久しぶりに大規模な太陽フレアが発生したようで、5月8日から連日に渡ってXクラスの太陽フレアが発生している。今日に至っては、10:23(JST)にX5.8という、これまた強烈な規模が記録されており、こうもボコボコと発生するのは観測史上初めてだとか。
強烈な太陽フレアが発生して、そのときに放出されるプラズマが地球に到達すると、大停電が起こるとか、各種通信システムに障害が起きると言われている。今回もそれら悪影響や注意を呼び掛ける報道が行われている。身近なところでは、GPSを用いた測位の誤差の増大が起きる可能性もある。
何年前だったか、大規模な太陽フレアに見舞われた際は、GPSの誤差が100m近くまで発生しており、これが太陽フレアの凄さか…と妙な感動を抱いた記憶がある。さて今回はどうなのかと、さっそくGPSアプリを立ち上げてみると、今度は測位するまでやけに時間が掛かっており、これまた誤差が普段よりも大きい。
最も大きかった太陽フレアは2003年11月4日に発生したもので、その等級はX28とされているが、実際は観測できる上限を振り切ったとも言われている。日付はともかく、最も強烈だったという記憶がしっかり残っている理由は、工学実験機(小惑星探査機)はやぶさに直撃し、太陽電池の損傷とメモリのデータが消えるトラブルが起きたため。メモリのデータは地球側から再送信して対処したものの、太陽電池の損傷はそのままエンジン出力の低下に繋がり、イトカワ到着が3ヶ月ほど遅れることになった。
現在もベピ・コロンボ/みお、はやぶさ2、パーカーソーラープローブは、一種の防御壁となる地磁気から離れたところを飛んでおり、大丈夫かなと思うところはある。
太陽で発生する各種現象も自然の出来事になるので、ピンポイントレベルでの完全なる予測は不可能。起きていることを見守ることしかできない。現在の太陽は第25太陽周期にあり、ピークとなる極大期に達しつつあるタイミングゆえ、また大規模な太陽フレアが起きても不思議ではない。
過去と違って各種情報が入りやすくなり、また翻訳もしやすくなっている。宇宙関係も趣味の範疇に入ってくるので、しばらくは暇になるということが無さそうだ。












