今は無いホタル

便所の換気扇は、スイッチを入れると赤いランプが点灯するようになっている。24時間換気システムへ更新したとき、換気扇のランプ付きスイッチも撤去されることになったが、いやそれは困るということで、その場で赤いランプ付きのスイッチ回路を復元してもらう。

理由は簡単で、遠い昔から使い続けている、このイラストを活かしておきたかったため。

スイッチ内のホタルのイラスト

ネームカードの代わりとして組み込まれている、ホタルのイラストカード。

もともと純正品として組み込まれていたわけではない。ホタルのイラストカードだけが手元にあって、更新前にも組み込んで使っていた。そして更新工事の時に、赤いランプ付きのスイッチ回路を復元してもらい、すぐにイラストカードを移植したほど。

なかなか思い出深いカードで、最初の発見は祖父母の家。当時は幼稚園かそこらだろう。スイッチにホタルのイラストが組み込まれていて、ONにすると光る様子になぜか興味を惹かれる。かなりの年月が経過したころになにかの拍子で、このホタルのイラストカードを入手することができて、あのときのやつ!と妙にスッキリした印象がある。

現在でもホタルのイラストカードが入手できれば、他のランプ付きスイッチに組み込んで、ささやかなレトロ感を演出していただろう。こう書くくらいなので、入手はできなくなっている。

XB1、復帰

通勤用に使っているクロスバイク(ブリヂストンXB1)は、納車されてから僅か10ヶ月で前後のハブをやっつけた。

ボロボロになってしまったハブでは軽快に走れないので、ショップで完組ホイールへの交換を依頼したのが3月中旬。それから生産と入荷が遅れているという一報が入って、4月上旬になりそうとか。それは構わないが、折り畳み自転車での通勤が続いて一ヶ月待ちか?と思ったら、今度は入荷が早まって仕上がったという連絡があり、助かった。さっそく取りに行く。

シマノWH-R501

前後共にシマノの完組ホイール、WH-R501へ交換された。まともに回転しなくなっていたハブだったゆえ、スムーズな回転具合に驚かされる。ハブやリム、スポークが黒となっているカラーリングは、XB1純正スタイルと殆ど変わらず違和感なし。R500とデザインされた大きなステッカーが派手。

シマノの有利なところは分解調整が行いやすく、小さなパーツ単位で入手が可能なこと。パーツカタログから必要な部品番号をチェックし、細かく発注を掛けていく行動パターンはシビックRと全く同じ。ひとまずフリーホイール、シールリング、玉押しをリストアップしておき、後日まとめて発注してストックパーツとしておくことになった。

リムのサイズが変わるため、タイヤも若干細いモデルへ交換となる。

コンチネンタル ウルトラスポーツ3

コンチネンタル ウルトラスポーツ3、700x28C。陳列されているタイヤの中では、安価だったことが選択理由。折り畳み自転車でもコンチネンタルのタイヤを使っており、馴染みがあったという点もある。

スイスイと走って、さっそくカセットスプロケットを規定トルクで締める。ランドナーでは緩みを警戒してオーバートルクで締めつけられており、近所の自転車屋で緩めてもらい、改めて自分の手で規定トルクで締め直すという手間が生じていた。

このオーバートルクをやらせないため「スプロケのロックリングは仮止めで」と別途指示を出しておき、帰宅後にトルクレンチでしっかりと締めておく。

そのままブレーキシューをBBB トライストップ BBS-16Tへ交換。サドルの位置調整やタイヤの空気圧を再確認し、明日からの通勤準備は完了。折り畳み自転車は、クイックなハンドリングや意識して漕がないと速度を維持できない特性から、乗りこなすという視点ではなかなか難しい乗り物。プライベートならともかく、通勤用途では一般的なタイヤ径の自転車の方が気楽で、この精神的余裕が安全確保にも繋がってくる。

ランドナー、クロスバイクときて、折り畳み自転車も作業の予約を入れる。リップサービスとはいえ、どんどん持ってきてほしいというのでお言葉に甘えることにする。

長靴

朝から大雨だ。こういう日は出かけたくはないが、それでも買い物で外に出なければならない。

水道管の工事が原因ではないが、居住地周辺の道路事情は随分と悪化したように思える。均一に舗装されているはずのアスファルトだが、老朽化や地質の変化もあってか、今日のような大雨になると大きな水溜まりができるようになっている。歩道の幅全体が水に覆われる状態になり、それがあちこちに。

