事故渋滞を眺めつつ

昼前。職場から見える首都高湾岸線、横浜方面が全く動いていないことに気づいた。東京都心方面の渋滞ならば、東京港トンネルを起点としたいつもの光景だが、逆方面とは珍しい。事故か何かだろうと思いつつも、そのときは何も気にしていなかった。

日が暮れて、終業時間前の一休み中。相変わらず、横浜方面の湾岸線が殆ど流れていない。これは何かあるぞ?と調べてみたら、鶴見つばさ橋付近でトレーラーの火災が起きていた。昼前の車両火災なのに、ここまで詰まり続けるのも変な話だ。

さらに調べてみると、回避ルートとなっていた横羽線でも何かしらの事故があったらしく、先の湾岸線の車両火災の渋滞の中で追突事故が少なくとも二件、更には大井JCT付近でも玉突き事故が発生。こうして、東京から横浜方面への首都高線は、昼前の車両火災の時点から、日中を通してほぼ機能が失われることになった。

渋滞で使えなくなった首都高から逃げ出すように一般道(R357)へ流出した車と、大井ふ頭を往来するトレーラー群、臨海副都心部へ行き来する車、大井町方面へ行こうとする車、大井入り口から首都高へ流入する車が複雑に入り乱れてしまい、品川区八潮から大田区東海に掛けての埋立地区画、平和島、昭和島あたりの一般道を埋め尽くすという、カオスな状況に陥っていた。当然、このあたりの一般道も酷い渋滞となっていたらしい。

Twitterを眺めていたところでは、渋滞で2時間以上掛かった、4時間も…という驚異的な所要時間が次々に出て、これはとてつもないクリスマスプレゼントだな…という印象だった。道路という道路が機能していないことが分かったので、駅まで歩いていき、結果的にはこの帰宅パターンが最速となった。

この時期の事故は、車両の受け入れ先を探すのに一苦労する。身近なディーラーは年末年始の休みに入ることがあり、整備工場も似たようなもの。レッカー業者に一時保管を依頼すると、応じた駐車費用を取られることは珍しくは無い。保険絡みの処理も遅れがちで、修理着手はさらに遅くなってしまう。事故を起こすと、最も面倒なシーズンだ。

年末年始の休みで、車に乗りなれていないドライバーがハンドルを握り、バイオレンスな運転が当たり前に見れてしまうのも、この時期の特徴と言える。帰り際に横断歩道を歩行中、「止まれ」の標識を無視した10系のゴミファードに突っ込まれ、接触事故になりかけたのも特筆に値する。

単独、被害者、加害者問わず、事故は貴重な時間と金を失ってしまうことから、神経質になるくらいがちょうどいいのかもしれない。