倒れちゃダメな気が

強風で、ビルの看板や屋根、道路に設置されている設備が飛ばされてしまうことがある。自転車は簡単に吹き飛ばされ、リッターバイクが倒れている光景は背筋が凍る。背の高いトラックは横転してしまう。

倒れると地味に厄介な設備が倒れている様子を見たことがあり、それは仮設トイレ。

倒れた仮設トイレ

工事現場の高台に設置されていた仮設トイレで、周囲に風を遮るものはなし。夜間の強風に煽られて、倒れてしまったようだ。並べて設置されていたであろう灰皿の缶の蓋も一緒に写っている。

仮設トイレは最も底の部分が汚物タンクで、ウンコ小便ゲロといった憚られるものが溜め込まれている。こう倒れてしまうと、その中身がこぼれ出てしまうことが予想され、怖いもの見たさ…というよりも、単純に興味のほうが強いという小学生低学年並みの思考だったりするが、近づいて室内をチェックしてみた。

便器に近づいてチェック

周囲に漏れを思わせる強い異臭はなく、便器からも零れ出る液体は認められず。よく見るとトイレットペーパーは新品に近い。汚物タンク内のブツが少なく、これで横転しやすくなっていたのかもしれない。

衛生面の問題もあるのか、翌日に再び見に行くと、元の位置に置かれてロープでしっかりと固定されていた。現場の作業者も、まさか出勤したらトイレが倒れていたなんて、驚いたに違いない。

ジャッキ落下

先日記事にした、RP3ステップワゴン乗りのM先輩と作業準備中のこと。荷役作業中のフォークリフトを見て

「そういや、フォークリフトをジャッキアップしてたら落ちて死んだ事故あったな」
「あー、見たですよそのニュース。その場で死亡確認って、頭が潰れて破裂したっすね」
「ウマ掛けなかったのかな?フォークってくそ重たいし」
「数トンレベルの車体をウマなしって、ヤバすぎですわ」
「フォークのオイル交換ってジャッキせんとダメか?」
「上からできませんでしたっけ」

という会話があった。

フォークリフトのオイル交換は、職場に訪れるトヨタL&Fのメカニック氏の作業を眺めることがある。ジャッキアップすればウマ(リジットラック)を確実に掛け、フォーク(つめ)を上昇させて点検する際は、フォークが目立つように、かつ人が下に入らないよう、赤い旗を掲出して危険があることを示している。

重量物を持ち上げる必要性から、見た目の割に極めて重いことが殆ど。

トヨタ3tフォークリフトの例

画像は有限会社村上パーツより引用。

ハリアーを持ち上げる、このフォークリフト。車体重量は4tを超える。見た目以上に重量のある車両をジャッキアップして頭に落ちてくれば、次の瞬間はどうなるか。その場で死亡が確認されたという一文が、全てを物語っている。

転じて、プライベートでも車をジャッキアップして、下回りの作業をすることは珍しいことではない。過去に一度だけ、ジャッキアップ中に車体を落としたことがあり、何事もなく収まったが、あれは本当に運が良かった。二度目の幸運は無いので、ジャッキで車体を持ち上げてウマに車体重量を掛け、安定状態を調べるために打検ハンマーで叩いて確認、安全が確保できたと判断できるまでは下回りには絶対に潜らない。さらに、下回りの作業をするときは、絶対に一人では作業しないというバディシステムを徹底。

ジャッキアップ中の車体が落下して死亡というニュースは、繰り返し報道されるのに、決してゼロにならない。結局は他人事、ちょっとした作業なら大丈夫、普段の作業だから大丈夫という謎の自信が原因だろうか。実態としては死と隣り合わせの作業で、整備に関わる以上は、横着したときに最悪の結末に至ることを再認識しておかなければならない。

