初日は何も変化なし

2026年度がスタート。今日から自転車に青切符制が導入され、「軽車両」としてどこか立場が曖昧だった自転車に対して、厳格なルールが適用されることになった。

居住地から職場に掛けては、工場街から倉庫街という環境があるためか、人種や性別問わず実に様々な人が自転車で通勤しており、道交法は馬の耳に念仏状態。歩道を2台並んでの走行どころか、3台4台が並列になって走っていることは当たり前。スイスイと車道を走っていて、赤信号になれば歩道に入って歩行者の立場ですが何か?という具合に歩道を走っていき、再び車道に戻るなんてザラ。

ルールの厳格化が始まり、警察も最初の一週間から二週間は取り締まりやパトロールを頑張るが、そこは人材不足の組織。結局、いつも通りの体制に戻るのがオチだろう。そして取り締まり実績を作り出すために、不適切な取り締まりや事実と異なる状況で反則切符を切るようなことをする…と。特に神奈川県警、この先、自転車絡みの取り締まりの不祥事は絶対に起こす。

数年前に普通自動二輪の免許を取得していたことで、世間が言うほど自転車のルールは厳しくなったか?と思うのが実際のところ。普通自動二輪の免許を取得するため、交通ルールを改めて勉強し直していた。この再学習のおかげで、厳しくなった自転車のルールの実態としては、原付を含めた二輪車のルールにかなり近いものになったという認識がある。

普通自動車免許を取得すれば原付バイクも運転できるが、原付を含めた二輪車のルールや特性を深く知ることができたため、普通自動二輪の免許取得は大正解だった。

車道を走る自転車

自転車を追い抜く時は1.5mを開ける必要があることは散々報道されているが、その一方で自転車についても、追い越される時には左に寄ることが義務とされる報道はあっただろうか。先述したように、赤信号では歩行者の立場に変身するようなアホな自転車乗りは、自分に都合がいいように全てを解釈する。よって、すぐ横で追い越され、危ない!車種とナンバーを晒してやる!なんて騒ぐ場面を見られるのもすぐだ。

法律やルールの縛りがあれど、生身が剥き出しの自転車は被害者になったとしても身体的なダメージは想像を絶するレベルになってしまう。事故に遭わないようにする本質が根底にあることを考えれば、そう難しいことは言っていないとは思うのだが。

自転車に乗っているときの、信号や一時停止の無視、逆走や並走、無灯火。ながらスマホや傘さしの片手運転、耳にイヤホン、歩道高速走行。二段階右折無し、後方や左右の安全未確認での追い越しや横断等々。これらを平気でやっている連中が、厳しくなった厳しくなったと騒いでいるようにしか見えない。

標識確認中

休日出勤の日。小径車特有のローペースで、朝日で照らされ始めた街中を流していく。人通りが殆ど無いことを活用して、通勤で使う走行ルートの入念なチェックを行うことにした。

ご存じのように、2026年4月から自転車にも交通反則通告制度…いわゆる青切符が適用されることになった。通勤ルートはなかなかのカオスっぷりで、信号無視は当たり前。無灯火、車道を逆走、並列走行、スマホを見ながら、両耳にイヤホン。挙句、電動バイクが縦横無尽に走り回る。適当に警察官を配備するだけで、確実に入れ食い状態で検挙できるだろう。

自転車は足代わりで、歩行の延長と捉えて違反している認識はなく、捕まれば「知らなかった」「他にもやっているヤツはいる」と言い訳をして逃れようとする。4月以降はどれくらい検挙されているのを目撃できるだろうか?と楽しみだったりする。

さて、当事者にならないためにも複数回のチェックは欠かせないわけで、今回は車両進入禁止標識を重点的に見ていた。

車両進入禁止、自転車を除く

通勤ルート上には一方通行を完全に逆走する区間があり、確か補助標識があったよな?あったあった!という具合だったりする。Googleマップで確認することはできるが、やはり現地で肉眼で確認したほうが頭に入りやすい。

