細分化

任意保険の更新に伴う見積書が送られてきた。等級については、事故有係数適用が終了し、ようやく通常の割引モードに戻ることになった。さらにゴールド免許の割引も適用されるので、月々の支払額は4,000円台にまで落ちる見込み。現在の契約ベースからの想定で、余計な契約も含まれている。もう少し細かく煮詰めていく必要あり。

車が車だけに、毎回の更新で気になるのが料率クラス。元保険屋の人からは「グレードにRが付く車は、保険料が高いんですよ」と言われるので、TYPE-Rで見事にヒットする。やはり高いままだろうな?と思ってさっそくチェックしてみると。

料率クラスの情報欄

限界を突破したような、オーバーキルみたいな数字が記載されており、これはどういうこっちゃ?最高は9で、あまりにも事故が多くて界王拳状態、特別枠に変更された…なんてことはなさそうだ。

同封されている説明書を読むと、料率クラス制度の見直しが行われ、より細かく再設定された影響だった。改定前は最高が9で、料率クラスが一つ上がると保険料は約1.2倍アップしていたが、これからは計17クラスに細分化され、数字が一つ上がると約1.1倍アップする仕組みに変更された。

年式や現存台数からしても相変わらず高いままで、特に対物。現在は4となっていて、来年度からは改定化後の新クラスでは9。この数字を改定前の現行クラスに当てはめてみると5扱いとなり、結果として料率クラスが上がってしまった。

任意保険におけるブルー免許や事故有係数扱いは、金の面で本当に不利。ようやく元に戻ったと安堵すると共に、事故を起こさぬよう気を引き締めて、ハンドルを握らないといけないと強く再認識することになった。

休止報道

休日出勤の日。

報道の配信タイミングとしては昨日のようだが、当該記事を読んだのは出社してからのこと。高松と宇野を結ぶ宇高航路の運航が、12月中旬で打ち切られるとのことだ。

ちょうど一年前の11月上旬、ドライブの道中に宇高航路のフェリーに乗船しており、これがそのまま乗り納めとなってしまった。宇高航路は計三回利用しており、初回は青春18きっぷ旅行中の気まぐれ、二回目も鉄道旅行中、三回目が一年前の西日本ドライブとなる。

波が穏やかで船酔いの心配はなく、海上交通の混雑ゾーンである瀬戸内海は、いつ乗っても他の船とギリギリのタイミングですれ違う様子を見せてくれて、全く飽きさせない航路だ。宇高連絡船を含めると、1910年以来の伝統ある航路となる。時代が進み、瀬戸大橋の開通や高速道路の休日1000円化等の国策で運営が追い込まれてしまい、運航会社の破産や休止が続く。四国フェリーにおいても、一度は航路廃止を表明しており、その後は撤回したものの大幅な減便体制となって、辛うじて運航しているようなものだった。

そんな状況から、いつ廃止になってもおかしくはないと感じており、ドライブ中の経路に組み入れて乗船しておいてよかったと思う。

第一しょうどしま丸の船首

最後の乗船となった、第一しょうどしま丸の船首。うどん県のマーク付き。ことでんの乗り鉄をやっていたら船が到着していて、慌てて撮影したものだから、船首しか撮れていないという、ある意味では失敗の写真。

ダミーファンネルのオリーブマーク

ダミーファンネルには、オリーブマークが描かれており、四国フェリーのSFマークはない。第一しょうどしま丸は、本来は高松と小豆島での航路となっていた。転属に伴う改装を受けたが、ファンネルマークだけは高松小豆島航路のままとなっている。ちょっとしたワンポイントのような、お遊び要素か。

旋回して加速したところ

高松を出てから旋回し終えて、宇野に向かって加速を始めたところ。海風と航行風を受けて、日本国旗もよくはためていた。こうした光景も、過去のものになった。

過去の思い出となる領収書

残してある領収書。宇高航路の乗船一回目は、今は亡き津国汽船(本四フェリー)。二回目の乗船時の領収書は紛失、ラストとなる三回目は休止となる四国フェリー。航行距離は21km、乗船時間は60分と短く、料金も非常に安い。それでも高速道路に負けてしまった。これからの時代に残っていく航路は、離島路線や長距離(定義=300km以上)フェリーといったものばかりになるのかもしれない。