パンタジャッキでマフラー交換

車載のパンタジャッキでマフラー交換中。固着したマフラーのボルトを緩めるためか、小さなパンタジャッキだけで支えている車体はグラグラと揺れていた。まさに現場猫案件で、どのような危険性が考えられるか。

事故られないように

昨日の麦草峠テストドライブでは、高速道路の走行中に事故を見かけることになった。追突事故や自爆事故で合計3件、見物渋滞による遅延もあった。緊急事態宣言が解除され、経済活動が元に戻り始め、人々が出歩くようになった都合もあるだろうが、それを含めても多いという印象を抱いた。

砕けたフロントノーズ、対人衝撃吸収用のポップアップメカで不自然に持ち上がったボンネット、追突された車は無残なリア周りに。事故の該当者が横一列に並んで、揃って一生懸命スマホ画面を注視しているのもお馴染みの光景。事故を起こしてから保険会社のWebページを見て、対処方法を調べているのだろうか。

一般的には、高速道路は単調運転になりやすく、そこにクルーズコントロール等の運転支援システムがあるためか、ついついスマホを手に取って油断しまうのかもしれない。

どこで逆走車が出没するか分からず、それこそスマホを片手にまっすぐ走れないドライバーがいて、高齢者に至っては加速せずに合流して周囲のスピードに乗らない。一定のスピードを保てず、ブレーキをパカパカ踏むような運転も見かける。ターミネーターの眼内モニターのように、視界に入る全ての車をチェックし、挙動からあらゆる予測を立てておき、すぐに次の行動=回避行動を起こせるように常にスタンバイ。前方だけでなく、各ミラーで後方からの『ミサイル車両』の警戒も怠らず。スピードレンジが高い高速道路だけに、1秒の判断ミスが重大な結末になるとなれば、神経質にもなる。

湾岸ミッドナイト19巻P155より

湾岸ミッドナイト19巻P155より引用。行楽シーズンになるとよく出回るが、実は毎日の運転でも当てはまる。一日で3件もの事故を見てしまい、改めてこのページの存在を思い出すことになった。

11月も中盤に入っている。今、事故を起こして車が使えなくなると、そのまま年末年始のシーズン中に突入する可能性が出てくる。代車でカバーする補償もあるが、要件や必要性、相当性から保険会社が下す判断が全く異なってくるから万全なものではない。プラス、相手が必ず任意保険に入っているわけではない。「金が無いから任意保険は入っていない」と平気で口にする始末。まずは自分で自分の身を守ることが第一だ。

対面通行

高速道路における対面通行区間は、遅い車がいれば必然的にペースダウンを強いられ、後ろから速い車がやってくると次の追い越し区間までせっついてくるような感じがあったりして、特有の走り難さから嫌いな道の一つ。

それ以上に、妙な緊張感を強いられ続けることも、嫌になる理由に含まれてくる。どういうわけか対向車線にはみ出し、派手な正面衝突事故を起こして報道されるケースは少なからずあり、ドライバーは最悪死亡、そうでなくても車はオフセット衝突による再起不能なダメージを負うことになり、これが怖い。よって、なるべく走るのを避けていたりするほどだ。

いつも通る道に飽きてしまい、どうにか迂回しつつ、居住地への所要時間を減らそうと有料道路を選んでみたら、対面通行だった。距離的には大したことがないので、一気に走りきってしまえと我慢して入る。事故がなければいいなぁ…なんて思っていたら、前方のトラックが次々と突然の急減速。対面通行区間内での事故だった。

対面通行区間での事故

発生した直後で、積載物が上り線下り線に広く散乱。事故当該車両の軽トラも、センターラインを跨ぐようにして停止。ガードレールの損傷やスリップ痕は見えなかったことや、事故関係車両と思われるセダンも近くに止まっていたことから、前方不注意による追突だろうか。

