車の世界に居る時間がそれなりに長いので、「キューロク」や「ハチロク」といえば、通称や型式、今どきなら車名として扱うことが多い。
鉄道の世界にも「キューロク」や「ハチロク」がいて、今回はキューロクこと9600形蒸気機関車の実機を見学。

「なるほどこいつか、キューロクとは」「インテみたいな言い方」
ハチロクこと8620形は京都の鉄道博物館で見ており、近年では鬼滅の刃の無限列車編に登場するモデルとしても有名になった。
こちらのキューロクは九州鉄道記念館に展示されていて、あちこちの蒸気機関車を見学した限りでは最上位の保存状態。というのも、コンロッドやリンクピンはペンキではなく防錆目的の油が大量に塗布されており、今でも動けそうなコンディション。ナンバープレートもしっかり磨かれている。潮風が常に吹きつける土地柄、油まみれにしておくことがベストなのかもしれない。
残念?なのは、見ることができるのが非公式側になってしまう点。蒸気機関車では配管の状態や左右で異なる補機を舐め回すように見ることが多く、それらを写真データとして撮影する。しかし、このキューロクでは片側しか見ることができないため、どうしてもデータとしては不完全になってしまう。
キューロクは先に書いた京都鉄道博物館、近隣では真岡鐵道のSLキューロク館でも見られるが、あまり印象にないあたりは保存状態が良くなかったため、真剣に見ていなかった節がある。後者に至っては社員の態度が良くなく、近寄らないというのもあるが。
九州鉄道記念館のキューロクは、レシプロ式の蒸気機関の復習材料としてけっこうな時間を割き、また塩害が予想される土地柄での保存方法をチェックする等、サンプルとしては最適な材料となっていた。
蒸気機関車に限らず、戦前の姿を今に伝えるアンティークな機械は好きなので、長々と見ていることが殆ど。
















