長年の夢ではないが

超ローカルなお話。

京急本線平和島駅周辺で過ごしていて、鰻の店が2店舗あるのは知っていたが立ち寄ることはなく。地元住民だと行かないというアレだろうか。いや、財布事情が常々厳しいゆえ、入店することができないのが真相だろう。それでも気になることは間違いないわけで、メンツを揃えて行ってみることにした。

うなぎ あきば

一店舗目は「うなぎ あきば」。営業中は、鰻が焼ける素晴らしい香りと煙を拡散し続けており、空腹の身にはたまらない。煙を浴びて献香所の如し。

こちらは飲み屋的な雰囲気が強く、座席数も少ないので大人数では不向き。いつかこっちでも喰ってやるさ!と血の涙を流しながら、横断歩道を渡って環七沿いを歩く。

炭火うなぎ はせ川

今回は炭火うなぎ はせ川となった。

こちらは予約無しでも人数が多くても対応してくれて、来店タイミングが良かったのか待ち時間はゼロ。長年、気になり続けていた店にいよいよ入ることになり、「見せてもらおうか、平和島のうなぎの味とやらを!」。最初は味わっていたのだが、空腹が限界に達してかき込み飯モード。フワフワうなぎを一気に食べ終えて、近所でうなぎを食べられるなんて最高ではないか。再度、食べに来ようという結論に。

生きているうなぎ

篭に入っているうなぎ。「これ生きてんの?動いとっぞ!」と、生きていたことに驚かされた。なるほど、こいつを捌いて食べていたのか。

これまでは入店と同時に注文、一気に食べて、滞在時間は15分程度…というパターンが多かった。今日は全くの逆で、少しダラダラしながらの食事となった。いろいろとストレスが多い職場環境ゆえ、こういった楽しみを設定するのは悪いものではないと感じた日となった。大変お疲れさまでした。>参加者

引退から10年が経過して

日本の航空会社からダグラス機が引退して10年。日本航空(旧日本エアシステム)で最後まで活躍していたダグラス機、MD-90は2013年3月末の引退後、全機がデルタ航空に売却された。その後、新型コロナウイルス流行の影響を受け、航空需要の低迷によりMD-90そのものが運行を終了となっていた。

MD90のテール部分

日本航空での運行が続いていたMD-90(JA8062)。かつては日本エアシステム所属で、1995年6月導入とのこと。日本エアシステムでのMD-90といえば、七人の侍でお馴染み、黒澤明監督がデザインした7種類の塗装が有名。このJA8062は元四号機となる。

特徴的なリアエンジンスタイル

エンジンをリアに装着しているので、エンジンの吸気口と主翼に並ぶ動翼が一緒に見ることができる『特等席』があった。MD系列に乗るときは、いつもその特等席を選んでいた。

予備タイヤ

小さな機体に分類されるとはいえ、間近で見るとけっこう大きく、部品類に関しても同様に大きい。例えば、このノーズギア用の予備タイヤ。機体に装着されていると気づきにくいが、予備品として置かれるとこのとおり。横に置いてあるカラーコーン並みのサイズがある。

気軽に写真を撮って、気に入らなければその場で消去。再撮影に挑む…なんてことは、今の時代ならでは。7種類の塗装でデビューした1995年当時はフィルムカメラが主流で、撮影して現像するまでうまく撮れたかは分からないもの。フィルム代が掛かり、そこに現像代もプラスされるので、コスト面でも辛かった。今のようにバシバシと撮るわけにはいかず、そんな背景もあって、旧日本エアシステム時代の写真は全く残っていなかった。

日本航空DC10

画像はWikimedia Commonsより引用。

ダグラス機といえば、この機体も印象強い。日本航空ではこのDC-10、改良型のMD-11を運航しており、日本エアシステムもDC-10を保有していた。

DC-10のコックピットの計器類

日本航空ではDC-10の計器類を保存しているらしく、このように展示されることがある。

中央計器板

エンジン関係の計器が並ぶ。先に示したように、エンジンはそれぞれの主翼に1機ずつ、垂直尾翼を貫通するように1機装着されており、計3機。こういったアナログ計器のほうが見やすいのは、旧来の人間だからか。

副操縦士主計器板

副操縦士用の主計器板。電源が切れているのでフライトディレクターは変な角度になっている。速度計、高度計、昇降計、水平姿勢指示計…各計器の見方は全く忘れていなかった。

10年も経過すれば、日本の空にこんな機体が飛んでいたのかと振り返ることになる。今後は航空便を使う機会が増えそうなので、空港へ訪れたときには積極的に撮影して記録しておこうと思う。

目安距離直前!?

