水道代の変化

8月、お盆期間中の真っ只中にトイレのリフォームが行われた。それまでのトイレは、背面に大きな水タンクを載せており、大量の水を流すタイプだった。既にカタログや仕様書は失われているので使用水量はわからないものの、バケツによる給水を行った経験から、一回につき10L以上は使っていたと思われる。大量の水を使うだけでなく、タンク内のボールタップの経年により、完全には水が止まらなくなるなど、トラブルも抱えていた。

現在のトイレは一回で大で5L以下。単純に考えれば、旧トイレでのウンコ2回分の水量となる。これだけ使用水量が少なくなったことで、水道料金もガクッと落ちた。その金額、一ヶ月に1,500円ほど安価になっている。この水道料金の低下をベースに、リフォーム代を絡ませて計算してみると、7年少々で相殺できることが判明。節水型と名付けられているだけあって、節水効果は思った以上に大きい。

徒歩通勤のシーズン突入

北風が強く吹く朝となって、気温はガクッと落ちた。半袖で外に出てみると、涼しさよりも肌寒さを感じるようになった。部屋の湿度計は50%を切っている。これなら汗はすぐに蒸発し、北風効果もあって体温は上がりにくく、運動するには好条件が揃っている。秋から来年の春先までの、徒歩通勤のシーズン突入となった。

9月、いや8月後半から現在まで、一週間の勤務パターンは完全週休三日制だったりする。今年の春に、日本マイクロソフトが週三の休日設定を試験導入すると発表しただけでニュースになっていたが、ここ交通インフラ界では旅客需要の設定から、三連休が続いてしまうことは、別に変なハナシではなかったりする。ただし、昨日書いたように、災害が起きても休業になることはなく、夏休みや年末年始は基本的にない。まさに二者択一。

三連休どころか四連休になる週もある。五勤の縛りから解き放たれると、体は一瞬でラクな方向に馴染む。そんなラクな環境が一ヶ月も続けば、体重増加という頭を抱えたくなる非常事態に見舞われることになった。

妙に腹回りが弛んでいてベルトが少々キツいだけでなく、ここしばらくの間、脚の疲れ方がおかしいと思っていた。それもそのはず、今日の体重は61.5kgと、維持の上限目標から1.5kgのオーバー。500mlのペットボトル三本を余計に抱えて歩き回っているようなもので、疲れも出やすくなってしまう。

春先から暑さが続き、なにを食おうとも体重は増えることはなく、間食も多かった。食べれるときに食べておかなければ、40℃を超える環境下では体が持たない。そういった油断があって体重計には乗らず、気温の低下、四勤、三勤といった消費カロリーが少なくなる中で、食べ続けていれば体重も増えていくことになる。

徒歩通勤による早朝ウォーキングに併せて、半年近く続いていた間食、食事量の制限といった摂取カロリーの是正も同時にスタート。1.5kgを絞るには、およそ11,000kcalを余計に消費しなければならない。体重調整期間を今年全てとすれば、間食を止め、茶碗二杯分の白米を一杯にするといった、ちょっとした気遣いで間に合ってくる。

歩いて通勤したほうが、腰痛や首の痛みが緩和するというメリットがあり、軽い運動は非常に効果的。

記憶が薄れぬうちに

2019年台風15号については、上陸前日から混沌とした状況に陥っていた。会社に泊まれだとか、職場周辺のホテルの空き情報が出回ったりと、早いうちから翌日の出社計画の組み立てを強いられた。台風地震その他災害が起きても休業にはならないのが、交通インフラ系会社の仕方ない部分。

2011年3月11日の東日本大震災及び、2011年台風15号については「あれはなかなかのモノだった」と今は思い出深い出来事になっていて、辛かったことや大変だったことは、数日以内に整理をつけることができた。対し、今回の2019年台風15号については二度と勘弁と思っていて、今週末に上陸が予想されている台風19号が、関東直撃の恐れ、15号以上の災害の可能性といった見出しを読むと、今でも気分まで悪くなるほど。

ここまで強いストレスを感じるようになっている性質が不思議でならないが、前日から始まっていた混乱をリアルタイムで目の当たりにし続けて気は休まらず、いざ出社してみれば交通網の壊滅で出勤できない者がそれなりにいて、殆どお咎め無しだったこと、出社するよう通達していた当人が遅れてきたことなど、頑張る方がバカということを痛感した事情があるのかもしれない。

気象による混乱は、時間が経過すれば忘れてしまうものだが、一ヶ月程度で再び食らってしまうと、完全に記憶の上書きとなって忘れたくても忘れられないものになってしまう。ただ、連休中での上陸になりそうなので、会社は一切関係ないことが救いか。

