電池交換とクリーニング

今日『も』午前3時半起きとなった。こう表現したのは理由があって、近所の家の火災報知機が誤作動したらしく、大きな音で響き渡る警報音に起こされてしまった。その後、警備会社がドタドタと走り回る音が聞こえ続け、完全に眠りを妨げられての夜明けとなった。

「使おうと思ったら止まってるしさ、電池交換できる?」と持ち込まれたのは、カシオ G-SHOCK、GA-200RG-1AJF/5229。2010年代のモデルになるので、ケースやバンドには経年による加水分解の症状はなし。連休中なので、翌日返却はできないことを告げてから、作業に入ることになった。

GA-200RG-1AJF

GA-200RG-1AJF/5229はビッグケースシリーズに分類されるそうだ。ケースサイズは50mmオーバーで、装着すれば手首回りの存在感はかなりのものになる。

汚れが溜まっている

いきなり裏蓋を開けるのではなく、まずは外装面…ケースやバンドのコンディションを入念にチェックする。

ケースやバンドの溝になっている部分には垢、タバコのヤニ、ホコリが由来の、凄まじい汚れが溜まっている。これに限らず、G-SHOCKはこの溝部分に汚れが溜まりやすい。過去の経験上、一週間も使えば白い汚れが溜まり始める。電池交換よりも、この汚れのクリーニングが主体になりそうか。

裏蓋を開ける

溜まっている汚れをケース内やムーブメントに落とさないよう、慎重に裏蓋を開け、緩衝材やムーブメントを取り出していく。

分解してクリーニング

ケースとバンドを分解して、こちらはクリーニング待ち。

GA-200RG-1AJFの電池はCR1220

GA-200RG-1AJF/5229の使用電池は、CR1220。公称電池寿命は約3年とのこと。デジアナムーブメントで3年程使えるならば、かなりの省電力設計になっているのかもしれない。その他、ムーブメントにはトリマコンデンサが内蔵されていて、精度の微調整ができるようになっていた。

クリーニングと乾燥が終わったケースとバンドを組み直し、ムーブメントをセットしていたところ、突然ドスンッ!という地響きと共にユサユサと揺さぶられる。千葉県南部を震源とする最大震度5弱の地震だった。揺れで手元がブレてしまい時計の組み立て作業どころではなく、完全に落ち着くまで作業中断。

クリーニング完了

作業再開し、ムーブメントをセット、裏蓋を閉じて出来栄えをチェック。作業前と比べ、非常に美しくなった。

カシオは10時8分37秒

新しい電池によるムーブメントの正常動作を確認して、検査良好。返却日までチェックし続けることになった。しばらくお待ちください。>所有者

作業完了後の時計写真に関して。カシオのアナログ時計は10時8分37秒が正規表現となっており、そこにデジタル画面があれば6月30日の日曜日という日付設定が基本となっている。時計の印象が良くなり、ハッキリとした表情になることから、当ブログで掲載してる時計についても、できるだけ各メーカーの設定時刻にセッティングしている。素人撮影ゆえに、どうしてもズレが生じることはあるが。