ストックしてあるシビックRの部品を整理中。ビジネスバッグを開いてみると、次々と純正ダンパーの構成部品…アッパーマウントやマウントラバー類が出てきた。なぜここに?と思ったが、薄いパーツで収納箱に入れるくらいなら、ビジネスバッグで縦に保管しておく方がいいや…と片付けていたことを思い出す。

現車に装着中のエナペタル製ビルシュタイン、そもそもいつ装着したっけ?とレポートを読み直し、2021年10月後半の出来事。抜けきって疲労感が溜まりやすかった純正ダンパーから、硬い乗り心地になりつつも軽快に走れるようになったビル足に感動したもの。不安定なハンドリングと車体挙動がなくなったことで、以後の四国、山陰、青森方面への長距離ドライブにおいては、疲労感がまるでないことを確認済み。

装着当時の走行距離が33.3万キロとなっていて、今日現在で36.2万キロ。あと少しでキッチリ3万キロをビル足で走ったことになる。そういえば、メーカーによるオーバーホールの距離目安はいくつだったか、調べてみると。

エナペタルのオーバーホール距離目安は3万キロ

公式WebサイトのFAQページによれば『通常ストリートでのご使用であれば3万キロを超えたあたり』となっていて、素直に従うと来月にはその距離に達する。装着から2年も経っていない。

オーバーホールすることを前提に酷道や林道、距離問わず走り回っており、自分なりの次のセッティングを考えていた。代替装着用の純正ダンパーは入手し直しており、すぐに入れ替えて装着できるようにスタンバイ。また、先述したようにアッパーマウント系のパーツも全て揃えているので、分解ついでに交換できるように配慮はしている。

が、今のところは変なふらつきや異音、油漏れといった異常は起きていない。そこに2年未満でオーバーホール時期に達してしまい、予算を全く考慮していない現状から、まだ作業依頼はしないと先延ばし決定。38.4万キロの定常運用終了までにオーバーホールに出して、セッティングを変更する計画は変わらず。

ビル足から純正ダンパーに戻し、オーバーホールの期間は最低7日間。輸送やセッティング変更の打ち合わせを考えれば、半月は確保したい。それから純正ダンパーからビル足に交換。2回のジャッキアップ作業が必要になり、休日の配置を考えるとオーバーホールに関わる日数は全部で1ヶ月が見込まれる。費用はともかく、休日確保が問題になるかもしれない。

チャットAIのテスト

SkypeにAI搭載版Bingが統合され、どのようなシロモノなのか?とさっそくテストしてみる。特に設定を変更することはなく、いつの間にかSkypeの連絡先に設定されており、質問をメッセージとしてBingに送信すると返答してくれる。

SkypeチャットAI搭載版Bingのテストその1

いきなりURLを打ってみると、AIはこのような回答を出してくる。

…が、いきなり間違えている。うちは会社ではない。確かに修理や整備に関する情報を記載しており、純正部品の販売状況もいくらか羅列しているが、チューニングパーツに関するネタは極僅か。無限製のブッシュやビルシュタインのショックアブソーバくらいか。最後にEK9に関する情報も記載されていると書かれているあたり、精度は良くない。

SkypeチャットAI搭載版Bingのテストその2

では、二つ目。当サイトの名称を打ち込んでみた。いきなり精度が上がり、EK9絡みの情報が多いと書かれる。同時に、ツイッタのアカウントもあると書かれ、分かっていらっしゃる?

SkypeチャットAI搭載版Bingのテストその3

少し難易度を上げて、2DIN化ネタ。どういう回答を出してくるのか楽しみにしていたら、少々気味の悪い回答が寄せられる。『移植できない前提を破壊する方法』とは、過激すぎないか。

この極端すぎる回答パターンは以前どこかで…と記憶を辿ってみると、Windows3.1のAI風フリーソフトにあった気がする。ユーザーが入力したデータを学習して、会話を続けるというもの。ユーザーの口が悪くなればなるだけ、フリーソフト側も応じて口が悪くなっていた。

この時点で、AIのベースになっているのは検索エンジンで、Microsoft Bingのクローラ(Bingbot)が収集したテキストデータを転用し、自然な言語風に組み直して返答しているようだ。よって、ソースとなる当サイトのURLが次々に表示され、恐らくみんカラでも同じようなことをやった人がいるのだろう、carview.co.jpのURLも記述されている。