年末に近いタイミングでの事故は、時間ばかり失って何事も進まない。相手や保険会社との交渉や調整が遅れがちになり、人身事故になっても病院が休みで通院が困難になってくる。修理するにしても、整備工場や部品卸業は年末年始の休みに入っていて、保険の遅れも関わって、作業着手や完成はより遅くなってしまう。車が使えなければ、年末年始の予定が狂う可能性もある。

時期が時期だけに、慎重な運転でむしろちょうどいいくらい。12月は一年の中で事故が最も多いそうだ。

二つの事故

横浜シーサイドラインで、逆走事故が発生した。当初は制御ソフトの不具合という説が出ていたが、その後の調査で制御回路の断線が見つかり、これが原因ではないかと言われている。

横浜市営地下鉄ブルーラインでは脱線事故が発生。脱線原因は、保線用の横取り装置の撤去を忘れていたことが早いうちに公表されており、典型的なヒューマンエラーだろう。

二つの事故は、鉄道業界でメシ代を稼ぐ身ゆえ、決して他人事ではない。逆走と脱線の両方で乗客が負傷してしまい、『安全は輸送業務の最大の使命である。』『安全の確保は、輸送の生命である。』という大原則を裏切ってしまった。

ブルーラインの事故は横取り装置の撤去忘れ、つまりたった一つの忘れ物から、脱線という大きな事故に繋がっている。シーサイドラインの事故原因はまだ断定されていないから完全な明言できないが、ブルーライン共々「誰かが(後作業を)やってくれる」「今まで何も起きていないから点検省略」「作業担当者は決めていない」といった、気の緩みと役割と責任の明確化がなされていなかったのかもしれない。

そういった甘えた体質が、結果として大勢の乗客の足を奪い、会社の業務を止めてしまう実例を目の当たりにすることになった。担当者の忘れ物一つで、路線の運行が完全に止まる可能性があることは、会社では繰り返し勉強している中での出来事。まさに他山の石。

事故渋滞を眺めつつ

昼前。職場から見える首都高湾岸線、横浜方面が全く動いていないことに気づいた。東京都心方面の渋滞ならば、東京港トンネルを起点としたいつもの光景だが、逆方面とは珍しい。事故か何かだろうと思いつつも、そのときは何も気にしていなかった。

日が暮れて、終業時間前の一休み中。相変わらず、横浜方面の湾岸線が殆ど流れていない。これは何かあるぞ?と調べてみたら、鶴見つばさ橋付近でトレーラーの火災が起きていた。昼前の車両火災なのに、ここまで詰まり続けるのも変な話だ。

さらに調べてみると、回避ルートとなっていた横羽線でも何かしらの事故があったらしく、先の湾岸線の車両火災の渋滞の中で追突事故が少なくとも二件、更には大井JCT付近でも玉突き事故が発生。こうして、東京から横浜方面への首都高線は、昼前の車両火災の時点から、日中を通してほぼ機能が失われることになった。

渋滞で使えなくなった首都高から逃げ出すように一般道(R357)へ流出した車と、大井ふ頭を往来するトレーラー群、臨海副都心部へ行き来する車、大井町方面へ行こうとする車、大井入り口から首都高へ流入する車が複雑に入り乱れてしまい、品川区八潮から大田区東海に掛けての埋立地区画、平和島、昭和島あたりの一般道を埋め尽くすという、カオスな状況に陥っていた。当然、このあたりの一般道も酷い渋滞となっていたらしい。

Twitterを眺めていたところでは、渋滞で2時間以上掛かった、4時間も…という驚異的な所要時間が次々に出て、これはとてつもないクリスマスプレゼントだな…という印象だった。道路という道路が機能していないことが分かったので、駅まで歩いていき、結果的にはこの帰宅パターンが最速となった。

この時期の事故は、車両の受け入れ先を探すのに一苦労する。身近なディーラーは年末年始の休みに入ることがあり、整備工場も似たようなもの。レッカー業者に一時保管を依頼すると、応じた駐車費用を取られることは珍しくは無い。保険絡みの処理も遅れがちで、修理着手はさらに遅くなってしまう。事故を起こすと、最も面倒なシーズンだ。