こういう路面環境なので、普段と同じ靴でウロウロすると水浸しになってしまう。そこで大活躍するのがゴムの長靴。歩きにくいが濡れるよりかはマシで、水溜まりだろうがなんだろうが、路面環境に左右されなくなるのが強み。水溜まりにジャブジャブと踏み込んで歩いていく感覚は、恐らく幼稚園か小学生の低学年以来ではないか。

水溜まりを歩いていて、ふと長靴を巡る古い記憶を遡る。その防水性から遊びの道具となって、水を運ぶためのバケツ代わりになる。山の上に学校があって、雨が降ればあちこちから湧き水が流れて出てくるところだ。まず長靴に水を溜め、同時に水路に石を積んで小さなダムを作って堰き止めてておく。長靴の水を水路に流して水嵩を増しておき、最後に即席ダムを決壊させる。水路に溜まっていた葉やサワガニが、次々と流されていくのが面白かったのかもしれない。

使い終わった長靴はすぐに片付けず、陰干ししておかなければならない。そのままシューズボックスへ放り込むといつまでも乾かず、水や汗が絡んでゴムの上では異様なニオイに変化することがある。そうなると、先述したように遊びで使った後は水洗いしなければならないが、後のことは怒られたことを含めて記憶がない。子どもの頃の記憶なんて、そんなものだろう。

道路の劣化と補修のスピードが釣り合っていない状況から、雨の日における長靴の使用機会が増えたりするかもしれない。

確かに汚れにくい

今年初めての夏服出勤となった。3月下旬とはいえ、早すぎないか。

事前の天気予報通り、朝から雨。既に湿気が凄まじく、ここにレインコートを着て自転車に乗ってしまうと、湿度と発汗による蒸し暑さで参ってしまう。そこで少しでも負担を減らそうと、シャツ一枚での出勤となる。雨の中、小径車による走行は怖い。

さて、雨天ライドだ。シマノのブレーキシューであればリムが真っ黒になり、削れたリムのアルミ片はブレーキシューに刺さって、ブレーキレバーを握る度にゴーゴーと嫌な音を立てるようになる。ブレーキシューはMONO消しゴムやまとまるくんの如く、急速に失われていく。

シマノのブレーキシューは、リムを削ってしまうのが困りもの。ブレーキシューはハイペースで減ってもいいから、リムの摩耗は防ぎたいところ。そんな都合のいいブレーキシューがBBB トライストップ BBS-16Tのようで、さっそく装着したのが3月21日。

BBB トライストップ BBS-16T

初期制動は弱めながら、ブレーキレバーの握り具合に応じて制動力が増すフィーリングは、初期制動が強めのシマノのブレーキシューとは明らかに異なる特性。

一番驚いたのがリムの汚れの少なさ。今までは職場までの片道でリムが黒く汚れていたが、まだ銀色のリムがハッキリと分かるレベルに留まっている。走行ペースを落としていたので、制動力の評価は不明のままとして。ブレーキ頻度が少なかったことも関係しているだろうが、墨汁状の汚れが出にくいという評価は間違いないと判断できる。

本来の通勤用自転車の返却日が決まり、こちらも即BBS-16Tへ交換することに決める。

BBB トライストップ BBS-16OE

ブレーキシューが3色にカラーリングされているタイプではなく、黒一色で簡易包装バージョンをチョイス。一個当たり400円程度。自転車に絡む改善策やリフレッシュが落ち着くまであと少し。

3個のつもりが15個

LEDドライバが入手できたので、次はLED本体の手配。

ヨドバシ.comで自転車の部品を買うついでに、部品としてのLEDが販売されていないか検索を掛けてみると、いくつかヒットする。とりあえず必要数は赤色のLEDが3個なので、ページをよく読まずに個数を3に設定して発注。

自転車の部品と共にすぐに配達され、梱包袋から出てきたのはLEDと抵抗が5個ずつ袋詰めされたパッケージが出てくる。必要なLEDは3個なのだが?5個入りを3パックも買ってしまったということで、一つ目のミス。