古い免許を持ち帰る

免許更新の日。即日交付の警察署に行って、そこで30分の講習となる。

平成から令和になって、初めての免許証となることもあり、古い免許証の処分は警察署任せにするのではなく、持ち帰ることにした。これまでの免許証と更新申請書を出すのと同時に「古い免許証、持ち帰る」と一言申告しておけば、申請書に『旧』と書かれて、持ち帰れることになっていた。

さて、眠たい講習も終わって、残るは新しい免許証と古い免許証の受け取り。手渡された免許証は新しいもの一枚で「さっき古いのも持ち帰るって言ったんけど?」と告げてみると「え?あ、探しますんでちょっとお待ちください」と後回しに。申請書には『旧』と書かれていて、持ち帰ることになっていただけに、書類の再確認と横の連絡という基本ができていないあたりが、警察らしさ抜群。講習を受けた人は10人程度。その人たちへの新しい免許証の交付が終わってから、最後に私が呼ばれて渡される。

新旧の免許証

よし、これでOK。古い免許証については、穴を開けられて無効化処置が施されている。

相変わらず、免許証の写真は酷い仕上がり。署内撮影用のカメラの問題だけでなく、当人にも問題あり。というのも、5年前は夜勤による慢性的な疲れと試験場までの混雑した道のりを走った疲れの表情、今回はヒゲ剃り中に肌を切ってしまい、その傷跡がくっきりと写ってしまっている。昔から写真撮影するタイミングになると、肌荒れや皮膚を傷つけることがあって、どうしたものかな…と思うことが多い。

ちなみに、この顔写真。無帽正面無背景という取り決めはあるものの、当人の仕様、つまり髪型や格好までは決められていないらしく、頭髪の半分だけを剃り落とした写真、春麗や真希波・マリ・イラストリアスといったコスプレでの写真でも認められているそうだ。

そういった免許証へのネタ仕込みよりも、まずは車好き、スポーツカー乗りとして、まともな運転を心がけないと…と思い直したことは確か。特に最近は、横断歩行者等妨害等、歩道を横切る際には手前で一時停止といった場面での取り締まりが本当に増えていことが、協会の人からも説明があった。こんなところで反則金を払い、下らない支出をするわけにはいかない。

その増税、本当?

今思えば、消費税が10%に増税される前に、EK9シビックRのリフレッシュ作業や部品のストックを一通り終わらせておいて正解だった。

先日記事にした純正燃料ポンプは、税抜き価格で45,252円。消費税が8%の時代に購入したので、3,620円がプラスされて計48,872円と既にけっこうな数字。

現在、純正燃料ポンプはゴソウダンパーツと化して入手できないが、消費税が10%の今でも購入できたら、4,525円の税が掛かって計49,777円と、実に5万円近い数字になってくる。

その差905円で、これだけでもOリングやパッキンが余計に買えるぞ…と考えてしまうところだが、この905円アップの正体を増減率で考えるとかなりインパクトのある数値に変わってくる。

消費税が10%と8%で、数字的には2%の差でしかないように見える。ところが増減率で消費税を考えると、25%の増加となってしまう。増減率の公式は実に簡単で、『(今の数値÷前の数値)-1』で出る。消費税の数字から、(4,525÷3,620)-1=0.25で、パーセントに直すために100を掛けると25と出る。つまり、905円アップした消費税の増税率は25%も上がっている。この実態、殆ど報道されていない点が意図的なものを感じる。

2%のアップが、実際の増減率は25%となっている今回の増税措置。消費税が関わるもの全てに当てはまるカラクリで、ポイント還元や軽減税率制度によって複雑かつ面倒にして、実態を分かりにくくすることでいくら取られているか把握できなくする手法は、携帯電話の契約システムと全く同じ。

シビックR絡みのネタに戻って、今後予定されている大規模なリフレッシュ作業は、30万キロでのタイミングベルトの交換。キャッシュレス決済によるポイント還元期間中には作業着手できるので、ポイントというカタチで僅かばかり取り戻すことはできるが、あまりおいしいものではない。

有名Youtuber氏のトイレットペーパーではないが、今回の事態を見越して消費税が5%の時代から部品を溜め込んで、ようやく効果が出てきた感じだ。よーく考えようお金は大事だよーと歌われてきているだけのことはある。

