コンビニから消えた006P

四角いデザインで、頭頂部にプラスとマイナスの電極がある電池といえば9Vの積層電池。旧世代の人間なので、積層電池よりも006Pという形状の呼び名のほうが馴染みがある。

使う場面が出てきたところで、手元にストックは無し。とりあえず近所のコンビニを巡ってみるが、どこにも売っていなかった。さすがに需要が少ないのか、コンビニに置かなくなったようだ。

コンビニでも積層電池は売っていた。今は昔、ガラケー時代。外出先でバッテリー切れを起こした時に充電できるように、乾電池式の充電器がいくつも売られていた。電源として単3電池を使う商品が多かったが、一部は積層電池を使うモデルがあり、応じて積層電池も商品棚の片隅に並べられていた。

現代のようにモバイルバッテリーが幅広く普及しているわけではなく、ガラケーのバッテリーも小容量だったために、乾電池程度の出力でも充電できていた。さすがに数Ahレベルのバッテリーを内蔵しているスマホは充電することができず、モバイルバッテリーと世代交代するようにして、乾電池式の充電器も姿を消していった。

コンビニに陳列されていない電池が豊富に揃う店といえば、ヨドバシカメラ。こんな具合に認識しており、さっそく行ってみるとすぐに見つかった。プライベートブランドから大手企業まで、さまざまな積層電池がたくさん。

パナソニック エボルタネオ 6LR61NJ/1B

今回はパナソニックのエボルタネオをチョイスしてみた。形式番号は6LR61になるので、恐らく単6型乾電池が6本、直列接続されているタイプになると思われる。ちなみにタイ王国製。

エボルタネオを選んだもう一つの理由が、紙パッケージを使っていたこと。使用後、この紙袋に入れてテープで封じておけば、いくらか保管しやすくなる。そこらに放り投げておくと、細かな金属部品が多い保存環境柄、ショートしたら最悪の事態もありうる。

006Pは探せば100円ショップにもあるようだが、ヨドバシカメラのほうが手っ取り早い。しかし、コンビニから姿を消したことは地味に面倒なところがある。

ガサか逮捕か

いつもと変わらぬ自転車通勤になるはずだったが、今日はいつもと違う。経路上にパトカーがスタンバイしており、しかも意外と邪魔なところに駐車している。

それはともかくとして、現場を一瞥すると周囲を警戒している警察官がいて、その先の路地には同じく警察官が何人も。しかも警棒を構え、そこだけは緊張感漂う雰囲気になっている。逃走を警戒しているのか、逃げようとしたならすぐにアタックできるような配置になっていることは明白。

夜明け前からいったい何が起きている?と思ったりしたが、変なことではない。警察24時等の特番で、令状を伴ったガサ入れや逮捕となれば、周辺住民に考慮して6時くらいに行っている場面を見たことがある。となれば、今回の異様な警察官の集団も、やはり突入劇だったか。

これでポタリング中で時間があったならば、ギャラリーを兼ねて眺めてみるのも悪くはない。しかし通勤途中だったこともあり、ワケの分からない警察集団よりも、自分のことを優先しなければならない。

信号無視の自転車に気付かなかった車がその存在に気付き、慌てて急ブレーキをして荷室の段ボールが運転席部分まで飛んでいく様子。バイクと車の衝突事故で、轢かれて動かなくなっているライダー、死亡事故現場に出くわすとか。

道路環境は毎日変わり、そんな中を自転車通勤をやっているので事故の類はけっこう見てきた。しかし、今回のような事件を思わせる瞬間に出くわしたのは、なんという巡り合わせか。

帰り際も現場の道路を通ることになるが、夜明け前の異様な光景が嘘みたい。そこで何かがあったと思わせるようなものは一切なかった。

野良か人為的か

歩道をダラダラと歩いていて、フェンスで囲われた緑地帯の片隅に、その場には似つかわしくない見慣れぬ花が咲いていることに気付く。

「なんかバラっぽくねぇ?シーズンいつだっけ?」
「トゲあるからバラでしょ」

とりあえず撮影しておき、花に詳しい人に写真を見せるとやはり「バラ」とのこと。いわゆる秋バラで、一般的に言われる見ごろからはかなり遅い。とはいえ大気が汚染され、ロクでもない土壌環境でも花を咲かせるとはなかなか驚異なこと。

