飲み会の日。帰りが遅くなり、かと言って普段は決して飲まないアルコールが入っているものだから、歩いて帰るには危険性が増す。こんな具合から、タクシーを使うことは少なくはない。タクシー乗り場に行けば、9割方はタクシーがスタンバイしているので、それに乗ればいい。
客としてタクシーに乗る場合、行先を告げてあとはスマホを見ながら到着を待つ…ことは絶対にしない。このあたりのタクシードライバーは総じて運転が荒く、その2種免許は偽物じゃねぇの?と思うことは多々ある。何か起きれば、すぐに回避行動を取れるように用心し、基本的には信用していない部分が大きい。
二つ目。趣味とはいえよく運転する側として。夜間の暗い後席でスマホを眺められると、ディスプレイの明るさが意外と邪魔。ついでに、照らされた顔だけがルームミラー越しに浮かび上がることが、けっこう怖いものがある。
日々、いろいろな客を乗せているタクシードライバーだから、暗い中でスマホを眺める客は多く、慣れているだろう。しかし、運転する側として嫌なものがあるならば、あえてこちらが演ずることはない。
関連して三つ目として、後席でスマホを見ていると気持ち悪くなる、典型的車酔いに陥りやすいのもあるが。
このようなポリシーを持って、タクシーに乗っていたりする。行先を告げて、シートベルトをガチッと締めて、荷物は膝の上に載せ。あとは流れゆく車窓を眺めながら到着を待つ。こうした乗車態度から、なぜかタクシードライバーから話しかけられることは珍しくはない。







