環七通り、東京モノレール流通センター駅下の交差点は、あと少しで職場に到着する地点。タイミングよく赤信号から青信号に切り替わったので、再加速のためにペダルを踏み込もうかというところで、横断歩道から外れて車道に立ち、何かを待つような素振りの人が視界に入る。
変なところに立っているな?と、周囲を見渡してみる。不自然な位置でハザードを点滅させて止まる軽バン、その先に横転して部品を散乱させている自転車、そして倒れている人と抱えている人。あー?なるほど人身事故で、車道に立っている人は救急車と警察を待っていたことになる。遠くから救急車のサイレンが聞こえてきているので、発生から15分以内か。すぐに警察も来るだろうし、先を急ぐことにした。
自転車通勤に切り替えてもう少しで1年になるが、事故現場を横目に走り抜けた回数は、もうそろそろ10回近くになるのではないか。
各交叉点の信号の切り替わりは比較的早いのに、加速が悪い大型トラックが多い交通環境ゆえ、どうにかして交差点を通過しようと赤信号で進んだら横断中の人を跳ねたとか、なるべく止まりたくはない自転車が信号無視で交差点に進入したら走ってきた車と衝突したとか、バイクと大型トラックの右直事故でライダーが死んだとか。典型的交通事故多発路線になっており、あちこちの交差点には事故多発、死亡事故発生現場、事故を目撃した人は情報提供を…といった看板が設置されている。

この交差点は職場の人も時間差で通るので、「救急車に収容されていた」「鑑識が来てた」「現場検証をやっていた」とリアルタイムで情報を得られる。
大きな交差点ながら、東京モノレールの支柱があるおかげで中央分離帯的な区画があり、細切れ横断歩道となっている。よって自転車や歩行者は信号無視をしやすい条件が揃っている。しかし、この中央分離帯とモノレールの支柱で死角が大きく、人や自転車はいないだろうと油断した車が、信号無視をした人や自転車と接触するパターンが多い。
事故の多さから、午前6時前から覆面パトカーが周回していることもあり、信号無視をしようものならパトライトをパカッと展開しながら「おい!信号は赤だぞコラ!」と拡声器で注意されることもある。スピード違反に信号無視に対する、検挙の穴場になっている。
私自身も余所見運転のサンデードライバーに跳ねられること1回、スマホ片手にながら運転で跳ねられそうになることや一時停止無視の車に突っ込まれかけられること複数回。事故を目撃しても、当事者にならないよう注意しなければならない。事故に巻き込まれないように走ることは、乗り物全てに共通する。







