パウチパックのオイル

スバルロビンエンジン(EH34DS)のオイル交換作業だ。プラスして、セルモーターの簡易的なオーバーホール、バッテリーの劣化調査等々。暑い中、半日近くの作業となる。

エンジンオイルについては去年12月に交換しており、ちょうど半月が経過した。それまでの劣悪な管理状況…オイル交換せずに補充を続けていたことを正すため、合計5リットル近くのオイルを入れては排出することを繰り返し、エンジン内の汚れを少しでも洗い落とすことを試みる。

それでも20年近く、まともに管理されていない状況だったので、今回排出したオイルは墨汁のような色。思ったとおり、エンジン内部は凄まじい汚れがまだまだ残っている。ついでに変なニオイまで発していて、今回もまた合計5リットル近くのオイルを使って、内部洗浄を繰り返すことになった。

使用したオイルは、前回同様Mobile Special 10W-30。前回の余りを含めて2缶。空き缶は潰して捨てればいいが、足でガンガン踏み潰すので、もう少しラクにできないものか?と考えることは一度や二度ではない。

オイル交換が終わってから、別件でエンジンオイルのことを調べていたら、空き缶の処理の手間を減らせる見事なオイルを発見。オイル交換の作業前に見つけていれば、4リットル缶を買わずに済んだのにのに。

パウチパックのエンジンオイル

画像は凸版印刷株式会社のニュースリリースから引用。

レトルトカレーでお馴染み、パウチされたエンジンオイル。日本オイルサービス株式会社のブランド、Max factoryから発売されているようだ。

10W-30はEH34DSにピッタリで、1リットルパックとなれば今まで以上に買いやすくなる。アルミ袋なので、使い切ったときの捨てやすさは4リットル缶とは比べ物にならないほどの手軽さ。実売価格は700円以下となり、量からすればMobile Special 10W-30よりも高くなる。捨てやすさを考えると、多少高価でもパウチが勝る。

半年の稼働でオイルの汚れ方が凄まじいことが分かり、もう少しオイル交換の間隔を詰めたいのが本音。次の交換からは、このパウチ袋のエンジンオイルを使うことに決定。交換間隔を詰めれば、洗浄分を含めて2リットルもあれば足りてくる。

その他、セルモーターの簡易オーバーホールを行い、コミュテーターの研磨。ブラシの荒れはなし。バッテリーは少し弱っているようなので、交換計画を立てておく。自分のエンジンではないが、後々得られる利益は非常に大きく、多少の維持費の支出は無視している。

インク高くて

久しぶりにディーラーでシビックRの部品を注文するとして、そのリストを印刷しようとしたら「インクがありません」という無情な表示。遠い昔のモデルなら、特定のインクが無くても残ったカラーインクを使って無理やり印刷することができたが、今は一本でもインク切れを起こせば強制的に終了してしまうようだ。

プリンタヘッドを詰まらせないために、週一回のペースでカラーコピーを取り続けていた。電源を入れるたびにセルフクリーニングでインクを浪費し、そこにカラーコピーを定期的に続けていたことで、あっという間にインクを使い切ってしまった。今からインクを買いに行くことを考えたが、暑くてだるい。本体は安い、インクは高いでお馴染みのEPSONのプリンターだけに、インクを買うタイミングは考慮せねばならず、今は高額出費は控えたい。

そこで近所のセブンイレブンのコピー機を使う。Wordを使って部品リストを作っているので、*.pdfでUSBメモリに保存する。USBメモリを持って店舗に出向いて、コピー機の付属機能であるプリンタモードでPDF印刷を選べば、A4サイズの白黒印刷で10円。これで部品リストはOK。

近いうちにインクを買わなければならないが、通常版に対する増量版があって地味に悩まされる。プリンタヘッドの保護が目的ならば、通常版で間に合うか。

意思や魂があるんかいな?