もし車両進入禁止標識に補助標識がなければ、自転車も乗っていれば進入できない。しかし、降りて押して歩いた場合は歩行者扱いとなり、進入することができる。このあたりはバイクと全く同じであり、車両の扱い方がより深く知れる点でも、二輪免許は取得しておいて正解だった。

嘘つきは神奈川県警の始まりでお馴染みの皆さん。2026年4月以降に厳しくなる(笑)自転車の取り締まりで、存在しないはずのノルマの達成、軽々と口にする正義とやらのために、確実に頑張ってほしいところだ。

使うのは来シーズンから

早朝の自転車通勤では、最も冷えている時間帯での走行になるので走行風は痛みを感じる冷たさになる。そこでバイク用のグローブで凌いでいるが、防寒性は軍手よりも良くなったものの、一旦冷たくなってしまうとダメ。

100kmh級の走行風にも耐えられる、ウインターシーズン用のグローブを探す。これならどうだろう?と思ったのが、ホンダから出ているグローブで、さっそく取り寄せてみる。

カーボンプロテクトグローブ 0SYEJ-66B-AL

他人からすると「指が異様に長い」そうで、世間のLサイズ手袋では小さいことがあり、LLサイズでないと合わないことが多々ある。今回もLサイズ、LLサイズのどちらにしようか迷ったが、ある程度は手や指先に密着しないと危ないので、Lサイズをチョイス。

日頃からEK9シビックRの純正部品番号を見慣れている身としては、商品番号が0SYEJ-66B-ALと割り振られている点もどこか馴染み深く、選択しやすかったことも大きい。

到着してさっそく試着してみると、少しキツいか?と思ったりしたが、スイッチ類の操作のことを考えるとピッタリと密着した状態こそベスト。というわけで、バイクだけでなく自転車でも使えるウインターシーズン用グローブを入手することができたが。

明日からは朝の気温が上がり、帰り際は日中の暖かさが残るようになってくるそうだ。となると、このグローブは今度は暑すぎることになってしまう。今回のグローブに限らず、防寒用の上着を買うと気温が上がり、本格的に使うのは来シーズンからとなるオチは非常に多い。

カロリー消費のついでに

寒いから体を内側から温めたい!と考えて、つい昼食を多めにしてしまった。食べ終わってから計算してみると、合計800kcalに達していた。

たまたま一回の食事が多かったからといって、すぐに影響が出ることはない。それでも、食べ過ぎたからには運動で消費しようと短絡的に思い立って、自転車に跨ってダラダラと走り始める。しっかり過ぎるほど食べたおかげか体は動かしやすく、風は穏やかで、ポタリング日和。

赤と青のシリコンプラグコードでお馴染み、永井電子機器株式会社は、2026年2月1日から休業となった。再開時期は未定。

1月の時点で、青のブルーポイントパワープラグコードは生産終了品となっていた。赤のウルトラシリコーンパワープラグコードはラインナップ上に残っていたが、その後は会社本体が休業となってしまったために、こちらも入手できなくなった。

そういえば、休業中の永井電子の本社はどうなっているのだろう?と思って、それなら近くまで行ってみることにして進路を修正。目的地が決まるとペースアップ、せっせと走っていく。

2026年2月の永井電子機器

現地到着。休業中とはいえULTRAの看板は健在で、窓越しに見えるオフィス内の照明も点灯していたので、少なくとも人はいるようだ。さすがに尋ねることはせず、看板の前で写真を撮影したらすぐに折り返す。

先ほどから緩い勾配が続いていた。永井電子本社前の道も坂道で、帰宅後に調べてみれば、このあたりは高度が40mとなっていて、河口側から見ればそこらの通勤電車2両分の高さがある。帰りは基本的に下り勾配となり、速度維持に難がある小径車にはラクなコースとなった。

合計で40kmの距離を走っていたようで、消費カロリーは900kcalと出た。昼食で摂取したエネルギーは僅か2時間程度で完全に失われており、体側に蓄えていた100kcal分の消費があったことになる。帰宅後から強烈な空腹感を抱いていた原因はここにあった。

