空調機能回復なんとか

シビックRを単独で乗るならともかく、他人を乗せるとか、他人に貸すといったシチュエーションでは、車内環境のためにエアコンを使うことになる。

現在までの大きなトラブルは、コンデンサーファンモーターが動作不能になった一件のみ。幸い、コンプレッサーの故障やガス漏れといったメジャーな不調は起きていない。これは冬場でも一週間に一回、5分程度はコンプレッサーを動作させ、配管内の潤滑を定期的に行っている効果だと思われる。

1998年の初度登録以来、フロントノーズに備わる室外機…コンデンサーは未交換のまま。酷道や林道、ダートを走る中で、路面の小石や粉塵を受け続け、フィンの曲がりや詰まりは確実に増えている。都度、曲がり修正や清掃は行っているが、新品に比べたら空気の通りは悪くなっているだろう。

EK9のエアコンコンデンサー

今後もエアコンの効きを保つだけでなく、経年による冷媒密封性能を保つため、エアコン関係のリフレッシュはどうかと考えてみる。ボロボロに傷んでいるコンデンサーを交換するなら、不透明ガラスになっているリキッドタンクも交換したいし、各配管の接続部分のOリングも交換したい…。

費用はともかくエアコンを構成する殆どのパーツを交換することになり、DIYでやるのかプロに任せるのか、ここも迷いどころ。電車の空調を直していた経験から、真空引きからガスチャージは自前でやろうと思えばできるが、問題になるのは冷媒ガスの回収。こればかりは大気放出するわけにはいかず、エアコン関係のリフレッシュはもう少し内容を考えなければならないようで。

ケミカルで緩むの?

現在使用中の中間パイプとマフラーは、2017年6月下旬に交換したものを継続使用中。底打ちや打痕でボロボロになってしまい、程度のいい純正中古品と入れ替えた。

触媒と中間パイプの接続部

触媒と中間パイプの接続部。中間パイプは防錆塗装を施し、フランジナットは新品に交換した。それから5年10万キロが経過した。

錆びたナット

塗装は脱落、フランジナットも錆に覆われている。共に熱による影響もあって、塗装はともかくナット。2017年6月の交換作業においては、このフランジナットが緩まず、部屋に転がしてあった予備の触媒を使用。触媒、中間パイプ、タイコと3ヶ所の交換となった。

もう中間パイプの交換作業は行わないだろうが、錆びたナットを緩める方法は考えておきたい。職場なら切断、ドリルで揉むといった付帯作業を行うところだが、プライベートでは『面倒で疲れるのがイヤ』といった変な理由で、別の手段を選んでみる。

KURE 凍結浸透ルブ

KUREから凍結浸透ルブなるケミカルが売っていた。ボルトやナットを凍結することで収縮させ、錆を割るそうな。本当に緩められるのか、実際に試してみようと考えて、入手しておく。純正のフランジナットも購入しておき、涼しくなったら試してみようと思う。

耐久性は上々か

今年の4月30日に345,000kmでのタイヤローテーションを行っており、そのときのサスアームのブッシュ点検では、トレーリングアームブッシュに小さな亀裂が見つかった。保護用のシリコンスプレーを塗布した後に亀裂に気づいたので、うまく撮影できず。350,000kmでのタイヤローテーションでは、確実に写真を撮ると決めておく。

それからキッチリ5,000kmを走り、タイヤローテーション作業だ。ジャッキアップしてタイヤを外し、サスアームを見て「やっぱ亀裂入ってんじゃんー!」

15万キロを使った無限のトレーリングアームブッシュ左側

まず左側のトレーリングアームブッシュ。LWRと文字がモールドされており、文字の上部付近に細かい亀裂が多数入っている。

15万キロを使った無限のトレーリングアームブッシュ右側

続いて右側のトレーリングアームブッシュを見る。こちらは細かい亀裂がハッキリ分かる。

純正のトレーリングアームブッシュ

中古車として納車された73,400kmの時点で、純正ブッシュは無限の強化ブッシュとは比較にならないほど、大きな亀裂が入っていた。ゴムの柔軟性が失われてしまうと、このように割れるようにして裂けてしまう。