昨日書いた、遅れ気味38クォーツの回路ブロックネタの続き。

記事を書いた後、ひとまず部品取り38クォーツから回路ブロックを取り出しておき、問題が起きればすぐに移植できるようにスタンバイしておく。勢いで完全にバラバラにしてみて、部品チェックを行わない分解ならば、15分足らずで解体された。続いて、預かっている38クォーツについても、移植作業に向けて各種工具を並べ、部品トレイや伏せ瓶も用意。

ここまでやって、さて38クォーツの様子を見ると、24時間で2秒の進み具合に変わっている…。おいっ、昨日まで数秒単位で遅れていたのに、移植手術を決めた途端に調子良くなりやがって!病院に行こうとすると治るようなものか、それとも時計としてのコア部分が変わってしまうことで「オ…オレがオレじゃなくなる!!」と魔人ブウのような拒否反応を示したのか。

時計に限らず、手元の機械類はこの傾向があるから修理期間が長くなることが多い。その代表格がシビックRで、エンジンオイルの消費が増えてきて、そろそろオーバーホールやエンジン載せ替えも視野に入れなければならないか?と決めて資金繰りに目途を付けると、途端に落ち着いて今に至る。部屋の空気を循環している扇風機についても、モーターを交換しようとしたら異音が収まって静かになる。機械に意思や魂があるとは思っていないが、重整備をやろうとすると調子を取り戻していくことは、昔からけっこうある。

機械式腕時計なら24時間で2秒の進みは、クロノメーター規格レベルの精度になるが、クォーツ式腕時計では大問題な精度。移植手術に驚いたコア部分が好調なうちに、精度の微調整を続けることになった。目標は24時間で進みは1秒以内。

この先、直るのか

7月2日に電池交換で預かったセイコー38クォーツQRだが、現在も部屋に置かれたままになっている。電池交換後、運針そのものは元に戻って、この時点では「派手な遅れはない」と文中にも記載していたとおりに、返却準備を開始したのだが。

電池交換が終わってから9時間が経過した翌朝。梱包時の最終確認で、電波時計よりも2分も遅れていて、いやいやいやちょっと待てぃ!と返却準備は中止。そのまま状況調査が続いて今に至る。まるで退院直前になって体調の悪化が確認され、泣く泣く入院期間延長になった患者のような。

かつての返却前作業のように、一日ペースでトリマコンデンサを操作して精度調整を繰り返しているが、遅れは解消できずに毎日数秒単位で遅れる。考えられる不調の可能性としては、歯車関係の油切れ、磁気帯び、電子回路の不良。原因が複数考えられるので、早急な返却を考えずに一つひとつのチェックを続けている。

電子回路の不良については、代替手段として部品取り38クォーツから、オリジナルの回路ブロックを再登用する案。

32,768Hz仕様のセイコー38

遅れの原因を調査中のセイコー38クォーツQRの回路ブロック。赤い丸で囲った小さな水晶は、32,768Hz仕様の高周波数タイプ。

16,384Hz仕様のセイコー38

対し、オリジナルの回路ブロックでは大きな水晶が横たわり、周波数は半分に落ちて16,384Hzとなっている。しかもトリマコンデンサによる精度調整はできず、この回路ブロックも不調であれば「詰み」になってしまう。

文字板の塗装は落ちていて、針を脱着すればそれだけ緩みやすくなり、1970年代のオールドクォーツだけにオーバーホールが逆にストレスになることがあり、どこまでやるか。判断が難しい。

どこに刺すか

採血を見ていると、今回はこの血管かと思っていたら、いや前回はもっと深いところから抜いていたぞ?と思い出すことがある。椅子に座って両腕を見せると、ゴムパイプのように血管が浮き上がるので、基本的にはこの浮き上がった部分に穿刺する。

わざわざ腕の深い血管から採血する理由としては、「神経の走行が少なく」「太い血管が浅くて」「痛みを感じにくい」といったメリットがあるようだが、表面に浮き上がってきた血管のほうが回数が多く、結局は刺しやすい場所を優先しているのかもしれない。

注射針の扱いは、上手下手が完全に分かれる。上手な人だと全く痛くないが、下手な人だと視界が歪むほど痛い。地獄を味わった採血は今まで2回。1回目は献血のときにやられたもので「血管に当たらないですねー」と、注射針を腕の中に突き刺したまま、グリグリと血管を探査。

