道路標示版

またまた休日出勤の日。

高速道路に設置されている道路情報板は、運転中に必ず確認する。あの僅か1秒か2秒程度の視認時間で、この先の状況を把握できるあたり、人間の認知能力はけっこうなものと思うことは一度や二度ではない。

そこに表示される情報は、いつもは渋滞情報や事故情報がメインとなるが、今回は『この先、人立ち入り注意』とか出ているから心臓に悪い。1秒程度の視認ながらも異常事態を察知するわけで、周囲の車もペースダウン。最悪の事態に備えることになる。このときはいつでも減速できるように準備しながら、ジャンクションで他の路線に移り、警戒態勢は解除となったが。

『逆走車あり』というのも複数回ある。一年を通じて、高速道路を使う機会というのはそこまで多くはないが、この類の表示を見てまたか!と思うあたり、遭遇率は意外と高い。警戒区間は表示されているが、当該車両はどんどんこちらへ向かってくるはずなので、全く参考にならない。左車線かつ路肩へ逃げられるようスタンバイしておき、異常がないことを確認できるまではペースを抑えた走行が続く。

2022年の秋の青森ドライブでは、ミサイル注意なる警告に出くわした。当時の北朝鮮は、朝のミサイル定期便が流行していた。そのタイミングで高速道路を走っていて、いきなりミサイル注意と言われても?弾道ミサイルが突入してくる速度は音速の何倍にもなるので、対処しようもないが。

道路情報掲示板はどこでも設置されているわけではなく、空白地帯が存在する。しかも何かが起きてから表示されるまでにはタイムラグが存在するので、現地に行ってみれば何もなかったというオチもあり、その逆も然り。スムーズに流れていた首都高で、突然の渋滞。なんぞ?と思ってみたら、ビジネスマン風の外国人が、汗を拭きながらせっせと歩いている現場に出くわしたことがある。

カギ括弧の向き

休日出勤の日。

職場のデスク上には0系新幹線の解説本が置いてあり、貸してくれた上司からは「なんで今さら使うの」と。メカニズムの歴史的背景や基本構造を知るには大昔の本が役に立つことが多く、参考になるページが次々に見つかり、早くも付箋紙だらけになっている。

国鉄時代の書籍だけに、表現方法やイラストが古い。ディスクブレーキのことをデスクブレーキと書いてあるとか、概要図は手書きベースだったりと、これはこれで味がある。そしてカギ括弧の向きが一般的なものとは真逆になっていることが、最も目立つところではないか。

通信研修のテキストより

こちらは国鉄時代、在来線用車両の通信教育に使用されていた教科書だが、モナカという単語を囲うカギ括弧の向きに注目。└と┐の向きになっており、一般的に使われる 「 」 とは真逆になっている。

今は便利になったもので、調べてみるとカギ括弧は└と┐を使うことが規定で定められていた…というポストを見かけることができた。なるほどなぁと思うところだが、遠い過去に指導してくれた教諭も└と┐を使っており、手書きでは一筆書きができるからねーとのことで、ノートに書いてみると納得。どうやらこちらの説明もあながち間違いではなかったようだ。

Grilled Curry Boogie

山口へ出向していた後輩曰く「北九州の門司港へ行ったなら、焼きカレーっすね」とのこと。

そーなのかーということで、実際に門司港周辺を散策してタイミングよく昼食時間帯。目を付けていた店は『定休日』とのことで、代わりに見つけた店に入る。

六曜舘

六曜舘という喫茶店。同行者は「こういうところで食事をするようになったとは」と口にしていたが、それだけ年を取った証拠。昔なら量を優先していただろうし、喫茶店特有の雰囲気が苦手で近寄ることはしなかった。

もちろん焼きカレーをチョイスして、少なめかと思ったらちょうどいい量でいとうまし。アイスコーヒーはブラック一択で、コーヒー本来の混ざり気のないスッキリとした味わいが楽しめる。

