Grilled Curry Boogie

山口へ出向していた後輩曰く「北九州の門司港へ行ったなら、焼きカレーっすね」とのこと。

そーなのかーということで、実際に門司港周辺を散策してタイミングよく昼食時間帯。目を付けていた店は『定休日』とのことで、代わりに見つけた店に入る。

六曜舘

六曜舘という喫茶店。同行者は「こういうところで食事をするようになったとは」と口にしていたが、それだけ年を取った証拠。昔なら量を優先していただろうし、喫茶店特有の雰囲気が苦手で近寄ることはしなかった。

もちろん焼きカレーをチョイスして、少なめかと思ったらちょうどいい量でいとうまし。アイスコーヒーはブラック一択で、コーヒー本来の混ざり気のないスッキリとした味わいが楽しめる。

この店内には猫のようで猫ではない、でも猫に見えるナゾのキャラクターがあちこちに掲げられている。よく見るとグラスの下に敷かれているコースターにもしっかり描かれている。店内に飾られている団扇やミルクカップにも。

遠い昔なら「このコースターを持ち帰りたい」といった具合にマスターと交渉に入るが、このテの商品は売られていることもある。そこで店内を見渡してみると、レジ横に陳列されているのを発見。会計と同時に買う。

ROKUYO-CHAN TRIO

ROKUYO-CHAN TRIOと名付けられた、レコード風のコースター。音溝がしっかり再現されており、センターラベルも抜かりなく細かいところまで仕上げられている。ジャケットも同様で、裏面にはアーティスト名、A面とB面の曲名、ROKUYO-CHANの経歴的なものも記載されている。最後まで、このキャラクターの正体は分からぬまま。

焼きカレーで腹を満たした後、引き続き門司港地区を歩き回ってみると、その雰囲気は横浜の山下公園から馬車道周辺をコンパクトにしたような印象で、ある意味では馴染み深い。大正浪漫がチラホラ見え隠れするあたり、これまた似たような感じになってくる。

メロディーチャイムNO.1 ニ長調 作品17「大盛況」

題名からしてなんぞ?と思うだろうが、ファミリーマートへ入店した時に聞こえるメロディチャイムの曲名だ。ファミリーマート限定ではなく、その正体はパナソニックから販売されているドアチャイム(電池式ならEC5227WP、家庭用電源100V式ではEC710K)だったりするので、一般家庭や個人商店、工場でも聞くことができる。

その音源たるメロディICにおいて、ファミマ入店音に使われているのは松下MN6221シリーズの一つ、MN6221Dとなるようだ。既に生産は終了しており、現在でも販売されているドアチャイムの中身は全くの別物と化しているそうだ

そうなると、石(鉱物、半導体問わず)集め趣味がある以上は、ICとしてのMN6221Dを手元に置いておきたいわけで。モノが流れてくるのをひたすら待つ日々が続く。少なくとも2年以上は待ち、逃した機会もそれなりに。

MN6221D

ようやく入手できた。

パッケージ上にはMN6221DDと記載されており、本来なら全く別の音が鳴るモデル名。しかし、このICを組み込んだ基板ではちゃんとMN6221Dの『大盛況』が流れるあたり、地味にナゾ。その気になればICだけを基板から外し、詳細な調査も可能なのはディスクリートな部品で組まれた基板の利点。

『大盛況』以外にも、地方のバスか旧型気動車で乗降用のドアが開閉するときに鳴る「ピロピロピロ…」というチャイム、聞き覚えのあるインターホン用メロディが2曲、収められている。

慢性的メモリ不足につき

某所に設置してあるパソコンはメモリ不足が顕著で、ヘビーな作業を行わせると搭載メモリを使い切ってしまうことがある。SWAPが起きるとそれだけで速度が落ちてしまい、結果的に出力される結果もおかしくなることが多々ある。

それならメモリを増設して、SWAPを回避したれと思うことになりマザーボードを見てみると。

メモリは2スロット

空きスロットなし。久しぶりにメーカーの出来合いPCのマザーボードをチェックすることになったが、余計なコストを発生させないためにはメモリスロットは必要最小限での設計になるか。