一日休み

平日休みの日。夏の終わりころからは三連休や四連休が続いていることをネタにしており、今度は単発休みが出現して大きく逆転することになった。

いかに生活リズムを保ったまま、短時間で回復させるか。一日休み当日の行方は前日の夜でほぼ決まるそうで、夜更かしせずにさっさと寝てしまい、翌朝は遅く起きることはしないのがベストだとか。

なるほどそれならばと、昨日の就寝時間は21時過ぎ。今朝起きたのは6時を回ってからだから、8時間以上は寝ていた。これでしっかりとした睡眠時間を確保できた。

午前中は二ヶ月ですっかり伸びてしまった髪をばっさり切って(二人分の髪と言われたほどの量)、少し早めの昼食を片付け。午後からは、シビックRの車検に向けて、交換パーツの再チェックやレポートに使う写真の下準備。時間が有効に使えることから、キャンプ飯のレパートリーを増やすべく、ちょっとした練習を兼ねて実調理時間のデータ取りなど。

やることがなくてダラダラする休日というのは性に合わず、時間を気にすることなく体を動かしたりデスクで物事に集中しているほうが、心身共にリフレッシュすることができるようだ。

経過、それから

沖縄県の首里城が火災に見舞われたのが10月31日未明。それから一週間程度が経過して、焦げた配電盤が見つかり、配線にショート痕が見つかるなど、想定される発生原因が少しずつ見えてきたようにも思える。

素人目には燃え尽きた灰にしか見えないが、原因を特定するプロからすれば燃え方で違いが見えてくるそうだ。火元と、延焼した部分では焼け方が異なり、それを一つひとつ追跡していくと、炎が動いていった方向や燃えやすいものの有無など、いろいろ分かる…と、消防士から話を伺ったことがある。

沖縄に行ったのは、2010年2月に一度だけ。それも旅行ではなく、普段どおりの弾丸ツアー。朝っぱらの始発便で沖縄へ飛び、その場でレンタカーを借りて嘉手納基地の飛行機を眺め、ソーキそばを食べ、沖縄都市モノレールの乗り鉄をやって「747の引退が近いから、ジャンボの便で帰ろう」と、沖縄へ行ったその日中に帰ってくるという、乗り鉄、乗り空な行程。

よって、火災現場の首里城に最も近づいたのは、沖縄都市モノレール線の当時の終点駅だった、首里駅まで。首里駅と首里城は反対側になるため、城がしっかり見えた記憶はなく、むしろ首里城周辺の坂道の多さ、モノレール線でさえ60‰に達する角度のほうが印象強い。

2000円紙幣とゆいレールの一日乗車券

手元に残る、沖縄都市モノレールの一日乗車券。そして使いどころがいまいち思いつかず、長らく封筒に入れたままの2000円紙幣。表面には、首里城の守礼門が描かれており、こちらは火災現場から離れていたため無事とのこと。

火災原因の調査が継続している中、沖縄は悪くない、国が悪い、さっさと金出せ、再建しろという、まだソコに至るには早すぎるのでは?と残念に思うことが本当に多い。起きてしまったことに対し、徹底的な原因究明と万全な対策を講じて、同じミスをしないようにするのが、二度目の事故を防ぐためのプロセスだ。それを疎かにしてしまえば、忘れたころにトラブルに見舞われる。

国のやることは反対、でも国は金を出せとは、これ如何に。なにもかも一括りにするなと言われるかもしれないが、一部の人間のせいで、沖縄とはそういう土地柄と感じているのは、私だけではないだろう。「一人の行いで、みんなの印象が決まる」とは、小学生の遠足あたりで習うこと。それができずに(見た目だけは)大人になった結果が、あのザマだ。

なにがゴソウダンパーツなのか

定期的に「EK9はオススメできない」「シビックやインテグラは軽い気持ちで買うな」といった趣旨のツイートを目にすることがあり、理由は「部品がないから」と、いかにも的に書かれている。この手のツイートでは、それなりのリツイート数を稼げる便利なネタの一つか。

部品がなくてオススメできない車に乗っている身として、そんな危機的状況には陥ってはいないけど?というのが、ツイートを見るたびに思うこと。

一口に部品がないと言っているが、車体のどこのどのような部品がないのか。具体的な部品名が出てくることは一切ない。部品がない部品がないというネット上の意見を目にして、シビックインテグラはそういうものだという、妙な思い込みを抱き続けているのかもしれない。