手袋が欲しい

二十四節気における大寒の真っ最中だ。夜明け前が最も冷えていて、この時間帯に自転車で走っていると、走行風は冷たいを通り越して痛さを感じるレベルになる。

指先に至っては、冷え性なことも関係しているのかもしれないが、痛いのか冷たいのかよく分からない感覚にまで達する。

こんな気温環境でも、手や指の保護は軍手を使っていた。傷んでしまえばコンビニで買うことができて、整備や掃除の場面で最後まで使い切ることができる。冬至を越え、小寒あたりまではまだ暖かい。しかし、大寒に近づくにつれて空気の冷たさに勝てなくなるようだ。

バイク用グローブ

そこでバイク用のグローブを使ってみる。走行速度は自転車と比べ物にならないほど高く、応じて走行風による冷えにも耐えられるかもしれない?と思ったため。

ブレーキレバーの操作性は、当然ながら軍手よりも上々。細かいコントロールができて、安全確保の観点ではもっと早く使えばよかった。防寒性では軍手と大差なく、やはり冷たいままで最終的に痛みを感じるようになる。

登山用のゴム手袋やヒーター内蔵の手袋といったものを勧められたが、自転車通勤で朝限定の寒さとなれば、オーバースペックになってしまう。結局は、バイク用のウインターグローブがちょうどいいのかもしれない。冬はバイクに乗らないので、完全に盲点だった。

1年耐えられず限界近し

自転車のタイヤにもスリップサインがあり、それが露出すると交換目安になる。タイヤによっては側面に▲TWIと表記されており、Tread Wear Indicatorの略。三角マークの先のトレッド面に凹みが設けられていて、これが無くなると寿命となる。

通勤用に使っている自転車は、▲TWI表記になっている。

タイヤのTWI表記

このとおり。その先のトレッド面には

摩耗限界を示す凹み

摩耗限界を示す凹みがある。まるでスリックタイヤのスリップサインみたいなもの。

上記2枚の写真は負荷が大きいリアタイヤの様子。凹みの深さは十分にあるが、細かいひび割れが非常に目立つ。タイヤの側面は全体に渡って亀裂が入って表皮が剥がれてきており、高い耐久性という謳い文句には程遠い。

フロントタイヤの摩耗状況

フロントタイヤも似たような減り具合で、こちらも細かいひび割れが無数に広がっている。

平日通勤であれば天候問わず毎日使い、最高速度は原チャリ以上に達する。走行ルートは完全舗装路とはいえ、タイヤへの負担は想像以上に大きいのかもしれない。ちなみに、交換してからまだ10ヶ月しか経過していない。

休日はローペースで

休日出勤の日。冬至を過ぎて新年を迎えると、日を追うごとに日没時間が遅くなっていき、帰り際も夕日の中を走ることになる。とはいえ、秋口の夕暮れと同じで一気に暗くなるので、各ライトは早めの点灯を意識。

環七通りの起点

国道357号と都道318号こと環七通りの交差点。平日なら渋滞が続くこの交差点も、休日となれば疎らになる。この交差点は環七通りの起点でもあり、それを示すものは卒塔婆(標識)の形状から読み取るしかない。

去年末からは体調不良が続き、年始恒例の90~100kmのライドはできなかった。その時に比べればだいぶ調子は良くなってきてはいるが、片道10km程度の通勤ライドでも疲労は溜まりやすい。回復に時間が掛かるようになっていることは、受け入れるしかなさそうだ。

疲れやすいときこそ小径車が体には合うようで、ゆったりと走ることができる。しかし、その不安定さから車道を走ることは緊張を強いられてしまい、明日からの平日では通常の700Cのほうが安定性と安全性が勝ってくる。

ブレーキシューのおかわり

休日出勤の日。となれば、小回りと加速力に優れる小径車でタラタラ走って通勤するのが楽しみの一つだったが、今日は夕方から雨予報で実際に降られながらの帰路となった。

ドロヨケがない、安定性が悪い、黒いフレームで雨の悪天候では認識性に乏しいとネガティブな要素しかなく、今回は普段の自転車で通勤となる。

雨でも走ることから、応じてブレーキシューはどんどん減っていく。現在使用中のブレーキシューはBBB トライストップ BBS-16で、リム攻撃性の低さがウリ。その代わり、摩耗しやすい傾向にあるようで、ブレーキレバーを深い位置まで引かないと制動力が立ち上がらなくなってきた。