この店内には猫のようで猫ではない、でも猫に見えるナゾのキャラクターがあちこちに掲げられている。よく見るとグラスの下に敷かれているコースターにもしっかり描かれている。店内に飾られている団扇やミルクカップにも。

遠い昔なら「このコースターを持ち帰りたい」といった具合にマスターと交渉に入るが、このテの商品は売られていることもある。そこで店内を見渡してみると、レジ横に陳列されているのを発見。会計と同時に買う。

ROKUYO-CHAN TRIO

ROKUYO-CHAN TRIOと名付けられた、レコード風のコースター。音溝がしっかり再現されており、センターラベルも抜かりなく細かいところまで仕上げられている。ジャケットも同様で、裏面にはアーティスト名、A面とB面の曲名、ROKUYO-CHANの経歴的なものも記載されている。最後まで、このキャラクターの正体は分からぬまま。

焼きカレーで腹を満たした後、引き続き門司港地区を歩き回ってみると、その雰囲気は横浜の山下公園から馬車道周辺をコンパクトにしたような印象で、ある意味では馴染み深い。大正浪漫がチラホラ見え隠れするあたり、これまた似たような感じになってくる。

メロディーチャイムNO.1 ニ長調 作品17「大盛況」

題名からしてなんぞ?と思うだろうが、ファミリーマートへ入店した時に聞こえるメロディチャイムの曲名だ。ファミリーマート限定ではなく、その正体はパナソニックから販売されているドアチャイム(電池式ならEC5227WP、家庭用電源100V式ではEC710K)だったりするので、一般家庭や個人商店、工場でも聞くことができる。

その音源たるメロディICにおいて、ファミマ入店音に使われているのは松下MN6221シリーズの一つ、MN6221Dとなるようだ。既に生産は終了しており、現在でも販売されているドアチャイムの中身は全くの別物と化しているそうだ

そうなると、石(鉱物、半導体問わず)集め趣味がある以上は、ICとしてのMN6221Dを手元に置いておきたいわけで。モノが流れてくるのをひたすら待つ日々が続く。少なくとも2年以上は待ち、逃した機会もそれなりに。

MN6221D

ようやく入手できた。

パッケージ上にはMN6221DDと記載されており、本来なら全く別の音が鳴るモデル名。しかし、このICを組み込んだ基板ではちゃんとMN6221Dの『大盛況』が流れるあたり、地味にナゾ。その気になればICだけを基板から外し、詳細な調査も可能なのはディスクリートな部品で組まれた基板の利点。

『大盛況』以外にも、地方のバスか旧型気動車で乗降用のドアが開閉するときに鳴る「ピロピロピロ…」というチャイム、聞き覚えのあるインターホン用メロディが2曲、収められている。

やはり雨は多かった

報道によれば今年の10月は記録的な日照不足とのことで、確かに雨の日が多かった。今月上旬は雨でツーリングが中止となり、それ以外にも何かと悪天候にウンザリすることが多かった。車や自転車についても雨天での走行になるタイミングが多く、汚れっぱなし。

過去の天気図を見直してみると、太平洋側には秋雨前線が停滞しており、そこに台風がやってきて前線を刺激してさらに雨が続くことになった。

秋雨前線に対して、南側からは太平洋高気圧からの暖かい風が吹き込み、また北側からはオホーツク海高気圧由来の冷たい空気が吹き込む。今年の秋は秋雨前線が長らく存在していることから、太平洋上の海は荒れ気味が続き、時化の日々。演歌や映画、ドラマ等の演出から、荒れる海といえば日本海側で、対する太平洋側は静かなイメージが強いようだが、実際はどちらの海も荒れるときは荒れる。

荒れる太平洋@犬吠埼

冬場は物理的に日本海側へアクセスできない点を含めることになるが、太平洋側はいつも荒れているイメージが個人的にはある。

苫小牧から新潟へ向かうフェリーに乗り、出航した途端に波に揉まれて船酔いコースまっしぐらだったが、津軽海峡に入ってしばらくすると波がピタッと収まって、それまでの苦しみが嘘のように無くなった記憶が残っている。大洗から苫小牧へ向かうフェリーでも、波に揺られ続けた印象が強い。