増設というカタチであれば、撤去も容易い。しかし、メモリを物理的に入れ替えるとなれば途端に面倒になってしまう。

Windows11の時代になっても、Windows95や98で経験したメモリ不足の辛さを味わっていた。使用するデータは大きくなりがちで、応じてメモリ上で何もかも行うために、いつまでもメモリは足りないまま。

今どきは、GPUの性能がそのままパソコンの性能に直結するような扱いをされているように思えるが、少ないメモリ量では厳しい場面に遭遇するあたり、なるべく多く積む考え方はまだまだ活用できるようだ。

長距離フェリーは7年ぶり

北九州市の新門司港から横須賀港まで、東京九州フェリーを使って移動することになった。

新門司港は23:55発で、遠い昔に走っていた9375Mこと臨時大垣夜行のダイヤを思い出させてくれる。横須賀港の到着は翌日20:45になり、丸一日船上で過ごすことになる。

待機列中のEK9

ここ数年は見送りによる出航を眺めているばかりだったが、今回は待機列でスタンバイ。ちょっとした事情から、別枠の待機列に移動して乗船する。船は長女たる『はまゆう』で、垂直ステム型の船もこれまた初めて。

実はこのとき15分ほど入港が遅れており、理由は海上荒天による影響。秋雨前線と気圧配置で、海が荒れているとのこと。ん?

深夜出航なので、船内徘徊は翌日に回すとして、海は時化ていた。船首に波が当たった衝撃音は落雷や爆発音のような音で、ドーン…ドーン…という低い音が周期的かつ強烈に響き渡る。熟睡できたのは3時間程度ではないか。

フォワードデッキ

船長曰く波の高さは4m程度。この高さなら問題はないが、乗船客にとっては辛いものがありそうだ。殆どの人が船室でノックダウンしているのか、フォワードサロンやエントランスホールには人影はまばら。窓際で突っ伏している人もチラホラと。食堂も待つことなく案内される。

ちなみに時化で揺れが酷く、大浴場は終日閉鎖。露天風呂で、大海原を素っ裸で眺める願望は次回持越し。また、デッキも終日閉鎖となっていて、ファンネルマークの撮影はできず。乗船した部屋には専用テラスが装備されており、外の風を浴びることは自由だったが。

横須賀港到着

横須賀港へ入港中。車両甲板への移動が許可され、いよいよ下船準備。港に降り立ってしまえばもう地元。

ランプウェイが開くところ

ランプウェイが開いている真っ最中。

終始海上は時化ており、最高で快適な船旅とは少し異なる結果となった。天気は仕方ないことで、散々揺られたことは、むしろ記憶に残りやすいだろう。おかげで陸酔いは下船した日だけでなく、一晩寝た翌日も一日中継続してしまい、降りてからが不快なコンディションになった。

調べてみると、前回の長距離フェリーへの乗船は2018年の新門司港→泉大津港(阪九フェリー)以来。また、2016年には大洗→苫小牧(商船三井フェリー)を使っているが、このときも秋雨前線で2mの波。揺られ続けたログが残されている。秋雨前線のある秋口の太平洋側は気象条件は良くないか。それでも次はどの航路で遊ぼうかと考えるあたり、船旅は止められない。

ドライブと乗船、大変お疲れさまでした。>同行者

やはり雨は多かった

報道によれば今年の10月は記録的な日照不足とのことで、確かに雨の日が多かった。今月上旬は雨でツーリングが中止となり、それ以外にも何かと悪天候にウンザリすることが多かった。車や自転車についても雨天での走行になるタイミングが多く、汚れっぱなし。

過去の天気図を見直してみると、太平洋側には秋雨前線が停滞しており、そこに台風がやってきて前線を刺激してさらに雨が続くことになった。

秋雨前線に対して、南側からは太平洋高気圧からの暖かい風が吹き込み、また北側からはオホーツク海高気圧由来の冷たい空気が吹き込む。今年の秋は秋雨前線が長らく存在していることから、太平洋上の海は荒れ気味が続き、時化の日々。演歌や映画、ドラマ等の演出から、荒れる海といえば日本海側で、対する太平洋側は静かなイメージが強いようだが、実際はどちらの海も荒れるときは荒れる。

