ネガティブ情報や暴露話は不要なり

使えそうで使えないのがGoogle検索であり、本当に必要としている情報に限って出にくい、出てこないことはよくある話。

もともとノートパソコンの改造サイトから始まった当Webサイトは、18年が経過している。この期間の中で、Googleの検索エンジンはずいぶん変わってきている。

被リンク数が多ければ多いほど上位にヒットする時代があり、キーワードを多数含めておけば単純に上位にヒットする時代には、コンテンツ内容は重視されないときがあった。スマホやタブレットといった、モバイル端末での閲覧を重視する時代に突入。検索アルゴリズムは、これらの大きな変更だけでなく、小さな変更はよく続いているそうだ。

ここしばらくの検索アルゴリズムというか、GoogleのAIとしよう。AIの傾向として、検索ユーザーが望む情報は良質な結果や流れのいい内容を取り上げ、その一方で悪い内容や真相を暴露するような、ネガティブな情報は出さない。そんな挙動があるように思える。

その根拠というか、現在進行形で続いている『ネガティブな情報は出さない』ことについて。長くWebサイトを運営している関係からか、シビックRのレポートをアップすると早ければ数日以内、遅くても半月程度で検索結果の上位に出てくることが多くなった。

ところが、3月下旬にアップした燃料ポンプの交換レポートについては、検索しても出てこないようになっている。httpdのログでは、GoogleBOTによるクローリングが頻繁に行われていることが痕跡として残っていながら、検索結果としては出ないように作為的に封じられている。

燃料ポンプのレポートの冒頭では、ガソリンの危険性からはじまり、爆発、車両火災、人的被害といった警告文を記載している。車、特に燃料系統をいじろうとする者なら「気を付けなければ…」というきっかけにならないといけない文章も、GoogleのAIにとってはただの危ない文章でしかない。Google神(笑)は、検索ユーザーはそんなものを読むことは望んでいないから、検索結果に出すわけにはいかないと判断したらしい。

このあたりがまだまだアホなAIであって、むしろ隙を生む要素でしかないと思わせてくれた部分。本質的にはWELQ問題以前と変わらず、現在のいかがでしたか系ブログが伸びる要素でしかない。

製品を解体し、部品解析や設計の悪さを羅列した技術系記事においても、表示されない傾向があるようだ。悪い部分は悪いと書き、他の製品よりも負けているといった記述が、ネガティブな内容と捉えられて検索結果には出てこない。なるほど、ウチだけではなかったのか…と確証を得られた感じだ。

素人による燃料ポンプの交換は、危ない作業であることは間違いない。検索結果に出ないということは、安易な作業着手を防ぐ意味では逆に好都合とも考えられる。

クロック、再稼働

異音の解決依頼で持ち込まれたクロック、三協精機のドラム型時計No.613Zのレポート最終編。異音の発生個所は駆動部、モーターやギアボックス内のグリス切れと判明。僅かに残っている古いグリスを除去し、新鮮なグリスを再度充填していく。

新鮮なグリスを再充填

古いグリスを除去するにしても、相手はプラスチックの歯車。経年による劣化も考えて、ケミカル品による脱脂はしないほうがよさそうと判断、グリスを拭き取るだけに留めておく。プラスチックの歯車が使われている構造から、窒化ホウ素ベースの白いグリスを新たに充填した。

仮組して電源を接続してみると、動作音が殆ど聞こえない。あれ?壊した?と一瞬ゾクッとしたが、ローターはクルクルと回っており、まずは一安心。新鮮なグリスによる潤滑で、スムーズに回転するようになり、異音が出なくなっている。完全に組み直して再び電源につなぎ、異音なく時を刻み続けることや目覚まし機能を確認する。

無事に修理が完了し、あとは返却日を待つのみ。ご依頼ありがとうございました。

クロックの分解調査

異音を解決してほしいということで預かっているクロック、三協精機のドラム型時計No.613Zの分解をさっそく行った。

裏蓋を開けて動力部を見る

裏蓋を外すと最初に見えたのがコイル。歯車を収めた箱があることから、ここが動力源となるモーターとなる。電源コードから直接コイルに繋がっていることから、商用電源の50Hzと60Hzの周波数をそのまま60秒のカウント用に使っており、水晶振動子やICといった電子回路はなし。電源コード分岐して、緑色と灰色の配線が出ており、こちらはバックライト用の配線。

