今日の整備はロビンエンジン、EH34DS。排気量は338ccで、単気筒OHV。

非常に古いエンジンながら一発で始動し、吹けも好調。パタパタパタ…と単気筒エンジン特有の軽快な排気音が響く。旧称である富士重工業のステッカーが貼られており、よく見ると『フ』マーク入り。
今後も現役で動作させるために、各種メンテナンスを開始。手始めにオイル交換から。前回のオイル交換日は完全に不明で、しかもオイルゲージには全く付着しない。中を覗いてみると、油面が全く見えず…。ヘッド側にオイルが持っていかれているのでは?と一瞬考えたが、説明書を読むと、冷間時にオイルを消費しやすくなる傾向があるらしい。
オイルが減った状態で、さらに新油の補充もないまま長期間に渡って動作し続けていたとなれば、近い将来にエンジンブローを起こしていた可能性がある。

ひとまず残っているオイルを抜く。カメラのフラッシュで灰色っぽいオイルになっているが、肉眼では墨のような真っ黒のオイルが出てきた。新しいオイルをどんどん入れて、押し出し式で古いオイルを排出させる。

合計3L近いオイルを注ぎ続け、ようやく金色のオイルが出てきた。まだ汚れが混じっているが、排出はここで終わり。ヘッド側の洗浄を目的に、当面の間は短期間でのオイル交換を繰り返すことになりそう。

説明書通りに、オイルは規定量に設定。オイル交換後、エンジンを始動してみると非常に静かな回転音に変わっていることに気づく。周囲の騒音で、アイドリング状態が続いていたことに気づかなかったほど。エンジン全体に新油が行き渡り、スムーズな動作に戻ったことで余計な音が出なくなったのかもしれない。
あちこちのオイル漏れが酷く、手の届く範囲での修理は続く。