荒れる太平洋@犬吠埼

冬場は物理的に日本海側へアクセスできない点を含めることになるが、太平洋側はいつも荒れているイメージが個人的にはある。

苫小牧から新潟へ向かうフェリーに乗り、出航した途端に波に揉まれて船酔いコースまっしぐらだったが、津軽海峡に入ってしばらくすると波がピタッと収まって、それまでの苦しみが嘘のように無くなった記憶が残っている。大洗から苫小牧へ向かうフェリーでも、波に揺られ続けた印象が強い。

こういった天候で歴史的、または記録的な結果が出ると、必ず過去は季節がハッキリしていたとか、秋晴れに恵まれていたなんて昔話が出てくる。かつてはそうなのかもしれないが、今はまるで違う。悪天候への対策を取るなり、天候が落ち着いているタイミングを新たに見つけるなりして、柔軟に動くことを意識する必要がある。

福岡のガンダム

H3ロケット7号機の打ち上げに成功したそのときは、買い物で店内をウロウロしており、帰宅してから朗報を知ることになった。

RX-93ff νガンダム

こちらはららぽーと福岡に展示されている、RX-93ff νガンダムの実物大モデル。日本人よりも外国人のほうが多く、一生懸命に写真を撮っていた。しかし、周囲に人が大勢いるおかげで、サイズ感が非常に掴みやすくなって好都合。

「高さってナンボよ」
「最高25m。横浜は18mだった」
「なるほど、新幹線1両分か。横浜は京急サイズだな」

ガンダムシリーズは殆ど見ていないのでよく分からないが、とにかく宇宙空間で自由自在に動き回る印象が強い。実際には軌道要素の絡みと、姿勢制御の困難さから、接敵できるチャンスは本当に極僅か。

背面のスラスター群

背面に回ると、宇宙空間での推進用にスラスター(ガンダム的にはバーニア?)が装着されている。細かいディテールまで手を抜かずに仕上げられているあたり、ガンプラを作るときの貴重なデータになるかもしれない。

この4機のスラスターは段差を設けて組まれていることから、特に上部スラスターから噴射した燃焼ガスは、下部スラスターのノズルスカートに干渉してすぐに溶けてしまう。ではノズルスカートを溶かさないためにはどうしたらいいか?と、ガンダムとは全く関係ない方面で悩み始める。そういったフィクションに対して、現実的に捉えて考えて調べてみるのも、実は知識を広げるきっかけの一つ。

かつては横浜の山下ふ頭にGUNDAM FACTORY YOKOHAMAとして実物大ガンダム…RX-78F00が展示されていた。結局一度も見に行くことはなかったが、ららぽーと福岡で見た限りでは、横浜の実物大ガンダムも見ておくべきだったと後悔を感じることになった。

落とし物

歩道でショルダーバッグが落ちているのを発見。しかも拾得場所はバス停だったりして、恐らくはバスに乗り込んだはいいが、落としたことに気付いていなかったか、落としたことには気づいたがバス故に降りられなくなったか。

見つけて拾ってしまった以上は警察に届けなければならないが、ここはある種の僻地。近くに交番の類はないか思い出してみると、そういえばあるじゃん!と思って進路を変更。交番まで移動。

その交番に出向いてみると誰もいない。パトロール中なる案内板が置かれており、隣に設置されている電話から「ショルダーバッグを拾ったがどうしたらいいです?」と問い合わせてみる。すると、近くの警察署まで行ってほしいとのこと。「管轄から外れてもいいっすか?」「大丈夫ですっ!」と。

警察署まで行くと、わざわざ渋滞した大通りに突入しなければならず、それは面倒。道路としては空いている東京空港警察署、つまり羽田空港内の警察署まで行くことに。あとは見つけた場所や時間の報告書を書いてもらい、警察官と一緒に内容物の確認等、所定の手続きをしてしまえば終わりで、謝礼やその他の類は一切辞退。

手続きを見ていた同僚曰く「あまりにも手続きに慣れている」と言っていたが、昔から拾得物を見つける機会が極めて多く、その度に警察署や交番へ行っていた経験によるものだろう。

さて、拾ったショルダーバッグ内には在留カードが収められており、「紛失したらやべぇやつ!」。日本に訪れた外国人が「財布を無くして警察署に行ったら全部戻ってきたんだよ!Amazing!HAHAHA」なんて喜んでいるシーンがあるが、背後にいる届けた人になった感じ。

ストック品入れ替え

Q.ゴム系パーツを長期に渡ってストックしていると、いざ使うときに劣化や損傷している心配はないのか?