国道357号沿いの秋バラ

フェンスのフレームが邪魔で、右側にうっすらと写り込んでしまった。

ピンク色と紫色のバラで、肉眼ではもう少し鮮やか。最大のナゾは、なぜこんなところにバラが生えてきたのか。野良バラか、人為的に種が蒔かれて生えてきたか。

何もないところに突然生えてくるとなれば、搬入された土壌に種が混入していた等が思い浮かぶが。そういえば、近隣に花き部の市場があった。ということは、緑地帯へ種や根が捨てられたか落ちたか、そこから枯れることなく生えてきた可能性も考えられる。

狙っているわけではないのに、何かと変なものが見つかりやすい、この歩道。徒歩や自転車問わず、徘徊を好む理由がこれかもしれない。

こんなところにゲイツ

マイクロソフト社の創業者ではない。

掃除機のヘッドを処分するために解体していた。ヘッドの中にはモーターと回転ブラシが組み込まれ、カーペットやフローリングのゴミをかき集める構造になっている。金属部品と樹脂部品に分別して、なるべく環境負荷を減らす意図がある。

モーターはいつもの整流子式で、ベルトを通じて回転ブラシへトルクを伝達する。ここまではよく見られる構造で、特段珍しいものではない。

モーターとコグベルト

スリップを起こさないように、コグベルトを使っている。そのベルトをよく見ると、GATESなる文字があるのを発見。あれ?まさか。

GATES 112-2GT-5

GATESのベルトというと、EK9シビックRに限らず、B型エンジンのタイミングベルトで使われているゲイツ・ユニッタ・アジア株式会社が思い浮かぶ。実際、ベルト表面に表記されている112-2GT-5という型番で調べてみると、同社から販売されているパワーグリップGTベルトシリーズの一つであることが分かった。

エンジン用のタイミングベルトだけでなく、掃除機の部品としてゲイツ・ユニッタ・アジアの製品を見ることになるとは、思いもよらなかった。掃除機ヘッドの故障といえば、モーターが焼き付くかベルトが切れてしまうかというオチは少なくないだろうが、異様な耐久性は作り慣れた整流子式のモーター、そしてゲイツ・ユニッタ・アジアのベルトも関係しているかもしれない。

逆に名の知れたメーカー品を使っているあたり、コスト面では厳しい場面があったことも考えられる。技術力では褒める意味での変態であり、なにかと変わりモノ扱いされるだけある。

ヘッドは全く壊れず、掃除機本体が文字通り割れることになり、機械類は無傷で樹脂が脆いという、これまたメカ優先の変態企業の本質を垣間見ることになった。

温かくして寝る

長らく続く体調不良。常に疲労感があり、眠りの浅さで倦怠感が抜けず。寝る前に飲めるノンカフェインタイプの栄養ドリンクを口にしてから寝ることが多く、それで一日を乗り切っているようなもの。

近いうちに血液検査を含む健康診断…人間ドックがあるので、それで何か見つかるかもしれないが、その前にできることはやっておくことにして、まずは生活サイクルを見直してみる。

厳しい残暑がようやく終わったと思ったら、急激に気温が落ちていった今シーズン。去年の今頃は薄着でウロウロしていたものだが、今年は無理。初冬用の重ね着に切り替える。

寝具についても、冬用セットに変更。今までは秋用で使っていて、これが室温が20℃を下回る環境では対処できなくなっている。寒さで眠りが浅くなりがちで、結果的に睡眠不足で翌日に響いてくる可能性もありそう。

