だいぶ前のことだが、ネット記事に「これを知っていたらオジサン?」として、車に取り付けるアースベルトが取り上げられていた。リアバンパー内部の金属部分からゴムのベルトが垂れ下がり、アスファルトを常に擦っているパーツ。車両によっては、普通の鎖を垂れ下げているパターンもあった。
確かにそんな装備をした車がいたなと記憶が蘇る。アレを車体に装着することで、どのような効果があるのかは不明だが、現代では姿を消している点からしてオチは見えているようなものか。
車で走っていると、前方を走る他車の様子もチェックしなければならない。不安定な動きをしていないか、積載している物資が崩れていないか、さらに前の様子も察しながら、安全を確保し続ける。ふと、前を走る車から棒のようなものが垂れ下がっているのを発見。整備不良を思わせる損傷はなく、なにがぶら下がっているの?と赤信号で停止したとき、その正体がすぐに分かった。

イマ車に装着されているアースベルトだった。ご丁寧に『EARTH BELT』と表記されており、生き残りみたいなもの。レアなものを見たような気がした。調べてみるとマフラーカッターに装着するタイプのようで、現在も販売中となっている。
地面と擦りながら使用し、固定バンドを使った装着方法となれば、落としてしまった場合は後方の車を傷つけてしまう可能性が考えられ、面倒なことになると真っ先に思い立った。静電気防止を狙ったパーツらしいが、車から降りるときはボディに触れながら降りればよく、実態はファッションアイテム扱いだったことに、妙に納得。