走る、止まる、曲がるといった三要素においては、純正部品がなければ社外品を探す、リビルト品や現物修理で対応するとか、そういった代替手段をいくらでも選べる。中古部品であれば、ヤフオクやメルカリあたりをチェックしていれば揃ってくる。よって、部品がないことに戦々恐々する必要はない。意外となんとかなってしまうのが本当のところ。「部品がない」ことに対するリプライを見ていくと、その部品がないとされる車に乗っていない人のほうが、強い絶望感を抱いているところが興味深い。

EK9やDC2は、アニメやゲームでは現役なのかもしれないが、現実的には20年以上前、平成時代前半のポンコツ車だ。経年による故障やトラブルが起きてしまう可能性があり、すぐに解決できるわけではない。原因箇所の特定から、部品の手配や作業の可否といった、解決までに要する時間や日数が長くなりがち。自分で部品を探す場面も必要になり、そういった手間が面白く、楽しめるかどうかが維持の鍵になってくるのではないか。そんな面倒なことを避けたければ、最新のイマ車で遊ぶのが最適解となる。

着席通勤とか

駅に早く着いてしまったので、一本早い電車に乗る。時間が時間だけに、あちこちで空席が見つかり、下車駅での昇降階段になるべく近いところを探す。

少し前だったか、電車の席に座っている男性が大股を開くのは、筋力が落ちているため…なんて文が出回っていた気がする。それなら筋力が少ない女性はなぜ脚は閉じれるのか?といった反論、股間にキャンタマがあるから脚を閉じると苦しい、男らしさとしての無意識な威厳といった説が出てきたりと、どれも確証には欠ける。

私なりの体験談からして、大股を開くのは肥満と関係がある。それは太っていた昔に遡る。座ると太ももが横に広がり、ついでに着座で腰が曲がり下腹も前に押し出されるので、それで脚が閉じにくくなるというもの。ちょっと座っているだけでも、だんだん脚がだるくなってきて、今度は脚を組んでみたり、なるべく上半身を壁に当てて体重を分散させたりと、電車内での姿勢は悪くなりがち。

痩せてからは脚を閉じれるようになっており、現在も継続中。日本人の体格向上に併せて電車の座席も大型化しており、その広さを実感しやすくなっている。そんな一人分用のスペースを大きく食わなくなり、普通に座っているだけでも隣の席が広くなっていると思われる。大股で狭くなった座席の間に座るくらいなら、私の隣の広い空間のほうが座りやすい…という意図があるのかは知らないが、女性がやってことは増えたような気がする。この現象、路線バスの二人掛けシートでも同じ傾向だったりする。

久しぶりに座って通勤しただけでこの文章だ。通勤電車と呼ばれる短距離乗車なら、長らくの肥満で歪んでいると思われる骨格を正す意味も兼ねて立っていることが殆ど。

副業

会社員における副業や兼業を原則禁止としてきた国が、働き方改革と呼ばれる流れによって一転して容認を打ち出し、それに併せて企業や自治体でも副業を認める動きが広がりつつある…なんてニュースが表示されていた。

そこを読むと、予想通りというか。

二人の中学生の子がいる40歳の母親が、本業の後に副業というカタチでアルバイトに手を出したが、体調不良等で会社を休むことが増えてしまい、生活費の補填になるどころか「本業に悪影響が出れば、生活できない可能性も…」なんてことを口にしているそうだ。

なかなか支離滅裂なことをする母ちゃん。本業を休みがちにしている時点で、副業としては成り立っていない。熱中症で倒れ、本業と思われる会社を休むとなれば、それに応じて通院や薬代といった予定外の支出が発生する可能性があり、自分の体を痛めつけつつ、金を右から左へ移し変えているだけだ。副業で体を壊して休むなんて、本業での立場もどんどん悪くなることは想像に難くない。

勝手なイメージだが、本業がそれほどヘビーではないから、給料が安いのではないか。だから同僚はネット通販による副業で収入を得ることができて、母親もアルバイトをしても、当初は意外となんとかいけそう?と感じてしまったのかもしれない。会社員とは、会社組織の中に拘束されて時間に縛られて、一定のルールの中で求められる結果を出さなければならないわけで、仕事の程度に関わらず、心身へのダメージは思っている以上に大きいもの。当人が感じている以上に、負担は大きい。国や企業が、ようやくダメージの危険性に気づき、慌てて対策を乗り出したのが、実はここ数年の出来事。