エレキットLK-3RD

久しぶりにエレキットというブランド名を見た。

抱くイメージは、初心者向けの工作キットや教材の販売会社だ。不慣れな人間が組み立てたキットが動かないときのために送付修理サービスがあり、今も行われているのか調べてみたらエレキットドクターとしてサービス継続中だった。想定していないもの(例えば瞬間接着剤)でくっつけて、動かないと送り付けてくるとか、そういう猛者がいても不思議ではない。

せっせと梱包材を処分していて、ここで二つ目のミス。3パックのうち、1パックが小さくまとめた梱包材に巻き込まれてしまい、ゴミとして捨ててしまった。

必要なのはLEDが3個なので、合計15個から10個になってもすぐに問題になるわけではないが、189円が無駄になってしまった。

仕様データは同封されている小さな説明書に記載され、開封することなく見られるようになっている点が素晴らしい。しかも抵抗がセットされて3~25V用とまで書かれているので、初心者でも扱いやすいように配慮していることが伺える。

大量に余る抵抗は、並列抵抗の計算と実証に使うことができて、電池でサクッと光らせるときにもちょうどいい。必要な部品は揃ったので後は組み立てだが、時間的余裕が殆ど無いのが厳しいところ。

いよいよ危機か

受付締切時刻前の集荷だったにも関わらず、荷物が予定より一日遅れで配達された。道路や鉄道の障害情報はなく、珍しいことが起きていた。

追跡番号上では集荷した配送センター内に一日中留まっており、配達予定日を超えてから近隣の中継点に到着していた。

荷物追跡番号のログ

荷物受付から発送までは留まることなく進んでいたが、発送済みログが記録されてから動きが止まっていた。翌日配達圏内なので、通常であれば25日の4時過ぎに輸送中ログが記録される。それが一日の間が発生し、どうしたの?という具合。

ここで思い出したのが、物流における2024年問題。時間外労働時間の上限規制、運転時間が短くなってしまう、そもそも人不足で各物流拠点の荷物が捌ききれないとか。突如流通が止まるのではなく、予定より遅れるようになるというように、ジワリジワリと少しずつ異変が広がっていく。これが翌日配達圏内ならまだいいが、離島や三日ゾーンになると、遅れやすさが増す。

遠い過去には輸送関係に片足を突っ込んだこともあった。予定通りのスムーズな配送状態から外れてしまうと、遅延が遅延を呼ぶようになってしまう。手元の荷物が処理できていないのに、次の配送品が押し寄せてくることで、処理待ち=遅延がどんどん増えてしまう。解消するにはサポート用の人員を別途投入して並行処理をするしかないが、それが同時多発的に起きてしまうと今の世の中では難しいだろう。

この先、配達予定日は予定通りに到着すればラッキー、一日程度の遅れは遅延に含まれないという扱いになっても不思議ではない気がする。

リフレッシュ準備は万端に

現在、代役の通勤用自転車として使用している折り畳み自転車…DAHON VISC P20は譲ってもらったもの。小径車特有の小回りの良さからポタリング用途メインで使われており、私のところに来てからも基本方針は変わらず。

2010年代前半のモデルで、既に10年以上は経過。今のところ不調の兆しはないものの、駆動系のリフレッシュをするにはちょうどいいだろうと、少しずつパーツを集めていた。

シマノ105 5700系

コンポの互換性や部品の入手性から、シマノ105を中心にして足りない部分はアルテグラでカバー。世代としては相当前になっているが、在庫はまだ残っているようだ。

通勤用自転車が返却され次第、DAHON VISC P20のリフレッシュ作業に着手。どうしてもできない作業はショップに持ち込んで対処してもらい、できる範囲はDIYで作業する流れはシビックRと全く同じ。

あれだけ苦手意識を持っていた自転車いじりも、次第に感覚を掴みつつあるのが嬉しい。

LEDドライバ

LEDを点灯させるとして、電源は1.5Vの単三電池のみ。うまくできないものかー?と1分ほど考えて、極めて都合のいい回路があったことを思い出す。1.5Vの電池でLEDを点灯させようと、いろいろな回路や基板を掲載する「作ってみました」系の記事の存在。

