山口へ出向していた後輩曰く「北九州の門司港へ行ったなら、焼きカレーっすね」とのこと。
そーなのかーということで、実際に門司港周辺を散策してタイミングよく昼食時間帯。目を付けていた店は『定休日』とのことで、代わりに見つけた店に入る。

六曜舘という喫茶店。同行者は「こういうところで食事をするようになったとは」と口にしていたが、それだけ年を取った証拠。昔なら量を優先していただろうし、喫茶店特有の雰囲気が苦手で近寄ることはしなかった。
もちろん焼きカレーをチョイスして、少なめかと思ったらちょうどいい量でいとうまし。アイスコーヒーはブラック一択で、コーヒー本来の混ざり気のないスッキリとした味わいが楽しめる。
この店内には猫のようで猫ではない、でも猫に見えるナゾのキャラクターがあちこちに掲げられている。よく見るとグラスの下に敷かれているコースターにもしっかり描かれている。店内に飾られている団扇やミルクカップにも。
遠い昔なら「このコースターを持ち帰りたい」といった具合にマスターと交渉に入るが、このテの商品は売られていることもある。そこで店内を見渡してみると、レジ横に陳列されているのを発見。会計と同時に買う。

ROKUYO-CHAN TRIOと名付けられた、レコード風のコースター。音溝がしっかり再現されており、センターラベルも抜かりなく細かいところまで仕上げられている。ジャケットも同様で、裏面にはアーティスト名、A面とB面の曲名、ROKUYO-CHANの経歴的なものも記載されている。最後まで、このキャラクターの正体は分からぬまま。
焼きカレーで腹を満たした後、引き続き門司港地区を歩き回ってみると、その雰囲気は横浜の山下公園から馬車道周辺をコンパクトにしたような印象で、ある意味では馴染み深い。大正浪漫がチラホラ見え隠れするあたり、これまた似たような感じになってくる。












