時間軸としては先週になるが、井川線の乗り鉄。アプトいちしろ駅にて、編成のケツにED90形電気機関車を重連で連結し、次の長島ダム駅で解放となる。
一仕事終えた電気機関車は編成から少し離れて、構内踏切を支障しない位置で一旦停止する。久しぶりにED90を見ることになって、デッキ部分にはヘッドマークが掲げられており、しかも伝統のある「さくら号」だ。

初めて乗った寝台特急が東京と長崎(佐世保)を結ぶさくら号だったので、このヘッドマークは非常に思い出深いものがある。原型は白ベースにピンク色の花びらだが、私個人としてはEF66が使っていたこの葉桜バージョンのほうがお気に入り。
編成の組み方も独特で、東京長崎用の編成がJR九州熊本運転所所属、東京佐世保編成がJR東日本品川運転所所属となる。所属が異なる二社の編成で仕立てられている点も、今となっては車両使用料の取り決めや検査体制はどうなっているのかと次々に疑問が浮かぶ。
東京駅から出発する各寝台特急の中では最初に出発するため、列車番号はトップナンバーである『1』を使っていた。東京駅からの客車列車が無くなっている2026年現在では使われておらず、これからも使われることはないと思われ、この点でも輝かしい歴史が刻まれている。
こうして再びさくら号のヘッドマークを見ることができたことに感激し、スマホとデジカメの両方でしっかりと記録に残していた。

長島ダム周辺の植えられていたサクラも開花しており、2026年の花見は列車と木の両方となった。