という趣旨の問い合わせが送られてくることは一度や二度ではないが、例えばこのような扱いとか。

クラッチマスターシリンダー、スレーブシリンダー、油圧ホース

ここに二組のクラッチマスターシリンダー(46920-S04-003)、スレーブシリンダー(46930-SR3-013)、クラッチホース(46961-S04-003)のセットがある。

向かって上側は2021年12月に購入してストックし続けていたもの。下側は2025年10月に購入したもの。

今年の車検においては、クラッチ操作系のリフレッシュを計画している。まず使用部品を予めディーラーで買っておき、車検時の整備作業では持ち込み扱いとする。ここで使うのは2021年12月に買ったセットで、代わりに2025年10月に買ったセットはストック品として入れ替えることになる。

ストック期間としては4年。これが長いか短いかはよく分からないが、パッケージ上には早くも変化が起きていた。

46961-S04-003の比較

左側が2021年12月購入品、右側が2025年10月購入品。ホース本体を包んでいるビニール袋が黄色く変色しており、暗所保管でも何かしらの変化は起きるようだ。ホース本体には異常はなさそうだが。

冒頭の問い合わせに対する返答としては―

1.リフレッシュ作業では以前から持っていたストック品を使っておき、新たにストックするために部品を再購入する。

2.アルミ袋に脱酸素剤と共に詰め込んで、窒素環境保存。

この二つとなることが殆ど。

次期PC準備、第二段階開始

CPU、メモリ、マザーボードが揃ったことで、次期PCの準備は第一段階がクリア。すぐに第二段階へ突入する。今回は補助記憶装置、つまりストレージの選定となる。

今どきのマザーボードだけに、M.2ソケットが二つ備わっている。かつては平たいIDEケーブルが押し込まれ、ケース内の空間を占めて邪魔だった。SATAケーブル時代になって幾分シンプルになったが、ストレージの数だけケーブルの本数は増えていく。それからするとM.2によるSSDはマザーボードに直接セットすればいいので、非常に手軽。

本格的に普及し始めたのが2010年代中盤あたりで、既に10年になろうとしていることから、容量と価格のバランスが良くなって財布に優しい。

KIOXIA EXCERIA PLUS G3

選んだのはキオクシアのEXCERIA PLUS G3、1TBモデルを二つ。現状のパソコンもSSDをCドライブとEドライブに割り当てており、同じ環境を引き継ぎたいため。データ保存用のストレージはハードディスクで、Dドライブになる。

経営危機に陥りながら、態度の悪さと危機感の無さは相変わらずの東芝。そんな東芝から分社化して設立されたメーカーだが、メモリの製造そのものには長けており、ここなら過酷な使用環境でも大丈夫だろうという期待。

残るは電源とOS本体。もう少し支出は続くようだ。

呼び方

〇〇へ行くことになって、この〇〇に三島、浜松、名古屋、大阪のどれかが入ると、その土地に存在する施設のおかげで、あー…と察するような反応を見せたり、または見せられることがある。これが少し昔になれば、名古屋は千種かセントラルかで、大きく変わっていたもの。

会社だけかと思っていたら、プライベート面でも使うことがあって、その人が住んでいる地名をそのまま使うことが多い。例えば「横浜」といえば、横浜市南区の某所といった具合に、具体的な場所までほぼ自動的に変換される。

では、他の企業ではどうなのだろうか。製造部門の人から聞いた話では笠戸、もしくは下松、水戸は日立の工場を示し、豊川なら日本車両。その他、昭和島や仙台など。その地名一つで、事業所や現場が当てはまって違和感なく会話が進むというのは、よくよく考えてみるとけっこう変かもしれない。

中央道を走る度に見かける、ニデックドライブテクノロジー株式会社の駒ヶ根工場。

ニデックドライブテクノロジー株式会社の駒ヶ根工場

「駒ヶ根まで行ってこい」とか「長野へ行くことになった」という会話があったりするのだろうか。