腕と平行に刺したはずなのに、血管に当たらずに、最終的には腕と直角に突き刺されていた。しかも抜かずに刺されまくったので、地獄の苦しみを味わった。血管に当たることはなかったが、針を突き刺したことには変わりなく、扱い上は「献血済み」となった。見事に献血不審に陥って、その後の献血に出向くまでは、相当な年数を要することになったが。

2回目は腫瘍摘出手術を受けるとき、事前検査の際だ。注射針を突き刺して血管には見事当たったが、針を抜いた後の処置に手間取ってしまい、内出血を起こした。右腕で採血したのだが、派手な内出血を起こして、肘の内側を中心に腕が紫色に染まっていった。鈍痛に悩まされて力は入らなくなってしまい、握力は完全に失われてしまった。回復するまでに1週間くらいはかかった。

単純に痛かったものであれば腫瘍摘出手術の麻酔が間違いなくトップだが、今回は採血の穿刺限定なのでこれは除外。

夏季営業モード

体感的には、今日から一段階アップしたような気温になって、沿線の緑地帯ではセミが鳴き始めている。応じて現場もかなりの高温になっていて、頭痛も感じていたこともあって、今年も本格的な夏に突入したと実感させられる。

家に帰ってからも疲労感が続いており、体が熱い状態と頭痛が続いている。突然の熱気にやられたのか体調が良くないので、いつもはあまり頼ることのない冷房をガンガンに使い、扇風機で冷気を直接体に当て続け、とにかく冷やし続ける。少し落ち着いてくると、猛烈な眠気を感じて、オフでの各種作業も思うように進まず。

多少無理してでも、やれることは今夜中に片付けておくことができれば苦労はしない。ちょっとした夜更かしが翌日に響き、その疲労は日中の間ずっと引きずることになり、週末に向けて積み重なった結果が本格的な夏風邪というオチに繋がる。昨今の世間の事情から、体調不良は絶対に避けなければならないので、時計修理やシビックインテのメールサポート等々、いくら予定があっても22時で締めて、睡眠を最優先。夏季短縮営業といった感じか。

過去にも書いたが、暑さや寒さの目安にもなる二十四節気が意外と侮れない。明日が小暑で、タイミングよく暑くなってきている。それから大暑(7月22日)、立秋(8月7日)と最も暑い時期が続き、処暑(8月23日)あたりでピークを越えたかな?と感じるようになり、白露(9月8日)で、夏とは少し違った、残暑特有の気温に変わっていく。

これから65日間が、我慢のシーズン。熱中症の頭痛は、この先何回味わうことになるのだろう。

ABSの動作チェック

ここのところ、雨の峠道を走る機会が多い。低い雲に覆われてしまうので、山の合間から見える絶景はお預けとなるが、ドライブが主体となれば景色は二の次、実際はあまり問題はなかったりする。

雨のワインディングをスイスイと走っていて、サーキットでのスポーツ走行を休止してからというもの、ABSを動作させてないことを思い出す。ここは集落と集落の間の山道、周囲に誰もいない中を一人走っており、テストにはちょうどいい。

ちょっとした直線に入って、フルブレーキを掛けるとガガガガッと音とブレーキペダルの振動を伴いつつ急減速、ケツが浮くのではないかと思うほどのダイブをしながらドンッと停止。なるほどポンプモーターを含め、ABSの動作は全く問題ないようだ。エンジンを始動した時の自己診断モードでも、ABS警告灯は正常に消灯している。

引き続き軽快に走り、次第に山道のリズムと走行スピードに慣れてきていた。そんな中で、迫ってきた次のカーブは思った以上にキツくて、これはマズいやつ…?と瞬時にアクセルペダルからブレーキペダルに踏みかえる。全身の毛穴が一気に閉じる感覚もあった。

ウェットな隘路

ブレーキペダルからコトコトコト…と振動が伝わってきて、本日二回目のABS動作。テストではなく、危険回避におけるまさかの本番。滑ることは無かったが、走行ラインは外側に膨らみかけていて、少し…いや、かなり危なかった。当然ながら、以後のカーブでは早めの減速を意識。雨の山道なので。