特にニュース文の中に掲載されている「残業禁止で収入が減少」と書かれており、目先の収入が減れば、本来はその給与水準に沿って生活レベルを落とす必要があるが、人間、そう簡単には質を落とすことはできない。ただでさえ苦しい状態から、さらに下げるとなれば、かなりの苦痛を伴う。例えば食生活なら、皿が一品減る、硬い肉や鮮度の悪い魚へ、普通の牛乳からプライベートブランドの加工乳に…といった、ランクダウンがイメージできようか。生命体としての維持なら問題はないが、当人からすれば、マズいものを口にするなんて!と、どうにか現状を維持しようとしてしまい、無理な副業に手を出し、または借金でカバーしようとするわけだ。

この母親、「投資を勉強したこともあるが、損失のリスクに二の足を踏んだ」そうだが、生活レベルを落とせないのかも?という私個人の考え方はともかく、リスクを避けているようでは、どの副業も失敗するだろう。本業で疲れた体に鞭打って、アルバイトを続けて体を壊してしまい、収入が途絶えたときの子供二人はどうなるのか。目に見える金の損失のリスクなら、勉強次第でいくらでもカバーできるが、子の育成が成り立たなくなる本当のリスクのほうがはるかにウエイトを占めるのだが。

副業が解禁されたところで、しっかりとした収入を得るには、それなりの下準備、勉強が必要。本業を活かしつつ、ラクラク副業で収入アップ!なんてものがあれば、みんな手を出している。中学生の二人の子がいて、夫はいない。それで厳しい生活という、同情を誘うような人物だが、どうしてもツッコミどころばかり見えてしまう。

購入制限

ROLEXは11月1日から、一部の人気モデルの購入の際、写真付き身分証明書を提示しなければならず、さらには購入したモデルと同一の時計は、5年間購入ができなくなる措置を行った。また、人気モデルを買えば、別モデルにおいても1年間は購入できないとされる。

興味深い点が、購入制限は正規販売店を運営する20の会社の中での独自ルールであり、大元の日本ロレックスは「関与していない」という。

会社のロッカーや机の引き出しの中には、ROLEXを特集した雑誌やムック本が何冊も保管されており、休憩時間のお供。

それらの本は大抵の場合、モデルの相場が記載され、並行輸入品と正規品の価格差、中古市場の動向、買い方と売り方といった金絡みのコーナーが延々と続く。ムーブメントに搭載されたメカニズムやモデルの歴史といったものは極僅かで、時計なのに投資対象として捉えているような雰囲気だったりする。「気に入った一本をオーバーホールを繰り返して大切に使う」のではなく「売るときのことを考える」のが、今の主流なのか。

そこに「デイトナマラソン」「ロレックスマラソン」と呼ばれる、毎日のように店舗に訪れては、在庫の有無を確認して回るという巡回行動が発生している。ちょっと調べれば、店を巡り続けないと買えないように思えてしまう状況ばかり出てくる。これらのポイントから、本当に購入したい人、ROLEXが求めるような新規の顧客が遠のいてしまい、売りたくても売ることができない悪循環が続いているのかもしれない。

要は短期間での売却、転売を目的とした購入を防ぐための策と思われ、これからの5年でデイトナマラソン、ロレックスマラソンという言葉が死語となり、店員と機械式時計ネタで会話しつつ、試着しながら購入を決めていく時計店本来の姿に戻るだろうか。

スマホやデスクワークの磁気に耐えられるよう、普段使い用の機械式時計としてミルガウスは候補の一つ。幸いにして制限が掛けられたモデルではなく、気に入ったモデルは種別問わずコスト度外視で使い続けるので、懸念することは何もない。

ROLEX Cal.2130

そもそも、私はROLEXを買える層に到達していないので、日々の情報を見続けることしかできないが。

秋晴れの整備支援の一日

午前、S15シルビアのイグニッションコイル交換の支援。

イグニッションコイル交換中

S15シルビアは、初期のもので既に20年選手。このシルビアはまだそこまでの年数は経過していないが、故障対策や先を見据えたリフレッシュを常に考慮しなければならない状況に入りつつある。つい先日も、経年による故障に見舞われている。さらなる経年トラブルを回避するための予防保全として、イグニッションコイルをリフレッシュ。