50Hzモードでの輪列

モジュールを取り出して、50Hzと60Hzの切り替えメカニズムをチェック。写真は50Hzモードでの使用時。所有者と私の居住地は、共に50Hz地域なので、この設定で使う。

60Hzモードでの輪列

西日本の60Hz地域に持って行った場合、60Hzモードに切り替える。レバーを動かすとギアが入れ替わっており、周波数に応じてギア比を変えることで、60秒のカウントを維持していることが分かった。

同期モーターを使っている以上、周波数が上がればモーターの回転数も上がる。そこで60Hzはそのまま、50Hzの場合は増速するギア比に変更することで、周波数に寄らず60秒を機械的に作り出すようになっていた。

変速機構の配列

変速機構、クロックのトランスミッションを上から見るとこのような配列になっていた。上部からの撮影で、50Hz用スパーギアが隠れている。カウンターギアと一体になって回る60Hz用ギアと50Hz用ギアを比べると、50Hz用ギアのほうが大きくなっており、モーターからの回転数を落とし過ぎないようなギア比となっていることが分かる。

50Hz用と60Hz用のスパーギアで回転数を変えながら、秒ドラム用中間ギアに動力が伝わる。ここで秒ドラムを1分間に1回転させながら、分ドラム、時ドラムを回転させていく。

目覚まし機能動作前

次にチェックしたのが目覚まし機能。こちらも機械的な構造をしており、目覚まし時刻になっていない時間帯では、午前午後表示ドラムが目覚まし時刻ドラムから離れている。

振動板は離れている

午前午後表示ドラムと繋がった振動板も、コイルの鉄芯から離れている。鉄芯の一部が汚れていることから、ここが音源らしい。

目覚まし機能動作

目覚ましを設定した時刻になると、午前午後表示ドラムが目覚まし時刻ドラムに接触する。

コイルに振動板が接触

するとコイルの鉄心に振動板が接触し、これがビーという大きな音を立てる。ここでも商用電源による音になるため、50Hzと60Hzで微妙に音色が違うことが予想される。

モーターを分解

異音の発生源はモーターだろうと予想して、モーター部分を分解していく。ギアボックスのフタを開けると、ローターが顔を出した。

ローター内部を確認

コイル鉄心ユニットとギアボックスを分離。これで歯車類のチェックが可能になった。異音の原因はローターのグリス切れ。グリスが失われていることで、鉄心の磁力でローターが必要以上に振動を起こし、ゴウンゴウンゴウン…とうなり音を上げていたようだ。グリス切れとなれば、残っている古いグリスを一旦落とし、再度注油していくことになる。原因が見えてきたところで、今日は時間切れ。

クロックにも着手

「時計のチェックをお願いしたいんです」と、時計のメンテナンス依頼がやってきた。続く言葉が「クロックなんですが、いけますか?」だった。なんと分かっていらっしゃる…。

日本語では時計と一言で済ませてしまうところだが、腕時計や懐中時計といった携帯する時計であればウォッチ、掛け時計や目覚まし時計といった置いておく時計をクロックと呼び、厳密には別物となる。よってサポートを申し込むとき、クロックとウォッチを使い分けることができれば、相手もすぐに分かる。

クロックと言われたので、置時計?とりあえず見ないと判断できないよ?と伝え、実際に持ち込まれたのがこちらのモデル。

三協精機製クロックNo.613Z

三協精機のドラム型時計No.613Zだ。見た目からして非常にレトロで、ある一定の年齢層からは「こんな時計があった」と反応しそうなデザイン。1970年代あたりの製造と思われ、それだけの年数が経過しているにも関わらず、外装に変色や痛みが殆どない。

製造した三協精機は、現在では日本電産サンキョーとしてNIDECの子会社となっており、モーターをはじめとする機器類の製造事業を行っている。

状況は「異音がする」とのことで、その場でチェックしてみると、時々内部からゴウンゴウンゴウン…と軸がブレている、もしくは油切れのような、スムーズな回転ができないような音が確かに鳴る。しかも水平(使う状態)にしていると鳴り、傾けたりすると音が消えるので、ギアの当たり不良も想定される。まずは24時間以上、連続して動作させてみて、時計としての精度や音の出方を探ることからスタート。

アラームスイッチと時間調整ダイヤル

写真左側、本体では背面にアラームのスイッチがあって、目覚まし時計として使うことができる。設定時刻になると、ビー…とブザー音が鳴り、これがかなりの音。朝っぱらから聞かされれば不愉快になる。

