肉の大量補給による体力回復は凄まじく、昨日まで辛かった朝が嘘のよう。
ちょっとした用件の処理のため、高速道路をダラダラと流していく。日が昇り始めて目覚めてくるころ、一台の積車が左車線を走っていた。載せている車はメルセデスのSUVやクーペといった高級モデル。メルセデスは有力な選択肢の一つだなと思いつつ。

トレーラー(被けん引車)はともかく、トレーラーヘッドをよく見ると、異なったサイズのタイヤを履いている。この軸配置は日本車にはないもので、その正体はスウェーデンのスカニアのトラック。スカニアは、以前は日野とスカニアが業務提携し、『日野スカニア』としてトレーラーヘッドを販売していたことがある。現在は提携が解消されており、日野を通じたスカニア車の販売は終了。直営(日本法人)でスカニア車を販売が続いているそうだ。

荷台部分を低く抑える目的があるのか、2軸目は小径車輪となっている。エンジンの動力はどの軸(タイヤ)に伝わるのか、フルステアのときは2軸目はどう動くのか、積載車両がない空荷のときは小径車輪は浮き上がるのか。ナゾが次々と見つかり、そんな興味を抱くくトラック。
この積車に限らず、スカニアのトレーラーヘッドは日本車にはない独特の構造をしていることが多い。見たことが無い軸配置だな?と追い抜きを掛けるときに横目でチラリと確認すると、スカニアと判明してああやっぱり!となる。

こちらのスカニアのトレーラーヘッドも3軸だが、前軸と中央軸はシングルタイヤ、後軸だけがダブルタイヤとなっている。重量を支えつつ、最小回転半径を縮めるための軸配置方法と思われるが、フロント側にステアリングメカを集中配置しない構造が大変興味深い。台数は少ないながらも日本国内で走り回っているようで、高速道路で初めて目撃したときはレア車を見つけたことで妙に感動したほど。