ダッシュボード内のフレーム交換についても、併せて回答が出ていることに少々驚かされた。2DIN化はパネルの交換以上に、ダッシュボード内のフレームを交換することが重要になってくるからだ。

では、当サイトをベースにしたテストではない、別方向のネタを考えてみる。例えば、神奈川県警の不祥事を聞いてみると。

SkypeチャットAI搭載版Bingのテストその4

底なしの様相!不祥事問題は根深いのか神奈川県警!ここでもソースとしてkanaloco.jpのURLが出るあたり、クローラの情報収集に左右されていることが分かる。シャブ抜きという単語がいきなり出てくるあたり、精度が高くなれば高くなるだけ、より自然な言語による回答が期待できる。

ユーザーの趣味嗜好、質問文章の書き方のクセを積み重ね、当人がより望む回答を提示する。このようなシステムはもう当たり前だろうか。AIの精度が高くなって、より自然な文章が組み上がるとは悪いハナシではない。むしろ、AIで作り上げた文章を人間がどう扱うか。そちら側に興味がある。

代替手段の一つか

株式会社ゼロファイターの公式blogによれば、EKシビック前期型と後期型のヘッドライトが発売されたとのこと。純正形状のOEM品となる。

このテの商品にありがちな左ハンドル用ではなく、日本国内に適した右ハンドル用というから、選択肢の一つとしてカウントできる。経年によるレンズの黄ばみ、微細なクラックで暗くなってしまったヘッドライトのリフレッシュに効果的かもしれない。

ゼロファイターEKシビック前期純正OEMヘッドライト

画像は株式会社ゼロファイターのEKシビック前期純正OEMヘッドライト販売ページから引用。

販売価格は左右の両側セットで25,300円となり、非常に安い。手元のパーツカタログを参照してみると、EK9前期用のホンダ純正ヘッドライトは片側で30,000円を超えていた。安さ爆発 さくらや の実態として海外製造という記述があり、恐らくは台湾あたりだろう。

純正とは大きく異なる部分が、バルブ用のシェードが組み込まれている構造になっている点だ。

バルブ用シェード

画像は株式会社ゼロファイターのEKシビック前期純正OEMヘッドライト販売ページから引用。

このようなシェードが組み込まれている。バルブから発せられる光がシェードの穴を通過し、上下左右と背面にあるリフレクターで反射され、どういう配光になるのか。けっこう興味がある。

EKシビックの前期型、平成10年(1998年)8月31日以前の車両であれば、車検はハイビームでのテストになる。曰く、「光軸調整の精度は純正品より劣る」とのことで、カットオフラインが怪しくてもハイビーム切り替え時の光軸が出せてしまえば、合格判定になるかもしれない。

33101-S04-305 ヘッドライトユニット,R.(スタンレー)

こちらがホンダ純正品。シェードは装着されておらず、H4のハロゲンバルブをセットするだけのシンプルな構造。

浸水防止のコーキング処理を「念のため」求められている点も見逃せない。走行中のヘッドライト内部は負圧になっていて、コーキングが甘いと極僅かな隙間があれば雨水等はどんどん入ってしまい、内側が水滴まみれになってしまう。その水滴が乾いたとき、残るシミがけっこう鬱陶しい。

買ってすぐポン付けで使えるわけではなく、入念な事前準備が求められる性質の部品という印象。純正品がなく、コンディションに難のある中古品が細々と流れている現状、代替手段として捉えることができそうだ。

パーツクリーナーとか

先日の大雨ライドで自転車が汚れてしまい、朝っぱらから磨いていた。車と同じ用品が使えるので、フレームはフクピカで拭けばいいし、油汚れはパーツクリーナーと適当なウェスで落とせる。チェーンオイルだけは専用品を使うが。

そのパーツクリーナーがちょうど切れてしまい、近所のホームセンターまで買い出しに行く。カー用品コーナーでパーツクリーナーを選ぼうとして、値札を見るとどれもこれも600円台中盤になっており、しかも『応援価格』。KURE等の高級品になると、もう少し高くなる。プライベートブランドなら300円台後半で買えるが。

