エンジンRCカーの再組み立てで、使用するエンジンは再びFS-12S系をチョイスした。
これまで使ってきたFS-12FXは廃棄処分となった。放置期間が長過ぎてシリンダー内にスラッジが発生していた、ニードルを開け気味にしても発熱量が酷く、走行に我慢が強いられる場面も多々あった。これなら、走行風が殆ど当たらないドリフト走行に耐え、少々ラフな扱いでも壊れないFS-12S系のほうがラクだったな…と気づいたことによるもの。
FS-12S系エンジンのストックは3機。ついでに、ここのところのRCカー整理作業で見つけ出したOS ENGINESのMAX-15-LDXとMAX-12-LDXもカウントして計5機。このうち、MAX-12-LDXは中古エンジンだったことでスロットルの固着、圧縮抜けと散々なコンディションだったことから、FS-12FXと共に分解して金属ゴミ行き。

こうして4機になった。写真中央が、今回載せることになるFS-12SWG。最も右側にあるのがMAX-15-LDXで、排気量が他のエンジンよりもワンランク上。おかげでパワーと速度は暴力的になるが、TG10Mk.1ではオーバースペックで、ついでにタミヤの掛川サーキットには持ち込み不可となることから、コレクションとパーキングロット用。同時に写る3機のFS-12S系も、元を辿ればOS ENGINESと共同開発品なのに、この扱いは少々不憫。
そして昨日、整理作業中の出来事。片っ端から捨て捨て捨てぇ!と不用品コーナーに投げていたら、青い箱が出てきて作業中の手が止まる。

OS ENGINESのパッケージ。そこには12LD-Xと表記があり、あれまさか。

開けてみると、またもMAX-12-LDXが出てきた。先ほど金属ゴミでMAX-12-LDXを捨てたばかりだが、こちらは新品未使用。つまりMAX-12-LDXは中古品と未使用品の2機を持っていたことになり、結果的にストックエンジンはすぐに5機に戻ることになった。それにしても、いつ頃入手したものなのか。過去の購入歴をさっと調べてみると、2010年の11月あたりに入手していたようだが、持っていることを完全に忘れるとは。
なかなか問題の多いエンジンで、エンジンブロックが横倒しになっている構造から、放熱性に難がある。エアクリーナーがとても小さく、短時間で頻繁に変えていかなければならない。チャンバー(マフラー)の選択肢が限られる…ということで、シリーズは続くことなく1代で姿を消している。
重心が低くなって、フラフラしがちなTG10Mk.1の挙動が穏やかになるので、走らせやすくなる。ヒートシンクが飛び出さないので、好きなボディが選べる。チャンバー(マフラー)が最短距離で繋がることから、フィーリングのいい吹けとパンチのある走りが楽しめるといったメリットもある。先述したように、掛川サーキットのレギュレーション外なので、やはりコレクションとパーキングロット専用となる。

長期保管だけに、エアクリーナーのスポンジは加水分解を起こしてボロボロになっていた。こればかりは仕方ない。
1/10サイズなら、どう考えてもモーターのほうが軽くて速く、手間も掛からない。そのうち過去の模型用パワーソースとなって、姿を消していくのだろうか。どちらかというと、内燃機関趣味の延長線上にエンジンRCカーを楽しんでいるので、時代に左右されずブイブイと排気音を立てて走らせ続けたいもの。