去年の11月あたりにトミカリミテッドヴィンテージ NEOシリーズにおいて、シビックRが発売されるという情報が入り、さっそく予約した。それから発売日が近づくにつれて、予約先から金額請求のメールが着信し、即支払い。翌日、無事に到着となった。さっそく、これまで使っていたリコーCX5の後継品となるCX6のマクロ撮影の練習台として活用することになった。

購入したのはLV-N158b シビックタイプR 97年ということで前期型、乗っているのがシルバーなので、当然銀色モデルを選んだ。しかも、観賞用と保管用と二つ、購入した。レカロシートにRECAROの文字が印字されてあったりする芸の細かさは、先に知られているので、それ以外の部分をマクロ撮影してみた。

レカロシートの再現性が極めて高いだけでなく、小さいながらもインパネ周りはしっかり作りこまれている。ただ、よく見ると前期型EK9のインパネとは大きく異なり、どちらかというとEK4 SiR系やEK3 VTi系の純正ナビに近いデザイン。いや、もしかすると金型の都合から、3月に登場する後期型インパネの2DIN仕様に統一しているのかもしれない。
ドアノブまでしっかり掘り込まれており、ほとんど見えない内側なのに、省略されている部分はないのでは?と思える。シフトレバーに関しては、筍状態。ただ、この筍状態は見たことがある。

まずは実車のインパネから。前期型のインパネはこんなデザインなので、ミニカーでは純正ナビ仕様か後期型の2DIN仕様になっていることが分かる。懐かしき、2DIN化前の1DIN仕様だ。振り返ってみれば、3年前の今日、2DIN化改造工事を完遂したのだった。

そしてシフトレバーに関しては、純正の卵型のチタンノブより、無限の棒型アルミノブが似てくる。これを縮小すると、筍状態に似てくる。決して、変な再現でまとめているわけではなく、違和感無く仕上げられている。

スモークガラス風に仕上げられている後部席周辺は、実車同様、足元の赤いカーペットが再現されており、そのままトランク部に目を移すと、トノカバーが装着された状態に設定されている。本来、EK9は軽量化の名目でトノカバーが設定されておらず、別途オプションで入手するようになっていた。中古車として購入した当時、トノカバーが無くて外からトランク部が丸見えで、セキュリティの観点で好ましくなかったことや、走行音を少しでも防ぐため、中古品を購入し搭載している。この有無で、車内の快適性が大きく変わる。

実車におけるトノカバー単体の写真は存在せず、トランク部も写しこまれることから、ほとんど撮っていなかった。写真赤枠の部分がトノカバーで、荷物の出し入れがしやすいよう、半分だけ折り返すことができる。

普段の車いじりの最中には、こうして作業台として材料が並べられることが多々ある。

サイドのタイプRステッカーもしっかり印刷されていて、このあたりはトミーというより、鉄道模型屋としてのTOMYTECの面目だろう。マクロ撮影の都合から、塗装の粒子が粗いように見えるが、肉眼で見た限りでは程よいシルバー感があって風味よし。少し後方からタイプRのステッカーを含めた側面部分を眺めるのがけっこう好きで、モデル上でも違和感がない。

実車でもこのとおり。違和感の無さは、実車を立体スキャンしたことによる設計、モデル化が大きく関係しているようだ。
90年代のホンダ車が取り上げられ、3月には後期型のEK9が出るのであれば、私個人の願いとしてはDC2インテRの96スペック、98スペックも出してほしい。あの化け物FF車だって、ビンテージというシリーズ名から、古くても、味わい深いものという意味に合致するのではないか。本当に出て、しかも98スペックが設定されれば絶対に買う。
公式サイトで過去のモデルを見直すと、欲しいモデルがけっこうある。眺めているだけも、いい時間つぶしになって面白い。