この手の回路をマネて作ってもいいが、基板を収める空間的余裕は25mm程度。ディスクリートな部品で作ろうとすると、逆にスペースを喰ってしまう。もう少し検索してみると、秋月電子通商のWebサイトがヒットし、1.5V LEDドライバーモジュール OELLP…?まさに探していた回路そのもの。

さっそく取り寄せて、1.5Vの電池で優れたLEDの点灯機能があることを確認。

1.5V LEDドライバーモジュール OELLP

わざわざ個別の部品を揃えて回路を組むより、出来合いの基板を入手して組んだ方が安上がりかつ小型になる典型的パターン。必要な部品はネット通販で片付いてしまうあたり、秋葉原駅のガード下の各店舗や東京ラジオデパートをひたすら巡る流れは、もう過去の話になってしまった印象を抱く。

ここからは組み込みがメインの加工だが、相変わらず図面等の書面は一切なし。行き当たりばったりの現物加工になるが、はたしてうまくいくかどうか。

2本の電柱、その後

近所では各インフラの更新工事が行われている。配電関係の更新工事で、真新しい電柱が設置されたことを記事にしたのが2月下旬

予定通りに電気工事が行われたようで、更新を終えた電柱状況は大きく変わった。

入れ替わる設備

向かって左側の電柱が更新で新たに設置された新品。対する右側は旧電柱。

配電線は左側の新電柱に移設されており、柱上変圧器に至ってはより高い位置に設置された。電柱番号は新電柱と旧電柱で共通となっている点から、やはり更新工事で間違いなさそうだ。

残るは旧電柱の撤去工事だが、気が付けば終わっている可能性が高い。電柱の先端部を切り離し、胴体部分を引き抜いて、穴を埋め戻すまでは迅速に行われる様子は何度か見たことがあるので。

オールドメディアでは『●●工場大公開!初公開!』といった特集が組まれることが珍しくなくなり、その本質はリクルート活動の一環。注目が少なかった技術系職場を公開し、カッコイイとか凄いと思わせて興味を持たせて、人を呼ぶことに繋げていく。インフラを支えるだけでなく、地元住人の視界に直接入る工事系技術職も、人がいないと嘆くだけでなく、改善する余地が多いと思う。

耐久性重視につき

先日、接触シールタイプのベアリングを選定しているという記事を書いた。

シビックRの純正部品として購入するベアリングは、接触シールタイプのベアリングが殆ど。高回転、高負荷、粉塵や水分といった汚損環境で使われるハブベアリングはもちろんのこと、回転部品を支える部分では接触シールタイプが組み込まれている。

38942-P73-000 プーリーCOMP.,アイドル

例えばコンプレッサーのアイドルプーリー。38942-P73-000 プーリーCOMP.,アイドル、2025年3月の時点で5,000円程度。ストック用なのでプチプチのパッケージからは出していないが、接触シールタイプのベアリングであることが透けて見える。

ピークで8,400rpm以上まで回され、すぐ横にはエンジンからの高熱が掛かる。さらにベルトのテンションを保つために、ラジアル方向に引っ張られるという過酷な動作環境でも、10万キロを耐え抜く。

10万キロを使ったテンションプーリー

さすがに10万キロを使うと、内部のグリスが少しずつ漏れ出しており、回転に伴う遠心力で円周方向へ広がっていた。それでもガタツキがあるとか、ゴロゴロとした感触は無かった。

91006-634-008 ベアリング,クラッチパイロット(NTN)

フライホイールの中に組み込まれているパイロットベアリングも同様に、接触シールタイプ。91006-634-008 ベアリング,クラッチパイロット(NTN)、購入当時は700円ほど。

B型エンジンのフライホイールはボールベアリングだが、これがK型エンジンになるとシンプルなブッシュになっている。軽量化目的か、低コスト化目的なのかは不明。

交換で外された部品は一旦保管しておき、損傷や劣化の具合をチェックしてから捨てるようにしている。特に回転系部品、つまりベアリングとなれば、シビックRでこれだけ消耗したのだから、自転車やエンジンRCではこうなりそうだな?と予測と応用がけっこう利く。仕事先でも多くのベアリングがあって、損傷状況が舞い込むことがあるので、より情報精度を高めることができる。

相手国を潰したければ、ベアリング工場を真っ先に狙えとは一種の格言だろうか。それだけベアリングはインパクトのある部品だ。