芯がない?

筆記試験。せっせと答案を書いていると、筆圧でベキッとシャーペンの芯を折ってしまうことがあって、時間がないのにと思いつつカチカチと芯を出していく。折れた芯のせいで文字が書きにくいが、少し我慢していれば削れて整ってくる。

こうして回答用紙に書き続けることはできたが、ふとシャーペンの芯の残量が気になった。そこでシャーペンを振ってみると、芯が入っているときのカラカラ音が全く聞こえない。もしかして残量はゼロ?まだ解答欄はいくつか残っているのに?と、答えを書くことよりも芯を折らないことに集中し始める。

どうにか小休止時間まで芯を折らずに耐えた。一旦デスクに戻って芯の状況をチェックすると、替え芯の残量はゼロ、三ツ割チャックにセットされて今まで回答用紙に書いていた芯は残り2cmもなく、ギリギリの状況。次のコマは論文で、ただでさえ芯の消費が激しい。もし再び芯を折ってしまっていたら、書けなくなっていた可能性もあった。

小休止時間中に新しい芯を複数入れて、次の試験に臨む。振れば中からカチカチと鳴り、安心感は別物。どこかで書いたかもしれないが、日々こうして雑文を書いていることで、決められたテーマに対して書くことはさほど苦労はしない。しかし、漢字が掛けなかったり、そもそも相当な悪筆であるため、結果として論文として成り立っているかは疑問が残る。

振り返ってみれば、シャーペンの芯を確認することは学生時代なら当たり前にやっていたことだ。文を書くことから離れて、その筆記用具がシャーペンだったとして、芯を確認することも忘れていたことに、少なからずショックがあった。