こういった天候で歴史的、または記録的な結果が出ると、必ず過去は季節がハッキリしていたとか、秋晴れに恵まれていたなんて昔話が出てくる。かつてはそうなのかもしれないが、今はまるで違う。悪天候への対策を取るなり、天候が落ち着いているタイミングを新たに見つけるなりして、柔軟に動くことを意識する必要がある。

福岡のガンダム

H3ロケット7号機の打ち上げに成功したそのときは、買い物で店内をウロウロしており、帰宅してから朗報を知ることになった。

RX-93ff νガンダム

こちらはららぽーと福岡に展示されている、RX-93ff νガンダムの実物大モデル。日本人よりも外国人のほうが多く、一生懸命に写真を撮っていた。しかし、周囲に人が大勢いるおかげで、サイズ感が非常に掴みやすくなって好都合。

「高さってナンボよ」
「最高25m。横浜は18mだった」
「なるほど、新幹線1両分か。横浜は京急サイズだな」

ガンダムシリーズは殆ど見ていないのでよく分からないが、とにかく宇宙空間で自由自在に動き回る印象が強い。実際には軌道要素の絡みと、姿勢制御の困難さから、接敵できるチャンスは本当に極僅か。

背面のスラスター群

背面に回ると、宇宙空間での推進用にスラスター(ガンダム的にはバーニア?)が装着されている。細かいディテールまで手を抜かずに仕上げられているあたり、ガンプラを作るときの貴重なデータになるかもしれない。

この4機のスラスターは段差を設けて組まれていることから、特に上部スラスターから噴射した燃焼ガスは、下部スラスターのノズルスカートに干渉してすぐに溶けてしまう。ではノズルスカートを溶かさないためにはどうしたらいいか?と、ガンダムとは全く関係ない方面で悩み始める。そういったフィクションに対して、現実的に捉えて考えて調べてみるのも、実は知識を広げるきっかけの一つ。

かつては横浜の山下ふ頭にGUNDAM FACTORY YOKOHAMAとして実物大ガンダム…RX-78F00が展示されていた。結局一度も見に行くことはなかったが、ららぽーと福岡で見た限りでは、横浜の実物大ガンダムも見ておくべきだったと後悔を感じることになった。

落とし物

歩道でショルダーバッグが落ちているのを発見。しかも拾得場所はバス停だったりして、恐らくはバスに乗り込んだはいいが、落としたことに気付いていなかったか、落としたことには気づいたがバス故に降りられなくなったか。

見つけて拾ってしまった以上は警察に届けなければならないが、ここはある種の僻地。近くに交番の類はないか思い出してみると、そういえばあるじゃん!と思って進路を変更。交番まで移動。

その交番に出向いてみると誰もいない。パトロール中なる案内板が置かれており、隣に設置されている電話から「ショルダーバッグを拾ったがどうしたらいいです?」と問い合わせてみる。すると、近くの警察署まで行ってほしいとのこと。「管轄から外れてもいいっすか?」「大丈夫ですっ!」と。

警察署まで行くと、わざわざ渋滞した大通りに突入しなければならず、それは面倒。道路としては空いている東京空港警察署、つまり羽田空港内の警察署まで行くことに。あとは見つけた場所や時間の報告書を書いてもらい、警察官と一緒に内容物の確認等、所定の手続きをしてしまえば終わりで、謝礼やその他の類は一切辞退。

手続きを見ていた同僚曰く「あまりにも手続きに慣れている」と言っていたが、昔から拾得物を見つける機会が極めて多く、その度に警察署や交番へ行っていた経験によるものだろう。

さて、拾ったショルダーバッグ内には在留カードが収められており、「紛失したらやべぇやつ!」。日本に訪れた外国人が「財布を無くして警察署に行ったら全部戻ってきたんだよ!Amazing!HAHAHA」なんて喜んでいるシーンがあるが、背後にいる届けた人になった感じ。