アジャスターボルトで調整しても限度がある。すぐに交換できるよう、新品のブレーキシューを用意しておくことにして、引き続きBBB トライストップ BBS-16を使う。

BBB トライストップ BBS-16

簡易パッケージバージョンなので、ビニール袋に詰められた状態で郵送されてくる。消耗品につき、この簡素さが逆にありがたい。

毎月支給される通勤手当は、今回のようなブレーキシュー代やタイヤ代として使われることになり、減価償却的な見方で捉えるならば自転車代としても当てはめることができる。今は自分の財布からは支出せず、会社からの手当てに頼り切っておく。

強風

今日は朝から強い北風に見舞われる。昨日の時点で、寒冷前線に向かって北風が一日中強く吹くと予報が出ていたが、完全にその通りになった。

こういう日も自転車通勤は変わらず。自転車乗りにとって、最大の敵は雨ではなく風。今日のような強風では向かい風が凄まじいことになり、走行ペースは全く上がらない。

陸橋では進行に対して斜めから風が吹きつけてくるので真っ直ぐ走ることができず、ガードレールに向かって飛ばされそうになり、風の力で登坂できなくなるほど。下り坂ではペダルを回さないと速度が維持できないなんて、風が完全にブレーキになっている。

軒先に置いてある自転車は倒れているが、バイクは倒れていないので強風といえど、まだまだか。とある駐輪場は吹き抜け構造になっていて、強風がより強化されてしまい、バイクが倒れてしまうトラブルが必ず起きる。少なくとも1年に1度は倒れてている光景を目撃することになり、傷だらけになっていくカウルは、オーナーではない自分でも無念な気持ちになる。

帰り際も引き続き北風で、今度は追い風。風に乗って冷たい空気を実感しながらの、極めて爽快なペダリングとなる。原二バイクをペースメーカーに走れたことから、40kmh以上は保つことができていたようだ。それだけ、強風の向かい風と追い風で差が出てくる。

標識確認中

2026年4月1日から、自転車の交通違反に交通反則制度、つまり青切符の導入されるとのことだ。

運転中のながらスマホをはじめとして、今さら強化かよ?と思うところだ。その他、微妙に引っかかってくるのが、自転車の歩道走行は禁止で、車道通行が原則というルールについて。

それこそ、遠い昔は「自転車は歩道を走るように」と勘違いして指導していたアホな警察官があちこちに居たものだが、今はさすがに姿を消したと思いたい。

場所によっては自転車の通行を禁じられ、強制的に歩道へ誘導される区画もあり、見極めが重要となる。そのときの目安になるのが、普通自転車等及び歩行者等専用(325の3)の標識。

普通自転車等及び歩行者等専用 (325の3)

▲写真は、Wikimedia CommonsのJapan road sign 325-3.svgより引用。

まずは通勤経路。この標識が一定間隔で設置されていることを確認して、路駐等でどうしても車道が通れないとき等の障害があるときは、やむなく歩道に逃げられるようになっていることを確認する。

通勤経路にあたっては、何度も往復することになるのでチェックは完了といったところか。代替ルートも見ておかなければならないが、季節柄休日のポタリングでも間に合う。

GoogleMapでもチェックは可能だが、画面を通して見るのと実際に走行しながら見るのでは、大きな違いがある。自転車に限らず、サーキットや山道において、自分の車で走ってみたほうが路面の感触やカーブ区間の見え方が把握しやすいのと同じ。

歩道の走行だけでなく、一方通行道路では『自転車を除く』の補助標識の有無も重要になってくるだろう。自動車や普通自動二輪と同じ感覚で走ればいいので特に問題はないが、来年の4月以降はこのあたりの取り締まりも厳しくなると思われる。