二日続けて8時間近くの睡眠時間を確保して、慢性的な背中や腰の痛みも落ち着いている。さて一週間がんばんべぇと出勤のために外に出たら、真っ白な世界が広がっていた。ここ都会でも霧が出ることは年に一度や二度はあるが、周囲が真っ白になっていて、徒歩ですら危機感を抱くほどの視界不良は初めて。
街灯や車のヘッドライトの光の筋からしても、霧は相当濃いようだ。よく見れば、空気の流れに沿って霧を構成する水分が漂うのが分かり、雲の中の状態を地上にいながら知ることができる。ただ、汚染された大気に接した水分なので、高原での朝に見れるような、美しさを伴う霧とは全く違う。
普段なら鬱陶しさしか感じないフォグランプも、今朝のような濃霧であれば積極的に使うべき装備になるのだが、どうも点灯させていない車が多いように感じるのは私だけか。バックフォグも濃霧には有効装備だが、使っている車は一台も見なかった。フォグランプの正しい使い方を知らない人間は、安全のためにもう一度教習所へ通ったほうがいい。必要の無いところで点灯している人間は、多くの場合はエレクトリカルパレードのような、飾りとしか思っていないことだろう。
交通網にも若干の影響が出ていて、電車にも僅かばかりの遅延が発生していた。新幹線なら前方を注視する義務はないが、在来線だとそうもいかず。あんな視界不良で真っ白な世界において、ダイヤを守れというほうが無理だ。
時間の経過と共に、霧が晴れて少しずつクリアになっていく視界。中途半端に高い気温と湿度が100%という朝で、昼過ぎになれば太陽が出てきて、さらに気温は上昇。一日中、季節はずれの暑さに苦しむことになった。