Yahoo!のトップページに掲げられている広告で、トヨタのシエンタが表示されていると思ったら、ユミコならぬ釈由美子が「おいきなさい」なんて、どこかで見たシーン…。ああ、そうだそうだ、スカイハイ。懐かしい。
不慮の事故や殺人で、命を落とした者が訪れる「怨みの門」。ここの番人である『イズコ』は訪れた者に対し、まず死者の現世の記憶、残された者達の様子を見せてから、三つの選択を出す。
「死を受け入れて、天国で再生を待つ」(生)
「死を受け入れず、現世で彷徨い続ける」(行)
「現世の人間を一人呪い殺し、地獄へ逝く」(逝)
死者が選択を決め、送り出す際の決め台詞が「おいきなさい」であり、天国に行く場合は「お生きなさい」、現世に行く場合は「お行きなさい」、呪い殺す場合は「お逝きなさい」という意味になっている。
連載雑誌はいろいろと移り変わっていて、原作漫画として読んでいたのはヤングジャンプ上でのもの。ついでに、テレビドラマ…スカイハイが金曜日の夜間枠だったこともあり、全て見ることができた。
シエンタのCMでは、イズコではなくユミコ。怨みの門から悩みの門になっており、訪れるのは死者ではなく、苦労する者となっている。三つの選択肢(なぜか全て海絡み)が与えられる点と「おいきなさい」は変わらず。ベースとなっているスカイハイの知識がないと、このパロディCMの全貌が掴みづらいと思う。
トヨタの公式というよりは、神奈川県のローカルディーラー網のCMのようだ。今も昔もテレビを見ない人間なので、世間のドラマの方向性やタレントの動向については、本当に疎い。そんな傾向において、スカイハイに関しては例外中の例外だ。今のところ、スカイハイが唯一、初回から最終回までキッチリ見た作品だったりする。
怨みや呪いといったダークな内容が好きだから、原作漫画とドラマの両方を見ていた。スカイハイは10年以上前のドラマなのに、けっこう覚えているもの。よほど印象強かったのだろう。