純正戻しなのに練習用素材

2013年9月。当時の計画では日本精機(Defi)の水温計を装着しようとして、その準備段階として水温センサーを先に装着していた。よくあるラジエターのアッパーホースを切断してアダプターを介するのではなく、ラジエターホースの接続部分にセンサーを埋め込む方法とした。

AUTO AQU アウトレットアダプター

センサー装着当時の写真。その後の水温計は、当初の計画から大幅に変更となり、テクトムCMX-100H1を装着。もう必要ない!と未使用だった水温センサーはケーブルを切断、冷却水が漏れださないようにセンサーは栓代わりになっている。

さらに今後の維持パターンから、この部分は本来の純正仕様に戻さなければならないかも…と、ストックケースをひっくり返して、取り外していたアウトレットパーツを探し出す。

パーツリスト上の位置

そもそもどういう装着方法なのか?とパーツリストを見直す。図中6番がアウトレット部分で、水漏れ防止用のパッキン類は特になし。液状ガスケットを薄く塗布して、乾かないうちにボルトで締め付ける構造のようだ。

再装着となれば冷却水は抜かなければならず、さらに液状ガスケットの扱いとなれば、一日で終わる作業なのかと疑問点が多くなる。車検のときに任せてもいいのかな?と丸投げすることも視野に入れつつ。

アウトレットカバー内部その1

エンジンブロックに向く部分。内側をよく見ると、段差ができている。アルミ合金の鋳造品ゆえに仕方ない仕上がりだが、シリンダーヘッドのポート加工の真似事、いや練習台になるのではないか?という変な考えがすぐに浮かび上がる。

アウトレットカバー内部その2

こちらはホースと接続する部分。こちらでも段差が生じており、ついでにバリも残っている。こちらも削って滑らかに仕上げてみたい。

保管してあったアウトレット部分は、アルミ部品の研磨加工の練習台として使うことになりそう。純正戻しの部品なので失敗は許されず、一発で納得できる仕上がりにしなければならないが。仕事上では、研磨作業は少なからずやっているので、ぶっつけ本番ではないことが救い。