サンプルで取り寄せ

世間は今日あたりから平日復帰だろうか。ゴミ回収車が走り回るようになり、幹線道路は大混雑、12月後半に発注していた荷物がチラホラ届くようになって、普段の日常に戻ってしまったことを実感。

今年もシャブ(会社自動車部)の整備予定が次々と計画され、その一方で休みがなかなか合わないという現実がある。なんとか休みが確保できれば、一気に作業できるよう準備だけは行っておく。

電装品を後付けすると、必ずヒューズを組み込むことになる。だいたいがガラス管ヒューズやミニ平型ヒューズを使った保護になり、どうしてもケースを含めて大きくなってしまいがち。もう少しスタイリッシュな保護対策にしたいと思っていたら、ちょうどいいものを見つけた。

低背ヒューズホルダー

低背ヒューズホルダー。イマ車で使われている低背ヒューズを使うことができて、車体のヒューズボックスに載せられているスペアを使うこともできる。サンプル品として取り寄せたため低背ヒューズは3A仕様だが、差し替えれば他の容量も使うことができる。

入手性は正直微妙で、若干高価。オートバックスやホームセンターのカー用品コーナーに置かれているガラス管ヒューズホルダーのほうが、手軽に買える。しかし見た目や現車のスペア対応を考えると、今後は低背ヒューズホルダーがメインになってくるか。

2020年代も後半に突入し、シャブの所属車両も世代交代がどんどん進み、すっかりイマ車メインになった。支援する以上は、いつまでも旧いガラス管ヒューズ仕様ではなく、こういった低背ヒューズを使うことを前提にしたほうがよさそうだ。

急遽施工

シャブ(会社自動車部)のGR86がタイヤローテーションを行う距離に達した。年末に向けて休日配列にズレが生じることが分かり、このまま作業を先送りするのもどうかという話になって、それなら今やるぞ1時間で!となり、急遽作業開始。

作業を前倒しでやりたかったもう一つの理由として、スクリューボルトガードなるグリスをハブボルトに塗布するチャンスだったこと。今年の夏にスクリューボルトガードを2本ほど入手しており、このときに使おうと保管し続けていた。

いつものようにホイールナットを緩めていくが、新車ながらも早くもギシギシと固着を思わせる嫌な感触が手に伝わり、ハブボルト表面は既に荒れている。スバルの車に多いようだが、品質にうるさいはずのトヨタが黙っているあたり、これでも一応は問題ないのかもしれない。

続いてジャッキアップしてタイヤを外し、各ハブボルトにスクリューボルトガードを塗布していく。

スクリューボルトガード施工中

潤滑目的ではない特性で設計されているためか、塗り心地が独特。各ハブボルトに塗ることができれば、前後のホイールを入れ替えてナットを締め込んでいく。作業前は嫌な感触があったホイールナットだが、スクリューボルトガードを塗った後はスムーズに締め込める。

スバルのディーラーオプションとしても扱われている商品なので、変なものではない。しかし万一を考えて、100kmの距離に達する前にトルクレンチで増し締めチェックを行い、また100km以降もキリのいい距離に達したら、再びトルクレンチによるチェックを行うようにして、当面は点検を続けることになった。

当初は必要な工具を渡すだけだったが、作業を行ってしまうプランBとなった。実際に1時間以内での作業となり、私自身も体調が万全ではなかったため、昼食を済ませて解散となった。寒い中お疲れさまでした。>GR86オーナー

診断結果は良好なり

とあるEK9シビックRはエンジンが不調で、救援を求められて現地に急行したのが今月9日。その後次々に問題が発覚しているところで、一つひとつを解決して公道復帰まで持っていなければならない。

数あるトラブルの中で、燃圧が来ていない問題から着手。メカニックからはゼロと発言していたそうだが、後に270kPaと判明する。基準値の320-370kPaよりも低いことから、燃圧レギュレーターに問題があるのか否かを診断しなければならない。

16740-PCT-003

そこで診断するために燃圧レギュレーター(EK9純正の16740-PCT-003)をお借りする。前期後期の差はなく、私のシビックRに装着してエンジン始動、そこからハイカム領域を含めたあらゆるシチュエーションで走行してみて、状況をチェックする。

燃圧レギュレーターのチェック中

交換してエンジン始動…いつものキュキュッ!ギュォオオンッ!と一発で始動する。はて?現地で聞いた初爆がないままの始動音が出ない。

よく晴れて程よく暖かくなった昼下がり、トコトコと走って他車がいない直線道路に入る。一旦停止後、すかさず1速8,400rpmまで引っ張ってみて、カムの切り替わりによる2段階加速は健全、風味よし。渋滞の中を走ってみるが、こちらも普段の街乗り運転そのもので、違和感は一切なし。これのどこが燃圧270kPaなの?という印象。

