不思議な行動

バスや電車の到着待ちで行列ができていることは、いつもの光景。乗り込んで席を確保できて、腰を落ち着かせる。すると、手に持っていた買い物袋やバッグをひたすらガサガサゴソゴソ…。降りる駅ギリギリまでずっと袋やバッグの中を掻きまわしていて、降りてベンチで改めてガサガサするわけではなく、一直線に改札へ向かっていたりする。中年以降の男女問わずの行動が多い気がする。

単純に落ち着きがないだけ、手持ち無沙汰、忘れ物が無いか再確認…といった感じなのか。忘れ物再確認については「なぜ家でやらないのか」と聞いたことがある。加齢で記憶力の低下に伴い、家から離れると急に不安感を抱く。そんなときに中身を見ておけば、安心することができる。ついでに整理したりして、長らくガサガサすることになってしまう…という一定の結論を得た。

落ち着きが無い点では、会社にいる人間をサンプルにしてみると納得がいく部分がある。このサンプルとして取り上げる人間もまた、バスや電車に乗るとひたすら袋をガサガサしている。バスや電車ではない職場内でも、落ち着きなくウロウロしたり、手帳やデスクの引き出しを何度も開け閉めして中を見ている。常に何かしらの動作が続いていて、黙って動かずにいることができていない。

手持ち無沙汰で…となれば、気を紛らわせるための回避行動とも?先述した落ち着きの無さと関連してくるが、黙って座っていることができないので、袋をガサガサして整理するなり中を見るなりして、気を紛らわせているのかもしれない。

車内で延々と袋をガサガサし続ける人は、記憶や行動に何かしらの問題を抱えている可能性があると自分なりの結論に至る。そういう性質を持っていて、今更修正は不可能だろうと割り切って、関わらないのがベスト。通勤路線なので、乗っている時間はそこまで長くはなく、すぐに車内環境は変わるのだから。