写真右側、側面には黒いダイヤルがあって、外周部がブザーが鳴る時刻を調整するダイヤル。内周部は時刻調整用のダイヤルとなる。

周波数選択スイッチ

底部には50Hzと60Hzを切り替えるスイッチがあって、居住地の電源周波数に合わせてセットする。ここ関東は50Hzなので、50HzモードでOK。駆動用モーターは電源周波数をベースにした同期モーターとなっている。

日本は50Hzと60Hzが独立して存在し、それらを周波数変換所で接続している唯一の国。蛍光灯を通じてみると、60Hzに比べて50Hzのほうがちらつきが見えて、同じワット数でも若干暗く感じるようなことが起きる。

時間が変わる様子その1

アナログなドラム式の時計ということで、時刻が変わっていく様子は、EK9シビックRで散々見てきたものと全く同じ。撮影時刻は午後7時10分50秒を過ぎたところ。右側に50と出ているのが秒用のドラム。これが上に向かって回転する。

時間が変わる様子その2

秒用ドラムが0に近づくと、分用ドラムが下に向かって回り始める。

時間が変わる様子その3

回転が終わって、11分に切り替わった直後の状態。1分毎にこの動作が行われ、60分毎に1時間用ドラムが一回転する。12時間時計なので、左側にあるドラムで午前と午後を表示する。

レトロな雰囲気が逆に良くて、私も一台欲しくなってしまった。買うにしても、まずはこの時計の処置を終えてからになるが。

上空通過

報道によれば、今日は日本上空を国際宇宙ステーションが飛び、良い観測タイミング(時間)と気象条件が揃っているとのことだ。

東京上空の見え始めが19:55:30の方位245°仰角13°で、仰角最大が19:58:30の方位337°仰角51°、見え終わりが20:01:30で方位39°仰角11°と予測されている。午前3時から起きているため、20時の観測は非常に辛い…眠いものがあるが、我慢して起き続ける。

15分前からスタンバイに入り、テスト撮影をしてカメラの設定を決めておく。そういえば夜景撮影は久しぶり過ぎて、どういう設定だっけ?と思い出しながらあれこれ試してみて、ISO400、F値4、シャッタースピードは2.5秒で決めてみる。

通過予定時刻が訪れて、いないなーと空を見上げていると、白い光がかなりのスピードで動いていることに気づく。来た!ISS!と慌ててシャッターを切り始める。

東京上空のISS

途中のインターバルが一瞬おかしくなり、間隔が開いたところができてしまった。それでも東京特有の明るいネオンの夜空に負けないくらい、強い光を放ちながら高度400km上空を飛んでいく様子がしっかり撮影できて、僅か3分の出来事に大興奮。撮影できるチャンスがあれば、また狙ってみようと思う。

線一本が2.5秒で移動している距離で、その飛行速度は約27,744km/hとのこと。これで地球一周は約90分。

激マズ…

とあるハミガキの試供品を頂いたので、さっそく使ってみることに。よく売られている、歯を白くするといったものやプラークコントロールなものとは違い、いわゆる治療や予防向けなもの。そんな方向性を持っているハミガキが、ここまでマズイものだとは思わなかった。

普通のハミガキだと、ミント系の香りと味で、長時間磨いていてもそう気にはならない。ただし、治療や予防用のハミガキだと、いかにも薬!という味が口内に広がっていて、ついでに不気味なニオイが強烈。長時間嗅いでいると、慣れる前に気持ち悪くなってくる。極めてパンチ力のあるこのニオイ…例えるなら、正露丸のあのニオイを発するハミガキで、歯を磨くことを強いられる状態。

マズイ味と不気味なニオイで、爽快な歯磨きなんて程遠く、短時間でギブアップ。あまりの酷さに普段使っているハミガキで、再度磨くことになった。子供向けの、人工甘味料と化学的な香り(ストロベリー系みたいなやつ)のハミガキのほうがまだマシ。

市場に出回っている商品を小分けした試供品なので、フルサイズが売られているということ。激マズハミガキの面白い使い方としては、何かの罰ゲームに使えそうか。一応、歯はきれいになるし、特に悪いことはない。むしろ、罰ゲームに必須となる精神的ダメージに期待が持てる。