暫くは冬用の寝具で寝てみて、体調が元に戻り始めたらビンゴ。意識して早めの寝具入れ替えをしないとダメらしい。

想定以上の紫外線

ちょっとした調査のために、サンプルとして人工蛍石を入手。天然ではなく人工なのがミソで、高級カメラや望遠鏡等の高性能レンズの素材となる、いわば化学製品の一つ。

紫外線に反応して発光するように設計されており、太陽光をはじめとして蛍光灯、白熱電球で発色の差を見せてくれる。なかなか鮮やかで美しい。

人工蛍石その1

旧世代のデジカメだけに、紫色に発光している様子は撮影しにくい。写真では非常に薄い紫色になっているが、肉眼ではもう少しハッキリした色合いになっていた。

簡易的な紫外線の検知器としても使えることが分かり、冬場の今でも室内を照らす太陽光には、けっこうな紫外線があることが判明。夏場ならどれだけ濃い変色具合になるのか。これはこれで興味深い。

そういえば、夏場なら室内でも日焼けに注意…といった趣旨の記事を読んだことは何度かあるが、なるほどこれのことか!と人工蛍石を通じて知ることになった。長らく保管している本が日焼けしてしまう理由は、やはり窓からの日光に原因がありそうだ。

人工蛍石その2

紫色に変色している様子。透明感のある石を鮮やかに撮影する技量はまだ低く、ああでもないこうでもないと試行錯誤が続く。

鉱物や半導体問わず、石集め趣味の気があるが、こうした化学を活用した人工石も含まれてくる。今回の人工蛍石だけでなく、人工水晶も転がしてある。希少性による価値ではなく、製造プロセスや用途などの背景を知ることができて、物事に対する深みが増えていく。

そこは会場につき

休日出勤の日。

自転車通勤での走行経路には公園内の通路を横断する区間がある。そこには駐車場もあり、大規模なイベントになると駐車場を閉鎖して会場に転用することがある。よって駐車場が一時閉鎖され、仮設のテントや各種機材が置かれるようになると、近々何かあるな?と察することができる。

ここしばらくも、駐車場が一時的に閉鎖されている。早朝から利用しようとしてやってきた車が、駐車場に入れないことに困惑しながら諦める様子を何度も見てきた。平日は夜明け前に通過しているが、今日は休日出勤と体調不良で遅く出発してローペース走行なので、なぜ駐車場を閉鎖したのかじっくりと眺めることができる。

デフリンピックの幟

なるほど聴覚障害のあるアスリートの国際大会「デフリンピック」の会場だったか。競技種目はビーチバレーとのこと。そういえば、人工海浜が設置されていたっけ。

大昔は汚い埋め立て地が広がり、ロケット花火と爆竹で大騒ぎできるほど閑散としていた場所。秋口になればハゼ釣りのおっさんだらけで、目を離せばゴカイやアオイソメを奪われるロクでもない河口ゾーン。そんな過去を知っている身からすれば、国際大会が開催できるようになるとは、随分と様変わりした印象。

デフリンピックの幟その2

今月下旬までは開催中とのこと。早朝時間帯はともかく、帰りの時間帯は余計なトラブルを回避すべく、別ルートで走った方が良さそうだ。

上旬はまた別の催事があって、下旬はデフリンピックか。開催を支える裏方は心労が重なっているに違いない。

九州のキューロク

車の世界に居る時間がそれなりに長いので、「キューロク」や「ハチロク」といえば、通称や型式、今どきなら車名として扱うことが多い。

鉄道の世界にも「キューロク」や「ハチロク」がいて、今回はキューロクこと9600形蒸気機関車の実機を見学。

9600形蒸気機関車

「なるほどこいつか、キューロクとは」「インテみたいな言い方」

ハチロクこと8620形は京都の鉄道博物館で見ており、近年では鬼滅の刃の無限列車編に登場するモデルとしても有名になった。

こちらのキューロクは九州鉄道記念館に展示されていて、あちこちの蒸気機関車を見学した限りでは最上位の保存状態。というのも、コンロッドやリンクピンはペンキではなく防錆目的の油が大量に塗布されており、今でも動けそうなコンディション。ナンバープレートもしっかり磨かれている。潮風が常に吹きつける土地柄、油まみれにしておくことがベストなのかもしれない。

