昨日書いた、遅れ気味38クォーツの回路ブロックネタの続き。
記事を書いた後、ひとまず部品取り38クォーツから回路ブロックを取り出しておき、問題が起きればすぐに移植できるようにスタンバイしておく。勢いで完全にバラバラにしてみて、部品チェックを行わない分解ならば、15分足らずで解体された。続いて、預かっている38クォーツについても、移植作業に向けて各種工具を並べ、部品トレイや伏せ瓶も用意。
ここまでやって、さて38クォーツの様子を見ると、24時間で2秒の進み具合に変わっている…。おいっ、昨日まで数秒単位で遅れていたのに、移植手術を決めた途端に調子良くなりやがって!病院に行こうとすると治るようなものか、それとも時計としてのコア部分が変わってしまうことで「オ…オレがオレじゃなくなる!!」と魔人ブウのような拒否反応を示したのか。
時計に限らず、手元の機械類はこの傾向があるから修理期間が長くなることが多い。その代表格がシビックRで、エンジンオイルの消費が増えてきて、そろそろオーバーホールやエンジン載せ替えも視野に入れなければならないか?と決めて資金繰りに目途を付けると、途端に落ち着いて今に至る。部屋の空気を循環している扇風機についても、モーターを交換しようとしたら異音が収まって静かになる。機械に意思や魂があるとは思っていないが、重整備をやろうとすると調子を取り戻していくことは、昔からけっこうある。
機械式腕時計なら24時間で2秒の進みは、クロノメーター規格レベルの精度になるが、クォーツ式腕時計では大問題な精度。移植手術に驚いたコア部分が好調なうちに、精度の微調整を続けることになった。目標は24時間で進みは1秒以内。