お互い様だね

高速道路のサービスエリア/パーキングエリアの大型車枠に普通車や二輪車が駐車することで、本来の大型車が駐車できない。だから普通車は普通車枠、二輪車は二輪車枠へ駐車しよう…という趣旨のマナー啓発ポスターが便所のあちこちに貼られ、またはエリア内の掲示板に掲げられていたりする。Twitterなどでは、大型車枠に他車種が停められている様子がアップロードされているのを見ることがある。

では、大型車がいつも割りを食らっているのかといえば、そうではなく。

普通車枠に駐車する大型車

普通車枠に大挙して大型車がいて、普通車なら四台駐車できるスペースを大型車一台で使い、あれまぁという感じ。サービスエリアの流入路に入ってすぐの普通車枠に、既に大多数の大型トラックが駐車中。ちょうど車が出ていき、空きスペースが発生したところに飛び込めて、駐車に苦労することはなかったが。

この撮影日の場合、平日ともあって大型車枠はかなり埋まっていた。事前の無線連絡等で混雑情報をキャッチしていて、しかも大型トラックは共通したカラーリングであることから、業務中の運行と考えるのが自然。土砂を指定時間に輸送する必要があったとして、そうなるとある程度の隊列を組んで走行したいことから、やむを得ず普通車枠に飛び込んできた可能性がある。

無線があるなら、分散駐車して出発後に隊列を組み直すこともできるだろう?と思ったが、普通車と大きく異なるのが90km/hのスピードリミッターだ。リミッターが動作する誤差範囲で追い越しや追い抜きを掛けるのは、とてもキツいはず。一種の団体行動をやっていたほうが、心理的にも安心できる気がする。

普通車、大型車それぞれが、別の駐車枠に停めている光景は、昔からあった。過去と違う点は、誰もが気軽に撮影できてネット上にアップロードし、大多数の人間が見て拡散しやすいことか。だから指定枠外の駐車が、目に付きやすくなったのかもしれない。