大雨ライド

出張から帰ってきた翌日は、お疲れ休みとなる有休を突っ込むようにしている。今回の大阪出張の場合、その事実が告げられたタイミングがけっこう遅く、有休設定を行うことができなかった。

というわけで、今日は普通に出勤。午後から雨が降る予報だが、朝の時点では帰宅時間帯はギリギリ回避できる見込みなので、自転車での通勤に決める。

疲れていながら自転車通勤とは。一度走り出してしまえば、それが一種の整理体操に繋がる。疲労感からくる体の重さ、徒歩通勤による脚のだるさから解放される。帰宅時は大幅な時間節約に繋がり、それだけオフの有効活用時間を稼げるというもの。幸い、今日は業務が少なく、余計なストレスを抱えずに済む。

状況が変わってきたのは15時過ぎから。外を見ると大粒の雨が降っており、雨雲レーダーを見ると強い雨を降らせる雨雲が次々と流れ込んでいる。このままでは帰宅時間帯も雨に降られることになり、予報より早い雨となった。大雨ライドになった以上は、走行ペースは抑える必要がある。

実際、陸橋に掛かる下り坂はブレーキが効きにくく、交差点やカーブでは思った以上に走行ラインが外に出る。雨粒が眼球にヒットして痛く、目を細めて走るしかない。ブレーキが効かない、カーブはコントロールしにくく、目を細めていて視界不良。

最大の問題は同じ道路に走っている車も、視界が悪い中で走っている。となれば、車から自転車が見つけにくくなっている。車道を走ろうものなら滑った瞬間、命に係わる問題に発展する。今日ばかりは歩道を徐行にて通行。

晴れていれば何ら問題ない道路の凹凸や白線も、水溜まりゾーンやスリップトラップになってしまい、なるべく避けようとするために右に左に…これはこれで危ない気がするが。

チャリ通時の走行ペースメーカーたる後輩から「雨合羽とかないんすか?」と聞かれたが「んなもんない。すっかり濡れてしまえば、それ以上濡れねぇし。人間は完全防水だからな!」と。びしょ濡れのまま走り続け、着ているもの全てが重たい。

さすがに輸送している荷物だけは防水化。今日に限ってレギュラーコーヒーの袋が3パック、その他、濡れてはならないものが多く、それはらビニール袋に包んでパッキング。日本人の傾向として、このパッキングが極めて上手なのだとか。

慎重に走り、晴れている日よりも10分遅れで無事に帰着。出張に大雨ライド、疲れる要素ばかりな一週間となった。