全く変わらないように見える街も、十数年レベルで見るとけっこう変わっている。近所ではスクラップアンドビルド…いろいろと建物の再開発が現在進行形で進んでおり、ついでに人口も増え続けているらしい。
老朽化した建物が次々に解体され、代わりに新しい建物が地面から生えるようにして建つ流れが繰り返されている。新しい建物の配置パターンが大きく変化したことで、周辺から生じている騒音状況まで変わったようだ。窓を開けていると、外から聞こえてくる音の様子がまるで違っていることに気づき、例えばキロメートル単位で離れている線路上で、電車が走る音が響くようになっていたりする。
これまでは、凹凸の目立つ古い建物が多く、騒音をうまく吸収していたためか、電車の騒音は殆ど聞こえなかった。それが今では音を反射しやすいシンプルな建物になり、ついでに再開発中の空き地もあるので、音が通りやすくなっている。時刻表と照らし合わせてみて、今はこの列車か…と、部屋にいながら追跡できたりする。
よくあるのが、昼間と夜間で音の聞こえ方が違うというもの。これは過去にウェザーニュースの記事に出ており、冬に遠くの音が聞こえる原理も紹介されている。今日のネタの場合、騒々しい昼間から電車の音が聞こえるという点で、気温による要因とは全く異なる。
この先、建物の具合で野外の騒音はまた変わっていくのだろう。羽田空港の新経路によって、飛行中の航空機から発せられる音が感じやすくなったことも、変化の一つと言える。