車体から外されたトレーリングアーム

こちらは工場製造時から199,000kmを使ったトレーリングアームブッシュ。すっかり硬化しており、荷重が抜けていても裂けた部分が広がっている。

現在使用中のものは無限(M-TEC)の強化ブッシュで、装着から151,000kmが経過している。ゴムゆえ一度亀裂が入ってしまえば、少しずつ広がっていくことになるが、純正ブッシュと比べても寿命は長いと判断した。ただし、5,000km毎のタイヤローテーションの際、各ブッシュに対してシリコンスプレーをたっぷり塗布し、保護対策を行い続けている背景もある。ノーメンテナンスだった場合、どうなっていたかは分からない。

エンジンオイルとミッションオイルの定期交換日

昨日は350,000kmに到達し、今日は油脂類の定期交換日となった。5,000km毎のエンジンオイル交換、万の桁も一つ繰り上がったのでミッションオイルも同時交換となる。

日常のシビックRの運用パターンから、5,000km毎の節目の日はある程度把握することができて、だいたい一ヶ月程度の先まで見通せる。そんなことから、ディーラーでの作業予約についても、Webページを開いて入力している日から一ヶ月先を選ぶことになる。ディーラーに限らず、ショップへの入庫予約も同じ傾向にあり、余裕を持った日数が稼げるので部品集めが行いやすいとか。

作業予約日の一週間前くらいに、ディーラーへ部品を注文することも多い。部品配送と店舗の定休日の都合から、ここ数年は注文から受け取りまで一週間を要することが多くなった。かつては「明日の夕方来ます」という、Amazonやヨドバシカメラ並みの迅速入荷もあったが、とんと見られなくなった。

既に予約が入っているため、担当者からは「あれ?来週オイル交換でしたっけ?」と聞かれ、こちらは「そっすね。部品は助手席にでも放り投げておいてください」といった具合。長物系、重量物系であれば、手で持ち帰りたくはない。

エンジンオイルとミッションオイルが交換され、スムーズなエンジンの回転とシフトチェンジが爽快。交換直後しか味わえないスムーズな感触は、本当に気分がいい。

更新…Y22#06、他

凄まじい反応が続くことになって、ひたすら感謝。ありがとうございます。

連休中の走行パターンから、今日の午前中に350,000kmに到達することになり、スパークプラグ交換、タイヤローテーションの準備を行っておく。作業前に少々走って、オドメーターが350,000kmを刻んだらさっそく作業開始。にわか雨や積乱雲由来の冷たい強風に見舞われつつ、計画されていた作業は全て終了することができた。

メンテナンスレポートとして、『スパークプラグの交換(6回目)』を追加。今のところは、月面到着(=384,400km)後の取替計画を立てていない。定例作業ネタであれば、レポート内の末尾に次回交換距離…〇〇kmと書いてあるが、今回は「月面到着後の交換計画は無し」となった。

高い気温と強風で、汗が乾きやすい環境だった。作業終了が近づくにつれて、呼吸が浅くなって回数が増え、視界がよく歪む。典型的な熱中症で、かなり危険な状態に陥っていたようだ。トラブルなく作業を終えることができたが、休憩や水分補給をもう少し考えておかないと、命の危機になりかねない。支援ありがとうございます。>S15オーナー

ブレーキホース問題、クリア!

ブレーキホースについては、4年に一回交換するようにしており、前回の交換が2018年12月。今年末に計画されている法定12ヶ月点検がブレーキホースの定期交換時期なのだが、現在は純正品が入手できなくなっている。

先日、部品を注文した際に調べてもらっているが、回答としては「やはり出ませんねー」とのことだ。

ブレーキホースはメーカー在庫なし

明細書にも、ハッキリと『メーカー在庫なし』と書かれてしまった。

酷道や林道を走り回る以上は、ゴム由来の柔軟性に優れる純正ブレーキホースが有利なのだが、これから先はステンメッシュ製の社外ブレーキホースを短サイクルで交換するしかないと考えていた。

このような絶望的状況下で「本当に必要としている方に使ってもらえるのが一番だと思っています」と仰ったK様。なんとEK9用純正ブレーキホースを譲ってくれることになり、大雨による配送大遅延を経て到着。

EK9用純正ブレーキホースセット

「マジか!すっげぇぇぇ!」と素で声が出たほどの逸品。必要だった01464-S03-Z00、01465-S03-Z00、01466-S03-Z00、01468-S03-Z00の1台分4本セット。先日のヘッドライト、そして今回のブレーキホース…K様には助けられっぱなしで、嬉しさ大爆発。ありがとうございます!

