記憶が薄れぬうちに

2019年台風15号については、上陸前日から混沌とした状況に陥っていた。会社に泊まれだとか、職場周辺のホテルの空き情報が出回ったりと、早いうちから翌日の出社計画の組み立てを強いられた。台風地震その他災害が起きても休業にはならないのが、交通インフラ系会社の仕方ない部分。

2011年3月11日の東日本大震災及び、2011年台風15号については「あれはなかなかのモノだった」と今は思い出深い出来事になっていて、辛かったことや大変だったことは、数日以内に整理をつけることができた。対し、今回の2019年台風15号については二度と勘弁と思っていて、今週末に上陸が予想されている台風19号が、関東直撃の恐れ、15号以上の災害の可能性といった見出しを読むと、今でも気分まで悪くなるほど。

ここまで強いストレスを感じるようになっている性質が不思議でならないが、前日から始まっていた混乱をリアルタイムで目の当たりにし続けて気は休まらず、いざ出社してみれば交通網の壊滅で出勤できない者がそれなりにいて、殆どお咎め無しだったこと、出社するよう通達していた当人が遅れてきたことなど、頑張る方がバカということを痛感した事情があるのかもしれない。

気象による混乱は、時間が経過すれば忘れてしまうものだが、一ヶ月程度で再び食らってしまうと、完全に記憶の上書きとなって忘れたくても忘れられないものになってしまう。ただ、連休中での上陸になりそうなので、会社は一切関係ないことが救いか。