年末年始の休みで、車に乗りなれていないドライバーがハンドルを握り、バイオレンスな運転が当たり前に見れてしまうのも、この時期の特徴と言える。帰り際に横断歩道を歩行中、「止まれ」の標識を無視した10系のゴミファードに突っ込まれ、接触事故になりかけたのも特筆に値する。

単独、被害者、加害者問わず、事故は貴重な時間と金を失ってしまうことから、神経質になるくらいがちょうどいいのかもしれない。

また299で…

死亡事故が発生した模様。現場はR299の東吾野駅付近、プリウスとAW11MR2(いわゆるミスター)が衝突し、潰れたMR2の車内から救出されたドライバーは、搬送先の病院で亡くなったそうだ。いろいろな情報が飛び交っているが、それらを並べていくと…。

・MR2を運転していたドライバーは、MR2の所有者ではない。
・相手方の容態は不明。負傷とのこと。
・死亡したドライバー(弟)と姉がLINEにてメッセージのやり取りを行っており、雨の中でのドリフト走行を連想させる文章を送っている。
・MR2に掛けられている任意保険が所有者限定だった場合、自賠責とドライバーの他車運転危険補償特約頼り。ただし、借りた他人の車で、公道を攻めるようなアタマの弱さからして、ドライバー当人の保険がない可能性も。

R299は十国峠前後の酷道区間へ行くための経路なので、事故現場は必ず通るルートだ。ここは免許を取って以来、何度も通っている道だが、沿線に民家が並んで見通しが悪い生活道路で、地元住民の車や近所の鉱山に出入りするトラックが普通に往来しており、むしろ注意を要する区間だ。無茶やってた昔でさえ「ここで遊ぶの?無理じゃん」「ここは通過っすわー」なんて会話をしていたほど。それなのに今も昔も走り回る者は数多く、どうしてここで走る(攻める)のか?という疑問しか浮かばない。

R299の黄色い風車カーブ

写真の現場は、一際目立つ黄色い風車が飾られた左カーブで、2004年10月に発生したレガシィと大型トラックの事故現場だ。ここだけでなく、年を追うごとに、沿線に置かれている花束やペットボトル飲料が増えている。

今回だけでなく、R299は今まで散々事故が起きていて、ネット上ではリアルタイムで状況を掴めるようになった。悲惨な状況を見ることで、そろそろ走る(攻める)道路ではないという認識が広まっても不思議ではないが、所詮は他人事、自分のウデなら大丈夫と盛大に勘違いし、車は走る凶器であることを忘れた者から事故を起こしていく。いくら自分が気をつけても、とち狂った対向車線のドライバーに突っ込まれる危険性もあるため、車列の先頭は絶対に走らないようにしている。

ある日の夜。R299の黄色のセンターラインが設定された区間で、S14かS15のシルビアに無理やり追い越しされ、「あっぶねーなー!」「今のはシルビアですねー」とヒヤヒヤさせられた過去がある。先にあるいくつかのカーブを抜けたところで、そのシルビアが大破して「さっきのシルビアだ!」なんてこともあった。

当たり前だった危険行為

神奈川県の東名高速道路で、追い越し車線を走行中のワゴン車を無理やり止めて後続車に追突させ、ワゴン車を運転していた夫婦が死亡。無理やり止めて追突を誘発させたということで、石橋和歩が逮捕された。


氏名年齢:石橋和歩 25歳
住所:福岡県中間市扇ケ浦
本籍:福岡県鞍手郡

実は私もこの手の嫌がらせを受けたことがあり、高速道路上でのこと。目の前にインターがあって、即下道に逃げることで大事には至らなかったが、Youtube等の動画サイトでも調べれば調べるほど、似たような事例は多数ヒットするわけで、新手のトラブルではなく、ある意味では極普通に行われている危険行為だったりする。言い方としては適切ではないが、たまたまこの当たり屋殺人者の凶行が明るみになったことで、道路上での危険行為が注目されるようになり、事故や司法の専門家が次々と「相手にするな、回避を」「動画撮影」「警察へ通報」なんてアドバイス的な記事を連発しているところで、道路上における危険例の一つとして、一刻も早く広まってほしい感じ。