V-AFCIIのモニター

アイドリングは一定を保っており、回転数は800±50rpmの基準値内。今回の試走でのピーク回転数は8681rpmのようだ。

燃圧計はないので具体的な数値を出すことはできないものの、試走状況から今のところ異常はなしと判断できる。では270kPaなる低い燃圧になっている原因はどこにあるのか。相談内容を改めて見直して、送られてきた写真をもう一度チェックする。

燃料フィルターの状態

交換した部品は、こうして写真撮影してプリントアウトしてくれたそうだ。向かって右側が外された燃料フィルターだが、内部から漏れ出たであろう汚れが凄まじい。以前、私のシビックRが37万キロになったときに4回目の交換をしたが、ここまでの汚れが逆流した記憶はない。

このシビックRの場合、年間の走行距離が数千キロとのこと。フィルターから出てきた汚れが劣化しているガソリンの色、もしくは内部の錆を思わせる色。他には、燃料タンク内のサビが燃料ポンプ本体のストレーナーに目詰まりして、燃圧が上がらない可能性が出てきた。

担当メカニックがどこまで追跡調査ができているかも分からない。マンガ、沈黙の艦隊のワンシーンではないが、確定できる要素がないときこそ、自分の目と耳が頼りになってくる。

次々に発生する多くの問題の中で、まずは燃圧レギュレーターの不調疑惑はシロ。チェックしなければならない部分はまだまだあるが、じっくりと腰を据えて取り組む必要がありそうだ。

トラブルシューティングの日

「エンジンの始動が困難」「アイドリングが安定しない」「ハイカムに切り替わらない」とエンジンが不調という連絡を受けて、救援と状況調査のためにひとっ走り。

冷え切った状態からエンジンを始動させてみるが初爆に至りにくく、何回かセルを動かしてようやくブルブルッと始動する。しかし、すぐにストールしてしまう。

事前のディーラー診断では、燃圧が来ていないとのこと。担当メカニックからはゼロだったと告げられていたそうで、後に270kPaと判明するが、いずれにせよ基準値の320-370kPaよりかなり低い。

そこで燃圧レギュレーターを外してチェックしてみると、デリバリレールとリターン側のホースから漏れてくる燃料が非常に少ない。先ほどストールしたことで、圧力が失われているのかもしれない。燃料が垂れにくいことは好都合と、このまま燃圧レギュレーターを交換して、改めて始動させてみる。初爆までにコンマレベルの引っかかりはあるが、先ほどまで不調を極めたレベルの始動具合と比べると、だいぶ良くなっている。

そのまま試走。6000rpmを越え、ハイカムに切り替わる回転数に達すると、ゴゴゴッと振動が発生して、カムが切り替わらない。それでいてハイカム用の燃料マップになるので、この妙な振動が起きるのか。確かに連絡どおり、ローカムのままになっていた。スプールバルブ本体には異常はなさそうで、ハーネス関係も異常なし。となると…未着手のリフレッシュ部分をアドバイスして、次の作業結果待ちとなる。

つまり、二つのトラブルが同時に起きていることから、並行してあちこちを確認していく必要がありそう。まず燃料系統では、燃料フィルター本体は交換している。フィルターとなれば他にもある。

燃料ポンプのフィルター

燃料ポンプ部分にフィルターがあって。

インジェクター内部のフィルター

燃料フィルターより先、インジェクター内部にもフィルターがある。

続いてローカムからハイカムへの切り替えができないとなれば。

EK9シビックRのECU

ECU上の電解コンデンサに異常はないか。他のセンサー類の導通は確保できているか等々。

燃圧が基準値外となっている燃圧レギュレーターをお借りすることができた。

16740-PCT-003

EK9純正の16740-PCT-003。これを私のシビックRに装着してみて、始動困難やストールといった症状が発生するなら、この燃圧レギュレーターが不良と判断できる。もしスムーズに始動した場合は、また別の原因を探る必要がある。

トラブルシューティングとはいえ、同じ車を並べてああでもないこうでもないと話が続く楽しい時間となった。冷たい雨が舞う中、ありがとうございました。>Mさん

部活再開

盛夏休止としていた、シャブ(会社自動車部)の活動を再開。今日はZC33SスイフトスポーツとJB74Wジムニーシエラの各種作業となる。

私は雑務処理の都合で、午後からの部活参加となった。ついでに体調は万全ではなかったことで、思うように動くことができず。ここで機会を逃してしまうと次の参加チャンスが見通せないため、体調よりも部活(遊び)を優先するあたり、子どものような精神は完全に残っているようだ。

