さからでは大きさは実感しにくいが、レールと同じ高さから見ると巨大。

    屋内保存

    ED76-500形電気機関車、9600形蒸気機関車、C12形蒸気機関車が屋内保存されていた。ただ保存してある車体を眺めるだけなら、他の鉄道博物館でもできるが…。

    機関車機器室

    機関車の機器室にもアクセス可能。1エンド側と2エンド側を行き来して、さらに機器の裏側にまで入ることができる。クモの巣、大量のホコリ、何でも触れる(=ケガの原因にもなる)と、環境は良くないが、素人が機関車内部を動き回れる点は貴重な気がする。三笠鉄道記念館を出発して昼食。ある意味、御当地モノとなるセイコーマートのホットシェフ。あっという間に食べ切って、道道38号線に入る。

    r38

    スムーズな二車線道路、軽快に走れるワインディングを駆け抜ける。

    夕張市入り口

    ついに来た、破綻した夕張市。今回の北海道ドライブの目的地の一つ。夕張市に近づくにつれて、車や人を見かけなくなっていく時点で、もうワクワクする。

    夕張希望の丘

    夕張希望の丘と刻み込まれた煙突。アスファルトの隙間から雑草が力強く生えている。一見すると駐車場のよう。この区画は、もともと石炭の選別所だった名残らしい。それで広大な空き地が広がっているようだ。向こうに見えるのは花畑牧場の工場か。

    ファミリースクールふれあい

    ファミリースクールふれあいと掲げられた建物。一見して廃墟だ!と分かるほどの雰囲気を漂わせている。撤去するにしても金がないと始まらないわけで、こうして朽ちていくのを待つだけしか方法はないようだ。サバイバルゲームや町全体を『逃走中』の舞台にしても、面白そう?

    学校の歩道橋

    市の中心部、閉校したと思われる学校の目前に設置されている歩道橋も、錆が浮いてボロボロ。補修費用がないのと、誰も使わないことから、半ば放置状態なのかもしれない。

    学校の校庭

    学校の校庭部分は、そのほとんどが気合い十分の雑草に占拠されている。遊具の高さにまで迫る雑草…。除草する余裕すらないことを意識してしまう。

    夕張駅

    夕張駅は、A列車で行こう(4及び7)の田舎駅みたいな雰囲気。駅舎内の便所一つでも、金がないから閉鎖されていた時期があったそうだ。駅舎内には、夕張まんがメロン祭り2014の小さな広告が掲げられていた。アニメ調キャラクターは人を呼び寄せる即効性があるものの、飽きられるのも早いという欠点がある。持続、定着させるには相当の困難があると思う。

    …それにしても、東方は強い。全国各地、どこでもイベントを開催しているような気がする。…

    夕張市を後にして、最終目的の苫小牧東港に滑り込む。出航は19時半で相当の時間がある。時間つぶしのために、近くの新千歳空港に出向いて、土産をさらに補充。近くとはいえ、苫小牧東港から新千歳空港まで片道30km。この距離を30分程度で走りぬくのだから、平均走行速度はかなり高いらしい。

    苫小牧東港

    乗船直前。今回もまたステートルームB(旧称、一等和室)をチョイス。連日の天候の悪さがとうとう本領発揮し、苫小牧東港を出航して早々「揺れが予想されますのでお気をつけ下さい」と、放送が入るほど。相当波が高く、右に左にゆっくりとロールする揺れに、船酔い発症。夕食を吐くわけにはいかないので、何十年ぶりかの、酔い止め薬の服用となった。説明書を読んで、注釈文が目に入った。

    ・食べすぎに注意しましょう。
    →夕食は船内のレストランでガッツリ食べてしまい…。

    ・遠くの景色を見ましょう。
    →船外は暗闇の海で、何も見えず…。

    ・気分転換しましょう。
    →疲れた状態では、気分転換なんて…。

    というように、一通りアウト。酔い止め薬により、嘔吐中枢への刺激が遮断されるのをひたすら待つしかない。噴火湾から津軽海峡に入るまでは揺られ続け、疲れた身体には厳しい夜となった。

    2014北海道一周ドライブその3

  • 三日目・稚内→旭川
  • 稚内市のホテルを出発したら、まず寄るところは宗谷岬。ホテルをチェックアウトし、宗谷岬を目指すこと1時間弱。

    宗谷岬

    朝7時過ぎなので、誰もいない…かと思ったら、女子中学生を躍らせて動画撮影をする変なおじさんがいたりして。学校の教師なのか何なのか最後まで分からなかったが、旅先ではこういう不思議なものを目にすることがあるらしい。