車を運転するうえでの基本ポリシーは『道路上の他車は、総員凶器を持ったキチガイと思え』だ。公道は性別年齢技術問わず、いろいろな人が車を運転しており、全員が全員、まともな運転を行っているわけではない。それこそ、石橋和歩のようなDQNがいて当たり前で、いち早くリスキーな車(ドライバー)を見つけ、近寄らないようにするか。連中は、「煽られた」「目が合った」「スピードが遅かった」というような、自己中心的かつ身勝手な理由で簡単に癇癪を起こす。そういう逆恨み系トラブルに巻き込まれることを防ぐためには、脳をフル回転させ、常に危険予知能力を最大限に発揮させるしかない。

こいつは危ない車(ドライバー)だ…と察知する要素はいろいろあるが、例えば走行中の都市を中心として近隣も含め、それら地域から大きく外れるナンバーは注意する要素になる。先の石橋和歩の例では、神奈川県下なのに北九州ナンバー、しかも旧型のホンダ ストリームで、これだけでも近寄りがたいものが揃う。わざと通行路に停めているとなれば、自己中心的で身勝手なドライバーと察することができるし、この手の輩は注意されることに慣れている。文句を言われたままでは、それは輩にとっては負けとなってしまい、耐え難い事態。負けはプライドが許さず、遠い地方からやってきただけあって、周囲の目線は一切気にならないことから、いかなる手段を用いても相手を潰しにかかってくる。

もちろん、私が逆パターンで、地域外からの車になることは当然のハナシ。青森や北海道を走れば該当し、「都会の人間は遅い(=下手)」と思われて煽られることは、一度や二度ではない。地元住民とスピード領域がまるで違い、ウインカーは出さないか遅い、ミズスマシのような運転を披露してくれるが、郷に入っては郷に従うつもりはない。その先のねずみ取りで捕まっているところを目にすることがあり、下手が!これだからカッペは!と思っていたりする。そういう土地から都会…首都高に帰ってくると、混雑している中で滑らかに運転する技術を自然と身につけていることから、スムーズに走れることに安堵する。他人の観察が第一になる地方には絶対に住めないし、住みたくはない。

石橋和歩も、絶対に近寄ってはならないキチガイ系ヒトモドキ類なのだから、わざわざ関わるほうが危険。あえて言うと、死亡した夫も、注意しに行って、逆恨みされる可能性まで考えられなかったのだろうか。アドバイスとして「警察へ通報」とあるが、変な希望は持たないほうがいい。正義という言葉を軽く使ってしまう警察も、残念ながらクソの役にも立たず、この手のドライバーに絡まれて通報しても、車や身に実害が起きない限りは、すぐには来てくれない。まずは自分の身は自分で守るしかない。

※事件の重大性と今後の法改正を望み、石橋を含めた全てのクソドライバーに対する非難の意味で、キチガイ、DQNという差別用語をあえて使った。

最近…

高齢者の事故に関する報道が多い気がする。いや、あえて報道しなかったのではないか。なんだかんだで年上のことは取り上げにくく「高齢者が」「身体機能の低下で」なんて言おうものなら、そこまで衰えてない!なんてクレームが入ったりして、お得意の見て見ぬふりをしていたのかもしれない。