パーツクリーナーは安いものなら200円少々で買えるものと思っていたが、昨今の原材料価格の高騰で、値上げは避けられなかったのかもしれない。高級品ならスプレー缶の長さに対する溶剤の内容量が多く、最もコストが抑えられる。ところが今日は持ち合わせが無く、溶剤の量が588mlのプライベートブランド品を選ぶ。

かつてのように、エンジンRCカーをブイブイ走らせ、EK9の防錆塗装の脱脂工程で大量に使っていれば、それこそ10本セットや20本セットが選択肢に入っていただろう。現在はパーツクリーナーを使用する場面が激減しており、セット品を買おうものなら今度は保管場所が問題になってくる。使い切るのに数ヶ月レベルであり、プライベートブランド品を都度買い直すサイクルで間に合う。

ケミカル類の値上げは分かりにくい。この先も、買おうと思っていたものがこんなに高かったっけ?となることは間違いなさそう。

ジャッキカバー

トランクに放り込んである車載ジャッキ。それを包んでいる布袋―カバーは、現在二袋目。頻繁に出し入れするものだから穴が開いてボロボロになってしまい、ジャッキの一部が露出した。そんな状態で走っていると、収納しているテンパータイヤのホイールに当たり、カンカンと音がする。

これは我慢ならんと、探してみると見つかるもの。ジャッキもセットになっているが、こちらも消耗品で遅かれ早かれ壊すので、予備やサブとして好都合。実際、頻繁に行っているタイヤローテーションは、車載ジャッキと予備ジャッキの二つを使い、右側、左側、フロント側という三段階の工程で行っている。

予備のジャッキカバー

現在使用中のカバーも元は中古品だけに、早くも穴が開き始めた。ジャッキカバーはどうせ破れるもの、次の予備があったよな…と探してみたら、三袋目はともかく四袋目が出てきた。はて、いつ入手したのか。どのタイミングで入手していたかは全く覚えていないが、これなら当面は穴開き問題は回避できる。

一度考えたのが、厚手で丈夫な布の代表格である帆布を使い、作製を依頼すること。ジャッキが入るサイズにすれば、純正カバーとは比較にならないほどの耐久性になる。どうしても価格面は不利で、放出されているカバー付きジャッキを入手するほうが安くなるので、作製計画は白紙に。

車載ジャッキのパーツ図面

ジャッキやタイヤレンチといった車載工具類はパーツカタログ上に記載があり、それぞれに部品番号も割り振られている。全グレード共通イラストなので、使用されていないプラグレンチやドライバー類は選択することができない。ジャッキカバーは8番が該当しており、『89331-S03-J00 カバー,パンタグラフジャッキ』となる。調べてもらったところ、当然のように「買えません」と返答を得たのだった。

大雨ライド

出張から帰ってきた翌日は、お疲れ休みとなる有休を突っ込むようにしている。今回の大阪出張の場合、その事実が告げられたタイミングがけっこう遅く、有休設定を行うことができなかった。

というわけで、今日は普通に出勤。午後から雨が降る予報だが、朝の時点では帰宅時間帯はギリギリ回避できる見込みなので、自転車での通勤に決める。

疲れていながら自転車通勤とは。一度走り出してしまえば、それが一種の整理体操に繋がる。疲労感からくる体の重さ、徒歩通勤による脚のだるさから解放される。帰宅時は大幅な時間節約に繋がり、それだけオフの有効活用時間を稼げるというもの。幸い、今日は業務が少なく、余計なストレスを抱えずに済む。

状況が変わってきたのは15時過ぎから。外を見ると大粒の雨が降っており、雨雲レーダーを見ると強い雨を降らせる雨雲が次々と流れ込んでいる。このままでは帰宅時間帯も雨に降られることになり、予報より早い雨となった。大雨ライドになった以上は、走行ペースは抑える必要がある。

実際、陸橋に掛かる下り坂はブレーキが効きにくく、交差点やカーブでは思った以上に走行ラインが外に出る。雨粒が眼球にヒットして痛く、目を細めて走るしかない。ブレーキが効かない、カーブはコントロールしにくく、目を細めていて視界不良。

最大の問題は同じ道路に走っている車も、視界が悪い中で走っている。となれば、車から自転車が見つけにくくなっている。車道を走ろうものなら滑った瞬間、命に係わる問題に発展する。今日ばかりは歩道を徐行にて通行。