相次いで帰ってきた時計たち

まず、オメガスピードマスターの精度再調整について。銀座のカスタマーサービスセンターでの調査結果は、一応規定許容範囲内。ただ、時計としては扱いにくいため、もう一度調整してもらえることになった。最長二週間掛かるという見積もりだったが、先日の青森から帰宅したら調整終了、いつでも返却OKというメールが着信。9月30日に引き取りに行って、様子を見続けていた。

cal.1863のテンプ

タイムグラファーによる計測及び電波時計と比較しても、しっかりと進む方向にセッティングされていることを確認。ようやく機械式時計としての扱いやすい仕様に仕上がった。

そして、今年の一月から預かっていたシチズンホーマーが仕上がり、返却することになった。

預かった時点でのムーブメントの状態はボロボロで、歯車の軸折れ、錆び、ゼンマイの切断などなど。部品取りホーマーを入手して、交換できるもの、再利用できるものはニコイチを行った。割れていた風防は同一パーツが見当たらず、ワンオフ品として作成してもらう。そういった補修を経て、50年以上が経過したアンティーク時計として再始動した。

仕上がったシチズンホーマー

18,000bphのロービート音が部屋内に響き、これがとても心地いい。グランドセイコーのスイープ運針やロレックスのハイビート運針とは違った、独特のゆったりした秒針の動きが、見た目としても楽しむことができる。ロービートの時計を持っておきたくなる魅力がある。返却当日までは、最終確認テストを継続。

古い時計だけに扱いはけっこう難しく、ゼンマイを巻くにしても時間を掛けてゆっくり巻かなければならず、勢いよく巻くだけでも壊れる原因になる。防水機能は無く、雨や手洗いの水分は厳禁、湿気にも注意が必要。塩分を含む汗は危険物質でしかない。現代の時計のような精度は出ず、日差±1分レベルで上々。機械式時計なので、メンテナンス費用は安くはない…。

アンティーク時計の取り扱い上の注意として、頻繁に目にするこれらのポイントは、実際に触ってみて、よりはっきりと理解することができた。非常に繊細な扱いを要求されるアンティーク時計の面白さ、奥深さを知ることができたことは大きな収穫だ。

風防表面の保護フィルムは貼ったままだ。フィルム剥がしは時計を使い始めるときの儀式だけに、今は触るわけにはいかず。大変おまたせしました。いよいよ返却です。

見えない活動内容

小惑星探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウに向けて、ミネルバ-II2を分離。

ミネルバ-II2は既に発表されているとおり、完全なコンディションではなく、回路の一部にトラブルが生じている。これによって表面での観測活動はキャンセルされ、ミネルバ-II2ははやぶさ2から分離後に少しずつ落下しながら、リュウグウ本体の重力場を調査することになった。

地球やリュウグウの位置の都合で深夜帯の作業、ミネルバ-II2分離に向けた準備、9月上旬のセーフホールドモードに入ってしまう障害が起きて、ターゲットマーカ分離運用の再スケジュール…といった事象が次々と起きていたせいか、公式Webサイトの更新が遅れがちになり、公式Twitterでも沈黙が続くなど、何かトラブルが起きているのではないか?とやきもきさせられる場面が多かった。

日本の宇宙開発における予算は厳しく、限られた人員の中であらゆる担当を兼ねることは珍しくないようで、今年の春には自殺者まで出てしまっている。初代はやぶさにおいても、連日過酷な勤務状況だったことを匂わせる文章が『小惑星探査機はやぶさの大冒険』という文庫本内に記されている。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと作業が重なる一方で、ひとまず後回しにしておこうとなったのが、公式WebサイトやTwitterの更新なのかもしれない。

ただし、探査に国民からの税金を充てられている以上は、世間への進行状況報告や告知を後回しにすることは決して良くない。このあたりの、物事に対する情報公開について、昔からレスポンスは悪い。分からないものを知りたい、謎を理解したい、知らないもの探求したいといった欲求は人間に備わっている本能の一つ。管制に直接関わる人たちがそれに満足して、情報伝達を後回しにするばかりでは、限られた人間の知的好奇心のために貴重な金を使い続けるのか?と批判される原因になってしまう。

本当かどうかはともかく、ロシアは日本の宇宙開発能力を心底認めているそうで、安全で小型高出力の日本製ロケットエンジンはアメリカでさえ「喉から手が出るほど欲しいもの」とされる。このあたりの絡みはあまり報道されず、むしろ知られないよう慎重になっているようにも感じる。理由はいろいろありそうだが、金のない中でハイパフォーマンスな機械を作る日本の気質は失われていないということ。