呼び方

〇〇へ行くことになって、この〇〇に三島、浜松、名古屋、大阪のどれかが入ると、その土地に存在する施設のおかげで、あー…と察するような反応を見せたり、または見せられることがある。これが少し昔になれば、名古屋は千種かセントラルかで、大きく変わっていたもの。

会社だけかと思っていたら、プライベート面でも使うことがあって、その人が住んでいる地名をそのまま使うことが多い。例えば「横浜」といえば、横浜市南区の某所といった具合に、具体的な場所までほぼ自動的に変換される。

では、他の企業ではどうなのだろうか。製造部門の人から聞いた話では笠戸、もしくは下松、水戸は日立の工場を示し、豊川なら日本車両。その他、昭和島や仙台など。その地名一つで、事業所や現場が当てはまって違和感なく会話が進むというのは、よくよく考えてみるとけっこう変かもしれない。

中央道を走る度に見かける、ニデックドライブテクノロジー株式会社の駒ヶ根工場。

ニデックドライブテクノロジー株式会社の駒ヶ根工場

「駒ヶ根まで行ってこい」とか「長野へ行くことになった」という会話があったりするのだろうか。

軍艦マーチ入り

久しぶりの石(半導体)集め。

セイコーエプソンといえば半導体を製造する会社で、そのルーツは時計を製造していた諏訪精工舎に行きつく。今でも時計製造は続いているが、どちらかというとエプソンブランドによるプリンタが有名か。

遠い過去、セイコーエプソンではメロディICを製造しており、Webサイトにも掲載されている。半導体製造で日本が最も輝いていた時代の古いICを蒐集するのも趣味の一環であり、セイコーエプソンの半導体なら確保せねばと考えていたら。

SEIKO EPSON 7910EM

思ったよりも簡単に入手できた。パッケージに彫られた山マークとJAPANの文字が素晴らしい。

この7910EMは軍艦マーチが記録されているそうだ。サンプル音源をアップロードしているWebページで聞いてみたところでは、短いループによる繰り返し。僅か16秒とはいえ、聞いた瞬間に軍艦マーチのフレーズが分かってしまうあたり、非常にインパクトの強い曲だったりする。

今すぐ回路を組んで遊ぶわけではない。まずは集めておき、ストックにある程度満足したところでチマチマと回路を組んでみるような、典型的積み基板の流れ。USB経由で5Vの電源を簡単に確保できるようになった時代ゆえ、電源部分に悩まなくて良くなった点は大きい。

作戦は既に3回目

休日出勤の日。オペレーション:ファミリーコンピューターと名付けられた外部からの視察は、時間通りに終了。

以下、備忘録。

・業務で使うパソコンのメモリ不足が完全に露呈。調べたところ、容量は16GB。フル演算をカマしているときは殆ど余裕がない。32GBへの増量も視野に。

・静止画は4秒でも短い。視線移動時間を考慮すると、余裕を持って6秒から7秒で。

・アドリブでなんとかする。

…といったところ。

いわばホスト役なので、ゲストを迎え入れてもてなし、場を盛り上げなければならない。そんな中で緊急の臨時対応が発生し、確保できた時間は20分もない。焦らず急いで作業準備を行い、素早く処置。おかげで食事時間は10分程度になってしまったが、後々面倒事に巻き込まれるよりはマシ。

ちなみに、この10分休憩の最中に担当ディーラーから電話が掛かってきて「車検どうしましょうか?」と。先日、メッセージを受信したはいいが、12月まで猶予があって手続きは後回しとしていたら「2ヶ月前からいけますよ」と。とりあえず入庫する確約は付けておき、Honda Total Care側から予約を入れることにする。

このとき、すき焼き弁当の白滝をまとめつつ、電話連絡からスケジュール表を見直して慌てており、さらに時計を見ると次のプログラムまで時刻があまりないことに気付いていた。おかげでしどろもどろの電話口になっていたが、物事が重なるときは一気に来るようだ。

一日の予定が全て終わり、さすがに疲れた。明日休めばまた出勤。今日は夜更かしせずにさっさと寝ることにしよう。