    日本最北端のガソリンスタンド(出光)は営業時間外。最北端給油証明書がもらえたり、レシートに「(=゚ω゚)」が記されていたりと、なかなかの名物店のようだ。ちなみに、このタイミングでの気温は9℃。薄着で徘徊していたため、寒さに耐えることができなくなり、早々に出発。オホーツク海を左手に国道238号線の南下を開始して、北海道ドライブの後半戦が始まる。

    月まで残り1/2

    国道238号線を走行中、最初の目標としていた192,200kmを達成。そのときのレポートはこちら

    クッチャロ湖付近

    宗谷岬を出発して1時間、距離にして60kmほどを走り、浜頓別町のクッチャロ湖付近。直線道路と変化の乏しい景色が長らく続くため、距離感覚と時間感覚が次第に狂う「北海道における相対性理論」が発動する。たくさん走ったのか、そうではないのか。考えるのは止そう。

    低い雲

    目前の高さまで迫る雲。ここまで地表に近づいて、ハッキリと雲と分かる状態を保つなんて。

    サロマ湖北西側

    宗谷岬を出発して4時間、240kmほど走行。ようやくサロマ湖に到着。道の駅サロマ湖からは、サロマ湖本体を見ることはできない。近くの幌岩山に登り、その展望台からサロマ湖を眺めることになる。

    サロマ湖南東側

    日本で三番目の大きさというが、視界がとても広く、比較対象物となる建物が全く存在しないおかげで、そこまでの大きさは実感できず…。漁業法上では海面扱いで、ホタテガイが有名。確かに道の駅サロマ湖では、ホタテガイをたくさん取り扱っていた。

    道の駅サロマ湖での食事は、正直おススメできない。注文してから20分以上は待たされる。調理担当者が一人で、注文が多ければ多くなるだけ、調理待ちが重なっていくため。味は悪くないが、都心の牛丼屋感覚で注文すると、待ち時間の長さに唖然とするだろう。

    ダート

    ちなみに国道238号線から、サロマ湖を一望できる幌岩山の展望台までは5kmのダート。退避スペースは極僅かで、対向車が来ないことをひたすら祈るばかり。北海道に来たなら、ダート走行も一つの楽しみ。中津川林道に比べれば小さな石だけなので、いくらかは走りやすい。サロマ湖を越えれば、網走市。博物館網走監獄でお土産を購入。道の駅サロマ湖での注文遅延で、監獄巡りは不可能となった。(振り返ってみれば、サロマ湖から網走監獄まで54km、1時間。昼飯時間に間に合った…。完全な作戦ミス。)

    網走市内のガソリンスタンドで給油、ついでに塩分まみれの車体を洗車し、国道39号線で旭川市へ向かう。

    R39

    この道が、またとんでもない道で、軽トラだろうが大型トラックだろうが、みんな揃って100km/hものスピードで峠道を駆け上がっていく。おかげで、日没と同時に旭川市のホテルに到着できたことは幸いだったが…。

    走行ログ

    今回の走行ルート。最短なら300kmを切る距離となるが、オホーツク海側を回って網走市を経由したことで、250km近く大回り。500kmを超える下道走行で12時間で走破したのだから、平均速度はそれなりに高くなっていた。もし、北海道人が「燃費悪い」と言ったならば、飛ばしすぎではないか?と思ってしまうような一日となった。

    2014北海道一周ドライブその2

  • 二日目・大間→函館→稚内
  • 北海道上陸の日となる二日目は、朝5時に起きることから始まる。乗船手続きは20分前までに行わなければならず、さらに朝食や朝の身支度を考えると、5時起床が妥当となった。6時にはホテルをチェックアウトし、ナビの目的地を稚内市のホテルに設定。

    航路も出るナビ

    航路も表示されるなんて、よくできている案内システムと素直に思った。すぐ近くの津軽海峡フェリーのターミナルで乗船手続き…と言っても、予め印刷しておいたQRコードを読み取り機にかざすだけ。あっという間に乗船手続きを終えてしまい、しばしの待機時間。

    大函丸

    新造されて一年となる大函丸。新品の雰囲気はたっぷり残っており、美しい。だがこの船、試運転中に作業員がプロペラシャフトに巻き込まれて死亡するという歴史を既に持つ。作業員がプロペラシャフトの上に座って作業していた点(安全意識皆無)や、作業中の連絡不徹底(基本中の基本)といった点など、気になる部分が多い。