晴れていれば何ら問題ない道路の凹凸や白線も、水溜まりゾーンやスリップトラップになってしまい、なるべく避けようとするために右に左に…これはこれで危ない気がするが。

チャリ通時の走行ペースメーカーたる後輩から「雨合羽とかないんすか?」と聞かれたが「んなもんない。すっかり濡れてしまえば、それ以上濡れねぇし。人間は完全防水だからな!」と。びしょ濡れのまま走り続け、着ているもの全てが重たい。

さすがに輸送している荷物だけは防水化。今日に限ってレギュラーコーヒーの袋が3パック、その他、濡れてはならないものが多く、それはらビニール袋に包んでパッキング。日本人の傾向として、このパッキングが極めて上手なのだとか。

慎重に走り、晴れている日よりも10分遅れで無事に帰着。出張に大雨ライド、疲れる要素ばかりな一週間となった。

寿命のお話

大阪出張の日。

「23日大阪行ってこい」
「へ?自分っすか?」
「そうなんだよ。上からの直接ご指名だよ」
「マジっすか…ワケ分からんっ」

というやり取り。先週は鈴鹿サーキットまでひとっ走りしており、今週は大阪。オンオフ問わず、二週連続で西方面へ行くことになった。プライベートで大阪方面へ車で行くことは何ら不満はないのに、業務で新幹線を使って大阪方面へ行くことは苦痛でしかない。

渡された乗車券を見ると、A席指定になっていた。ここ最近の乗車率の実績と予約状況から、席変更することなく2時間半程度の我慢。

窓際に座る

やれやれ。

窓際席に座り、座席のひじ掛けと内装パネルの間に腕を置いておくと、トンネルや駅の通過、対向列車とのすれ違いといったシーンでは、腕が押されるような感触がある。走行中の車体には様々な圧力が掛かり、常に膨らんだり縮んだり、または捻じれたりしており、ある意味では歪みながら走り続けている。進行方向問わず、窓際席となるA席E席どちら側でも体感することができる。

出先から戻るときに乗ったタクシーの運転手からは「新幹線って10年ちょっとで入れ替わりますよね?」なんて聞かれたが、実際そのとおりで、15年少々で運用終了、基本は解体されて素材ごとに適正処理される。

「ふつーの電車みたいに、海外とか持ってきませんの?」
「いやー、無理ですよ。内側とかめっちゃボロボロっすわ」

寿命が短い要素の一つが、先述した車体の歪み。車体はアルミ合金製のフレームで、高速走行かつ長時間、常に圧力変動のストレスに晒され続けて走っているるので、『勤続』疲労とも言おうか、どうしてもフレームが傷みやすい。もちろん、突然の破断や乗り心地がおかしくなるような問題に至らないよう、余裕は持たせている。それでも疲労が蓄積し続けるアルミの素材特性からは、逃れることはできない。

消耗していく車体フレームだけでなく、各種機器の都合もある。半導体をはじめとする技術進歩の観点からすれば、あっという間に世代交代が進むことで、補修部品が手に入らない、使い続けるより区切りを決めて一新したほうが結局低コスト化に繋がる…といった要素が関係してくる。現に「部品改廃のため」といった通知文章が毎月のように掲出されるほど。

「改廃ですって」
「なるほど、ゴソウダンパーツ」

もうしばらくはN700系は活躍するだろうが、N700Sの新車導入ペースから考えると、気が付けば大きく数を減らしていることになる。早い世代交代のたびに「もう廃車?」と言われることになるだろう。

WBC日本優勝、おめでとう。メジャーのチームメイトでの対決、フルカウントからの三振なんてマンガか?というくらいの流れ。今日のために、突発休暇を入れる猛者が出るか楽しみだったが誰もいない。どうやら社会人としての心構えとやらは、みんな持ち合わせていたらしい。

プロ野球の試合は、過去に何度か見に行ったことはある。最も印象強いのは目の前で行われる試合よりも、応援団や観客の声援だったりする。テレビ中継でもそれなりに聞こえてくるが、ナマで聞くそれは段違い。音の振動で内臓が直接揺さぶられるとか、そういった次元のものだった。これと似たようなものとして、F-1。鼓膜を刺激するような排気音はテレビでは絶対に感じることができず、野球やF-1といったイベントは、大音響を楽しんでいる側面があるのかもしれない。

金属バットを使っている高校野球なんかは、球が当たるたびに「キンッ!」とか「カンッ!」と金属音が鳴り響く。テレビやラジオの中継で、ハッキリ聞こえる音なのだから、甲子園球場で聞くとなれば相当大きな音に違いない。