残念?なのは、見ることができるのが非公式側になってしまう点。蒸気機関車では配管の状態や左右で異なる補機を舐め回すように見ることが多く、それらを写真データとして撮影する。しかし、このキューロクでは片側しか見ることができないため、どうしてもデータとしては不完全になってしまう。

キューロクは先に書いた京都鉄道博物館、近隣では真岡鐵道のSLキューロク館でも見られるが、あまり印象にないあたりは保存状態が良くなかったため、真剣に見ていなかった節がある。後者に至っては社員の態度が良くなく、近寄らないというのもあるが。

九州鉄道記念館のキューロクは、レシプロ式の蒸気機関の復習材料としてけっこうな時間を割き、また塩害が予想される土地柄での保存方法をチェックする等、サンプルとしては最適な材料となっていた。

蒸気機関車に限らず、戦前の姿を今に伝えるアンティークな機械は好きなので、長々と見ていることが殆ど。

芯がない?

筆記試験。せっせと答案を書いていると、筆圧でベキッとシャーペンの芯を折ってしまうことがあって、時間がないのにと思いつつカチカチと芯を出していく。折れた芯のせいで文字が書きにくいが、少し我慢していれば削れて整ってくる。

こうして回答用紙に書き続けることはできたが、ふとシャーペンの芯の残量が気になった。そこでシャーペンを振ってみると、芯が入っているときのカラカラ音が全く聞こえない。もしかして残量はゼロ?まだ解答欄はいくつか残っているのに?と、答えを書くことよりも芯を折らないことに集中し始める。

どうにか小休止時間まで芯を折らずに耐えた。一旦デスクに戻って芯の状況をチェックすると、替え芯の残量はゼロ、三ツ割チャックにセットされて今まで回答用紙に書いていた芯は残り2cmもなく、ギリギリの状況。次のコマは論文で、ただでさえ芯の消費が激しい。もし再び芯を折ってしまっていたら、書けなくなっていた可能性もあった。

小休止時間中に新しい芯を複数入れて、次の試験に臨む。振れば中からカチカチと鳴り、安心感は別物。どこかで書いたかもしれないが、日々こうして雑文を書いていることで、決められたテーマに対して書くことはさほど苦労はしない。しかし、漢字が掛けなかったり、そもそも相当な悪筆であるため、結果として論文として成り立っているかは疑問が残る。

振り返ってみれば、シャーペンの芯を確認することは学生時代なら当たり前にやっていたことだ。文を書くことから離れて、その筆記用具がシャーペンだったとして、芯を確認することも忘れていたことに、少なからずショックがあった。

進むLED化

近所の交差点に設置されている信号機は、古くから存在する電球式。内部の電球交換作業に出くわしたことがあったり、フィラメント特有の柔らかい光り方で、やっぱこれよなーと思っていたところだが、一部がLED式に入れ替わっていて、遂に来たか!という感じ。

行政は行政で、税の収入は潤っているくせに、インフラに対する予算はあまり割いていない印象。大収入を全く別のところに使ってしまうようで、あちこちの道路は老朽化でボコボコ。下水のメンテナンスも放置気味なので雨が降れば冠水し、街路樹も伸び放題。

そんなケチった予算で、幹線道路に対する抜け道、地元民用の道路の信号機が、とうとうLED化されるようだ。一斉に更新するわけではなく、日を跨いでの作業となり、電球式信号機が片方に残されていた。

今後、電球式の信号機はどんどん減る。写真として使いたいときに、現物がないと撮影できない恐れもある。思い立ったら即行動、一旦家に戻って、カメラを手に何枚か撮影しておく。さすがに居住地が分かってしまうので掲載はできないが、職場で使うときに役立つかもしれない。

撮影した翌日の日中に残りの更新工事が行われたようで、夜になって当該の交差点に出たところ、残されていた電球式信号機は撤去され、LED式になっていた。ギリギリのところで更新工事に気付いて、電球式の信号機を撮影していたことになる。

信号用白熱電球を製造するパナソニックと東芝は、2028年3月で製造を終えると通達を出している。もう暫くは電球式の信号機を見る機会は続きそうだが、地方へドライブに出かけたときに撮影しておくのも悪くなさそうだ。