イグニッションキーをONの位置にする、もしくはブレーキペダルを踏んだままエンジンを始動し、静かにペダルから足を離すと「カチッ」とソレノイドの動作音がする。続いてエンジン始動後、最初の加速時に「ブーン」と微かにポンプモーターの音が鳴る。これら、ABSコントロールユニットが行う自己チェックによる動作音。サービスマニュアルにも『異常はない』としっかりと記載されている。

メーターパネル内のABS警告灯についての記載は数多く見つかるが、ポンプモーターやソレノイドバルブの初回動作音については見つけられなかった。誰も気にしない、車内がうるさくて聞こえないという二つのオチかもしれない。

カシオ G-SHOCK GA-100CF/5081の電池交換

カシオ G-SHOCK GA-100CF/5081の電池交換を依頼され、さっそく作業スタート。

カシオ G-SHOCK GA-100CF/5081

いつもどおり、外観チェックから。2014年モデルで、7年が経過。日常的に使われている時計だけあって加水分解の兆しはなく、ひび割れや欠けもない。

バンドの汚れ

長年使われたことで、ケースやバンドには手首の垢由来の汚れがたっぷりと付着。電池交換を行いつつ、この積もった汚れのクリーニングの除去が主体になりそうか。ケースやバンドは取り外して、一つひとつに洗浄していく。

電池はCR1220

電池はコイン形リチウム電池のCR1220を一つ使う。電池固定用金具の片方を地板から丁寧に外し、旧電池を取り出して、新品電池を装着する。固定用金具は完全に外す必要はなく、まして時計修理における『パワープレイ』とは、禁じ手の一種。

この手の作業時は、呼吸を止めて指先にブレがでないよう、極端に作業速度は落ちる。同時に状態判定や異常箇所をチェックしながら進めるため、裏蓋を開けるまでに一時間近く掛かることも少なくはない。

バンドクリーニング完了

分解していたケースやバンドは全て洗浄し終えて、組み立てていく。手垢由来の汚れがなくなって、引き締まった黒さが戻ってきた。

時計を合わせて作業完了

最後に時計を合わせて作業完了。電池交換及びクリーニングする前と比べても、随分と印象が良くなった。ご依頼、ありがとうございました。

ダーリー、甘いもの好きでしたっけ?

同僚が突然亡くなって、一週間が経っていた。いつもの時間に出社してくる気がしており、まだモヤモヤした感じを抱いているが、そろそろ現実を受け入れつつある。弔ったらネタにするのが我らゴリラ組で、いつも現場で寝ている前提で「まだ寝ているだけだしー」と毎日のようにイジっては笑っている。

献花を済ませ、お供え物は亡くなった同僚が好きだったものばかりで、それを使って献杯。それぞれの胃袋に収めていく。酒とコーヒーが飲めなかっただけに、飲み物は子どもが好むようなジュースや乳飲料、ジャスミン茶。先述したように、頻繁にイジっているので思い出話で盛り上がることはなく、お供え物を飲んでは「甘ぇよこれ」「運動しないでプロテインとは」と品評会状態。

花を持っていったところ、先ほどまで全く雨が降っていなかったのに、突然降り出した。「めんどいな!いいからさっさと行け!」とはある種の決め台詞で、そういうものかもしれない。それならばと「また来るからねー」と引き上げた。

定格より長寿命?

電池が切れた腕時計は、なるべく早いうちに電池交換をしておき、使わなくても動かし続けておく。こうすることで精密機械として、好調なコンディションを維持できる。

今回、電池切れによる電池交換の依頼は、セイコー38クォーツ。当サイトではお馴染みのモデルで、前回の電池交換は2019年4月8日。1970年代のクォーツ腕時計だけあって『燃費』は非常に悪く、セイコーでの定格電池寿命は約1年。回路ブロックがアップデートされた後期モデルとはいえ、1年と2年の差は極めて大きく、ここまで寿命が延びている理由は本当にナゾだ。

38クォーツ電池交換中

裏蓋には、2019-4-8と電池交換日を記載していた。電池は今までと同じmaxellのSR44SWを使用しており、この先キッチリ2年耐えれば、次はセイコー純正のSB-A9を使って様子を見るとしようか。

電池の定格寿命よりもはるかに長く持っており、派手な遅れは起きていないので、当面はオーバーホールの必要性は無いと判断している。