宇宙開発では、世界から「あいつ(日本)は、この先もなにをしでかすか分からん」と見られている。国際宇宙ステーションにしても、日本の存在感はかなりのもの。そういった立場で大活躍しているのだから、習得した技術や得られた知見を出し惜しみせず、分かりやすく広く公開すると共に、世界を引っ張ってもらいたい。まだまだ伸びるぞJAXA、もっともっとがんばれ。

シャウカステン

病院の診察室に入ると、医者用のデスクと椅子があって、その横には診察用のベッドがあり、患者は丸椅子に座ることになる。デスクの上にはステンレスのいろいろな医療器具が銀色に輝いており、子供にとっては恐怖の一つかもしれない。脳や心臓の模型が置かれている場合もあり、それらによって雑然としながらも、病院の先生のデスクというイメージになってくる。

大小さまざまなものが置かれているデスクにおいて、最も大きなスペースを占めているのが、シャウカステンという名前の器具。シャウエッセンではない。明るい灰色で、なんとなく電源が切れているような雰囲気だが、使うシーンはレントゲン撮影を行って診断するときだ。

撮影したレントゲン写真のフィルムをセットして、シャウカステンの電源を入れる。すると白く点灯し、白黒なレントゲン写真を透過光によって画像診断ができるようになる。

シャウカステン

救急医療24時等の特番で、救急患者のレントゲン写真をシャウカステンにセットし、大勢の医者が「あーこりゃ酷いな」と口にしながら、治療方針を組み立てるといったシーンはお馴染みだろう。

ここ数年、腰痛や肋骨の骨折といったトラブルで、レントゲン撮影による画像診断を受けることが増えた。撮影は一瞬で終わって、診察室では大きな液晶モニターに先ほど撮影した写真が表示されており、マウスの操作によって患部のサイズを表示し、位置を動かして表示することも自在。

しかし、お馴染みの黒いフィルムをシャウカステンにセットして、背後から照らしてペンで示しながら説明するという光景はなく、「フィルムをセットするあれはないんすか?」と聞いたところ、「今はデジカメみてぇなもんだよ」と笑いながら教えられたことがある。撮影から表示もデジタル化が進み、シャウカステンは使わなくなったという。よって、シャウカステンに代わって、大きな液晶モニターが設置されるようになったとのこと。

レントゲン写真をシャウカステンに下からカシャッとセットする、あのキレのいい一連の流れは、いつしか過去のものになるのだろうか。

飛び回る哺乳類

相変わらず日中は暑いものの、朝晩は涼しくなって、ついでに日の出が遅くなって日没が早くなり、ずいぶんと過ごしやすい日になってきた。こうなってくると、遠出や車いじりがしやすくなって一日たりとも無駄にできなくなる。

会社帰りの時間帯がちょうど日没時間帯と被るため、日が暮れても空には明るさが残る。そんな空において、フヨフヨと飛び回る鳥のような物体を目にすることが多い。その正体は鳥ではなく、アブラコウモリというコウモリの一種。都心に住まう、我々と同じ哺乳類だったりする。

超音波を発してその反響音で周囲を察知しており、また超音波によって餌となる虫を探し回っている。よって飛んでいるアブラコウモリに向けて小石を投げたり、マンションなどの高層建築物なら葉を落としてみると、虫と勘違いして寄ってくる習性がある。決してアホではないので、飛ばしたものへ近寄るうちに虫ではないと気づけば、すぐにターンして空に戻っていくが。

不思議な点は、アブラコウモリたちが昼間のねぐらをどこに構えているのか。2cmの幅があれば通ってしまうらしく、換気扇の通気ダクトや外壁の隙間、屋根裏、軒下あたりの小さな空間で寝ているそうだ。人間の視点では考えられないような、ちょっとしたスペースがあれば、アブラコウモリの巣になってしまうらしい。

よって、観察者として巣を探すことは非常に難しく、アブラコウモリが住み着いてからそこに巣があることに気づく。巣にされてしまうと、糞尿を撒き散らして臭気にまみれ、その糞尿を餌にする害虫がやってきて、さらには巣の中で動き回ったりすることによる音、これらの問題から害獣としての駆除対象にもなっている。直接的な被害を食らっていないこともあって、なにも駆除までしなくても…と思うところがエゴイストなところか。

どこにでもいる野生動物のために、何らかのショックを受けたりして落ちてくることがあり、先述したように人間の生活圏内に巣を作ることもあって、ネズミ並みに関わる可能性がある哺乳類だ。しかし病原菌を持っている可能性があり、なるべくなら触らないようにするのが吉。触ったら入念に手を洗う、手や指に傷があるなら触らないというのは、全ての野生動物に言えること。