    残念な過去を持つとはいえ、就航に合わせてターミナルを新たに設置。以前訪れたときに比べて見違えるほど。以前乗船した青函フェリーの接客態度は本当に悪かったが、津軽海峡フェリーは全く問題なし。こちらを選んで正解だった。(貨物輸送に特化している青函フェリーに接客サービスを求めるほうが間違いだけど)

    本州を離れる

    乗船直前、いよいよ本州を離れる。

    出航

    雨模様の中、出航。ゆっくりとターミナルを離れていく。雨脚がだんだん強くなってきて、甲板で海風を味わうどころではなくなる。

    雨の津軽海峡

    雨の津軽海峡を横断する。雨は強かったが、揺れは少なく、快適な船旅となった。「ノスタルジック航路」と名づけられたこのゆったり航路、もし雨と風が強く、派手に揺れることになれば「アグレッシブ航路」となっていただろう。出航から1時間半、8時30分定刻に函館に到着。4年ぶりに北海道へ上陸することになった。道央道に向かい始めて、いきなり罠が待っている。

    亀田郡七飯町西大沼方面でネズミ捕り

    函館より国道5号線、亀田郡七飯町西大沼方面でネズミ捕りを実施中。頻度は高いようだ。9時という朝っぱらから、本当にご苦労なことだ。現場は50km/h道路なので、その速度で走りつつ獲物を待つ警官に向かって舌を出しながら通過。

    道央道

    ながまんべとかいておしゃまんべと読む、長万部付近。やっぱり雨。噴火湾沿岸の高速道路のせいか、塩分を含んだ水しぶきが大量に舞っている。

    リアハッチ視界ゼロ

    ハッチバック車の弱点を見事に露呈。塩分でリアガラスが真っ白になり、視界がほぼなくなる。こまめにSA/PAに止まりながら、リアガラスを拭き続けることで対処するしかない。札幌JCTから深川方面に向かい、ようやくドライな路面と北海道らしい高い空が視界に広がり始めた。

    一時的なドライ路面

    でも、一時的。留萌市に入って、国道232号線で北上を開始すると、再び雨。

    R232

    これは何かの試練だろうか?この程度の試練なら、いくらでも耐えてやるさ。そんなこんなで、天塩町からは道道106号線に入り、オトンルイ風力発電所ゾーンに。

    オトンルイ風力発電所ゾーン

    今回のドライブ旅行の目的の一つが、この道道106号線を走ること。この道こそ、北海道にやってきたと強く実感させてくれる道だ。便所付の休憩スペースで、風力発電機と利尻富士を眺めつつ…あぁ、雨粒が…。

    オトンルイ風力発電所ゾーンを振り返る

    曇り空の影響で、こんな具合の暗さ。名残惜しいが、オトンルイ風力発電所ゾーンを後にする。

    オトンルイ風力発電所ゾーンを後に

    次にここを訪れるチャンスがあるならば、絶好の快晴で走りたいところだ。

    利尻富士

    利尻富士を左手に、稚内市へ入る。二日目の宿泊ホテルに到着するころには、すっかり夜になっていた。

    カーナビの経路案内はメーカーによって差があるらしく、私のアルパインでは稚内市まで道道106号線を経由。同行者のナビはカロッツェリアは、内地の国道40号を経由するような案内となっていた。差ができるなんて、けっこう面白い。

    2014北海道一周ドライブその1

  • 初日・関東→大間
  • 二回目の北海道ドライブとなる。(前回とは別の)同行者との合流ポイントは、今回も蓮田SA。5時には集まり、5時半過ぎには出発。

    三回ほど東北道を全線走破しているが、それなりの線形であることから、派手な事故になりやすい。2012年8月に大間崎へ出向いた際は、事故による通行止めが発生。僅か2kmの距離を走るのに40分も掛かるという異常事態に陥った。最終的な損失時間は2時間に達する。到着時間が2時間も狂ってしまうと、船便に乗り遅れることは確実となってしまう。万一、事故が起きれば、当日中に北海道へ上陸できなくなる。このリスクを回避するため、初日は大間で一泊することになった。

    初日のゴール地点は青森の大間なので、東北道安代JCTから八戸道(太平洋側)に出るコースをチョイス。ただひたすら走り続けることになり、普段と同じようにひたすら睡魔と腰痛を我慢し続けるドライブ…とはならず。