いや、四輪二輪問わず、車いじりがある種のストレス発散になっているのかもしれない。メーカーや車種、ジャンルは問わず…だ。

ドンガラジムニーシエラ

いつものように、ドンガラ状態になったジムニーシエラの車内。もともと車趣味は、PE8Wデリカスペースギアから始まっているので、こういったオフロード車の扱いは馴染み深いものがある。違和感なく操作できるあたり、オフロード車の感覚は全く失われていないようだ。

スポーツ車がメインだった部活に、遂にSUV車が合流することになった。構造や組み方を含めて、メーカーによる差異を明らかにするといった勉強ネタも絡んでいるため、ジャンルは一切問わない。ミニバンやピックアップトラックがやってきても、いつものように内装を取っ払って作業に臨むだろう。

翌日の雨予報で、北東寄りの風が吹いて冷えやすい中での作業だった。寒い中、大変お疲れさまでした。>部員

スバルのピットオプションとか

スバルの一部ディーラーにおいては、ハブボルトに専用のグリスを塗布し、防錆やカジリ低減、軸力の安定化を図るサービスが行われている

そこで使われる専用グリスが『スクリューボルトガード』なるもので、なかなか興味深い製品。基本的にはスバルのディーラーによるサービスなので、入手性は少々困難かと思われたが、思ったよりスムーズに入手できてしまう(多謝!びんとろ氏)。今の時代の、利点の一つだろう。

スクリューボルトガード

入手したスクリューボルトガードの現物。旅行で使う携帯用ハミガキのような小さなサイズ。一本で1台分の量となっているようだが、そこはうまく工夫したくなる。

中身はスカイブルーのグリス

気になるグリス本体の色は、鮮やかなスカイブルー。どういう物質なのか把握するため、とりあえずニオイを嗅ぐのは原始の本能だろう。微かにグリスならではのニオイが感じられる程度で、粘度もある。成分はシリコン、鉱油、添加剤と記載があった。

ハブボルトに対してグリスを塗布することは賛否両論だろうが、その塗布するグリスにもよるのではないか。ボルトとナットの組み合わせになるので、ワコーズのスレッドコンパウンドをはじめとする汎用グリスを塗ってしまうことに、危険性が出てくる。モリブデングリスに至っては、摩擦を減らす効果が強いため、下手に塗ろうものなら緩みやすくなってしまうだろう。

スクリューボルトガードなる専用グリスで、スバルのディーラーで施工されているなら、汎用グリスよりかはマシだろう。サンプル品として、いろいろ使ってやろうと考えている。

EK9シビックでは既に施工済み

ちなみにEK9シビックRでは、早い段階からハブボルトにグリスが塗られている。スクリューボルトガードではなく、どこで何を塗られたのかは覚えていないが、これでサーキットを含めて散々走り回っていて、緩んだことは一度もない。

ホイールナットの締め付けは手の感覚ではなく、確実なトルク管理を行い、100km走行後にもう一度締め付けチェックを行う。非常に単純ながら、この基本管理を徹底していることも大きいだろう。

旧名発見

上司との会話ログ。昨日…12日の朝、「俺、明日(13日)休みだからさー」と振ってきたので、全力で応答。

「はぁ!?休みぃ!?」
「はぁ言ったろお前」
「言ったよ!なんすか、自分一人しかいねぇってことっすか」
「おーそうだよ、だから言っただろ13日は休めって」
「休むわけないでしょやること多いのに。14日は出勤だしよー連休組めねぇと意味ねぇじゃん?」

という具合。文字として起こすと口の利き方が悪くなっているが、上司は「ラフなほうが俺は好き」というタイプなので、この程度は悪いという範疇には入らないとのこと。ちなみに双方共に笑いながらの応酬。

そんな一人作業の一日が終わって帰宅すると、注文していたシャブ(会社自動車部)で使用する、作業支援用の治具が到着していた。

富士重工純正ジャッキ

治具と言っても、純正ジャッキだったりするが。

ジャッキをチェックすると、完全未使用品。しかも貼られているステッカーには、FUJI HEAVY INDUSTRIES LTD.の文字が記載されていた。現在の株式会社SUBARUになったのが2017年4月1日とのことなので、それ以前の富士重工時代の純正ジャッキということが分かる。

適合車種のインプレッサとWRXはすぐに把握できる。LIBERTYとは日産車ではなく、レガシィのオーストラリア向けの車名とのこと。これら車種向けの純正ジャッキなので、900kgの耐荷重は部活内で存分に使うことができる。