今年末に交換すれば、定期交換計画上では次は2026年。余裕をもって384,400kmを達成できていると思われ、運用終了としたとしても、今後はブレーキホース問題を考えずに済む。心の底から安堵した。

BRZに乗ってみた

シャブ(会社自動車部)におけるFR勢は、S15シルビア、FD3S RX-7といった旧世代車両で、イマ車が一台もいないという奇跡のような状況が続いている。今どきのFR車はどういう感触なのか。体感したいが、なかなか難しいのが実際のところ。

そんな中で、ついにFR車に乗れる機会を得た。試乗させてもらったのはスバルZC6 BRZのE型。

スバルBRZ ZC6

BRZで快適生活の管理者様が乗られている車だ。

さっそく乗り込んで、インパネ周りとか。直線基調で、計器パネルをイメージさせられる造形。

BRZの車内

FR車に共通するのは、ケツの位置よりも高いところにトランスミッションがあり、シートへ座った時に上腕を置いた先にシフトレバーがあるという点。ロードスターやカプチーノ、シルビア、RX-7、そして上司が乗っていたCV35スカイラインクーペも同様。コックピットにすっぽり収まってマシンを操縦している感覚は、FF車にはない美点。

イマ車だけあって、トランスミッション由来の車内騒音低減や断熱はよく考えられており、熱くない、静かという特長を発見。帰宅してからS15シルビアを乗り直して、ああなるほど…と気づく。

FA20エンジン

エンジンを見る。純粋なガソリン車なので、ハイブリッド車のような付帯装置の類は一切なく、今の時代ではスッキリとしたエンジンルームと感じた。さっそくプラグ交換のシミュレーションをしてみると、過去にVM4レヴォーグで経験済みだけあって、どこからどう外せばいいかだいたい掴むことができた。オイルエレメントの位置やオイルレベルゲージの装着具合は、これまたレヴォーグでお馴染み。日常的なメンテナンスは非常に行いやすいだろう。

実際に走ってみると、FR車ならではの動きがすぐに味わえる。鼻先が軽く、軽快な旋回が思い通りに実現できる。それ以上に気に入ったのが、各ペダルの配置。

EK9シビックRのFACTBOOKで表記されているが、ヒールアンドトゥが行いやすいようペダルの位置と角度が絶妙に調整されている。ヒールアンドトゥを行うときは、このペダルレイアウトに助けられている部分もあったりするが、BRZでもほぼ同じペダル操作感覚を維持できた点は驚いた。運転操作を楽しくするために、ペダルレイアウトもしっかり計算されていると考えられる。カーブに入る前にシフトダウンしておき、アクセルを踏み込んで旋回、再加速…といった一連の流れがスムーズに行えると、運転もより楽しくなる。

加速する度に、足元から「シュゴゴーッ」と音がするので、なんの音か。これが賛否両論?のサウンドクリエーターによるもので、確かにマフラー音よりも大きい。

サウンドクリエーターの部品

インテークパイプの一部を分岐させ、これを足元付近のパネルに接続。このシステムを他の車に装着すると、どうなるのか?と変な流用ネタを思いつくほど、興味を抱いた部分だったりする。厳しい騒音規制のために、マフラーはどんどん音を出せなくなっている。それなら吸気音を使ってスポーティー感を演出しようと考えた末のシステムだとか。Youtubeの動画では分かりにくかった音質が、実体験として聞くことができた。

BRZリアサス

BRZに乗ってみて、一般的な公道でも運転する楽しさを実感しやすくなっている性格付けと感じた。気張らずにドライブできる車を世の中に送り出した、スバルとトヨタの決断の凄さを今になって知る。

試乗は短い距離ながら、得られたネタは数多く。ご協力ありがとうございました。>BRZで快適生活管理者様

NFBをチェック

職場においては「なんか動かなくなったっす」「だったらまずはノンヒューズを見てこい!話はそれからだ」なんて指導は当たり前のようにあって、ここで言うノンヒューズとは、ノンヒューズブレーカーの略称。一般家庭での『ブレーカー』のこと。鉄道車両には大量のブレーカーが装着されていて、トラブルが起きたらまずはノンヒューズをチェックすることから始まる。ノンヒューズブレーカー…No Fuse Breaker(NFB)は三菱電機の商品名とのことだが、ウチの業界では機器用遮断器は全般的にノンヒューズと呼んでおり、他の会社でも当てはまるのだろうか。