これも一つのビジネスか

オークションを眺めていると、シビックRの純正部品が出品されていることが多い。希少、新品未使用と称し、当然パッケージは未開封で、よく見ると部品番号は塗りつぶされている。即決価格が設定されており、普通に買うよりも高価設定になっていることが殆ど。

これが暴利だとか転売の極みといった文句が続くことになるが、部品単体購入のシステムを知っているからこその文句であって、部品単体で買えることを知らない、または気が引けるといった人向けの販売なら、そういうモノとある程度は納得できる。

例えばディーラーにしても、その店舗で購入していない中古車で、いきなり店に行って「この車の部品を注文したい」という一言が壁がとても高いとか。ディーラー内の駐車場に車を預け、ピカピカな新車が並べられた店舗内に案内され、身なりの整った営業担当者が「何か飲みますか?」とサービスまでしてくれる。こちらはボロボロの中古車で、その場に似つかわしくない雰囲気に圧倒されてしまい、入りにくいし行きづらいと聞いたことがある。

部品だけの購入で、飲み物まで貰っては嫌な顔されそうとか、そもそも欲しい部品に部品番号があることや、その調べ方を含めて分からないといったネガティブな要素はいくらでも出てくる。そんな煩わしさや手間を考えれば、欲しい部品が出品されていて、対人でのやり取りをしなくて済むならそっちで買う…という客がいても全く不思議ではない。まず店に行かなくてOK、落札して送付先設定や入金手続きをクリックするなりタップするなりしておけば、あとは出品者から送られてくるのを待つだけ。実にラクではないか。

東京から大阪へ行くとして、費用を節約したいなら極端だが歩くか自転車、車なら一般道でダラダラ走ればいい。時間が掛かってしまい、渋滞やガス代が嫌なら鉄道(在来線)で行けばいい。乗り換えや時間が掛かるのが嫌なら、多少金額は増えるが新幹線がある。航空便もあり。東京大阪間の移動について、時間や手間を減らすために、追加の金を払うのと全く同じ。

部品番号を隠してまで高価設定にしても、一定の需要があって販売が続いている以上は、ビジネスとして成り立っている。販売方法や価格に対して何を言われようと、どれだけドライに徹することができるか。利益を上げる方法について、なかなか考えさせられることになった。

ヘッドライトの水漏れチェック

ヘッドライトの内側が結露して、水滴まみれになってしまうことがある。各バルブのパッキンやキャップが経年で痩せてしまう、正しく取り付けられていないといった原因が主だったもので、他にはレンズとハウジングの合わせ目の状態不良によって浸水してしまうこともあるそうだ。

結露したヘッドライトのイメージ

一旦結露すると、このような惨状になるようだ(イメージ)。よくよく思い出してみれば、かつて乗っていたEK4シビックSiRIIは、雨に降られるとヘッドライト内が水滴まみれになっていた。バルブの熱で蒸発しても、雨が降れば再び水がチャプチャプと。

レンズ単体やリフレクターの交換といったカスタム等で、レンズとハウジングを分離する「殻割り」を行い、ブチルゴムやパッキンを損傷させたまま組み立てるとシーリングが甘くなって、そこから水が入ってしまうこともあるようだ。走行中のヘッドライト内部は背面の通気口によって負圧になっており、合わせ目から水が入りやすい。

殻割り後、どうもヘッドライト内部が結露しやすい、各バルブのパッキンやキャップは新品にしても、どこからか水が入ってくる…という想定で、簡単なテスト方法を考えてみた。

開口部をふさぐ

バルブ用の開口部は一ヶ所を除いて、全て塞ぐ。ペットボトルの底部分を使って簡易的なフタを作り、さらにビニールテープでグルグル巻きにして浸水しないようにする。写真下側、スモール(車幅灯)用の開口部は使い古した消しゴムでフタを作った。こちらもビニールテープを重ね巻きして防水。

ホースを接続する

次にウインカーバルブ用の開口部に適当なホースを接続する。今回使用したのはハンディ掃除機のホース。ビニールテープをしっかり巻いて接続し、ハウジングからホースが脱落しないようにする。