純正ジャッキは防錆メッキが施された金属の地が見えていることが普通と思っていたが、このスバル用の純正ジャッキは黒い塗装が施されている。水平対向エンジンと同様、他社とは違うところを行くスバルの性質を表していたのだろうか。

スピーカー交換ブーム

シャブ(会社自動車部)では、ここのところスピーカーを交換する作業が多く、一種のブームかもしれない。というわけで、所属するGR86についてもドア部のスピーカーを交換し、音質向上を狙う。

今日の活動は一日を通してGR86のみの作業で、午前中はタイヤローテーションを行い、午後からスピーカー交換という流れになった。なお、昼休憩中に職場へ置きっぱなしの折り畳み自転車を回収している。

新旧スピーカー比較

取り外されたGR86純正スピーカーと、これから装着するケンウッドKFC-RS174。純正スピーカーといえば、スカスカな重量で安っぽさMAXの製品というイメージがあったが、少なくともGR86純正スピーカーはそれなりの重量がある。

これから装着するKFC-RS174はずっしりとした重量があり、これは期待が持てる。純正スピーカーの取り外しと装着用ブラケットを取り付けている間、私は変換ケーブルの製作といういつもの作業。

新スピーカーを装着

ドアに装着されたKFC-RS174。

試聴してみると、低音の力強さが段違い。同時に高音側もクリアになって、非常に聞きやすい。純正スピーカーと比べると、ただ鳴っているだけの状態から、しっかりとした音質になる。「これは沼だな」「ハマる人がいる理由が分かった」。

こうなってくると、EK9シビックRのフロントスピーカーを交換するのもありか。現状はアルパインの中古スピーカーを使っており、14年24万キロが経過。車内騒音が酷い仕様に、これ以上の音質向上を狙っても効果は薄いだろうが。

午前3時から雑務処理で起きていて、ついでに暑熱馴化が完了していないという、なかなかの体調具合。今日一日の作業が終わったことを確認して、素早く撤収となった。お疲れさまでした。>GR86オーナー

電装系の仕上げを

昨晩の荒天具合から一転して、今日は晴れ。しかし明日は雨予報となっており、応じて常時北寄りの冷たい東風。明らかに天気が崩れる前兆の一日となった。

そんな天気のいい日は、車いじりとしてシャブ(会社自動車部)の活動日に設定。今日はZC33S スイフトスポーツが主体となって、あちこちのパネルを取り外して、電装系統をゴソゴソと。

ZC33S メーター周辺

ダッシュボード周辺もこのとおり。

ネジが殆ど無いままバコッと外れて、内部へ簡単にアクセスできるようになるあたり、日常的にEK9シビックRをいじっている身からすれば、隔世の感が強くある。シビックRが1998年製、こちらスイスポは2025年製で27年もの差があって、シンプルかつ組み立てやすく(バラしやすく)なっていることは、それだけ進化している証拠。

今回のスイフポの具合から、他のシャブ所属車両も水平展開しそうな気配。すぐに作業を開始できるようスタンバイしているあたり、慣れてきているというか。揃いも揃って、手先を使って作業をするのが面白いのかもしれない。

有効時間をフルに使って、無事に作業は終了となる。大変お疲れさまでした。>総員

低コスト化対策を見る

さて、トヨタGR86のカーテシランプの交換作業をギャラリーする。

純正状態のカーテシランプ

純正状態は電球特有の黄色い光。

純正はT10バルブ

ドアトリムから外す。小さな電球で少しでも広範囲を照らされるよう、原理としてはフレネルレンズの一種だろう。レンズ部分、コネクタ、回路が一体になっていて、T10バルブをセットすればランプとして成立するようになっているあたり、製造コストを少しでも抑える仕組みを垣間見る。特に旧来の電球を使うあたり、「ぜったいこれケチっただろ」と。

IPFのLEDバルブ

代替としてLEDバルブを組み込む。モノはIPF製で上々の製品、野外の作業でも眩しさを実感できるほどの明るさを誇る。極性はないとされていたが、車体装着前にテストは忘れずに行う。というのも、一度装着してみて点灯せず、逆に繋いでみたら点灯したというオチがあったので。

照度がアップしたカーテシランプ

ドアトリムに戻すとこの具合。電球よりも明るくなり、深夜帯に足元を照らすには好都合となる。

低コスト化を推進することは、決して悪いことではない。しかし多少のコスト増加で安全確保ができれば、安全性をアピールできると思うがどうなのだろう。