    雨の東北道

    強い雨の中での高速走行。緊張感をずっと維持しなければならないので、眠気は一切なかった。フロントガラスが曇っていけば、デフォッガーをON。曇りが取れて車内が冷えてくればOFF。リアガラスの曇りを除去するために、適度にデフロスターのON、OFFを繰り返す。運転操作以外にもやることが多くて、おかげで漫然運転にならずに済んでいたが…。それでも腰は痛くなっていくが、予め想定していたこと。鎮痛剤を飲んで、痛みを散らしておく。

    東北道盛岡付近

    スタートから6時間500km以上走り続け、ようやく盛岡付近。長らくウェットだった路面は、待ち望んだドライに変わっていく。ウェットだろうがドライだろうが、95km/h前後をフラフラする速度を維持して走り続ける。このままでいけば、岩手山SAで昼食休憩が取れる(岩手山SAに12時前後に到着できれば、日没までに大間に到着できる)。雨以外は何もかもスムーズに行くと思っていたら、計器パネルにオレンジ色の光が…。

    以下、無線の会話ログ

    私:ヒューストン、トラブルが発生した。
    同行者:…もう一度言ってくれ。
    私:トラブルが発生した。貧乏ランプが点灯した!
    同行者:13号、岩手山まで残り10kmだ。大丈夫か?
    私:このままのペースを維持できれば到着できる。

    (両者共、映画アポロ13を見ている影響…)

    車体を左右に揺すると一時的に貧乏ランプが消灯することから、当然ながら計器の故障ではなく、ガソリンの残量が残り僅か。悪条件下での燃費を10km/Lと想定しているので、岩手山SAに間に合うことは分かっているが、久しぶりにガス欠の恐怖を味わう。

    貧乏ランプ点灯

    岩手山SAに無事到着し、点灯しっぱなしとなった貧乏ランプ。同時に、岩手山SAで昼食休憩という目標をついに達成(四戦一勝三敗)。これで大間には日没までに到着ができる。

    胃袋と燃料タンクを満たして、再出発。

    安代JCT

    安代JCTで八戸道方面に向かう。ここから先、再び雨に見舞われる。百石道路の下田百石ICからは、150kmほど下道を走る。地方特有の道路ながらも、とても走りやすい。

    R338

    三沢空港付近にて。相変わらずの雨模様が続く。

    大間までの距離はありそうに見えて、三沢市を越えてしまえばあっという間だ。六ヶ所村、東通村といえば、名物は原子力。この村には、原発マネーなる不思議なお金が撒き散らされているそうだ。そのため、土地の規模に対して不釣合いなほど豪華な建(箱)物が並び、しっかり整備された道路に変わるので、快走路となっている。適度に休憩を取りつつ、津軽海峡を右手に北上を続け、スタートから13時間、大間に無事到着。

    大間のマグロ

    大間まで来たなら、安定のマグロ。空腹で味わう余裕がなくて、あっという間に食べ尽くすのだった。ホテルに一泊して身体を休めておき、翌日の北海道上陸に備えておく。

    球切れ

    気の早い夏日が続いたおかげで、完全にダウン。今日も真夏日で、ジリジリとした暑さが続き、しかも無風。光化学スモッグ注意報まで出るほどなので、日中は部屋の掃除を兼ねて、部屋で過ごす。注意報が解除された17時過ぎになって、ようやくドライブに出かける。日中の暑さは収まっており、心地よい風でいくらか涼しくなっている。窓を全開にしておけば、気持ちよく走ることができる…はずだった。

    運河の橋を渡り、青信号を視認するが、タイミング的にそろそろ信号が切り替わるはず。念のため、足はアクセルからブレーキペダルに移しておく。青信号が消えて、黄色信号が点灯…することなく、消灯。はい!?と、突然の出来事に少々強めにブレーキを踏むとして、赤信号が点灯したのでいつもどおり停止。何があったのか確認するために、車を端に寄せて、問題の信号を見てみると…。

    球切れを起こした信号

    電球の球切れだった。信号を光らせる電球が切れてしまったようで、青信号と赤信号は異常なし。運良く(?)見つけてしまったことから、どうしたらいいのか分からず、とりあえず110番。事情を話すと、感謝の言葉と共に今から警察官を向かわせるとのこと。信号の球切れを見つければ、110番で構わないという。ドライブの途中だったので、いつでも電話を受けれる状態にしておき、現場を後にする。

    しばらくして今度は対向車線を走り、通報現場を通過。制御器箱に警察官が集まっており、何かの確認をしていたことから、すぐに電球交換も行われるはず。なかなか珍しい、信号機の電球の球切れ。電球は切れる前に交換しているようだが、完全ではないのか、今日みたいな事象も発生するようだ。