日産純正の箱

新しいイグニッションコイルは日産純正品を使用する。

緩衝材は一切無し

パッケージを開けてみると、イグニッションコイルがそのまま放り込まれているだけ。ホンダ純正部品のように、緩衝材や段ボールによる厳重な梱包状態を見慣れていると、箱の中で部品が動き回るようなパッケージングで大丈夫なのか、不安を感じてしまう。その一方で、緩衝材に要するコストや廃棄の手間を削減できるメリットもあり、一長一短となっている。

午後、レイ氏の家車GB5フリード+のリア周りの内装を取り外していく。

フリード+のリア内装を外したところ

「シビックと同じだよ」「全然変わらねぇ…」と声にしたのは私とS15オーナー。フリード+のリア内装の取り外し工程は、EK9シビックRと極めて近く、ものの数分で内装を外すことができた。違う点はネジを使っているか否かくらいで、基本的な設計と組み付け方法は、EKシビックの登場から20年以上も経過しながら、イマ車たるフリード+においても大きな変化は起きていない。ホンダ特有の「使えるものは引き継いでずっと使う」のは部品だけでなく、設計でも当てはまることが分かった。

フリード+のフレームを眺める

リア回りのフレームを見る。日常的に眺めてきた、EKシビックのフレームと似たような印象。もちろん、昔と今では求められる剛性がまるで異なり、テールゲートの開口部周辺は比べ物にならないほど、ガッチリとした構造に仕上げられている。

東寄りの風で涼しく、好天の中での整備となった。一日お疲れ様でした。>参加者

1900年

Excelの勉強をしていて、日付や時刻の値は、内部ではシリアル値という値を使って管理していることを学習。1900年1月1日が基準日となって1、それから一日毎にカウントが増えていき、今日の2019年11月1日はシリアル値では「43770」となっている。

この特定の日付…Excelでは1900年1月1日が基準となって、カウントが日々増えていく基本構造、どこかで聞いたことがあるな…とひっかかるものがある。2000年問題ですか?と言われ、今になっては懐かしい響きだがちょっと違い、もっと深刻、直接的な被害を食らった記憶も沸いてくる。

調べ直して思い出した。一つめが、GPSのロールオーバー問題。GPSについては、1980年1月6日午前0時を基準として、x週間y秒が経過したというカウント方式で、1900年1月1日を基準とするExcelに近いものがある。

GPSの場合、1980年1月6日から1,024週(7,168日)経過すると0から再スタートされる仕組みで、1999年8月22日に一回目のロールオーバーが発生、もう一度1,024週が経過した2019年4月7日に二度目のロールオーバーとなった。受信する機器についても、このロールオーバーに対応していないと、正しく測定できなくなる。身近なところではHOLUX M-241がロールオーバーに対応しておらず、使えなくなってしまって廃棄した。これが直接的な被害という印象。

二つめ、2038年問題。こちらは1970年1月1日午前0時を基準として、コンピューター上では何秒経過したか計算し、それを時計として表現している。32ビットの符号付整数の場合、2,147,483,647秒が経過した2038年1月19日にコンピューターが誤作動する恐れがあるというもの。初めてこの問題を知ったのが、FreeBSDで遊んでいた遠い昔のことで、今になって思い出すとは、それほどインパクトのある問題。2000年問題のときのように幅広く周知されているわけではなく、当日が近づくにつれて、「以前から分かっていたトラブルを今になって知らせるのか」というような、素人感丸出しの不満が述べられるに違いない。

三つめ、2036年問題。パソコンの時間同期でもお馴染み、NTP(Network Time Protocol)にも爆弾が備えられていて、1900年1月1日0時0分0秒からの秒数をカウントし続けている。しかも32ビットで表現していたりするので、4,294,967,295秒が経過すると1900年1月1日0時0分0秒に戻ってしまうというもの。そんなトラブルの解決方法は「問題の先送り」というカタチを採り、2104年に混乱するよう再セッティングしているそうだ。

特定の基準日でカウントし、それが問題になり、また問題が予想されるネタを完全に思い出してスッキリした。システム上の問題について、その解決手段や回避方法、そもそもの原理を調べていくことは何も苦ではないのに、ExcelのマクロやVBAについては全く覚えようとしない、なかなか便利な脳を持っていることまで分かった。