昨日も近所を走っていたとき、広い3車線の丁型交差点において、車の進路を全く読み取れていないのか側面衝突に発展しかけた瞬間を見たほど。いったいどんなヤツが運転しているのか?と併走したときにチラッと見てみたら、見事に高齢者。しかもまっすぐ走ることすら怪しいほどで、常にフラフラ、車間距離はブレーキを踏んで調整していた。別にこれが特別なことではなく、遠出した際、高速道路等で何か違和感を覚えるような運転する車を発見し観察すると、大抵は高齢者だったりする。

今後、高齢化社会とかで、若者より高齢者が増えてくると、困った側面が見えてくる。現状は『若い人は無謀な運転をして事故を起こしやすいから、保険料は高め』というのが当たり前だ。車好きの後輩は、高価な保険料に苦しみつつも、精一杯車で遊んでいる。そして年齢が上がれば『落ち着いて安全に運転するようになるから、保険料は落ちる』となっている。それが、高齢化社会で事故が増え続けてしまうと『高齢者も事故が多いから、保険料アップ』になり、そういう流れになってきたはず。若者でさえ無保険で走り回っているバカがいるわけで、高齢者にいても別に不思議ではない。そんな非常識なヤツが事故でも起こしたら?そして巻き込まれたら?

ちなみに。年齢がどんどん上がる私も、衰えそのものは感じている。トンネル区間に突入すると、視力の一時的な低下が長く続くようになったし、速度計の針が一周回って下を向くようなスピードが、本当に怖くなった。後ろに過ぎ去っていく景色に、身がついていけなくなっている。視力調整能力と反射速度の低下が始まっていることは、認めなければならない。長年の経験で大丈夫だなんて、それは能力低下に伴う感受性の悪化でしかない。

競技中の事故

D1ストリートリーガル第6戦、日光サーキットにおける事故がマスコミによって面白おかしく取り上げられている。世間的な印象は、暴走族まがい格好と動きをする改造車の競技…として映っているようだ。

報道だけでなく(←Youtube)、ネットの力によって、事故状況が少しずつ見えてきている。該当者の情報から、車はトヨタ110系マークIIだったことが分かる。報道から分かるのは、右(運転席側)前のサスペンションが破損しタイヤが外れているが、ホイールにハブとナックルがくっついていることから、サスペンションのロアアームとナックルを繋ぐボールジョイントのボルトが抜けたか折れたか、そのあたりだろう。そもそもドリフト競技は、破損やクラッシュも醍醐味と扱われるほどなので、起こるべくして起きた事故かもしれない。現在も意識不明の重態というから、どういう状況であれ尾を引くことになりそうだ。

D1SL(Street Legal=公道合法)の名が示すように、公道が走行可能な範囲のチューニングに留められて、車検取得も義務だったようだが、2010年より公認車検の取得は不要になったことから、Street Legalなんて形骸化していると思うのは私だけか。ついでにD1SLだけでなくD1を含めて、その背景や状況を知れば知るほど、けっこうめちゃくちゃな部分が見え隠れしている。

この手の自動車競技は、事故が起きても自己責任と扱われることが殆どで、誓約書にもその旨が書かれており、提出することで合意となる。参加者の起因による事故だけでなく、主催者や大会関係役員の手違いなどに起因した事故であっても、自己責任という文だ。ただし絶対的なものではないようで、元レーシングドライバーの太田哲也氏が起こした裁判では、主催者側が有利になる一方的な条件は、公序良俗に反するため無効という判決が出ている(1998年の全日本GT選手権第2戦での事故で、主催者参加者双方に痛み分け)。従って、主催者側は自己責任だから逃れられると思ってはいけないし、参加者側も万一の事故を起こさないような車作りやドライブテクが求められる等、万全の状態を維持する必要がある。生半可な気持ちを持ったまま、サーキットは走ってはならないということだ。

OFF会や走行会を主催者として企画、その催しの中で事故が発生し、裁判で訴えられても敗訴する可能性があるということ。今回の場合、女性はスタッフとして関わっており、主催者側が指定したポイントにいて事故に巻き込まれたのだから、また複雑な問題になると思われる。