送風機代わりのドライヤー

そしてホースの先には、送風機代わりのドライヤーを接続する。

合わせ目を水没させる

ドライヤーを冷風モードのまま動作させて風を送り込み、浴槽や洗面所に張った水へレンズとハウジングの合わせ目部分を沈めてみて、泡が出るかチェックする。ここでは浴槽を使っている。ヘッドライトとハウジングの合わせ目が浸かればいい程度の水深で間に合い、昨日の入浴の残り湯なら、うまい具合に冷めており気兼ねなく捨てられる。熱風モードでは絶対に動作させないことと、水の近くでドライヤーを使う場合は感電に警戒するのが注意点か。

ドライヤーから送り込まれた空気は、ヘッドライト内部で僅かばかり加圧される。もしも合わせ目のシーリングが甘ければ、そこからもブクブクと気泡が出てくるという、自転車用タイヤのパンク穴と同じ要領だったりする。背面を含めたヘッドライト全体は沈めずに、合わせ目だけを沈めるのがコツ。

もしも合わせ目から気泡が出てきた場合、再度殻割りしてブチルゴムやパッキンを塗り直すか、適当な接着剤(例えばコニシのボンド ウルトラ多用途SUクリア)を流し込んで穴を封じておく。洗面所や浴槽にはヘッドライトに付着していた油が付着し、底には砂が沈むので、水没テスト後はすぐに洗剤でしっかり洗う。

レンズとハウジングが密着された状態を解く殻割りは、それなりのリスクがある。今回ネタにした記事は、殻割り後に行う絶対的なテストではなく、シビックに限定したものではないので、こういうチェック方法もある…という参考程度に。

いめちぇんやら流用妄想やら

日常の仕事をやっている中で、シビックRに転用できないか?というネタはけっこう見つかる。例えば、電車の防音遮音対策。ダブルスキン構造な車両では、フレームの中に防音材が充填されており、高速走行中でも車内は非常に静かな空間となっている。これを転じて、車で実現できそうなネタを考えてみる。

EK9のリアモノコック周辺

筒状になっているモノコック部分に、防音スポンジや制振用のシートを貼ってみるとか。デッドニングそのものだったりするが。

EK9リアトリム内側

イマ車のように、トリムの内側に吸音効果のあるシートを広く貼り付けてみるのもあり。グリーン車では、内装の裏面に遮音シートを貼っていることが多く、それに近い感覚。

パソコンの静音化対策と同じで、あの音を小さくすれば、今度は別の音が気になって…というスパイラルにハマる可能性が非常に高い。そもそも、EK9は軽量化のために遮音や防音を一切考えられていない車で、そのコンセプトに逆行することになる。音のために重量増加は避けたいので、できるとしてもスポンジくらいか。

続いて、赤い印象の車内を黒系の車内に変更すると、どんな印象になるのか。これについては、EK3 VTiの内装をそのまま移植すればいいだけなので、入手性以外はさほど困難ではない。

EK9ドア内張

ドア内張の赤い部分がVTiでは黒くなり。

EK9の赤メインなカーペット類

カーペットやフロアマットも、やはり黒くなる。「落ち着いた感じにはなるが、かなり暗い車内になるのではないか?」という意見があり、それもそうだなと納得できる。

それ以上に、廃車や処分による中古品しか流通しておらず、車の内装という性質上、何かしらのニオイが付着していると考えるのが自然。タバコ臭や動物臭はけっこう強烈で、以前乗っていたインテRがその典型例。シビックRは喫煙歴のない車なので、黒主体の車内のために、悪臭のリスクを負うことは避けたく、このまま妄想で終わり。

防音については、トランクのフェルトシート追加で変化が見られたことから、もう少し追求してみようと思う。

また狭いところ…

サービスマニュアルと現車を見比べながら、実作業の動きをシミュレートしたり、同時交換をしたほうがいい部品をチョイスしたりすることはよくあること。スロットル回りの配管を追っていきながら、これらの配管はどうつながっているのか?と一つひとつ調べて、なるほどこういう部品なのかーという、新たな勉強ネタに繋がってくる。

チャコールキャニスター周辺配管

ずいぶんと奥まったところに配管が集中しており、調査の時点で腰が痛い。実際に手を突っ込んでみて、どこまでアクセスできるのか、あれこれ試していたら、あっという間に時間は過ぎていく。

最近のパーツ交換の傾向として、経年によるリフレッシュというよりも、交換で外した部品を分解したり、どのような作業となるのか実体験したいという、興味本位によるものが多くなっている。早い話、ミニ四駆やRCカーをいじっているのと似たようなもので、機械いじり趣味が根底にあるのが要因かもしれない。