
2000年代初頭に撮影した、南武支線の101系。在来線電車における大祖先様が、都心から15分程度の支線でトコトコ走り続けていた。乗客からの見た目やシステムが大幅に変わろうとも、仕組みを遡っていくと、この101系に到達する。電車の基礎勉強をするには非常に適した教材でもあり、101系の解説書や指導書は、現在でも役に立っていたりする。

ハマの赤いあんちくしょう、1000形。しかも4両+4両の8両編成で組まれた、快特押上行き。1000形による快特から、2001年の夏前に撮影したものらしい。
京急の特性として、編成と編成が連結して一つの列車として爆走することは珍しくはないが、このように先頭車の連結部分に貫通幌を掛けて、8両編成化して走る列車は多くはなかった。この1000形に限れば最少2両で組成できるので、細かく見ていけば2+2で4両編成になっているパターンもあった。
この二枚の写真は、実はオリジナルが失われてしまい、手元に残っているのは掲載した縮小版だけだった。特に京急1000形については、シートや扇風機といった車内の接客設備、台車や連結器といった機器の写真も撮っていたと思うが、やはり無くしている。
バックアップの重要性と共に、当たり前に運行されているタイミングで、さりげなく撮影しておくことが最も効果的ということを再認識したのだった。