帰宅すると廊下に延長ケーブルが這っていて、何事かと聞いてみると「電子レンジ用のコンセントがダメになった」。燃えたとか異臭といった明らかな異常は確認できず、これはアレだな…と冒頭の流れになる。

住宅用分電盤

画像は東京電力パワーグリッド、漏電ブレーカーは落ちる?知っておくと安心な5つの知識より引用。

他の部屋では機器が使えている点で、アンペアブレーカーや漏電ブレーカーは動作していない。と、なれば配線用遮断器(画像右側の小さなブレーカー群)が動作したと考えられ、一つひとつチェックしていくと『電子レンジコンセント』と表記された配線用遮断器が落ちていた。

ここでいきなりノンヒューズを復帰させてはならず、接続先機器が確実にOFFになっていることを確認。状況が許せば、コンセントからプラグを抜いておくことが望ましい。

再投入する前に事情を聞いてみると「電子レンジとトースターを同時に使った」。配線用遮断器は20Aで、電子レンジ単体で15A以上の電流が流れる。そこにトースターをさらに繋げれば、合計30Aを突破するのではないか。加熱系機器は大電力を消費するので、同時に動作させてはならないことを教えて、納得してもらってからノンヒューズを再投入する。

無事に電子レンジが使えることを確認し、復帰完了。トラブルを聞いてから解決まで3分も掛かっていない。職場でやっている普段の出来事なのでいつものことと感じていたが、停電や各遮断器が動作したときの解説を行っているWebページはいくらでも見つかる点から、何も知らないと復旧までかなりの時間を要してしまうトラブルなのかもしれない。

135ml

スーパーで買い物をしていて、たまたま酒コーナーを通過した時に135ml仕様の小さな缶ビールを発見。ビールは積極的に飲まないタイプだが、これなら少し冒険できるぞ…?と、珍しくお買い上げ。いつもの350mlでは多すぎて、それ以下のサイズでは250mlがあり、これでもまだ多い。最小の135mlがピッタリ。

最初の一口がうまいというが、これが今でもよく分かっていなかったりする。プシッと開栓して飲むが、以後二口、三口と続けても感覚的には変わりなく…。それどころか、この一口目ですぐに世界がグルリと傾いているようになり、相変わらずの対応力の無さといったら。そういった体質なので、先述した350mlでは多すぎ、135mlがピッタリになってくる。

肝臓は500を超える機能を担う化学工場だが、アルコールの分解ラインは殆ど使われていない閑散状態だろう。そこに珍しくアルコールが流れ込んできて、アセトアルデヒド、そして酢酸へと分解していく工程が突如発生したものだから、現場担当者は参っているに違いない。

変わっていく騒音

全く変わらないように見える街も、十数年レベルで見るとけっこう変わっている。近所ではスクラップアンドビルド…いろいろと建物の再開発が現在進行形で進んでおり、ついでに人口も増え続けているらしい。

老朽化した建物が次々に解体され、代わりに新しい建物が地面から生えるようにして建つ流れが繰り返されている。新しい建物の配置パターンが大きく変化したことで、周辺から生じている騒音状況まで変わったようだ。窓を開けていると、外から聞こえてくる音の様子がまるで違っていることに気づき、例えばキロメートル単位で離れている線路上で、電車が走る音が響くようになっていたりする。

これまでは、凹凸の目立つ古い建物が多く、騒音をうまく吸収していたためか、電車の騒音は殆ど聞こえなかった。それが今では音を反射しやすいシンプルな建物になり、ついでに再開発中の空き地もあるので、音が通りやすくなっている。時刻表と照らし合わせてみて、今はこの列車か…と、部屋にいながら追跡できたりする。

よくあるのが、昼間と夜間で音の聞こえ方が違うというもの。これは過去にウェザーニュースの記事に出ており、冬に遠くの音が聞こえる原理も紹介されている。今日のネタの場合、騒々しい昼間から電車の音が聞こえるという点で、気温による要因とは全く異なる。

この先、建物の具合で野外の騒音はまた変わっていくのだろう。羽田空港の新経路によって、飛行中の航空機から発せられる音が感じやすくなったことも、変化の一つと言える。